VMware Workstation 7β e.x.p Build 169612 テスト開始...
先日, VMware Workstation 7β テスト開始のメールが VMware から届いていたのですが, 昨日ようやくインストールしてみました。 今回の犠牲者はメイン PC である Satellite WXW/78DW です。 下手をすると影響が大きく, はっきり言って無謀です。 が, 別の PC で試したのでは確実に Windows 7 RC を始めとした諸々についてアクティベーションが必要となりますので, 「まぁ, いっか」ということで決行しています。
さて, 今回最大の目玉 (と思う方は多そうです。) は Windows 7 と Windows Vista での WDDM ドライバー対応です。 そう。 ついに Aero 対応化へ向けての野望が開始されました。 …が, 右の画像を見ていただければお判りのように Aero は無効のままです。 それもそのはずで, この WDDM 対応ドライバーは, Microsoft が出しているリファレンスドライバーを そのまま VMware 対応にしただけです。 しかも 3D 関連については実際の処理部分がダミー関数となっています。 ちょうど VMware Workstation 5 で Direct3D の対応化を始めた頃と同じで, とりあえず体裁だけは整えた…という段階に止まっています。
この辺りには事情があって, Aero に対応するにはドライバーの WDDM 化だけではなく, シェーダー方面を Ver 3.0 対応とする必要があり, まずは そちらの実装を行う必要があったからです。 で, その 3.0 対応化ですが, 確かに 3.0 でも動作するようにはなっています。 しかし, 手元の環境では 3.0 どころか 2.0 までもが正常に描画されなくなっています。 3DMark03 辺りまでは正常なのですが, 3DMark05 になると…それはそれは悲しい結果に。(笑)
それはともかく, VMware Workstation 6.5 の段階で発生していた描画不具合については ある程度改善されていて, 未対応などの理由から描画されていなかった一部のオブジェクト等も描画されるようになっています。 まずは, 上でも書いた 3DMark05 GT1 ですが:
左側が VMware 6.5.1, 右側が VMware 7.0βの画面となっています。 見てのとおり火花などが正常に描画されるようになっています。 が, PS・VS 方面が破綻していて黒抜き状態や色の反転が多発しています。 設定で PS 等のレベルを 3.0 から 2.0a や 2.0 へ下げても同じなので, 根本的に おかしくなっているようです。 もっとも, 3DMark03 までは正常で N-Bench といった他のベンチも正常に描画されますから, 相性問題なのかもしれません。
次に 3DMark03 GT4 ですが:
こちらは VMware 6.5.1 の段階ですでに修正されていますので, 大きな変化は見られません。 ただ, より細部まで表現されている印象は受けます。 おそらく 3DMark05 GT1 で火花等が描画されるようになった改善点辺りが影響しているのでしょう。
次に『タイムリープぶーとべんち』ですが:
見てのとおり背景が正常に描画されるようになっています。 残像が残り続けてカオスとなることは もうありません。 3DMark05 の各テストロード画面も正常に表示されます。
それに対して Wiz Anniversary ですが:
こちらは状況に変わりがありませんでした。 どうやら VMware 側の問題ではなく, 元々存在する相性問題が影響していたようですね。
改善点と問題点が共に存在している VMware 7.0βですが, 最初に書いたように Aero 対応化へ向けて まずは WDDM 版ドライバーの基礎部分作成と, それより先に解決する必要のある SM 3.0 への対応化が行われている段階となっています。 その関係もあって, 今回の版では OpenGL についても 2.1 に ほぼ完全対応しています。 なので:
GL Excess も普通に動作します。(笑)
Jun.18,2009 追記
SM 3.0 方面ですが, 上で書いたようにβ1 ということで まだまだ不安定で, それが VMware 6.x で実装された SM 2.0 の処理にまで影響しています。 アプリの実装にも よりますが, たとえば 3DMark06 では 2.0 を使用する設定を行っても, GT3 を開始しようとした時点でゲスト PC 自体が落ちてしまいます。 あ, 落ちると言っても VMware が不正処理を検知してエラーを出力するパターンです, 念のため。
Jun.23,2009 追記
今回, メインである Satellite WXW/78DW へインストールしたのには もう一つ大きな理由があります。 それは, VMware 用テスト PC 的役目を担っていた Satellite TXW/69AW が Windows 7 化されてしまっているからなのでした。
Aug.26,2009 追記
もう少し掛かるかと思っていたのですが, β2 で早くも Aero に対応しています。
Jun.21,2010 追記
『Wiz Anniversary』のサムネイル表示不具合ですが, ForceWare を 257.21 へ上げたところ解消されました。
点検の際に発注した ETC がディーラーに届きましたので, ナビデーターの更新共々土曜日に行ってきました。 ETC は…機器は取り付けられたわけですが, ETC カードを用意していないので まだ使えません。 さて, どの口座から引き落とす設定にしようかしら? って, 決定していないということはセットアップが終了していないということですが, 請求書にはセットアップ料として ¥2.1k が計上されていたような…。 確かに申込書を書いてディーラー側の記入も行われているわけですが, それを使って Web 上で登録するのだから…ごにょごにょ。 まぁ, ドラレコ方面の配線を追加で綺麗にしてもらいましたから, 損得勘定は合ってますね。(笑)
一方のナビデーターですが, めぼしい変化が通勤経路に発生していませんので, 更新の有無を判断することはできませんでした。 ええ, もちろん全国的に見れば更新されているわけですけれども。 [一覧]
前に『ALL JAPAN BAND CONTEST REQUIRED MUSIC』の VOL.3・4・5 を買ったわけですが, 本来欲しかったのは佼成ウインドオーケストラによる参考演奏でした。 (その頃は佼成が常に担当。) 大昔に単品で売られていた CD は とっくに廃盤で, 吹奏楽連盟から買うか, あとはオークションやマーケットくらいしか手に入れる術がなかったのです。 が, 今年の 3 月に, 参考演奏テープ(^^;;が登場した 1975 年から昨年分までを全て まとめた参考演奏集が登場していたようで, 何やら Amazon の お勧め CD に一覧されたことから, そのままポチッとな してしまい, それが昨日届きました。 (笑)
いやぁ, 懐かしいですね。 唯一残念なのは, 異色組ということで参考演奏が行われなかったことから CD にも収録されていない『朝をたたえて』の存在でしょうか? まぁ, こちらは上でも書いた VOL 3 に阪急百貨店吹奏楽団の名演が収録されていますから, 特に問題はありません…一緒に聴けないという点を除いて。(^^;) そういえば, 「『ディスコ・キッド』について言及していない」と言った声が聞こえてきましたが, それは当時私が小学生だったからです。 いくら伝説的な人気曲だったとしても, こちらが小学生では記憶に残っていません。 その後の経緯で曲自体は知っていたとしても…。
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