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今日の出来事 (Aug, 2008)

●Aug.28,2008

UNLHA32.DLL で遊ぶとすれば...

 もはや老後の世界に入っている UNLHA32.DLL ではありますが, 64 ビット版は ともかくとして, 今でも ちらほらと他の要望が上がってきたりしています。 その中で個人的に実験として おもしろいのではないかしら? と思っているのは以下の面々です:

  • 64 ビット版 DLL。 とりあえず Visual Studio 2005 を使って手を付けておいて, 本命は年末に MSDN Professional subscription へ戻した上で Visual Studio 2008 SP1 を手に入れた後になるのではないかと…。 Os subscription への切替タイミングを誤ったツケは大きかった…。 (T_T)
  • マルチボリューム書庫。 CAB や ARJ のような書庫の仕様として出来上がっているパターンではなくて, 単なる ぶつ切りを作成・認識するようにしただけのもの。 処理も簡単ですし そのほうが何かと便利ですから。 (^^;;
  • 暗号化。 圧縮イメージを暗号化するだけでヘッダーについては未処理。 とりあえずは 256 ビット AES 辺りが無難かしら? 将来的に AES 以外を採用する必要が生じた場合は, 共通ヘッダー (ID 00h) の (さらなる) 付加情報で対応が可能なのではないかと…。
  • UTF-8 でのメンバー名記録。 現行の UNLHA32.DLL を使うのであれば各言語のコードページで記録すればよい (どのコードかが記録される。) だけなので, 特に必要ないと思っていたりします, 少なくとも国内での使用については。 (UTF-8 でも UTF-16 でも大多数が 16 ビット。)
●Aug.26,2008

WILLCOM D4 入院...

 WILLCOM D4 省電力機能強化の対応が 22 日に始まりましたので, 23 日にサービスセンターへ申し込んで, 今日本体が引き取られていきました。 「機能強化」と謳ってはいますが, 要は製品回収を伴った修理対応です。 マザーボードがそっくり交換されるわけですから。 ユーザーによる持ち込みへの対応については, ウィルコムプラザやウィルコムカウンターの対応がバラバラで問題になっているようですが, それはサービスセンターを通しての回収も同じようです。 日通などの回収業者には何も知らされていないらしく, 本体くらいは当然ながら, あとは何が必要となるのか判らない様子でした。

 むむぅ~。 製品の不具合 (といいますか はっきり言えば発売前から把握していた欠陥。) への対応が後手に回った上に, 回収・修理への対応についても態勢を整えられないまま開始ですか。 そのわりに対策品を使っての廉価版販売はサクッと行っていたり…。 まぁ, 対応してもらえる (それも 45 日程度と比較的早期。) だけマシなのですが, 少々不安にさせる状況ではあります。 (^^;;

 さて, 2 週間くらいの入院となる上 HDD が 真っ新にされる, …といった辺りは別段構いません。 WILLCOM 03 がありますし (なので代替品は断っています。) PC が必要なら dynabook SS 1610 90C/2 (+ AX520N) 辺りを使えばよいわけですから。 ただ, 1 点だけ問題が…。 それは「NIS 2008 のライセンス」です。 マザー交換にはオマケで MAC アドレス変更も伴います。 BIOS 辺りも変わっていそうですから, 2 重 3 重にアクティベーションのキーとなる元情報が変更されるわけで, 間違いなく新規扱いとなって既存のライセンスは無効となることでしょう。 この辺りは MS の OS よりもチェックが厳しいですから。

 まぁ, 退院してきた時点で考えましょう。 ダメなら Symantec へお願いすれば済みますし。 それでもダメならライセンスを追加するだけです。 放っておいても必要となりますから 1/3 の損害ならば まだ許せます。 …と, 私のように言わば社外品を適用している人間は良いとして, 付属の体験版バスターを正規化したユーザーはどうするのかしら? アクティベーション方面の事情は変わらないような気もしますが…。 それとも, バスターは大丈夫なのかしら?

 意外と面倒なのは OS 更新組かも…。 OS 更新自体による被害は仕方がないとして, あの数字の打ちづらい D4 で電話しながら最終的に 100 桁以上入力するのは, 拷問のような気がします。 まぁ, 製品仕様が基本的に同じ訳ですから, オペレーター経由のアクティベーションが必要とならない可能性も高いですけれど。

●Aug.25,2008

VMware Workstation 6.5 RC での Direct3D 複数環境同時実行...

[Direct3D on VMware 6.5 RC + Player]

 昨日「こんなのが VMware Workstation 6.5 RC では動作しています」と いくつか画像を載せたわけですが, その中の最後の一つ――VMware Workstation と VMware Player での Direct3D 同時実行――が, 余りにも解りづらい無茶な例だったかしら?と反省しています。 いえ, WS のほうが『春色桜瀬』ということで, 画像では判別できないものの, 実は散っている桜の花びらがピクセルシェーダー使用 (といったネタのあったような。)…とか, Player のほうが『Pia♥キャロ動作検証版 魔女アラII』ということで, 実は背景の左右で別の動画が再生中…とか, 双方とも Direct3D が使われていたりするのですが, そんなのは当該ソフトの動作仕様を知っていないと判ろう筈もありません。 (笑)

 というわけで, 「これなら誰が見ても一目瞭然でしょう」と思われる 3DMark を使って試してみたものが右の画像です。 クリックするとフルサイズ (1680x1050) で表示されます。 ちなみに, WS のほうが Windows XP MCE 20053DMark03 GT3。 Player のほうが Windows 2000 で 3DMark2001 SE GT1 (High) となっています。 後者の FPS が 2 などという数値になっていますが, これはグラブ無しが Low 設定となっている上にバックグラウンド状態だからです。 それ以前の問題として, ゲストにメモリーを 1 GB + 256MB + 512MB + 256MB もっていかれている関係上, わりと盛大にスワップが発生していたりもするからなのですが…。

 少々無茶な動作状況ではありますが, それでもフォアグラウンドの WS 上で動作している (ゲストの) 3DMark03 は, 実機の dynabook SS LX/290DK 上で動作させた場合よりもサクサクしています。 この辺りは, LX の VRAM が 64MB (+ 448MB) なのに対して, ゲストのほうが 128MB (+ 128MB)…, といった点も影響しているような気はしますが, 下手な環境よりは まともに動作するくらいにはなった…というのも また事実なのでしょう。

Sep.5,2008 追記

 過去のものを含めて VMware 6.5 上で試したものを一通り一覧しておきました。

●Aug.24,2008

VMware Workstation 6.5 RC で動作するようになったベンチ...

 VMware Workstation 6.5 RC になって Direct3D 方面も かなり安定してきたような気がしますので, VMware Workstation 5 の頃から Build 99530 までの版で動かなかった いくつかのベンチマークを試してみました。 以下のような面々です:

[N-Bench3 on VMware 6.5] [GL Excess on VMware 6.5]
[らぶデス2 ベンチ on VMware 6.5] [タイムリープぶーとべんち on VMware 6.5]
[ゆめりあベンチ on VMware 6.5] [Direct3D on VMware 6.5 + Player]

 『タイムリープぶーとべんち』は VMware Workstation 6.5元々動作していたものですが, HDM 等が有効な場合も正常動作するようになった…ということで載せてあります。 『らぶデス2 ベンチマーク』は本来であれば 3 なのですが, 3 は…動作はするものの (VRAM の) メモリー不足で正常描画されませんので…。 あと, 何度もネタにしている 3DMark 方面は除いてあります。 それと, RC では VMware Workstation と VMware Player 上での Direct3D 並行動作についても可能となっています。 以前は Player (のゲスト PC) が必ず落ちていました。

 全般的に対応度が上がって かなりの効果が機能するようになってはいますが, 「DirectX→内部処理の OpenGL」の翻訳が絡む点も影響しているのか CPU の能力に大きく左右される結果となっています。 GPU については特定の機能が有効か無効かが重要であって, あとは CPU の能力次第…といった感じですね。 なので, もはやノートパソコンの T7500 ごときでは完全に能力不足です……Direct3D を使うのであれば。 なので, 4 コア以上の強力な CPU を備えたデスクトップ以外ではベンチ結果を気にしてはいけません。 まともに動いているだけでも進歩です。 (笑)

 3DMark03 の各スコアについてゲストとホストを比べてみると:

項目 対比 (ゲスト / ホスト) 〃 (2CPU ゲスト)
3DMark Score 26.93% 25.90%
GT1 - Wings of Fury 4.44% 4.55%
GT2 - Battle of Proxycon 29.22% 26.72%
GT3 - Troll's Lair 33.62% 32.89%
GT4 - Mother Nature 31.99% 31.43%
CPU Score 4.60% 4.27%
CPU Test 1 4.40% 3.63%
CPU Test 2 4.89% 4.91%
Fill Rate (Single-Texturing) 26.96% 28.28%
Fill Rate (Multi-Texturing) 35.93% 35.78%
Vertex Shader 35.95% 27.64%
Pixel Shader 2.0 50.05% 47.41%
Ragtroll 15.29% 9.92%

といった感じになっていて, CPU 負荷が高い処理に弱い傾向が出ています。 これはホストが 2 コアでしかないために, ゲストに 1 CPU しか割り当てられないのが原因でしょうね。 2 コアで 2 CPU 化を行っても上の表のとおり悪化するだけですが, 4 コアで 2 CPU 割り当てであれば話が違ってくると思います。

Sep.5,2008 追記

 最後の画像について, 「VMware Workstation と VMware Player での Direct3D 同時実行」の例としては少々判りづらいものでしたので, 翌日に別の画像を上げています。 また, 過去のものを含めて VMware 6.5 上で試したものを一通り一覧しておきました。

ForceWare 176.05 (2)...

 5 日前に更新した NVIDIA GeForce 8700M GT 用の ForceWare ですが, 「そういえば, 今回は計測していなかったなぁ~」ということで 3DMark Vantage での計測を行ってみました。 計測結果は以下のとおりです。 比較用として前回 (174.31) 及び出荷時 (156.16) での結果も載せてあります:

基本情報
計測日付 Apr 28, 2008 21:21 CDT ~ Aug.23, 2008 18:47 CDT
システム dynabook Satellite WXW/78DW
OS Microsoft Windows Vista SP1
タイプ 32-bit
マザーボード TOSHIBA ISRAA
HDD WDC WD3200BEVT-00ZCT0
メモリー 3,072 MB

CPU 情報
CPU Intel Core 2 Duo T7500
クロック 2,195 MHz
物理/論理 CPU 1/2
マルチコア 2 コア
FSB 不明

画面情報
GPU NVIDIA GeForce 8700M GT
ベンダー Nvidia Corp
VRAM 256 MB
コアクロック 625.0 MHz
メモリークロック 700.0 MHz

プログラム情報
バージョン 3DMark Vantage Revision 0 Hotfix 1
プリセット Entry

計測結果
ドライバー 7.15.11.7605 7.15.11.7431 7.15.11.5616
ステータス WHQL - Not FM Approved
総合スコア
3DMark Score E6015 E5444 E4544
CPU Score 3,779 3,797 3,841
Graphics Score 7,494 6,364 4,840
Graphics Tests
Jane Nash 19.48 FPS 15.37 FPS 7.62 FPS
New Calico 24.50 FPS 22.03 FPS 20.97 FPS
CPU Tests
AI Test 515.88 Operations/s 520.23 Operations/s 522.8 Operations/s
Physics Test 5.19 Operations/s 5.17 Operations/s 5.31 Operations/s
Feature Tests
Texture Fill Test 137.57 G Texels/s 137.3 G Texels/s 139.3 G Texels/s
Color Fill Test 1.10 G Pixels/s 1.1 G Pixels/s 1.07 G Pixels/s
Pixel Shader 3.57 FPS 2.69 FPS 1.47 FPS
Stream Out 5.76 FPS 5.72 FPS 4.71 FPS
GPU Particles 8.89 FPS 8.82 FPS 8.7 FPS
Perlin Noise 6.04 FPS 4.93 FPS 1.82 FPS

 ドライバーの版が進むごとにピクセルシェーダー方面の数値が伸びているのに対して CPU 方面は下がっています。 この辺りの方向性は一貫しているようで, その他の部分については手が着けられていないのか殆ど変わっていません。 それはともかく, これだけ差が開くと何もせずに出荷状態で使うのは何かもったいない気がしてしまいます。 特に今回のドライバーは, 国内では公開されていないものの一応純正種ですから。 (^^;;

 そういえば, ピクセルシェーダーのテストで使われているマップなのですが, あれは 3DMark06 HDR1 (ひいては 3DMark05 GT3) のキャニオンなのかしら? 真ん中に広場があったりと町の感じも似ている気がしますし。

Aug.25,2008 追記

 ちなみに, Performance 設定では P1400 くらいです。 (T_T)

●Aug.22,2008

VMware Workstation 6.5 RC のデバッグログと Direct3D...

[3DMark05 GT1 on VMware 6.5 RC]

 以前, Build 91182 の頃にデバッグログ等を参照して Direct3D 方面について調べたことがありましたが, RC となったことですし久々に同じ確認を行ってみました。 まず, 起動時に引っかかっていた "Missing extension" の警告が Build 99530 以降発生しなくなっています。 ちなみに, 警告されていたのは GL_EXT_texture_filter_anisotropic, GL_ARB_vertex_blend, GL_ARB_shader_texture_lod, の 3 つです。 ログの出力パターンが変わっている可能性もありますが, おそらく当該機能に対応したということなのでしょう。 もっとも, 「使うことがないからチェックを止めた」という可能性も考えられますけれど…。

 次に 3DMark05 と『タイムリープぶーとべんち』の動作状況ですが, 前に書いたとおり RC (Build 110068) で新たに生じたバグのため, 前者では各種テストのロード画面が, 後者ではタイトル画面の背景が それぞれ表示されません。 反対に, 後者で正常描画されていなかった HDM やセルフシャドウが ちゃんと描画されるようになっています。 恐ろしく重くなってしまいますので実質有効とすることは出来ないでしょうけれど…。

 バグではない純粋なメモリー不足については どうしようもありませんので, 特に 3DMark05 辺りでは依然として:

vcpu-0| Guest: vmx_fb: Ran out of vidmem streaming sysmem execute buffer.

のログが しばしば出力されます。 GT1 での黒抜き現象については, 軽減されているものの Build 110068 でも盛大に発生しているのですが, Disable DST 設定を有効にすると かなり改善されます。 元々が特定 GPU 用の機能ですから, 使って不具合が大きくなるくらいであれば, 最初から使わないようにしてくれたほうが個人的には有り難いです。

 以前同様, 3DMark03 の申告値についてホストとゲストを比べてみると, 以下のようになります:

環境 VMware 6.5 RC (ゲスト) Satellite WXW/78DW (ホスト)
Display Device
Total AGP Memory 0 1.00 GB
Max User Clipping Planes 6 8
Max Active Hardware Lights 10 8
Capabilities AGP Texturing,
Range Fog,
Full-Screen Anti-Aliasing,
Spherical Mapping,
Automatic Mipmap Generation

Build 99530 でフォグ方面の追加対応が行われていますので W-Fog がゲストでも有効となっています。 Max Active Hardware Lights 辺りになるとホストよりも多いです。 ホストと言えば, Total AGP Memory が半減しているのは, 清く正しい GeForce 8M 用のドライバーに更新されているからです。 あと, 書き忘れていましたが, Build 110068 では『ゆめりあベンチ』が動作します。 スコアは…気にしたところで意味がありません。 "最高" だろうが "それなり" だろうが結果は同じですから。 いえ, 描画結果は もちろん異なっていますが, VMware 側の処理が全てを決定していますので。 (笑)

●Aug.20,2008

雨天・夜間での『あんしん mini』...

 10 日前から使っているドライブレコーダーの「あんしん mini」ですが, ここ 2・3 日で ようやくといいますか夜間や雨天で使用する機会が得られました。 まず夜間ですが, 予想よりは良い記録状況だったものの やはりライトの照射範囲外は暗いですね。 運転中は普通に確認可能な歩行者等も動画では視認しづらいです。 ただ, 信号機だけは日中よりも遥かに判別しやすく, LED だろうが何だろうが遠くからでもバッチリでした。 (笑)

 一方雨天時ですが, ちゃんとワイパーの拭き取り範囲内には治まっていました。 ただ, ワックス洗車等の影響でフロントガラスに撥水効果が備わっていますので, 転がる水滴にピントの合ってしまうことがあるようです。 それよりも雨音のほうが問題かしら? ロードノイズもカーステレオの音も 全てを凌駕して雨音が記録されていました。 (^^;;

ペリスケ M800...

 Pelikan からスケルトンタイプの M800 がワンタイム (と言いながらも継続しそうではありますが…。) で発売されるようです。 数年前に登場した手抜きバージョンとも言える M205 と異なり, 今回は本来のペリスケ M200 に近い感じなのですが, それだけに「コメント入り」という点が非常に不満です。 価値を下げているだけなのではないかと思うのですが…。 とか何とか言いながらも予約していたりするのは秘密です。 (笑)

Mar.10,2009 追記

 入荷が遅れて, 結局買ったのは 12 月に入ってからでした。

WILLCOM D4 と Aero...

 能力から考えて あまり使わないほうが良さそうな WILLCOM D4 での Aero ですが, ツールバー上でのウインドウ表示など個人的に有り難いと思える付随機能は使いたいところです。 何しろウインドウの切替さえ もたつきますから…。 非常にメモリー食いですし, GMA500 では CPU に対する負荷も軽減されないわけですが, 透明化を行わないなどの設定を行うことで多少はマシになるだろう…ということで, 現在は Aero を有効化していたりします。

 そのまま Aero を有効化したのでは, 「DisableAero」というベタな名前の監視プログラムにより もれなく無効化されてしまいますので, 当該モジュールが常住されないよう設定変更しているのは言うまでもありません。

●Aug.19,2008

ForceWare 176.05...

 VMware Workstation 6.5β の動作確認の関係で ForceWare 156.61 から 177.39 までのドライバーを取っ替え引っ替えし最終的には 175.70 で落ち着いていたメイン PC の Satellite WXW/78DW ですが, そうこうしている間に いつの間にか東芝アメリカのサイトで新版の専用ドライバーが公開されていました。

 VMware のほうは RC である Build 110068 になって安定度が増したことからホスト側ドライバーの差異による影響は大きくありません (少なくとも落ちたりすることがない。) ので, 新版ドライバーへ更新することにしました。 国内では大バグの存在したサウンドドライバーくらいしか公開されていませんが, 海の向こうで公開されている各種更新ドライバーやモジュールは, 型番が異なるだけの兄弟 PC 用で しかも最初から各種言語に対応していますから, 殆どの場合は そのまま WXW にも適用が可能です。 というわけで inf ファイルの改変等を行う必要もなく あっさりと適用は終了しています。

 さて結果ですが, ホスト側は…何も違いが見られませんでした。 175.70 と 176.05 ですから, リリースノートどおり不具合対処だけなのでしょう。 それに対して VMware 6.5 上のゲストについては, 3DMark03 CT2 が正常描画されるようになった (ハング現象は変化無し。) 代わりに GT4 のテクスチャー異常が Build 84113 並に戻ってしまいました。 個人的には大きな問題ではありませんから, 基本的には製品版が登場してから対策を考えることになると思います。 現段階で本格的な対処を行っても, RC2 や製品版では事情が異なっているはずですから…。

Sep.9,2008 追記

 試しに 3DMark Vantage で計測してみました。

●Aug.18,2008

昨日のオートアラーム...

 昨日 14 時頃の話なのですが, 自室で VMware Workstation 6.5 RC の動作確認を行っていたところ, 突然自車のオートアラーム警報 (といいますか要は断続クラクション。) が鳴り出しました。 「うおっ。 ネコさんか何かの仕業か?」と取り急ぎ現場へ急行して確かめたところ……YPL430si がダッシュボード上からフロアへスタンドごと落下していました。 (笑)  当日は最高気温が 28 度と低かったのですが, その「いつもより相当低い」点が影響したのかは ともかく, どうやら吸着マットの粘着力が限界に達していたようです。

 が, 実際に外れていたのは吸着マットの力を借りたスタンドの吸盤側でしたから, ここでも巷で言われている「吸盤の弱さ」が証明されたと言えそうです。 2 週間しか保たなかったとなると, 粘着テープを使ったほうが良さそうですね。 それ以前に夏場の車内放置が大問題かしら? 今までは大丈夫でしたが, この時期, いくら直射日光を避けているとは言え車内温度は 50 度超に達していますし, ダッシュボード上は 80 度くらいになっていることでしょう。 YPL430si がリチウムイオン充電池を採用しているだけに危険性は高そうです。

 センターコンソールボックス内が無意味であることは経験上自明として, ダッシュボード内辺りが有効だと有り難いのですけれど…。 一度電池抜きで実験してみることにしましょう。

●Aug.17,2008

VMware Workstation 6.5 RC Build 110068 公開...

[VMware 6.5 RC on Satellite WXW/78DW]

 VMware Workstation 6.5 RC が 16 日 (現地時間 15日) に VMware 自身によりフライング公開されましたので, 昨日 1 日掛けて色々試してみました。 正式な (RC の) リリース月日は現地時間の 18 日ですから, 「正式には週明けだけれど, 前もってファイルだけアップしておくから, 皆さん週末の間に試してね」ということのようです。 まず先に書いておきますが, Unity モードについては あまり変化が無く, Direct3D 有効時の「当社比 1/5」といった速度低下も変わらず発生しています。 ただ, さすがに RC だけあって, Unity モード終了時の画面周りの不具合だけは解消されています。

 さて, 最大の懸案事項であった Build 99530 における DirectX 対応度及び安定度低下の問題ですが, Build 110068 では無事解消されています。 さらにメモリー不足問題も概ね解決されているらしく, ようやく 3DMark2001 の Environment Bump Mapping が正常描画されるようになりました。 右画像のとおり 3DMark05 も正常動作するようになっています。 ただ, この辺りになると純粋に能力不足 (主に AGP メモリー不可。) が祟ってしまい, GT2 が紙芝居になったり, GT1 が黒抜きのオンパレードになったりしていますけれど…。

 あと, Build 99530 で発生していた VMware 6.5 と CD 革命 Virtual の相性問題も改善しているようです。 ただ, こちらは「たまたま」かもしれませんので, とりあえずは IDE 設定に戻していますが, しばらく様子見する必要があるでしょうね。

 改善点ばかりのように見受けられる VMware 6.5 RC ですが「さにあらず」で, VMware Workstation 4 以来ずっと有効だった EMM386 が MS-DOS (+ Windows 3.1) 以外では再び使用できなくなってしまいました。 従って, Windows 95 以降の Win9x 環境については CONFIG.SYS での EMM386 無効化が必要となります。 反対に VMware Workstation 6 以降使えなくなっていた強制 SB16 化の呪文が再び使えるようになりました。 こちらのほうが数段有り難いですね。 (笑)

Sep.9,2008 追記

 過去のものを含めて VMware 6.5 上で試したものを一通り一覧しておきました。

May.19,2010 追記

 VMware Workstation 7.1 で再び EMM386 が使えるようになりました

●Aug.09,2008

ドライブレコーダー (あんしん mini) 購入...

 私が今の車を買った頃にはオプションとして用意されていなかったドライブレコーダーですが, 時代の流れなのか今ではディーラー取付ナビのオプション (と言ってもスタンドアロン。) としてカタログに載っています。 スタンドアロンですから, 設置位置と取り回しの問題さえクリアーされれば搭載ナビにかかわらず取り付けが可能だとは思いますが, 現時点では @54.6k.- と まだまだ割高感が大きくて手を出すには至っていません。

 一方, 3 年後にはアナログ放送が終了となることからカーナビの地デジ対応化が必要となります。 幸いといいますか, NH3T-W55 は現行オプションである地デジチューナー TDN-H58 の対応ナビに入っていますので, 今のナビで対応化が可能です。 というわけで, 来年の春くらいに「地デジチューナー + ETC + ドラレコ」とセットで取付け予定なのですが, 上で書いたようにドラレコはダメな可能性もあります。

 そこで, 保険 (といいますか お遊び。 ^^;) として廉価ドラレコを試してみることにしました。 今回選択したのは「あんしん mini (DRA-01)」です。 一体型ですから基本的に取り回しだけが問題で比較的簡単に取付が可能ですので。 …というのが月曜日までの話で, 納品まで 1~2 週間ほど掛かる予定だったのですが, 意外と早く今日の午前中には製品が届きましたので, 早速午後の炎天下の中 15 分ほど掛けて取付を行いました。

 予想外だったのが「9 代目カローラのルームミラーが非常にウインドウへ寄っている」点でした。 ミラーが邪魔でレコーダーの設置位置が限られてしまいます。 実は一度失敗して付属の両面テープが犠牲となっています。 代替品で逃げましたが, 近々まともなもので張り直さないと半月以内に落下していることでしょう。 (笑)  それと…ケーブルが長すぎます。 「リアウインドウに設置するのか?」というくらい長いです。 仕方がありませんので, とりあえずはダッシュボード下に団子状態としてありますが, カットが必要でしょうね。

 取付後は設定です。 このレコーダーでは付属の 1GB SD カードを使用するのが お約束なのですが, 通勤時間が 70 分程度ですので そのままでは片道すら記録することが出来ません。 なので, タブーを犯して余っている 150x な Transcend 2GB SD カード (TS2GSD150) を使用することにしました。 1 日で間違いなく 1 周しますので, 今月だけで十分耐用試験が行えることでしょう。

 さて, 今日 30 分弱記録させてみた結果ですが…。 「初期化すら不可」ということはありませんでした。 元々 FAT フォーマット済みだったのですが, そのまま普通に認識・使用できています。 まぁ, SDHC カードを使ったわけではありませんから, 最初くらいは大丈夫ということなのでしょう。 映像は予想よりも綺麗でした。 晴天では目の前の車であればナンバーも判別が可能なようです。 規則的に若干スムーズさが失われるものの ちゃんと 30 フレームで記録もされています。 これくらいなら十分使い物になりそうですね。 あとは, 投資が無駄となることを祈るだけです。 [一覧]

●Aug.05,2008

YERA YPL430si の音声ミキシングとナビの癖...

 一昨日に引き続き, 昨日は YPL430si に職場まで案内させてみました。 (笑)  が, その前に通過告知について少々。 「告知されない」と書きましたが, これには「実質」という文字が抜けています。 YPL430si は音声のミキシングを行いませんから, レーダー波が飛んできている場合にはレーダー警告が優先されてしまい, その他の音声による警告が一切打ち消されてしまいます。 通過地点においては, 当該オービスが死んででもいない限り ほぼ 100% レーダー波を拾っている状況でしょうから, 結果として通過告知が行われなくなるのでした。

 レーダー波が飛んでくれば影響を受けるわけですから, 500m 手前での音声告知も行われないことが ちょくちょくありますし, 近隣に存在する ほかの対象ポイントについても (音声での) 警告が行われなくなります。 従って, こと GPS 告知については, OP-CR43 を追加すると却って相当おバカになる…と言えそうです。 やはりミキシング対応と RW939si 並のレーダー機能の 2 点くらいに対応した辺りが狙い時なのかしら? 冬モデルか来年の春モデルに期待したいところです。

 あと, 反対車線キャンセル機能ですが, こちらは RW939si 等よりも徹底していて, 警告アラーム (要は音声。) のみならず, 反対車線のオービス関連については全く警告しなくなります。 一昨日のコース取りには そういった地点が存在しませんでしたから, 気付きませんでした。

 さて, ナビ機能ですが, ルート検索のアルゴリズムが「おすすめ」を基本としたものになっているらしく, 「一般道優先」や「距離優先」を選択した場合でも, なるべく右左折を伴わないよう幹線道路主体にコース取りするようです。 地元や通勤コースなど良く知っている道程を含む場合にはデメリットとなる (「なぜ こんな腐った道を…。」といったパターン。 ^^;) 可能性もありますが, 旅行等ではマップルベースの目印が多い地図とも相まって分かり易いのではないかと思います。

 さらに, この癖は「右回りと左回りのコース取りが存在」といったケースにも有利に働いているようです。 カローラの純正カーナビ (NH3T-W55) も そうなのですが, わりと多くのカーナビでは意図的にコースを外れた際でも どこまでも しつこく元の道へ戻ろうとする嫌いがあります。 右回りを選択したのに しつこく左回り させようとするわけです。 それに対して YPL430si では, 「なるべくまっすぐ」という癖が働いて, わりとあっさり右回りで案内してくれるようになります。 頭の切替が早いわけですね。

 ただし, これは右回りと左回りとで距離や時間が大きく異ならない場合での話で, 双方に ある程度以上の違いが存在する場合には, YPL430si でも元の道に戻りたがります。 例えば, 「左回りは距離的に不利なものの幹線道路を始めとした広い道ばかり。 それに対して右回りは距離は短いものの行程の 2/3 が狭い山道」といったケースでは, 距離に差が無くなるまでは山道を選択し続けます。 知らない土地ではハマることがあるかもしれませんね。 (^^;)

 それはともかく, 2GB の micro-SD ということで, 情報の絶対量については どうしようもなく少ないわけですが, ナビとしては予想よりは便利のような気がしました。 4GB カード等が採用されると, 一昔前の HDD ナビよりも便利になるかもしれません…画面は小さいですけれど。 (^^;;

 あ, そうそう。 このナビ。 わりと遅れて表示が更新されますので, 常に先回りして把握しておかないと曲がり損ねる恐れがあります。 これは純粋にソフトの問題でしょうね。 同時に表示されている GPS 警告レーダースコープのほうは常に自車が正しい位置で表示・更新されていますから。 そこへ, 大きく表示 (100m スケールだと 50~80m くらい。 ^^;) されている自車を示すマークの先端が現在位置を示す…という仕様が拍車を掛けているのでした。

 そういえば, レーダー波受信機能付きのクレードル。 無駄にスタンドや AC アダプターを追加して値段を吊り上げているとしか思えませんでした。 ¥5k~¥7k くらいは安くできるはずなのではないかと。 (^^;;

 結局, 良くも悪くも YERA シリーズはナビということなのでしょうね。 オプションだろうが標準装備だろうが, レーダー機能は あくまでも無理矢理追加したオマケということなのでしょう。 無理矢理追加しているからこそ弊害も発生すると…。 悪い言い方になってしまいますが, この程度の仕様に抑えたポータブルナビであるのなら, メーカーの性格上, GPS ターゲット警告を含むレーダー機能に力を入れたほうが得策のような気がします。 個人的には, ミキシングに対応した上で RW939si 並の警告を行うようにして, その上で FM111si 的な表示モードが追加されると便利かな?と思います。 通常は指定したスケールか 500m くらいで表示して, ターゲットが近づいたら自動的に拡大表示すると…。

 3 回に渡って いろいろと書いていますが, これらは あくまでも「低機能ながら曲がりなりにも NH3T-W55 という HDD ナビと, SG-350P→S900i→RW939si といった中堅クラスのレーダーを使い続けてきた」人間が書いた感想ですので, 念のため。 少なくとも YPL430si が想定している購買層ではないです, 絶対。 (笑)  特に, RW939si 使用の影響は絶大で, これが無ければ「何も疑問を持たずに仕様を受け入れ」ていた不満点が かなり存在していたことでしょう。

●Aug.03,2008

YERA YPL430si のナビ機能とアイコン表示...

 昨日届いた YPL430si + OP-CR43 ですが, 今日の午前中に 90 分ほど掛けて近所のオービス巡りを行ってきました。 経由地付きのナビ機能を使用して…。 (笑)

 まずはナビ機能ですが…。 経由地付きの場合は非常にアホです。(笑)  このナビにとって経由地は正に「経由地」であって, 必要ないとナビが看破した場合は あっさりと無視されます。 旅行などで複数の目的地があった場合, 目的地 1 を経由地として目的地 2 を目的地設定する…といった設定を行うことは良くありますが, その際に「目的地 2 のほうが現在地より近い」といったケースも意外と多く遭遇します。 こういったケースの場合, YPL430si は目的地 1 を無視して いきなり目的地 2 の案内を始めてしまうのでした。

 ある意味賢いのかもしれませんが, この辺りの癖を知っていないと大ハマリする可能性がありますので, 購入直後は意味もなく近場をナビに案内させて, 癖を把握した後で旅行等に使用するのが得策でしょうね。

 さて, 問題のレーダー機能ですが, まずはアイコン表示について。 RW939si 等のレーダースコープ並みの範囲を表示させるにはスケールを 200m~500m 辺りの設定とすることになりますが, 500m 以上ではコンビニ等の企業アイコンどころか GPS アイコンさえ表示されなくなります。 結果として, アイコン表示を行った上で少しでも広域表示したい場合には 200m しか選択肢がないことになります。 ここまでくると, 広さを諦めて 100m 設定としておいたほうが幸せのような気がします。 (笑)

 次に, レーダー方面の警告ですが, 公式 WEB やマニュアルでの説明と異なり 通過告知は行われません。 少なくとも, 今日通ってきた新 H システムやレーダー式オービスについては一切告知が行われませんでした。 結局, RW939si と比べた場合は以下のような感じになります:

製  品 RW939si YPL430si 備  考
2km 手前 高速の場合
1km 手前
制限速度告知 ×
500m 手前 比較的遠くまでレーダー波が飛んできている場合には,レーダー警告が優先されてしまい実質音声での告知は行われなくなる
カメラ位置告知 ×
直前 ×
直前速度告知 ×
通過告知 × 説明と異なり実際には告知されない
ほぼ常に同時進行でレーダー警告が行われているため,そちらの音声が優先されてしまい実質告知されない

 致命傷ではありませんが, かなり見劣りしてしまうのは否めません。 感覚的には機能を削った S900i…といったところでしょうか?  SCN-11RD 辺りも同様でしょうから, レーダー機能を重視したいのであれば, 少なくとも RW939si 辺りと同等の機能を備えた後継機種が登場するまでは YERA シリーズを買うのは控えたほうが良さそうです。

Aug.4,2008 追記

 表の備考欄について, 一部追加・修正を行いました。

●Aug.02,2008

Canvas 3...

 今日, この Web で使っているバナーやリンク等のリンク切れチェックを行っていたところ F&C の Web で『Canvas3』の文字が目に入りました。 「あら, 3 も出すのね…」と公式サイトを覗いてみたところまでは良かったのですが…, 「はて? なぜ, 撫子学園 (風) の制服を着た楓が ここに? (髪の色は違いますが…。)」  ここは F&C のページであって CIRCUS のページではないはず…と思いながらも一応原画等の面々を確認してみたところ, 「原画:たにはらなつき 他, シナリオ:~, 天野智晴, ~, たけうちこうた, 望月JET」の文字が…。 はら, 間違いなく『ホームメイド スイーツ』といいますか, 『ダ・カーポII』の面々です。

 う~む。 おもしろいところで おもしろいメンバーが…。 まさか内容まで『ダ・カーポII』していたりして…ということは無いでしょうけれど, CANVAS 特有の色づかいだけは残しておいてほしいところです。 まぁ, 来年春の発売ですから当分先の話ではありますが…。

YERA YPL430si + OP-CR43 購入...

 YUPITERURW939si を買って 1 か月と少々経ちましたが, その間にフルマップ機能を備えたレーダー専用機が登場しました。 レーダースコープII等からの発展で行き着く先…として考えるとフルマップ化は自然な流れという気がします。 が, せっかくのフルマップなのに更新が出来ないのは かなり悲しいですし, マップモードでの警告画面も個人的に気に入らなかったりします。

 さらに, FM111si ではレーダーとしての基本機能が RW939si と何も変わりませんので, ポータブルナビである YERA YPL430si + OP-CR43 を試してみることにしました。 機能低下は避けられないわけですが, 失う機能が, オービス制限速度告知, オービスカメラ位置, 取締・検問圏外, 高速道制限速度切替ポイント, オービス直前速度告知…と, まぁ, 致命傷となる項目が存在しない…ということで。 ……制限速度・直前速度の両告知は少々痛いですけれど…。

 というわけで, 製品が届いた今日, 片道 20km の往復 40km 程度を流してきての感想などを…。 総論として言いたいのは…。 「LCD が不合格以前, それと取付用のハンドルは仕様的欠陥レベル」…という点です。 この 2 点だけで使う気が失せるかもしれません。 (笑)

 まずはハンドル。 これ, 「取付後に一旦ゆるめて角度調整」というのは殆ど無理な仕様です。 きっとメーカーは「取付後は裏側での操作になる」という点を認識していないに違いありません。 固定されるまでハンドルを閉めるのは女性には無理でしょうね。 それどころか, 男性でも握力がない方は辛いのではないかと。 それ以前に爪が長い方には 100% 無理です。 折るか生爪を剥がすかが確定していると思います。 (^^;;  ちなみに, 私の爪は長くなかったのですが, 油断していたせいで爪を引っかけて回す形になり, 生爪を剥がし掛けて大流血となりました。 (笑)  >右手中指

 なお, 「簡単取付」を謳っている吸盤は多くの車には無力です…お約束として。 なので, 粘着マットを使うことになりますが, 両面シールと変わらない吸着力ですので, チャンスは一度きりです。 (^^;;  クレードルやスタンド周りの仕様は YERA 系製品で共通しているはずですが, 変更されていないということは, 巷のユーザーの方々は何も困っていない…ということなのかしら?

 次に LCD ですが, これは「WILLCOM 03 並み」と言えば解る方には解って頂けるのではないかと…。 つまり直射日光はむろんのこと周りが明るいと画面が見えません。 ポータブルナビとしては…どころか車載用としても致命的です。

 走り出す以前の問題に遭遇したわけですが, 気を取り直して走ってきての感想などを…。 あ, コースにレーダー方面が存在しませんでしたので, そちらは また書きます。

 まず, ナビとしてですが, 多くを求めたり過大な期待を抱かなければ満足できるレベルなのではないかと…。 2GB の micro-SD ということでデーター量が少ない点は避けられませんが, メジャーどころの目的地を探す分には困らないと思います。 あと, 元データーがマップルだからなのか, 目印となりそうな神社・仏閣・学校等のデーターは, トヨタ純正ナビよりも多いです。 (^^;)  ナビとして使う場合は おそらく 100m のスケールが基本となりそうです。 この辺りが一番情報量や個々のアイテム間のサイズ比率が優れていますし。 あ, そうそう。 このナビは右左折などの方向転換を苦手としているようです。 5 秒ほど経たないと反映されませんので, 少々気になります。 真下に比較対象となる HDD ナビが存在するだけに一層…。

 レーダーとして使う場合は かなり広めのスケールが基本となるような気がします。 上記の 100m 辺りのスケールですと, 警告表示が始まっても当該アイコンはマップ上に表示されず…ということが良くあります。 が, 200m 以上のスケールにすると多くのアイコン等が表示されなくなりますので, FM111si 辺りと変わらなくなってしまいます。 もちろん, 交差点等の名称は表示されるわけですけれど…。 (GPS レーダー等の使用経験者が) レーダー機能を重視した上でナビとしても使いたい…という場合は, 悩ましいところですね。

 (今日の) 最後にマリナビですが, 3 日で通常設定へ戻す方が多いことでしょう。 いえ, 多くの音声と整合性がとれなくなってしまいますので。 [一覧]