WD10TPVT 換装...
下の記事の続きです。 5 月に Satellite WXW/78DW の HDD を WD6400BEVT へ換装したばかりなのですが, PC エミュレーター各版の動作確認等でゲスト PC の分岐環境が増殖していることと, メインマシン更新に備えて WXW の再現環境を (ゲスト上に) 構築しておくための空き容量を確保する必要があったことから, 「買おうかなぁ?」と 5 日の記事 (UP したのは 6 日。) で書いたわけですが, 結局, 記事を上げた直後に表題の WD10TPVT を発注してしまいました。(笑) タイミング的に, 即納が可能であれば週末には納品されますので。 その発注した HDD が昨日の朝納品されましたので, 早速換装してみました。
さて, 前の記事で書いたとおり この WD10TPVT は「4KB / セクター」の Advanced Format です。 なので, まずは「コピー自体が可能なのかどうか?」が問題となります。 もちろん, AFT は物理段階の話であって, クローニングソフトを含めた多くのソフト側から見た論理段階では, 従来どおりの「256B / セクター」となるわけですが, 比較的低レベルの処理も関係してくるクローニングソフトだけに, この辺りで引っかかる確率は高いと言えます。
まぁ, 実際にやってみれば良いだけですので, 早速手持ちの Migrate Easy 7.0 を使ってコピーをしてみたところ, あっさりと完了しました。 上で書いた WXW 再現環境用の 80GB を確保した以外基本的にパーティションサイズの変更は行わず, 増量分は全て VMware Workstation 用パーティションへ割り振っています。 所要時間は 120 分でした。 WD5000BEVT→ WD6400BEVT が 150 分でしたから かなり速くなっています。 一応 AFT の効果なのでしょう。 シーケンシャルアクセスで 16 セクター分 (旧サイズ換算。) まとめ書きしているわけですから。
コピーが終了しましたので, 早速 HDD を換装して立ち上げます。 ……あっさり立ち上がりました。 となれば次は WD Align Utility を実行することになるわけですが, その前に故意で Experience を計測してみました。 結果は 5.9 と WD6400BEVT の時と変わらなかったのですが, 体感速度は落ちているような気がします。 やはりといいますか当然ながらといいますか境界調整は必要のようです。
WD Align Utility は複数存在するわけですが, 今回は Acronis のツールを使用することにします。 理由は簡単で, 今ほどコピーで使用した Migrate Easy と実体 (エンジン部分。) が同じものだからです。 早速実行して状況表示を行ったところ…全てのパーティションが要調整と出ました。 まぁ, 何も考えずに設定しましたから。 それはともかく, あとは適用パーティションを指定 (もちろん全部。) して実行するだけなのですが…ここからが長かった。 いえ, 同一ドライブ上ですから当然なのですが, コピーが 120 分だっただけに 300 分は長かったです。(^^;)
境界調整も済んだわけですが…体感速度は あまり変わっていないようです。 まぁ, この辺りはシステムによるファイルの再配置が終わらないと比較は無理ですね, 特に起動処理は。 Experience も 5.9 のままでした。 もっとも, x.9 なんて数値の場合は, ハード的な壁をクリアーしない限り そのままなので, 体感速度が どれだけ上がっても 5.9 の ままなのでしょうけれど。
ともあれ換装は無事終了しました。 VMware 用の空きも しばらくは保つでしょう。 もっとも, 調子に乗って固定サイズで確保しようものなら, 明日にでも使い切るでしょうけれど。(笑) 一応 Satellite WXW/78DW 再現環境用となる Windows 7 Ul ゲストだけは, 前に書いたとおり固定サイズの 80GB へ変更しておきました。 あとは…, 当初の予定どおり夏休みに行うこととなりそうです。
ちなみに, 使用するソフトによっては HDD のコピー時に上手く境界調整を行えるかもしれませんが, 少なくとも私が使用した Migrate Easy 7.0 では, 100GB 単位クラスともなると「150.1GB」といった単位でしか指定できませんので, いくら「同じ 150.1GB の表示でも数パターン存在し指定も可能」とは言え, ぴったり境界を合わせるのは不可能…, ということで適当にサイズを指定しています。
6 月末の車検で引っかかったことから, スモールの T10 LED を LEXT105W-V3 から DXT105W に交換したわけですが, DXT105W は球切れ等の予備用として買ったものですから, あまり長期間使用するのは避けたいところです。 もちろん DXT105W をメイン使用する手もあるわけですが, 先日発売された CATZ の CLB23 を試してみることにしました。 10 チップとレンズカットによる 300 度拡散をウリにしているようですから。
というわけで, 先日注文した CLB23 が昨日届きましたので取り付けてみました。 結果は…微妙の一言。(笑) まずチップは確かに 10 チップですが, 小型が 10 個なので, 特に 2 個がセットの側面では大型 1 個に負けています。 さらに, チップが そのまま見えるようではレンズカットの効果は殆ど無いも同然…ということで, 側面については 2×3 にするくらいなら 1×6 にしてほしかったですね。 結果, 前面 4 チップが効果を及ぼすかどうかに懸かっている感じです。 タウンズライト系の大型レフ (要はヘッドライトのハイビーム側そのもの。) が相手では不利ですね。
まぁ, 特段暗いわけでもありませんし, チップがむき出しになっている (広義の) 自作系 LED よりは見てくれもマシですから, しばらくは これを使うことになるでしょう。 余談ですが, LED スモールを交換するよりも, ハイビームのバルブをブルーコーティングの CB466N からホワイトコーティング系へ交換したほうが, 効果は数段高いような気がします。 (^^;; [一覧]
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