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今日の出来事 (Aug, 2010)

●Aug.30,2010

Norton Internet Security 2011...

[NIS2011 on Parallels Desktop 4]

 27 日に Symantec の Norton Internet Security 2011 が発売され, 体験版もダウンロードできるようになりましたので, 早速落としてインストールしてみました。 毎度のことですが, この段階で既存の NIS からアップグレードしますと, 当該 (旧) NIS のアカウントを潰す結果となりますので, ライセンスを更新するのでなければ, 無償アップデートが可能となるまではアップグレードを行わないよう注意してください。 恐らく今週中には可能となるでしょう。

というわけで, 毎回ライセンスが潰れるのを厭わず新版をインストールしてきた私も, 今回は おとなしく上書きの発生しない環境を使用しました。 いえ, ちょうど Parallels Desktop 4VirtualBox 3.2Windows Virtual PC といった新規インストール可能な環境が複数転がっていましたので。(笑)  今回は Parallels Desktop 4 上の Windows 7 Professional ゲストを選択しています。

 早速, おもむろに (って, 「早速」と「おもむろ」では行動が矛盾。 ^^;) インストールします。 特に問題なくインストールは終了。 が, ゲストだけあって 1 分超と少々時間が掛かってしまいました。 これがホストなら 30 秒と掛からず終了しているところです。 続けて諸々の更新。 …相変わらずといいますか, 70MB ほど落としてくれます。 一部の情報について, 差分ではなく頭から入れ替えているのでしょうね。

 さて, 今回の試用目的は, 一にも二にも例の LZH 書庫方面の問題についての確認です。 「対応予定が有るのか無いのか」 「あったとして新製品での先行対応が行われるのか?」の内, 少なくとも先行対応の有無だけは確認できますから。 で, 結果ですが…変わっていませんでした。 少なくとも先行対応は行われなかったようですね。 これで, 「対応されるとしても全製品で一斉」であることが判りました。 個人用から大規模システム用まで全てが該当しますから, 対応されるとしても 2012 年版 (つまり 1 年後) かもしれません。

まぁ, 書庫周りのエンジンについては予想していたとおり…ということで別段何も言うことはないのですが, 悲しかったのは, NIS 2010 以降でウリの機能が LZH 書庫について無効のままだった点です。 例えば, 書庫に対してスキャンを行う場合, 通常であれば「インサイトネットワークスキャン」が有効となるのですが, LZH 書庫では ただの「スキャン」しか選べません。 つまり高速化の恩恵に浴せないわけです。

むぅ~。 書庫の形式で機能の有無が変わってくる辺りは…理解できませんね。 圧縮形式やヘッダー形式が関係しているわけでも無さそうなのに…。 いえ, ARJ 書庫辺りですと, 件の脆弱性ですり抜けの発生する書庫 (つまり実質スキャンできない。) でも「インサイトネットワークスキャン」が有効になりますから。 対象を拡張子で指定できた覚えもありませんし。

 動作の軽さなどについては, また書くことにしましょう。 今回はゲストへのインストールだった上に, NIS 2010 のインストールされている Parallels Desktop 4 のゲストも有りませんので…。

 あ, そうそう。 右上画像ですが, すり抜けテスト用の LZH 書庫をスキャンしたところです。 まず, メニューが「このファイルをスキャン」になってしまっています。 機能が有効であれば「インサイトネットワークスキャン」になっているところです。 次に右のスキャン結果ですが, すり抜けてしまっていることからスキャン数が書庫本体 (のみ) を表す 1 になっています。 本来は, 例えば 10 個のメンバーが存在するのであれば 11 になっているところです。

フルサイズ画像へリンクしようと思ったのですが, twitpic の Seesmic 匿名アカウントということで, いつまで有効か判りませんので止めました。 (^^;;  今はまだ見られますが, 恐らく当該ツイートが未読の彼方へ消えた時点で画像のほうも削除されると思います。

Sep.1,2010 追記

 昨日から無償アップデートを行えるようになっています。 ホストでのインストール時間は 45 秒と, NIS 2010 に比べて随分時間が掛かりました。 45 秒でも十分短いのですが, さすがに 30 秒弱と比べますと「随分」といった印象になってしまいます。 (^^;)

●Aug.27,2010

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2269637)...

 10 日ほど前の iTunes for Windows 方面だったかの脆弱性報告が引き金になって, 大々的に宣伝 (注意喚起とも言う。) されるようになった「安全でないライブラリのロードにより、リモートでコードが実行される」 (マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2269637)) の脆弱性ですが, 拙作の LHMelt も しっかり該当しています。

 元々「統合アーカイバ」 DLL のインストール先というのはユーザーによって様々で, 自身の使用するソフトのインストール先やウインドウズシステムディレクトリー (その他システム方面のディレクトリーを含む。) とは異なるディレクトリーにインストールされるケース (この場合, 環境変数 "PATH" で指定しておくのが普通。) も少なくありません。 しかも, 幸か不幸か LHMelt はコマンドラインツール的に使用されることもあって, 中には「カレントディレクトリー」を利用するケースもあったりしたのでした。

このネタ自体は新しいものではなくて, 10 年くらい (以上?) 前には登場している既知の問題です。 上記のような事情があって当時は華麗にスルーしたわけです。(笑)  とはいうものの, 今回大々的に情報が載ってしまいましたので, 問題の肝である最後のケースの利用者には申し訳ないのですが, カレントディレクトリーは無視するように変更させて頂きました。 ……Windows XP SP1 以降の環境だけで有効ですけれど。 (^^;;

 でもねぇ…, 「必要な場合がある」からこそ, 全面拒否をせずに API の追加やレジストリー設定の追加 (それも似て非なる設定が増殖。 ^^;) といった姑息な手段を用意するに留めているのでしょ?  それで, アドバイザリーで「ロード元の決め打ちをしろ~」とか書かれても…。 >Microsoft

そもそも「外部の共有先から DLL 等を直接ロード・実行できてしまう」のが諸悪の根源なのですから, OS 側で そのように処置してしまえば済む問題のような気がします。 上で書いた「カレントディレクトリーを必要とするケース」でも, ロード元は あくまでもローカル上なのですから。 いえ, もちろんローカルの場合でも攻撃の危険性はあるわけですけれどね。

 しかし…。 大々的に情報が載った (=「やり方」を伝授した。) ことで, もはや Windows XP SP1 未満の OS は死亡決定のような気がします。 何しろ「ソフトと同じディレクトリー上に存在しないシステムファイルは全て×」なわけで, 何の苦労もなく攻撃が成立してしまいますから。 (^^;;  で, レジストリー方面もアクセス権設定方面がずさんだと意味なしと…。

この攻撃手法ってかなり強力な「なんでもあり」状態ですから, もはやパターン認識では対処できないでしょうね。 ウイルス対策ソフトの類には, 是非とも「外部からの DLL 等のロードそのものについて拒否する機能」を付加してもらいたいところです。 MS による対策は期待できませんので。

 あ, そうそう。 今回の脆弱性については ちゃんと調べたほうが良いですよ。 「自身のソフトは SetDllDirectory() している (はず。 ここ重要。 ^^;) から大丈夫」 「safe DLL search mode が有効となっている OS しか対象としていないから大丈夫」 「etc...」なんてのは, 「対処しているつもり」でしかありません。 統合アーカイバ DLL ひとつとっても, ウインドウズシステムディレクトリー辺りから環境変数 PATH で指定された任意のディレクトリーへ移しただけで, 今回の攻撃手法が成立してしまうソフトが散見されますから…。

Sep.1,2010 追記

 Windows 2000 や Win9x 等の旧環境で意識的に「カレントディレクトリーからのロード」を行っているケースが散見されましたので, 「どうしようかしら?」と迷ったのですが, それらの環境を含めて全環境でカレントディレクトリーを無視するようにした版を, 今日になって公開しました。

●Aug.23,2010

先日の Adobe Flash Player...

 Twitter 上でぼやいた後こちらに書いておくのを忘れていたのですが…。(笑)  皆さんご存じのように, 先日 Adobe Flash Player についてセキュリティ方面のパッチが公開されました。 で, ご多分に漏れず私も早速パッチを当てた (といいますか更新版をインストールした。) わけですが, その後管理者権限以外で Flash が再生されなくなってしまいました。 嫌らしいことに「全ての」ではなくて「一部の」だったりします。

その「一部」について何かパターンがあるのかと言えば, そうでも無さそうです。 Adobe のサポートに情報が載っていたレジストリーキーのアクセス権限も大丈夫でした。 が, 「管理者権限のみ可」という症状が どうしようもなく「レジストリーキーのアクセス権限絡み」であることを主張します, 経験則上。 (^^;)

 「もう, こうなったら徹底的に虱潰しでチェックするしかない」ということで, チェックしてみたところ…。 いました, いました, こんなところに。 どこかというと「HLM\SOFTWARE\Classes\MIME\Database\Content Type\application/x-shockwave-flash」です。 ここの Users のアクセス権が消えていました。 ある意味すごく それらしい箇所ではあるのですが, そのわりに「Shockware だとダメ」 「全部ダメ」 といった構図になっていない点だけは謎です。 (もちろん「.swf だとダメ」というパターンでもありません。)

とにもかくにも, Users に読み取り権限を与えることで, 無事正常な再生が行われるようになりました。 ふむ。 何が影響したのかしら? 何かあるとすれば, Internet Explorer 用と Firefox など その他用の双方をインストールしたことくらいですけれど…。

Parallels の Twitter...

 Twitter のアカウントを作成したところ, さして日をおかずに ParallelsMac からフォローされました。 そこが Mac オンリーの世界だった (これは当たり前。) ため「Parallelsさん。 Desktop 4 for Win&Linuxのことも忘れないであげてください。 たまにはTwitterにネタを上げてあげてください。(笑) #Parallels」と (自身のホームで) ぼやいてみたら, 今度は Parallels の別のアカウントからフォローされました。(笑)  誰かがまめにチェックしているのかしら? 数万とあるフォロー先のログを…。 フォローのタイミングが良すぎます。 (^^;;

Seesmic Desktop 2 でいうところの Search のようにキーワードでフィルターを掛けてリアルタイム表示する方法も もちろんあるわけですが, それでも そうそう追い切れる規模ではない気がするのですけれど…。

昨日の「ポチッとな」 (『中世スペイン語入門』)...

 先週「この方面の書籍 (大学書林もの。) を まとめ買いするのも一興」とか書いたのですが, 実際に どの程度入手が可能なのか手っ取り早く Amazon で検索してみました。 結果は, 予想していたとおりといいますか, かなりの書籍が入手不可となっているようです。 まぁ, それなら それで目に留まったものを 2・3 冊買ってみようかしら…ということで買ってみたのが, 次の 2 冊です。

 まず 1 冊目は標題にもある『中世スペイン語入門。』  『ロマンス語比較文法』が入荷未定なのは先日書いたとおりですし, 古フランス語・古プロヴァンス語方面は 20 年以上前に入手済。 ゲルマン語方面は…語派が混在するのは (買った分を通して読むことから) とりあえず避けたい…, というわけで選択されています。 地理的にも近くて相互に影響し合っている言語でもありますし。

 2 冊目は『フランス語史 (増補改訂版)。』  大学書林の『フランス語の歴史』が入荷未定だった…という理由は良いとして, こちらは大学書林ではなくて しかも 2 冊目だったりします。 25 年ほど前に 81 年発行の初版を買っているのですが, 今では増補改訂版ということで「どの辺りが変わったのかしら?」を確認したかったのでした。 推測するに, 誤植方面は当然として現代フランス語の章辺りが一番変わっていそうです。

Aug.25,2010 追記

 「増補」の文字は伊達ではなくて 62p も増えていました。 予想に反して全般的に書き足されていたのですが, 「歴史を知らない学生の多さに痛感し その方面の記述を増やした」といった内容が改訂版に向けての前書きで書かれているのを見て泣けてきました。 (泣)  その辺りも関係しているのか, 一部が異様に優しい言い回しに変わっている…といいますか, 日本語のレベルを下げてあって さらに泣けました。 (^^;)

確かに歴史関係の記述は増えているのですが, 全体量を増やすために個々の歴史上のイベントについての記述量が犠牲になっていたりして, 初版を知っている身にとっては, 却って内容が薄っぺらくなってしまっているように感じられました。 (T_T)  歴史以外の部分についても一部については以下同文。

●Aug.20,2010

VirtualBox 3.2.8...

[VirtualBox 3.2.8 on Satellite WXW/78DW]

 VirtualBox 3.2.8 が出て しばらく経ちますが, 私が使っている環境では「かなりの改悪」状態となってしまっています。 (^^;)  まず, Direct3D 方面の描画速度が「当社比 1/8」くらいに落ち込んでしまいました。 ホストの環境変化にも随分影響される VirtualBox ですから, ホスト側の ForceWare を 258.96 から 174.98 へ落としてみたりも しましたが結果は変わらず。 どうやら VirtualBox 側の問題のようです。

さらに, Windows Vista 等でのエクスペリエンス計測が行えなくなってしまいました。 マルチメディアデコードのテストで VirtualBox 自体が落ちてしまいます。 この辺りの OS は このテストのスコアで調整を行っている部分が無きにしも非ずですので, 計測できないのは少々痛いところです。 ちなみに, 右の画像が そのエラー時のものです。

ちなみに, これらの仮想 PC には設定で 1 CPU しか割り振っていないにもかかわらず, ゲスト OS は Dual コアを一部の項目で申告してきます。 関係ないはずなのではありますが, 相手 (VirtualBox) が相手だけに「影響しているのではないか」と疑いたくなってしまいます。 ほんと, いつまで「ホストのデーターを そのまま使う」といった拙い処理を続けるのかしら?

ForceWare 256 系での不具合と 174.98 再び...

 先月下旬から たまに (まれに?) 発生していた描画の乱れですが, PC エミュレーター方面との相性問題というよりも, Satellite WXW/78DW 上での 256 系ドライバー使用による問題のようです。 先日, パンヤをプレーしている最中…それも大会の途中で発生しましたので。(笑)  恐らく 256 系でなければ大丈夫なのでしょうけれど, ひと思いに 174.98 まで戻しました。 PhysX も有効になりますし。

どのような乱れかというと, LCD の左側だけが, ちょうど小さい画像 (320x200 くらい。) を目一杯 (1680x1050 とか。) 広げて表示した際に, 補正が追い着かなくて微妙にガタガタしてしまう…, といった感じです。 なので, 文字の判読は難しくなりますが操作自体は可能だったりします。 もしかしたら, 時節柄熱暴走でも起こしているのかもしれません。

 ForceWare の版によっては, こと当該環境にとっては半分ドーピング状態…といったケースは良くある話ですので, ここ最近では一番実績のある 174.98 まで戻しています。 こちらを基本にして, 新版が出たら そちらを試してみる…といった方針を採ることになるでしょうね。 何だかんだ言って, 新版のほうが何かと都合がよいですから。

●Aug.18,2010

昨日の届きもの (ロマンス語概論)...

 14 日に発送されたはずの『ロマンス語概論』ですが, なかなか届きません。 (って, いきなりの書き出し…。 ^^;)  「遅いなぁ~」と思いつつ Web で確認したところ, 15・16 日が「不在だったので持ち帰りました」のステータスに。 「はぁ? 両日ほぼずっと自宅にいたし, 不在通知も残っていないぞ!!」と電話しようにも 21 時過ぎでは自動応答で門前払い。 仕方がないので Web から 17 日午前の再配達を指定して, ようやく入手と相成りました。

いえ, 先方 (宅配業者) も私のところのパターンは熟知しているでしょうから, 雰囲気だけで不在と看破して戻るのは構わない (在宅していそうな時間を見計らって, 時間指定にかかわらず適当にリベンジしてくれる。) のですが, 翌日へ持ち越しになる場合くらい不在通知を置いていってほしいものです。

しかし…。 6 回の「不在でした」の全てが在宅だったとは言いませんが, 半分以上は居たはずなのですけれど。 ましてや私室は玄関の直上。 寝ていたり大音響 (もちろんヘッドフォン装備。) でクラシック辺りを聴いていたりしない限り, 訪れたことは判るはずなのですけれど…。

 それはそうと, この『ロマンス語概論。』  本来買いたかった『ロマンス語比較文法』が入手しづらい状況なので, 代わりに買ったものです。 その『ロマンス語比較文法』ですが, 買おうと思ったのは 20 年以上前 (1986 年。) のことだったりします。(爆)

その時には『古フランス語文法』 『聖杯の物語』 (クレチアン・ド・トロワの古フランス語のやつです。) をレジへ持っていこうと抱えていて, その時点で電子手帳だったかポケコンだったかの方面で買い物をし, ミニチュアスコアも ¥20k.- 分ほど まとめ買いし…といった状況でしたので, 買えなかったのでした。(^^;)

この手の大学書林の書籍は…, タイミングを逃すと なかなか次の機会が巡ってこないのですよね。 当時は Web 通販もないし発注しても入荷不可だったりしましたし。 で, これを機会にと, この方面の書籍 (大学書林もの。) を まとめ買いするのも一興なのですが, どのくらい入手が可能なのかしら?  まぁ, あまり簡単に入手が可能だと, 軽く ¥100k.- を超えてきそうですけれど。(笑)

●Aug.16,2010

Windows 7 on Parallels Desktop 4 for Win...

[Windows 7 on Parallels Desktop 4 for Win]

 6 月に Windows Virtual PCVirtualBox の双方で Windows 7 ゲストを試してみましたが, 「となれば, Parallels Desktop も試して見ねばなるまい…」ということで, 昨日 Parallels Desktop 4 for Windows & LinuxWindows 7 ゲストを試してみました。 今回は Professional を選択しています。

新規インストールですので構築はサクッと終了。 とりあえず Windows Virtual PC の時と同じような感じにしてみたのが右画像です。 ……Basic テーマのテスト用くらいには使えるかしら?  少なくとも わざわざ導入する意味はないですね, Win 版を使っている限りは。 ましてやホストが Windows 7。(^^;)

 安定度は遙かに上ですので, 「既に持っている」だとか「¥9k.- 超など関係ないわぁ~!!」だとかいった方であれば, VirtualBox よりは お勧めです。 ただし, 「次があるのか?」という とてつもなく大きな問題を抱えてはいますけれど。(笑)  反対に, Mac 版クオリティー (に近いものでも可。) の後継バージョンが出た暁には, 少なくとも私は VirtualBox からは乗り換えます。

もちろん, VirtualBox の使用を止めるわけではありませんが, そのゲストの殆どが Parallels へ移行 (といいますか新規作成。) することになるでしょうね。

Nov.12,2010 追記

 あろう事か, MacBook Air を買った上で Parallels Desktop 6 for Mac を導入してしまいました。 (爆)  が, 64GB の SSD なので Windows 7 ゲストを構築しただけで, 移行はなしです。

●Aug.13,2010

Twitter...

 先日, Twitterアカウントを作成しました。 「時代の流れで作成」などと言った話も聞きますが, 個人的には そのような気合いの入ったものではなく, 「なんとなく」で作成したものです。 が, この Twitter…。 「なんとなく」で使ってはいけない…といいますか, それだと無意味な代物ですね。 判ってはいましたが, アカウントを作成することで それがハッキリしました。

何しろ「なんとなく」で作成していますから, 呟くネタもなければフォローする対象もありません。 いえ, 何でも思ったことを呟いたりフォローしたりすれば良いわけなのですが, 一応公式アカウントですから あれこれ手を出すわけにも行きませんし。 こういったアカウントが「作っただけで呟いたことがない」アカウントになるのでしょうね。 (^^;;

 反対に, フォローイングやフォロワーがそれなり (20 程度以上?) に増えてきますと, 巷でも言われているように, それはそれで情報処理能力がないと使いこなせない気がします。 フォロー先にもよりますが, 呟きやリツイートが多いと必要な情報がログの彼方へ埋もれてしまいますから。 さらに, そうそうフレンドが効率よく形成されるわけではありませんので, 正しく「呟き」で意味不明のネタ (主に返信。) がタイムラインに表示されるわけで…。 個人アカウントのほうは この範疇に入りつつあります。(^^;)

 そういえば, フォローに対して律儀にフォロー返しを行っているベンダーが散見されますけれど, あれって凄いことになっていそうですね。 フレンドが 4000 とか 5000 とか信じられない世界です。(笑)  「Twitter のアカウントをもっているユーザーが それだけ居る」というのも, ある意味凄いですけれど。

 結局, Twitter も「仲間内」での利用が一番上手く機能するのでしょうね。 でも, それなら わざわざ Twitter を選択する理由の無い気がしないでも…。

Sep.22,2010 追記

 上の「20 程度」というのは, 「右も左も判らない Twitter 初心者が (初心者向けの) クライアントを使った場合に TL を追い切れなくなる」程度を想定して書いています。 TL の遡り方が判らなかったり, 遡れたとしても, フォロー先にヘビーな方がいたりすると, その方の呟きで埋まっちゃったり…と, 最初の壁にぶち当たりそうな数ですので。 少し慣れれば何でもない数なのですけれどね。 (^^;)

●Aug.10,2010

バッテリー交換 (2010 年編)...

 前回バッテリーを交換してから 2 年以上経ちましたので, 夏場のエアコン攻撃も利いて電圧が下がってきたようです。 といった経緯で先日強化液を投入したのですが, その 1 週間後に交換を勧められました。 「こらこら, 強化液で大丈夫と投入した おまえがそれを言うか (笑)」と思いつつも, まぁ, 交換はしておきましょうと, 強化液分 + α だけ値下げした価格でバッテリー交換と相成りました。

むぅ~。 でかバッテリーを載せる空間は存在しないのだけれど, 根本的に容量が足りていない感じですね。 って, 総合的には初期状態より電力消費量は少ないはずですし, リーク方面は白でしたから, 仕様的に足りていないって事かしら? (^^;;  電力消費量計算は正しく行いましょう。>トヨタ

●Aug.09,2010

WD10TPVT 換装...

 下の記事の続きです。 5 月に Satellite WXW/78DW の HDD を WD6400BEVT へ換装したばかりなのですが, PC エミュレーター各版の動作確認等でゲスト PC の分岐環境が増殖していることと, メインマシン更新に備えて WXW の再現環境を (ゲスト上に) 構築しておくための空き容量を確保する必要があったことから, 「買おうかなぁ?」と 5 日の記事 (UP したのは 6 日。) で書いたわけですが, 結局, 記事を上げた直後に表題の WD10TPVT を発注してしまいました。(笑)  タイミング的に, 即納が可能であれば週末には納品されますので。 その発注した HDD が昨日の朝納品されましたので, 早速換装してみました。

 さて, 前の記事で書いたとおり この WD10TPVT は「4KB / セクター」の Advanced Format です。 なので, まずは「コピー自体が可能なのかどうか?」が問題となります。 もちろん, AFT は物理段階の話であって, クローニングソフトを含めた多くのソフト側から見た論理段階では, 従来どおりの「256B / セクター」となるわけですが, 比較的低レベルの処理も関係してくるクローニングソフトだけに, この辺りで引っかかる確率は高いと言えます。

まぁ, 実際にやってみれば良いだけですので, 早速手持ちの Migrate Easy 7.0 を使ってコピーをしてみたところ, あっさりと完了しました。 上で書いた WXW 再現環境用の 80GB を確保した以外基本的にパーティションサイズの変更は行わず, 増量分は全て VMware Workstation 用パーティションへ割り振っています。 所要時間は 120 分でした。 WD5000BEVTWD6400BEVT が 150 分でしたから かなり速くなっています。 一応 AFT の効果なのでしょう。 シーケンシャルアクセスで 16 セクター分 (旧サイズ換算。) まとめ書きしているわけですから。

 コピーが終了しましたので, 早速 HDD を換装して立ち上げます。 ……あっさり立ち上がりました。 となれば次は WD Align Utility を実行することになるわけですが, その前に故意で Experience を計測してみました。 結果は 5.9 と WD6400BEVT の時と変わらなかったのですが, 体感速度は落ちているような気がします。 やはりといいますか当然ながらといいますか境界調整は必要のようです。

WD Align Utility は複数存在するわけですが, 今回は Acronis のツールを使用することにします。 理由は簡単で, 今ほどコピーで使用した Migrate Easy と実体 (エンジン部分。) が同じものだからです。 早速実行して状況表示を行ったところ…全てのパーティションが要調整と出ました。 まぁ, 何も考えずに設定しましたから。 それはともかく, あとは適用パーティションを指定 (もちろん全部。) して実行するだけなのですが…ここからが長かった。 いえ, 同一ドライブ上ですから当然なのですが, コピーが 120 分だっただけに 300 分は長かったです。(^^;)

境界調整も済んだわけですが…体感速度は あまり変わっていないようです。 まぁ, この辺りはシステムによるファイルの再配置が終わらないと比較は無理ですね, 特に起動処理は。 Experience も 5.9 のままでした。 もっとも, x.9 なんて数値の場合は, ハード的な壁をクリアーしない限り そのままなので, 体感速度が どれだけ上がっても 5.9 の ままなのでしょうけれど。

 ともあれ換装は無事終了しました。 VMware 用の空きも しばらくは保つでしょう。 もっとも, 調子に乗って固定サイズで確保しようものなら, 明日にでも使い切るでしょうけれど。(笑)  一応 Satellite WXW/78DW 再現環境用となる Windows 7 Ul ゲストだけは, 前に書いたとおり固定サイズの 80GB へ変更しておきました。 あとは…, 当初の予定どおり夏休みに行うこととなりそうです。

 ちなみに, 使用するソフトによっては HDD のコピー時に上手く境界調整を行えるかもしれませんが, 少なくとも私が使用した Migrate Easy 7.0 では, 100GB 単位クラスともなると「150.1GB」といった単位でしか指定できませんので, いくら「同じ 150.1GB の表示でも数パターン存在し指定も可能」とは言え, ぴったり境界を合わせるのは不可能…, ということで適当にサイズを指定しています。

CLB23 購入...

 6 月末の車検で引っかかったことから, スモールの T10 LED を LEXT105W-V3 から DXT105W に交換したわけですが, DXT105W は球切れ等の予備用として買ったものですから, あまり長期間使用するのは避けたいところです。 もちろん DXT105W をメイン使用する手もあるわけですが, 先日発売された CATZ の CLB23 を試してみることにしました。 10 チップとレンズカットによる 300 度拡散をウリにしているようですから。

というわけで, 先日注文した CLB23 が昨日届きましたので取り付けてみました。 結果は…微妙の一言。(笑)  まずチップは確かに 10 チップですが, 小型が 10 個なので, 特に 2 個がセットの側面では大型 1 個に負けています。 さらに, チップが そのまま見えるようではレンズカットの効果は殆ど無いも同然…ということで, 側面については 2×3 にするくらいなら 1×6 にしてほしかったですね。 結果, 前面 4 チップが効果を及ぼすかどうかに懸かっている感じです。 タウンズライト系の大型レフ (要はヘッドライトのハイビーム側そのもの。) が相手では不利ですね。

まぁ, 特段暗いわけでもありませんし, チップがむき出しになっている (広義の) 自作系 LED よりは見てくれもマシですから, しばらくは これを使うことになるでしょう。 余談ですが, LED スモールを交換するよりも, ハイビームのバルブをブルーコーティングの CB466N からホワイトコーティング系へ交換したほうが, 効果は数段高いような気がします。 (^^;;  [一覧]

●Aug.05,2010

HDD の空き容量 (WD6400BEVT 編)...

 5 月下旬にメインで使用している Satellite WXW/78DW の HDD を WD6400BEVT へ換装したわけですが, 現状は まだ大丈夫であるものの, ここのところの お遊びで VMware Workstation 7.1 上を始めとするゲスト PC 用の仮想ディスクが増殖し, 早々に逼迫してきそうな状況となっています。 一応分岐等を使用して節約はしているものの追い着いてはいません。

 ここは やはり実験も兼ねて 1TB クラスの HDD (WD WD10TPVT 辺り。) を使うしかないのかしら?  次期主力マシンを投入する暁には間違いなく そのクラスの HDD へ換装することになりますので。 ただ, その場合 AFT 辺りも問題となる可能性はありますが, それよりも 12mm 系なのが…。 いえ, WXW は大丈夫なのですが, 使い回しが利かなさそうですので。

実験自体は時間の掛かる点のみが問題かしら?  1 つは「non AFT→AFT や AFT→AFT の HDD コピーを, 手持ちのクローニングソフトで実行が可能か?」, もう 1 つは「コピーできたとしてパフォーマンスの低下が発生するのか?」ですね。 もちろん, パフォーマンス云々については WD Align Utility を適用した後の話です。 ふむ。 1TB HDD も ¥10k.- 超で買えるご時世ですから, 夏休みにでも買って試してみましょう。

※ 5 日 に UP し忘れて 6 日に上げたのは秘密です…。

Aug.9,2010 追記

 結局 6 日に発注して, 8 日に換装しています。(笑)

●Aug.02,2010

ゲストの中の VMware Workstation 7.1…ならず (Linux 編)...

 先月, VMware Workstation 7.1Ubuntu 10.04 ゲスト上に VirtualBox 3.2.6 をインストールして, その上で Windows XP MCE 2005 ゲストを起動してみたわけですが, VMware の Linux ゲストについては 3D アクセラレーションが有効となりませんから, WinXP ゲスト上で (元々 VirtualBox 3.2.6 で動作する類の) Direct3D ソフトは動作したものの, 全てがソフトウェア処理…といった状況でした。 (むしろ, 「良く動いたなぁ~」といった印象。)

 一方, VirtualBox 3.2.6 の Ubuntu 10.04 ゲストについては, ある程度 OpenGL のアクセラレーションにも対応していて Compiz 辺りも機能するようになっています。 ただ, その対応具合が「Compiz 等で使用しているものに特化」している嫌いがありますけれど…。 その辺りを踏まえた上で, 今回は VirtualBox 3.2.6 の Ubuntu ゲスト上に VMware をインストールして, その上で Windows ゲストを起動してみました。

 というわけで, まずは VMware Workstation 6 辺りから試そうと思ったのですが, Ubuntu 10.04 に対応しているのは VMware 7.1 だけですので, 仕方なく VMware 7.1 を試してみました。 ……ハードル高すぎです。

すでに Ubuntu 10.04 環境はできあがっていますので, VMware 7.1 をインストールするだけです。 こちらは あっさりと終了。 次は とりあえずゲストマシンが起動するかどうか確かめよう…ということで, 空の Windows XP ゲスト (要はマシン構成だけ設定してあって, HDD は空。) を作成して起動してみたところ…, VMware による OpenGL の対応状況確認の段階で VirtualBox がお亡くなりに…といいますか, エラーを吐いたところでゲスト側が操作不能に陥りました。 どうやら VirtualBox 側自体もダメージを受けているようです。

 「さすがに VMware 7.1 は…」ということで, ランクを落として次は VMware Workstation 6.5 を試すことにしました。 VMware 6.5 は Ubuntu 10.04 には対応していませんので, ここは Ubuntu 9.04 に ご登場願うことにします。 さくっと Ubuntu 9.04 のインストールは終了し, あとは同じように VMware 6.5.4 をインストールした上で空の Windows XP 環境を作成して起動してみたところ…, 今度は VirtualBox 自体が何も言わずに落ち (抜け) ました。 「こらこら, それって攻撃に利用できるパターンではないか…」といった辺りは別のネタですので, ここでは無視です。

 どうやら, VirtualBox 3.2.6 Linux ゲスト上での VMware 実行は無理のようですね。 VirtualBox 側の 3D 対応を切る等々 VMware 側を含めて いろいろ設定を変更してみたりもしましたが, 何をどうやっても落ちる状況に変化は見られませんでした。 VMware 6.0 以下については後日確かめるとして, 上記の 2 つについては, 見づらいですが以下のような感じです:

[VMware 7.1 (Linux) on VirtualBox 3.2.6] [VMware 6.5 (Linux) on VirtualBox 3.2.6]

これは恐らく「VirtualBox がホストの情報を そのまま返す」辺りが影響しているのでしょうね。 PS 2.0 や Direct3D に試験対応していると言っても, やっていることは VMware Workstation 5 段階と同じですから, 一部のソフトくらいは動作しても さすがに VMware までは動作させられない…ということなのでしょう。

 そういえば, 上の実験を行っている際に遭遇したのですが, VMware 6.5.4 辺りでは新型のアクティベーションキーにも対応しています。 …対応しているのは良いのですが, 旧型である VMware 6.5 のキーを受け付けてくれず, 新型である VMware Workstation 7 のキーしか受け付けてくれませんでした。 いえ, どちらでも構わないわけですが, 6.5 が 6.5 のキーを受け付けないというのは…如何なものかと…。 6.5.1 辺りは受け付けてくれるのに…。