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今日の出来事 (May, 2010)

●May.26,2010

VMware Workstation 7.1 Build 261024 公開...

 VMware Workstation 7.1 正式版が公開されました。 結果論としては, 予想どおり 5 月中に出たということになります。 が, こと自身の環境については RC から何も変わっていませんでしたので, 何も書くことがありません。 「出た。」それだけです。 (笑)  一つだけ言えるのは, VMware Workstation 7 で行われたホスト GPU の推奨環境引き上げが, (公式には謳われていませんが) 必要環境というレベルで現実味を帯びた…という点でしょうか?  もはや GeForce 8700M GT では WDDM 版ドライバーの使用には適さなくなったようです。

●May.24,2010

Windows 7 化 VAIO type P 編...

[Windows 7 Ultimate on VAIO type P]

 購入時から ずっと Windows Vista Home Premium で使ってきた SONY VAIO type P VGN-P91S ですが, Basic テーマを選択していても何かと重いからなのか, 巷では意外と多くの方が Windows 7Windows XP へ移行している状況となっています。 特に, Windows 7 についてはアップグレード用キットが販売され, 公式 Web でもドライバー等が公開されていますから, それでアップグレードを行った方も多いことでしょう。 …というわけで, 昨日, 今更ながら私も Windows 7 化を行ってみました。 「半年も経てば種々の問題は解決されているだろう」ということで。(笑)

アップグレード方法ですが, キットを購入していませんので今回は公式 Web から落としてくるしかありません。 直接ドライバー等をダウンロードすることも可能ですが, せっかくですから半自動で環境設定を行えるアップグレードユーティリティーを使うことにしました。 まぁ, 機会があればキットを買うことになるとは思います, …「買うことが可能ならば」ですけれど。

 アップグレードユーティリティーを実行すると, まずはアップグレード時に引っかかりそうなソフトのアンインストールが始まります。 手動で行う必要のあるソフトが存在しませんでしたので, あっさりと自動で終了しました。 Atom だけあって時間は掛かりましたけれど。 再起動は一番最後の 1 回だけで済んだようです。 お次は Windows 7 のインストール。 さすがに ここまで自動化はされていませんので, ごく普通の方法となります。 相当時間が掛かった (80 分程度。) ものの特に何の問題もなくインストールは終了。 予想よりは短かったかしら?

Windows 7 のインストールが終わると残るは最後の仕上げ, 再びアップグレードユーティリティーを使っての半自動更新です。 …が, ここからが長かったのでした。 いえ, 550MB 程度のダウンロードは問題ないのです。 低速 ADSL でも大した時間は掛かりませんから。 McAfee 方面と WinDVD で少々トラブったのですが, それを除いても Windows 7 自体のインストールより時間が掛かったという。 (^^;)

McAfee については何のことはありません。 すでに Norton Internet Security 2010 がインストールしてある (あえてアンインストールもしていない。) わけですから, 競合してインストール初期の段階でハングしてしまっただけです。 私は必要なかったわけですが, Windows 7 をインストールする前に削除されるクチですから, 特にチェックなどは行わず問答無用でインストールされるみたいですね。 インストーラーのタスクを強制終了させることで処理が自動継続されました。

WinDVD のほうは…何が原因なのか解りません。 そもそも VAIO update での更新も常に失敗していましたから…。 何度やっても (WinDVD の) インストーラーが終了してしまうので, 永遠に更新リストに残り続ける結果となります。 邪魔ですし使ったことのないソフトなので, WinDVD 自体を削除しました。(笑)  恐らく, プリインストール状態の WinDVD が記録している情報とインストーラーがチェックする情報の整合性がとれていないのでしょうね。

何気に 26:30 になってしまいましたので, そのまま就寝です。 22 時から始めたのが そもそもの間違い。

 ここからは今日の話ですが, あとは Windows Update と FOMA SIM 方面の動作確認だけでした。 Office 方面が既に最新状態だったこともあって, パッチは 26 件くらいと意外と少ない数字で, FOMA SIM のほうも無事使用が可能となっています。 ただ, COM デバイスが 1 つ×マークになっているようですけれど…。 暇なときにでも調べてみましょう。

 さて使用感ですが, 体感できる程度には軽くなっているようです。 公式では「使うな」となっていますが, Windows Vista と異なり Aero も特に怒られることなく使えるみたいですね。 Windows 7 の Basic テーマ表示は情けないデザインなので, 透明化だけオフにして Aero を使うことにしましょう。

May.25,2010 追記

 突っ込みがあったのですが, 『FORTUNE ARTERIAL』 (体験版) を実行中のスクリーンショットとなっているのは, 比較用に購入時の記事と画像を合わせてあるだけです。 もちろん, 放っておいても何か入れていた可能性は否定しません。(笑)

あと, 大きな不具合は無かったのですが, 軽微 (むしろ感覚的には不具合未満。) なものでは, 「移行時に使用したもの以外のアカウントについて, クイック起動の項目が移行・作成されない (空若しくは無効な項目となる。)」といった現象が発生しています。 ちなみに, 上の画像は対処後のものなので ちゃんと 3 項目 (IE, Explorer, Media Player) が表示されています。

●May.23,2010

ここ数日の PhysX...

 木曜の夜に ほぼ最新 ForceWare の 197.1716 を試していて判明したのですが, いつの間にか PhysX が使えなくなっていました。 はて?  この間までは使えていたはずなのですが…。 別のドライバーを入れてみたり, 出荷時の版まで戻してみたり, 等々 PhysX ドライバーを含めて色々やってみても状況は変わらず。 ふむ。 3DMark Vantage のスコアに影響するくらいで実害は殆ど無いのですが, 使えていたものが使えないというのは少々悲しい気がします。 まぁ, 59Hz 病や ちらつき現象に比べれば小さな問題ではありますけれど。

 それはともかく, 昨日も色々試していて分かったのが, 「使用 GPU が時代遅れの (しかもモバイル。) GeForce 8700M GT である関係上, それぞれ特定の ForceWare と PhysX ドライバーによる組み合わせでしか PhysX が有効とならない」という点でした。 その組み合わせに当てはまらなければ, たとえ ForceWare に付属している PhysX ドライバー等を使用したとしてもアウトです。

 それだけ…つまり「PhysX を有効にする」だけなら良かったのです。 ここで邪魔をしてくるのがスケーリングです。 比較的最近の ForceWare では, なぜかネイティブ解像度で「固定された縦横比の NVIDIA スケーリングを使用する」を選択できない (選択しても強制的に戻される。 ネイティブ以外では可能。) ものが多いのです。 その上, 嫌らしいことに PhysX が有効となるものに限ってスケーリングがダメという…。

 結局, 一日がかりで格闘するも敗北して, 元々使っていた 179.48 に戻す結果となりました。 ふむ。 一部のベンチマークは 185 系以降でないと まともな数値が出ないので, 出来れば そちらを使いたかったのですが…。 まぁ, 185 系以降では ちらつき現象が発生しますから, 今使っている版が一番良い…と納得することにしましょう。

Jul.21,2010 追記

 いつの間にか「100M シリーズ以降の GTS か 200M シリーズ以降の GTX 以外は使用不可」と公式に謳われるようになっていました。 チップ系統が乱立して収拾が付かなくなっていますから, 比較的分かりやすい上位クラスだけにしたのかしら?  ということは, 「PhysX が使える」ということで売り出されたマシンであっても, ドライバーを更新すると使えなくなる…ということに。 それがメーカーの公式に出した更新ドライバーであっても。

ちなみに, 「使えない」と謳っておきながら, 個々の GPU のページでは「使える」と謳っていたりします。 こらこら, それで良いのか?  実際に使えなかった海の向こうのユーザーに訴えられたら高額で敗訴しますわよ。

WD6400BEVT 換装...

 WD5000BEVT に換装してから来月末で 1 年となりますが, 全体としては 150GB 程度空きがあるものの, 少々心許ないパーティションも出てきました。 いえ, システムの入っている C パーティションや VMware Workstation のゲストが盛大に入っているパーティション辺りは 30GB 程度は欲しいもので…。 というわけで, 14 日に発注した WD6400BEVT が木曜の配達不在通知を経て土曜の朝に届きました。

 午後からコピーを行っていたのですが, 所要時間は 150 分程度と, 前回の WD5000BEVT→WD5000BEVT が 130 分だった実績からすると, 速い結果だったと言えそうです。 いえ, たまに行っているバックアップ時には もう少し掛かっていましたから。 WD6400BEVT の書込速度が高いという印象はないのですけれど…。

 そういえば, 今回の換装でゲスト Windows XP MCE 2005 マシンが目出度くオリジナルの DynaBook G7/X19PDEW (の出荷状態。) と同じ 60GB のパーティションサイズとなりました。 空きも半分くらいありますから, これで G7 と DynaBook G5/X14PME の主要データーを移すことが可能でしょう。 さすがに そちらに入っているゲストはホストへ移すことになりますけれど。

  次なる野望は 80GB 程度のパーティションでの, Satellite WXW/78DW 再現ゲストの作成ですね。 移行先の犠牲者となる元環境は既に作成済みで, 現在使っている動作確認用 Windows 7 Ul ゲストが該当します。 既に Office 2007 Personal 辺りが入っていたりしますし。(笑)  まぁ, ホストを更新してからの話ですけれど。 次は間違いなく 64 ビット版 OS を入れることになりますから嫌でも必要になります。

May.25,2010 追記

 上のほうで書いた「30GB 程度は欲しい」の部分は, もちろん「空きが 30GB」の意味です, 念のため。 で, 実際には「HDD 更新を行う頃に 30GB 程度空きが残っている」を目指して, 倍の 60GB 程度は空けてあります。

Aug.9,2010 追記

 昨日 WD10TPVT に換装したことから, 野望どおり固定 80GB の Satellite WXW/78DW 再現ゲストが出現しています。

●May.19,2010

Pocket WiFi (D25HW) 到着...

 昨日, 夕食をとっていたところ電話が掛かってきました。 見覚えのある (ような気のする) PHS 回線番号からすると宅配のようです。 何やら代引き品が存在する模様で, すでに自宅付近へ来ているとのことです。 「はて? 代引きなんて何かあったかしら?」と思いながら自宅前へ出てみると, 確かに荷物 (小箱) を持って立っていました。 「ん~?」と まだ訝しみながら伝票を確認したところで ようやく合点がいきました。 そういえば 14 日に発注していましたが, 納期が 1 週間となっていた上に発送のメールも来ていませんから, 全く想定していませんでした。 メールくらい出しなさい!! >EMOBILE

さて食事後, とにもかくにも まずは無線 LAN の設定をば…と始めたところまでは良かったのですが, WEP で初期パスワードが 5 桁の数字って なんじゃそりゃぁ~。 しかも WPA も桁が多少多いものの数字だけ…, これでは Windows 7 環境では接続できないではありませんか。 (そんな腐った内容は設定しようとしてもシステムに拒否される。)  仕方がないので, ちょっとだけ試してみようかと思った SH006 は使わずに, Windows Vista な SONY VAIO type P VGN-P91S を引っ張り出して そちらで設定です。 MAC アドレス制限とフィルタリングは置いておいて, とりあえず設定は終了。 感想…「SSID とパスワードを一度に設定できないのは意外と邪魔くさい。」

…というのが昨日の経過です。 自宅は EMOBILE のサービス圏外 (それも遙か遠く。 ^^:) なので, その先へは進みようがありません。

 さて今日ですが, 8 時頃に職場近く (金沢市広坂。 中央公園とも言う。) で接続速度を測ってみました。 結果は…上りが 310k~365k, 下りが 4.0 Mb~4.7 Mb と, 朝という点を差し引いても十分な速度です。 え? 上り?  気にしません。(笑)  それはともかく, これで WILLCOM の出番は無くなりましたが, まぁ, サービス範囲の広い FOMA 回線を使っている WILLCOM CORE 3G については, 使うことくらい あるでしょう。 もっとも, WILLCOM だけにサービス向上は望めませんので, 来年には切ることになるでしょうけれど。

●May.17,2010

パンヤ on VMware Workstation 7.1 RC...

[パンヤ on VMware 7.1RC]

 ゲームガード変更の絡みで 3 月に VMware Workstation 7 上での動作状況を試してみた『スカッとゴルフ パンヤ Season 4 Delight!』ですが, Windows XP Home Edition SP3 ゲストということもあって, VMware Workstation 6.5 の頃と変わらず非常に重たい状況でした。 言ってしまえば「動作するだけ」といったレベルです。 もっとも, その際は「仮想環境で動作するのか?」 「VMware 6.5 で発生していた描画不具合は改善されているのか?」といった趣旨でのテストでしたから, あえて過去と同じ WinXP 環境を選択していたわけですけれど。

 そこで, 今回は WDDM 版ドライバー環境で試してみることにしました。 もとより XPDM 版ドライバーより有利な上に, VMware Workstation 7.1 では かなりの描画速度向上が図られていますので。 インストール先としては Windows 7 Ul ゲストを選択しました。 というわけで, 右上画像のような感じとなっています。 まぁ, 動作するのは当たり前…ではないのですが, 動作しないとは思っていませんでしたので。(^^;)

 さて, 問題の重さですが…予想以上に軽く動作しています。 さすがにゲージがカクついたりしますが, これなら実際にプレーするのも可能のような気がします…する必要もありませんけれど。 今回はマウス方面の呪文も必要ありませんでした。 VMware 本体側でゲーム対応を「自動」辺りにするだけで済みます。 さらに, VMware 7.0 では死ぬほど動きが鈍くなっていたロビーでも VMware 7.1 RC では普通にポインターが移動しています。

ちなみに, ゲージの滑りを抑えるための Aero オフ設定は, ゲスト環境においては御法度です。 XPDM 版については VMware 7.0 と状況が変わっていませんので, ゲームにならなくなります。 (オフ設定では XPDM 版相当の動作となる。)  あと, ゲストで普通にプレーできる方限定ですが, ホストでの全画面表示が出来ない場合に, ゲストの全画面表示という手段を講じることが可能です。 ゲストでは普通に全画面でプレーできますので。 (笑)  排他設定はお好みで指定してください。 ただ, ホスト環境によっては上手く全体表示されないサイズが出てくると思います。 この辺りはホストでも同じですが, より制限が強いだろうということで…。

 閑話休題…。 カクつきを除けば dynabook NXW/76HPWPrime Note Cresion NA 上より快適かもしれません。 少なくともデスクトップや昨今のノートであれば普通に使えそうです。 …ふむ。 これで XPDM 版ドライバーでも これくらいで動作するようになれば, 実機で動作しなくなった場合の逃げ道として使えるのですけれど。 マシンを更新した際にでも再び試してみましょう。

VMware Workstation 7.1 RC の描画傾向 (その他ベンチ編 2)...

[LAST REMNANT ベンチ on VMware 7.1 RC]

 VMware Workstation 7.1 RC 上の Windows 7 Ul ゲストで『スカッとゴルフ パンヤ Season 4 Delight!』を試していたところ, VMware Workstation 7 と比べても かなり軽い感じで動作していましたので, ついでに巷で比較的よくネタとして上っていたりもする, コンシューマー向け 3D ゲームのベンチを 2・3 試してみることにしました。 ちなみに, 最初から動作速度は期待していません。 何しろ, ホスト自体が無謀とも思えるスペックですので。 (笑)  いえ, 一応これでも発売当初はゲーマー御用達ノートの端くれだったわけですけれど。

 というわけで, まずは結果を一覧してみます:

基本情報
計測日付 May.16, 2010 21:08 JST ~ May.16, 2010 22:53 JST
システム dynabook Satellite WXW/78DW
OS Microsoft Windows 7
タイプ 32-bit
マザーボード TOSHIBA ISRAA
HDD WDC WD5000BEVT-00ZCT0
メモリー 3,072 MB

計測結果
形態 VMware 7.1 RC ゲスト ホスト
CPU Intel Core 2 Duo T7500 2.2GHz Intel Core 2 Duo T7500 2.2GHz
物理/論理 CPU 1/1 1/2
マルチコア 1 コア 2 コア
FSB 不明 不明
RAM 1GB 3GB
GPU VMware SVGA 3D NVIDIA GeForce 8700M GT
ベンダー VMware, Inc. Nvidia Corp
VRAM 262 MB 250 MB
AGP Aperture Size 32 MB 1232 MB
コアクロック 不明 625.0 MHz
メモリークロック 不明 700.0 MHz
ドライバー 7.14.1.42 7.15.11.7948
ステータス WHQL - WHQL Certified
OS Windows 7 Ul Windows 7 Ul
信長の野望 Online
Score 157 312
[信長の野望 Online ベンチ on VMware 7.1 RC]
大航海時代 Online
サイズ 1024x768x32
Score 281 1649
[大航海時代 Online ベンチ on VMware 7.1 RC]
Street Fighter IV
サイズ 1280x720x32
スクリーン ウインドウ
FPS オン
Score E 6813 (22.19FPS) D 7606 (31.76FPS)
[Street Fighter IV ベンチ on VMware 7.1 RC]
LAST REMNANT
サイズ 1024x768x32
Score 17.15FPS 44.53FPS
[LAST REMNANT ベンチ on VMware 7.1 RC]

まず, Street Fighter IV は参考値です。 何故かというと, ホストのリフレッシュレートが 59Hz と変則なため, 殆どの設定変更が行えないからです。 (行おうとすると一般保護エラーでお亡くなりになりかけて, Windows 7 のブービートラップに引っかかる。)  その辺りもあって, ホスト・ゲスト間の差が小さくなっています。 また, 一部のエフェクトに対応しきれず当該リージョンが白抜けになったりもします。

あとの 3 つは, 苦手な部類なのか『大航海時代 Online』のゲストのスコアが芳しくない結果となっているのを除けば, まぁ, そんなものでしょう。 それはともかく, 『タイムリープぶーとべんち』のように描画が異常に遅くなって, サウンドや入力にも影響しまくり…といった不具合の出なかった点は意外でした。 …あ, SF4 には その嫌いがありますね。 恐らく非同期設定にすると現象の出まくる気がします。

 この辺りを見ても, デスクトップや昨今のノートであればゲスト上でプレー可能なゲームが出てきそうです。 もっとも, ゲーマー観点での「プレー可能なレベル」には程遠いのでしょうけれど。

May.22,2010 追記

 ついでに書いておきますが, Street Fighter IV の数値が低いのは Windows Vista 世代の ForceWare を使っているのが原因です。 PhysX 設定の有無にかかわらず, Windows 7 世代のドライバーを使用すると C 8962 (48.12FPS) 程度に上がります。 その代わり『信長の野望 Online』 『大航海時代 Online』 (その他では『FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3』など。) 辺りがガクッと下がりますけれど…。

●May.15,2010

ゲストの中の Virtual PC 2007 SP1...

[VPC 2007 SP1 in WinXP on VMware 7.1 RC]

 VMware Workstation 5.5.3 以降で動作しなくなった上に, 物理・論理にかかわらず 2 CPU 以上のホストでは Virtual PC 2007 SP1 でも動作しなくなったゲスト Windows NT 3.51 環境ですが, それだけのために別の専用マシンを立ち上げるのは, 頻度が低いとは言え何かと不便です。 それでも 2 年以上使ってきたわけですが, 全く兆候がないとは言え, 当該ホストが寿命を迎えてしまえば代替となる環境は残っていません。 いえ, もちろん 1 CPU のマシンは ほかにも持っていますが, 今となってはホストの能力を下げる方向での移行は考えられませんので…。

 というわけで, VPC 2007 の環境を VMware Workstation 上のゲストマシンへもっていくことにしました。 幸い, VMware のゲスト Win 環境上で VPC が動作することは周知の事実ですし, 昨今の VMware であればゲストが一昔前 (二昔?) のホスト並みで動作してくれますので。 移行先は開発用ゲストを選択します。 メインゲストだけあって, 空き容量にも余裕がありますし何かと優遇された設定にもなっていますから。

 さて, インストール…なのですが, 別段何も心配事がありませんので, ものの 3 分で全ての作業が終了して右上画像のような状況となっています。 何から何まで全て移行する必要もありませんから, 今回は Win3.1 と NT 3.51 環境だけ移しているのですが, 双方とも移行前と遜色のない速度で動作しています。 さすがに「ゲストの中のゲスト」というハンデが存在する以上, 時たま重たくなったりはしますけれど…。 ちなみに, なぜ 3 分かというと, 当該環境のイメージをメインのほうにも置いてあるからです。 といいますか, 元々こちらに置いてあったものを向こうへコピーした…というのが正解ですね。

 ともあれ, これで以前と殆ど同じ手間で NT 3.51 環境のテストを行えるようになりました。 ホストのほうは…一応 Windows Virtual PC へ戻しておくことにしましょう。 まず無いとは思いますが, Windows XP Mode 固有の問題が出てくるかもしれませんし。

May.25,2010 追記

 23 日にホストのほうを Windows Virtual PC へ戻したのですが, ベースはともかく, Windows XP Mode 環境の削除を行っていなかったようで, そのままサクッと使えました。 KB977206 のパッチも当てたのですが, 効果のほどは まだ試していません。

●May.14,2010

Pocket WiFi (D25HW) 発注...

 先月下旬に買った SH006 ですが, ついつい 3G で繋げてしまうことが多々あるものの, 自宅では基本的に WiFi 接続で使っています。 が, 自宅以外については 3G に頼らざるを得ませんし, WILLCOM 03 や SONY VAIO type P VGN-P91S もご同様です。 いえ, それでは本来ダメなのですが, 実際問題として 03 の 4x W-SIM は 2x PC カードにも劣ると思わせるような体たらくですし, VAIO のほうも挿してあるのが WILLCOM CORE 3G の SIM なので, PRIN が全ての足を引っ張って AIR-EDGE 4x にも劣る状況となっています。

ちなみに, 4x W-SIM が遅いのは純粋にハードの問題です。 8x PC カード (AX520N) だと ちゃんとスペックどおり 250KB くらいで繋がりますので。 そういえば, PRIN を使っても同じです。 となると, 同じ PRIN でも CORE 3G 回線のほうは制限を掛けてあるのでしょう。 何しろ 200KB くらいしか出ませんから。 高速性を謳っている回線を AIR-EDGE に劣る状況へ貶めているのですから, WILLCOM は自身の首を絞めていますね, 絶対。 (まともな) 8x W-SIM が出ていれば, 回線を切ることも CORE 3G に手を染めることも無かったでしょう。

せめて使い回しが可能であれば良かったのですが, SH006 でのデーター通信は従量制の別料金, 4x W-SIM は WILLCOM 03 か WILLCOM D4 でしか使えない, CORE 3G は USB 経由か FOMA SIM スロットが必要…, と実質使い回しの利かない状況です。 頻度が低いとは言え使えば 1 回で上限額が ほぼ確定しますから, 3 回線が それだと「何だかなぁ~」といった感じです。

 というわけで, 近々 WILLCOM 回線を 1 つ切りますので, E-MOBILE の Pocket WiFi (D25HW) を試してみることにしました。 上限まで使ったとしても切るほうの回線よりは安いですし, SH006 の 3G 回線使用を抑えられることと相まって, 全体としては それなりに節約が可能ですから。 EMOBILE 回線が遅かったとしても WILLCOM 回線よりはマシでしょうしね。 難点は自宅がエリア外で使えない事かしら?  「使えるに越したことはない」といった程度で, 使えなくとも何の問題もないわけですけれど。

 さて, 製品が届くのは来週ですが, これで 7 月には WILLCOM D4 購入時に契約した AIR-EDGE 回線を切ることになります。 そして, CORE 3G も来年の 6 月には切ることになるのでしょうね。 10 年ほど続いた WILLCOM との お付き合いも終焉を迎えるわけかしら?  まぁ, 10 年前も今も 200k 程度の回線速度に留まっていたのでは, 地方とは言え企業努力が足りないということで しようがないですね。 それにしても, いつの間に また ここまで速度が落ちていたのかしら?  一時期は 1 Mb 程度で推移していたのに…。 >CORE 3G

WILLCOM 方面では, 当時の通信事情もあって 4x PC カード (AH-G10) が一番使えた気がします。 128k 程度でしたが圧縮機能と合わせることで体感 250k くらいでしたから。 8x PC カードでも それなりの体感速度を得られるわけですが, いかんせん「PC カード」ということで昨今のノートでは使えないのが…。 CORE 3G の契約も それが遠因でしたし。

May.19,2010 追記

 意外と早く昨日納品されたことから, 今日になって速度を測ってみたのですが, 上り 310k~365k, 下り 4.0 Mb~4.7 Mb と十分な速度でした。 WILLCOM さん, さようなら。 でも, FOMA 回線の CORE 3G だけは期限いっぱいまで出番があると思います。

●May.12,2010

EMM386 on VMware Workstation 7.1 RC...

 VMware Workstation 6.5 以降使えなくなっていた Win9x での EMM386 ですが, VMware Workstation 7.1 で再び使えるようになったようです。 とはいうものの, Win9x 自体の使用には EMM386 の有無は大して影響しませんし, 今となっては DOS 窓上で BC++ や OPTASM を使うことも無いと思いますけれど…。 それらのソフトを使うとしても, 開発用 (ゲスト) Windows XP MCE 2005 マシン上でしょうから。 まぁ, 使えないよりは使えたほうが良いということで。

VirtualBox 3.1.8...

 VirtualBox 3.1.8 が登場したのですが…多分使うことはないでしょう。 と言いますのも, 既に VirtualBox 3.2.0β へ更新されているのでした。 その 3.2.0 ですが, 自身が使う分には 3.1.x と状況が変わっていなかったりします。 何かあるとすれば, DirectX 6.0 世代を引きずった Diablo II や Age of Empires II が動作するようになったことくらい。 どうせ動作するのなら 3DMark03 等のほうが嬉しいのですけれど…。

まさか, 3.2.0 の最大目的って, ORACLE 標記にすることだったりして…。 (^^;)

●May.11,2010

Wine 1.1.42 on VMware Workstation 7.1 RC...

[Wine 1.1.42 on VMware 7.1 RC]

 その都度アップグレードはしていたものの, 1 年以上実際に使用することの無かった Wine ですが, VMware Workstation 7.1 RC の登場を機会と捉え久々に試してみました。 さすがに期間が空いたということで, Wine にとってのホストは Ubuntu 8.10 から 9.04 へ上がっています。

 さて, 数年前から日本語…といいますか ANSI 圏以外への対応をする気の無くなった (「出来ない」と諦めた…とも言う。 ^^;) Wine ですから, 今回は仕方なく MS UI Gothic フォントを Font ディレクトリーへ格納しています。 まぁ, それだけで日本語表示関係が解決するわけですから一時期よりは改善・向上したわけですが, 何か負けた気がしてしまいます。(笑)

 それはともかく, とりあえず LHMelt を使ってみたところ, 1.1 へ上がった頃に比べれば多少はマシになっているようです。 とは言っても, MS ヘルプは もはや過去の遺物ということで相変わらずですし, html ヘルプも目次での切替くらいしか出来ませんけれど。 …まともに表示されるようになっただけマシかしら? >html ヘルプ

 そういえば, コモンダイアログ Ver 5.0 (GetOpenFileName() API など。) への対応も依然として行われていないみたいですね。 Windows 2000 以降では DLL をオーバーライドしろということなのでしょう。 どんどん思想が Ver 0.8.x や それ以前に退化している気が…。 関心がゲーム方面オンリーになってしまった時点で終わっていますから, 仕方がないのでしょう。

 で, そのゲーム方面ですが, VMware 7.1 までくると Linux 方面でも それなりに 3D への対応化が行われていますから, ベンチで使っているものを少々試してみました。 まずは DirectX 対応ソフトです:

[Diablo II on Wine 1.1.42] [FORTUNE ARTERIAL on Wine 1.1.42]

実環境での Wine が そうであるように, こと DirectDraw レベルのソフトに限って言えば何の問題もなく動作するようです。 速度も Windows ゲストと変わらない…どころか, こちらで実行したほうが体感速度の高そうなソフトも存在します。 はっきりと判るレベルではありませんので, 気のせいかもしれませんけれど…。 あ, Diablo II ですが, 体験版なので 2D モードでの実行です。

 次に Direct3D 対応ソフトですが, さすがに実環境でも動いたり動かなかったり…というだけあって, 動作したのは次の 2 つだけでした:

[春色桜瀬 on Wine 1.1.42] [Wiz Anniversary on Wine 1.1.42]

先に書いておきますが, この 2 つも「動作するだけ」です。 (笑)  というのも, 描画がタイマーを使ったかのごとく規則正しく 0.7 秒ほどに 1 回しか行われないからです。 それに引きずられて入力も そのタイミングでしか利きません。 そのわりにはサウンド周りは普通に再生されていたりしますけれど。 改善する手段があるのかもしれませんが, とりあえず (Wine の) レジストリーを弄ったり DLL をオーバーライドしたり…といった方法ではダメでした。

むしろ Direct3D 対応ソフトについては「動作するだけでも大したもの」という気がしないでも…。 実機ではなく VMware 7.1 RC 上なのですから。

そういえば, 画像左側の『春色桜瀬』ですが, この名前だと LZH だろうが ZIP だろうが書庫を開けませんでした。 haruiro.lzh といった感じにしてあげると開けるという…。 この辺りからも「未だ ANSI 向けソフト」といった印象を受けてしまいますね。

May.12,2010 追記

 昨日「2 つだけ」とか書いていますが, 同じパターンのソフトであれば動作します, 念のため。 例えば DirectX 対応ソフトで言えば Age of Empires II や『けよりな』, 『秋色恋華』と言ったソフトが動作しますし, Direct3D ソフトでも『プリミティブリンク』が動作 (だけは) します。

 あと, 「1 年以上使っていない」の部分も, もちろん LHMelt を立ち上げる程度であれば昨年の夏前までは行っていました。 が, 業務ソフトやゲーム等を試したのとなると…, 2 年くらいは経っているような…。

May.19,2010 追記

 書庫を開けない件ですが, そういえば Wine 上でなくともダメでしたので, そもそも Ubuntu が終わっているようです。 ついつい自動で書庫名を作成したのが敗因。 (^^;;

Jul.21,2010 追記

 ちなみに Direct3D の動作が死ぬほど重いのは, VMware が Linux ゲストについては 3D に対応していず, もれなく Mesa 3D によるソフトウェア処理の お世話になるからです, 念のため。

●May.08,2010

VMware Workstation 7.1 RC Build 254807 公開...

 4 日に VMware Workstation 7.1 RC が公開されましたので, 5 日に落としてインストールしてみました。 7 月までの期限となっていますが, それまで正式版は登場しないのかしら?  それはともかく, 自身の環境ではあまりβと変わっていない印象を受けました。 といいますか, 描画方面に限って言えば改悪…。 (^^;;

 βを含む変更点は以下のとおり:

  • OpenGL 2.1 for Windows 7 and Vista guests
  • Overall graphics performance improvements
  • 8-way SMP
  • 2TB virtual disks
  • OVF 1.0 support
  • Icons to launch applications in Unity
  • Automatic software updates
  • Fedora 12 guest support
  • Memory Management
  • User Experience Improvement Program

このうち, 最後の 2 つが RC で追加された機能です。 目に付くのは設定ダイアログでのメモリー設定ですが, 個人的には前の画面構成との優劣は微妙なところで, あえて変更する必要性が無かったのではないかと…。

 それはともかく, RC 版ということで足かせが外れましたから, 描画の高速化には期待したのですが…。 結論としてはあまり変わりませんでした。 特に XPDM 版ドライバーは基本的に何も手を入れられていないみたいですね。 それに対して, WDDM 版のほうは それなりに速くなっています。

ただ, 上でも書きましたが, WDDM 版では不具合の状況が悪化してしまいました。 βの頃に書きましたが, WDDM 版環境では一部のソフトでサウンド周りが破綻します。 再生が ぶつ切れとなってしまい, その分どんどん遅れていくのです。 で, 今回, その現象の発生するソフトが増えてしまったのでした。 負荷が影響しているのは確かだと思いますが, VMware 7.1 で対応した AGP メモリー周りが関係していそうです。 これを切る設定が存在すると確かめられるのですが, 残念ながら無さそうでした。

ちなみに この不具合, T&L HAL を HAL に落とすと解消され, しかも そちらのほうが速かったりします。 ただ, HAL 設定で描画が おかしくなるソフトも存在しますけれど…。 (HAL で問題が出るソフトはホストでも出ます。)

 このまま正式版だと個人的に少々困る…のかしら?  いつも使っているソフトで現象が発生すると困りますが, 2・3 のベンチマークで発生しても VMware のページにしか影響しないような…。 あ, 次期のマシンでも発生すると困る可能性はありますね。 Satellite TXW/69AW 辺りまでの環境が仮想側へ移されるでしょうから。

 そうそう。 今日になって, VMware による自動アップデートのみという制約があるものの Build 256557 が登場しています。 ただ, どこにも記述が存在しませんので, 変更点は不明です。 (^^;;

Jun.4,2010 追記

 結局, 当初の予想どおりといいますか, 先月 26 日に正式版が公開されました。 残念ながら, 上で書いている不具合は そのままでした。

Jun.17,2010 追記

 描画不具合については, 上で書いている HAL 設定への変更のほかに, 互換性設定で「デスクトップ コンポジションを無効にする」を有効にする方法でも解消を図れます。 どちらの方法を採っても, 基本的には VMware Workstation 7 相当の描画が行われるようです。 設定が行えて HAL での問題が発生しないのであれば HAL 設定, 不具合が出たり設定自体行えない場合は互換性設定を使用すれば良いでしょう。

VMware Workstation 7.1 RC の描画傾向 (3DMark06 編)...

 上でも書きましたが, RC 版ということでデバッグ方面の足かせが外れましたので, 3DMark06 を使用してβと比較してみました。 環境は前回と同じです。 あと前に書き忘れたのですが, 1280x1024 をウインドウ表示で行うことは出来ませんので, これだけは全画面表示で行っています。 (排他処理はオフ。)

今日になって Build 256557 へ自動アップデートされましたが, スコアに変化がありませんでしたので, そのまま Build 254807 のものを使用しています。

 βとの比較の前に, まずは WDDM 版と XPDM 版, 及びホストとの比較です。 結果は以下のとおり:

基本情報
計測日付 Oct 05, 2009 23:26 JST ~ May.5, 2010 09:52 JST
システム dynabook Satellite WXW/78DW
OS Microsoft Windows 7
タイプ 32-bit
マザーボード TOSHIBA ISRAA
HDD WDC WD5000BEVT-00ZCT0
メモリー 3,072 MB

プログラム情報
バージョン 3DMark06 - Advanced Edition 1.1.0
Width 1280
Height 1024
VS PS Profile 3_0
Anti-Aliasing None
Disable HW shadow mapping No

計測結果
形態 VMware 7.1 RC ゲスト ホスト
CPU Intel Core 2 Duo T7500 2.2GHz Intel Core 2 Duo T7500 2.2GHz
物理/論理 CPU 1/1 1/2
マルチコア 1 コア 2 コア
FSB 不明 不明
GPU VMware SVGA II VMware SVGA 3D NVIDIA GeForce 8700M GT
ベンダー VMware, Inc. Nvidia Corp
VRAM 252 MB 262 MB 250 MB
AGP Aperture Size 0 B 32 MB 1232 MB
コアクロック 不明 625.0 MHz
メモリークロック 不明 700.0 MHz
ドライバー 11.6.0.35 7.14.1.42 7.15.11.7948
ステータス WHQL - WHQL Certified
OS Windows XP MCE Windows 7 Ul Windows 7 Ul
総合スコア
3DMark Score 1,576 2,781 4,963
SM2.0 Graphics Tests
SM2.0 Score 693 1,084 2,132
GT1 - Return To Proxycon 7.559 FPS 8.958 17.410
GT2 - Firefly Forest 3.998 FPS 9.106 18.120
HDR/SM3.0 Graphics Tests
HDR/SM3.0 Score 503 1,241 1,870
HDR1 - Canyon Flight 4.652 FPS 10.535 16.484
HDR2 - Deep Freeze 5.400 FPS 14.288 20.914
CPU Tests
CPU Score 908 895 1,901
CPU1 - Red Valley 0.289 FPS 0.283 0.602
CPU2 - Red Valley 0.457 FPS 0.452 0.961
Feature Tests
Fill Rate - Single-Texturing 2,048.959 M Texels/s 2,066.716 2,354.448
Fill Rate - Multi-Texturing 4,724.796 M Texels/s 4,777.446 6,582.011
Pixel Shader 87.912 FPS 91.481 139.444
Vertex Shader - Simple 52.917 FPS 55.975 117.769
Vertex Shader - Complex 12.631 FPS 14.757 77.316
Shader Particles (SM3.0) 12.281 FPS 21.143 29.579
Perlin Noise (SM3.0) 34.717 FPS 35.503 41.620

普段の環境へ近づけるため, 今回は DHW が無効 (つまり HW shadow mapping が有効。) の設定で計測しています。

βの段階で対応した WDDM 版ドライバーでの「AGP Aperture Size:32MB」ですが, RC でメモリー容量に変化はありませんでした。 とりあえず この版 (VMware Workstation 7.1。) では容量固定なのかもしれませんね。 スコアは WDDM 版でホストの半分, XPDM 版で 1/3 といった感じでしょうか?  CPU 方面の実効速度が上がらない分体感速度では敵わないわけですが, それでも実機の Satellite TXW/69AW と比べてスコアが かなり (1280x720 でスコアが 2,201。) 高くなっていますから, 十分善戦していると言えそうです。

 次に VMware 7.1β との比較です:

計測結果
環境 VMware 7.1β VMware 7.1 RC VMware 7.1β VMware 7.1 RC
CPU Intel Core 2 Duo T7500 2.2GHz
物理/論理 CPU 1/1
マルチコア 1 コア
FSB 不明
GPU VMware SVGA II VMware SVGA 3D
ベンダー VMware, Inc.
VRAM 252 MB 262 MB
AGP Aperture Size 0 B 32 MB
コアクロック 不明
メモリークロック 不明
ドライバー 11.6.0.34 11.6.0.35 7.14.1.40 7.14.1.42
ステータス WHQL - WHQL Certified
OS Windows XP MCE Windows 7 Ul
総合スコア
3DMark Score 1,491 1,576 2,350 2,781
SM2.0 Graphics Tests
SM2.0 Score 611 693 695 1,084
GT1 - Return To Proxycon 6.229 FPS 7.559 6.659 8.958
GT2 - Firefly Forest 3.962 FPS 3.998 4.926 9.106
HDR/SM3.0 Graphics Tests
HDR/SM3.0 Score 515 503 1,220 1,241
HDR1 - Canyon Flight 4.930 FPS 4.652 9.943 10.535
HDR2 - Deep Freeze 5.365 FPS 5.400 14.453 14.288
CPU Tests
CPU Score 899 908 853 895
CPU1 - Red Valley 0.292 FPS 0.289 0.270 0.283
CPU2 - Red Valley 0.443 FPS 0.457 0.431 0.452
Feature Tests
Fill Rate - Single-Texturing 2,082.516 M Texels/s 2,048.959 2,068.321 2,066.716
Fill Rate - Multi-Texturing 4,758.306 M Texels/s 4,724.796 4,688.712 4,777.446
Pixel Shader 83.850 FPS 87.912 88.673 91.481
Vertex Shader - Simple 53.472 FPS 52.917 56.388 55.975
Vertex Shader - Complex 8.316 FPS 12.631 14.929 14.757
Shader Particles (SM3.0) 12.218 FPS 12.281 22.649 21.143
Perlin Noise (SM3.0) 34.724 FPS 34.717 35.311 35.503

思ったよりも足かせの影響は少なかったようです。 それはともかく, WDDM 版では SM2.0 Graphics Tests が足かせの影響だけとは思えないほどβに対してスコアが高くなっています。 XPDM 版でも それなりに上がっていますから, 本体 (仮想マシン。) 側で何か手が入っているのでしょう。

誤差等と言えないレベルで全体的に数値の下がっているのは, Norton Internet Security 2010 が影響していそうです。

VMware Workstation 7.1 RC の描画傾向 (その他ベンチ編)...

 上の続きです。 こちらも Build 254807 での計測数値を使用しています。 まずはホストとの比較です:

基本情報
計測日付 Oct 07, 2009 22:18 JST ~ May.05, 2010 13:00 JST
システム dynabook Satellite WXW/78DW
OS Microsoft Windows 7
タイプ 32-bit
マザーボード TOSHIBA ISRAA
HDD WDC WD5000BEVT-00ZCT0
メモリー 3,072 MB
計測結果
形態 VMware 7.1 RC ゲスト ホスト
CPU Intel Core 2 Duo T7500 2.2GHz Intel Core 2 Duo T7500 2.2GHz
物理/論理 CPU 1/1 1/2
マルチコア 1 コア 2 コア
FSB 不明 不明
RAM 1GB 3GB
GPU VMware SVGA II VMware SVGA 3D NVIDIA GeForce 8700M GT
ベンダー VMware, Inc. Nvidia Corp
VRAM 252 MB 262 MB 250 MB
AGP Aperture Size 0 B 32 MB 1232 MB
コアクロック 不明 625.0 MHz
メモリークロック 不明 700.0 MHz
ドライバー 11.6.0.35 7.14.1.42 7.15.11.7948
ステータス WHQL - WHQL Certified
OS Windows XP MCE Windows 7 Ul Windows 7 Ul
3DMark03
Size 1024 x 768 x 32
Mode D3D Pure Hardware T&L
Textures compressed textures
Antialiasing None
3DMark Score 4,653 7,028 15,881
3DMark2001 SE
Size 1024 x 768 x 32
Mode D3D Pure Hardware T&L
Textures compressed textures
Antialiasing None
3DMark Score 9,495 13,992 25,405
FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3 Ver 1.00
Resolution Low
Score 1,459 3,655 9,045
Gurumin ベンチ Ver 1.0
DirectX 8.1
BackBuffer を使う 無効
HW頂点シェーダー優先 無効
Score 7,650~7,900 29,500~30,500 36,500~39,000
メギドベンチ 1.1
画質 通常
Score 1,614 2,991 14,869
タイムリープぶーとべんち Ver 1.00
画面サイズ 1024 x 768
アンチエイリアス 無効
HDR 有効
セルフシャドウ 無効
ソフトフィルタ 有効
被写界深度 有効
バックハイライト 有効
スクリーン フル
モード T&L HAL
Score 6 FPS 9 FPS (16) 46 FPS
らぶデス2ベンチマーク
サイズ 1024 x 768
モード HW T&L
アンチエイリアス 有効
Score 4 6 (24) 68
ゆめりあベンチマーク Ver 1.2
画質 それなり
Score 6,408 14,552

『らぶデス2ベンチマーク』が XPDM 版でも動作するようになりましたが, 反対に WDDM 版でのサウンド破綻が 『タイムリープぶーとべんち』だけでなく『らぶデス2ベンチマーク』でも発生するようになっています。 絵が動くと発生することから処理に伴う割り込みか何かが影響していそうですね。 一度, ゲスト側の Norton Internet Security 2010 を切ったり VT をオンにしたり…といった設定で試してみる必要がありそうです。

ちなみに, 上のほうの記事で書いたとおり この不具合は設定を T&L HAL から HAL へ落とすことで解消され, スコアも括弧書きの数値へ上がります。

 次に VMware Workstation 7.1β との比較です:

計測結果
環境 VMware 7.1β VMware 7.1 RC VMware 7.1β VMware 7.1 RC
CPU Intel Core 2 Duo T7500 2.2GHz
物理/論理 CPU 1/1
マルチコア 1 コア
FSB 不明
RAM 1GB
GPU VMware SVGA II VMware SVGA 3D
ベンダー VMware, Inc.
VRAM 252 MB 262 MB
AGP Aperture Size 0 B 32 MB
コアクロック 不明
メモリークロック 不明
ドライバー 11.6.0.34 11.6.0.35 7.14.1.40 7.14.1.42
ステータス WHQL - WHQL Certified
OS Windows XP MCE Windows 7 Ul
3DMark03
Size 1024 x 768 x 32
Mode D3D Pure Hardware T&L
Textures compressed textures
Antialiasing None
3DMark Score 4,643 4,653 6,878 7,028
3DMark2001 SE
Size 1024 x 768 x 32
Mode D3D Pure Hardware T&L
Textures compressed textures
Antialiasing None
3DMark Score 9,572 9,495 11,031 13,992
FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3 Ver 1.00
Resolution Low
Score 1,464 1,459 3,505 3,655
Gurumin ベンチ Ver 1.0
DirectX 8.1
BackBuffer を使う 無効
HW頂点シェーダー優先 無効
Score 8,300~8,500 7,650~7,900 23,500~25,000 29,500~30,500
メギドベンチ 1.1
画質 通常
Score 1,623 1,614 2,807 2,991
タイムリープぶーとべんち Ver 1.00
画面サイズ 1024 x 768
アンチエイリアス 無効
HDR 有効
セルフシャドウ 無効
ソフトフィルタ 有効
被写界深度 有効
バックハイライト 有効
スクリーン フル
モード T&L HAL
Score 6 FPS 6 FPS 11 FPS 9 FPS
らぶデス2ベンチマーク
サイズ 1024 x 768
モード HW T&L
アンチエイリアス 有効
Score 4 6 6
ゆめりあベンチマーク Ver 1.2
画質 それなり
Score 6,424 6,408 13,476 14,552

XPDM 版のほうは誤差の範疇 (全体として落ちているのは 3DMark06 と同じ。) として, やはり WDDM 版での SM 2.0 レベル処理の高速化が こちらでもスコアに反映しているようです。 そろそろ XPDM 版ドライバーの開発は凍結されるのかもしれませんね。 もちろん VT-d 等への対応化の際には手が入るでしょうけれど。

VMware Workstation 7.1 RC の OpenGL 対応度...

 何か変わっていれば結果を一覧するところなのですが, βと何も変わっていませんでした。 まぁ, ドライバーの版を見ても手の入っていないことが解りますから, 当然と言えば当然なのかもしれません。