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今日の出来事 (Feb, 2010)

●Feb.25,2010

昨日の VirtualBox 3.1.4 (仮想マシン削除)...

 ここ数日, 一般保護エラーで落ちたあげく操作不能に陥るケースが頻繁に存在する点を把握した上で, Direct3D 方面のベンチマークを実行していたところですが, 操作不能に陥った際には神の御力 (要は VirtualBox のメニュー。) により仮想マシンを強制終了した上で, 直前のスナップショットに戻ることになります。

 通常なら それで「無かったこと」にできるわけですが, 困ったことに VirtualBox では, この強制終了時にハングしてしまうことが度々あるのでした。 そして昨日, ついにスナップショットと仮想ディスク上の情報の整合性がとれなくなってしまいました。 どうやら, 作成されるはずだった実際には存在しないディスクが, ベースディスクにリンク情報として残ってしまっている模様です。 こうなると, VMware Workstation と違って仮想ディスク本体に情報が書き込まれる VirtualBox では, 修復困難な状況に陥ってしまいます。

 それでも, あれこれやれば修復は可能でしょう。 が, 時間だけが無駄に掛かりそうだったので, ひと思いに仮想マシン自体を抹殺しました。 新から作り直すとなると, またパッチ当て等に 1 日費やすことになるでしょうから, 復活は週末になりそうです。 ふむ。 今回掛け忘れた保険 (変更不可ディスクの作成。) を, 次は ちゃんと掛けておくことにしましょう。(笑)

●Feb.24,2010

VirtualBox 3.1 の OpenGL 対応度...

 Direct3D に試験対応した VirtualBox 3.x ですが, 同時に OpenGL への対応化も行われています。 内部的に OpenGL を使っているのは VMware Workstation と同様だと思いますが, 以前 VMware Workstation 7 での OpenGL 対応度を調べたものの, VirtualBox では試していませんでしたので, VirtualBox 3.1.4 の対応度を調べてみました。 前回と同様 OpenGL Extensions Viewer 3.14 を使用しています:

基本情報
システム dynabook Satellite WXW/78DW
OS Microsoft Windows 7
タイプ 32-bit
マザーボード TOSHIBA ISRAA
HDD WDC WD5000BEVT-00ZCT0
メモリー 3,072 MB

環境 VirtualBox 3.1.4 VMware 7.0
OS Windows XP MCE 2005 SP3
Renderer: GeForce 8700M GT/PCI/SSE2 Gallium 0.3 on SVGA3D
Vendor: NVIDIA Corporation VMware, Inc.
Memory: 128 MB 128 MB
Version: 2.1.2 2.1 Mesa 7.5.1
Shading language version: 1.20 1.20
Max texture size: 8192 x 8192 2048 x 2048
Max texture coordinates: 8 8
Max vertex texture image units: 32 0
Max texture image units: 32 16
Max geometry texture units: 0 0
Max anisotropic filtering value: 16 4
Max number of light sources: 8 8
Max viewport size: 8192 x 8192 4096 x 4096
Max uniform vertex components: 4096 4096
Max uniform fragment components: 4096 4096
Max geometry uniform components: 0 0
Max varying floats: 60 64
Max samples: 1 0
Max draw buffers: 0 4
Extensions: 71 92
Core features
v1.1 (100 % - 7/7) (100 % - 7/7)
v1.2 (100 % - 8/8) (100 % - 8/8)
v1.3 (100 % - 9/9) (100 % - 9/9)
v1.4 (100 % - 15/15) (100 % - 15/15)
v1.5 (100 % - 3/3) (100 % - 3/3)
v2.0 (100 % - 10/10) (100 % - 10/10)
v2.1 (100 % - 3/3) (100 % - 3/3)
v3.0 (4 % - 1/23) (13 % - 3/23)
v3.1 (0 % - 0/8) (12 % - 1/8)
v3.2 (0 % - 0/9) (0 % - 0/9)
details: ・2.1 以下は省略
3.0
 GL_ARB_framebuffer_object
 Shading language version: 1.30
 GL_APPLE_flush_buffer_range
 GL_APPLE_vertex_array_object
 GL_ARB_color_buffer_float
 GL_ARB_depth_buffer_float
 GL_ARB_framebuffer_sRGB
 GL_ARB_half_float_pixel
 GL_ARB_texture_compression_rgtc
 GL_ARB_texture_float
 GL_ARB_texture_rg
 GL_EXT_draw_buffers2
 GL_EXT_framebuffer_blit
 GL_EXT_framebuffer_multisample
 GL_EXT_gpu_shader4
 GL_EXT_packed_depth_stencil
 GL_EXT_packed_float
 GL_EXT_Texture_array
 GL_EXT_texture_integer
 GL_EXT_texture_shared_exponent
 GL_EXT_transform_feedback
 GL_NV_conditional_render
 GL_NV_half_float
3.1
 Shading language version: 1.40
 GL_ARB_copy_buffer
 GL_ARB_draw_instanced
 GL_ARB_texture_buffer_object
 GL_ARB_texture_rectangle
 GL_ARB_texture_snorm
 GL_ARB_uniform_buffer_object
 GL_NV_primitive_restart
3.2
 Shading language version: 1.50
 GL_ARB_draw_elements_base_vertext
 GL_ARB_fragment_coord_conventions
 GL_ARB_geometry_shader4
 GL_ARB_provoking_vertex
 GL_ARB_seamless_cube_map
 GL_ARB_sync
 GL_ARB_texture_multisample
 GL_ARB_vertex_array_bgra
・2.1 以下は省略
3.0
 GL_ARB_framebuffer_object
 GL_EXT_framebuffer_blit
 GL_EXT_packed_depth_stencil
 Shading language version: 1.30
 GL_APPLE_flush_buffer_range
 GL_APPLE_vertex_array_object
 GL_ARB_color_buffer_float
 GL_ARB_depth_buffer_float
 GL_ARB_framebuffer_sRGB
 GL_ARB_half_float_pixel
 GL_ARB_texture_compression_rgtc
 GL_ARB_texture_float
 GL_ARB_texture_rg
 GL_EXT_draw_buffers2
 GL_EXT_framebuffer_multisample
 GL_EXT_gpu_shader4
 GL_EXT_packed_float
 GL_EXT_Texture_array
 GL_EXT_texture_integer
 GL_EXT_texture_shared_exponent
 GL_EXT_transform_feedback
 GL_NV_conditional_render
 GL_NV_half_float
3.1
 GL_ARB_texture_rectangle
 Shading language version: 1.40
 GL_ARB_copy_buffer
 GL_ARB_draw_instanced
 GL_ARB_texture_buffer_object
 GL_ARB_texture_snorm
 GL_ARB_uniform_buffer_object
 GL_NV_primitive_restart
3.2
 Shading language version: 1.50
 GL_ARB_draw_elements_base_vertext
 GL_ARB_fragment_coord_conventions
 GL_ARB_geometry_shader4
 GL_ARB_provoking_vertex
 GL_ARB_seamless_cube_map
 GL_ARB_sync
 GL_ARB_texture_multisample
 GL_ARB_vertex_array_bgra
Info
Hardware support: yes yes
Compiled vertex array: support support
Multitexture: support support
Secondary color: support support
S3TC compression: support support
Vertex array range: support support
Texture edge clamp: support support
Vertex program: support support
Fragment program: support support
Texture anisotropic filtering: support support
Occlusion test: support support
Point sprite: support support
OpenGL Shading Language: support support
Frame buffer object: support support

VirtualBox では OpenGL Extensions Viewer が正常動作しませんので, 一部の情報が取得できていません。 恐らくホストの情報をそのまま返してしまう…などが影響しているのでしょう。

それはともかく, OpenGL 2.1 まで対応していることから, VMware 7.0 (XPDM 版ドライバー。) と遜色のない対応度となっています。 では速度のほうは…ということで, ついでに GL Excess でベンチを採ってみました。 VMware 側の括弧で括られているほうのスコアは, VirtualBox 用の環境に合わせて, ウイルス対策ソフトを Norton Internet Security 2010 から Microsoft Essential へ変更したものです:

環境 VirtualBox 3.1.4 VMware 7.0
Resolution 1024x768 - 32 bit FullScreen
XSMARKA 8,138 7,989 (8,441)
FILL RATE Tests 9,306 11,663 (10,643)
Scene 1 - Intro 283 336 (325)
Scene 9 - Enchanted Fall 179 135 (194)
Scene 12 - Outro 273 297 (318)
POLYGON COUNT Tests 8,641 10,445 (10,325)
Scene 3 - Facescape 415 406 (385)
Scene 5 - Crypt 155 74 (135)
Scene 6 - Spaceship Chase 228 66 (123)
VRAM Tests 6,522 3,509 (4,871)
Scene 4 - Exp. Logo 145 57 (95)
Scene 10 - Lasershow 171 214 (220)
Scene 11 - City Lights 206 143 (230)
CPU/FPU Tests 5,388 4,225 (5,284)
Scene 2 - Waver 118 93 (120)
Scene 7 - Cubeshow 90 17 (28)
Scene 8 - Shiny Waters 153 101 (163)

種別のスコアと総合スコアが どういった計算となっているのかは解りませんが, 実際の体感速度は個別シーンのスコアに応じたものとなっていて, 比較して VirtualBox のほうが高くなっています。 ちょうど DirectX の場合と逆で, VMware のほうが得手不得手が激しい…といった印象でしょうか?

 今回一番の収穫は, 「比較的軽いと言われている NIS 2010 でも かなり負荷が掛かっている」という周知のものでした。 サイレントモードや Auto Protect の無効化など, 誤差くらいの効果でしか ありません。 負荷が問題なら NIS をアンインストールするしかないです。 ホスト・ゲスト共にインストールされているわけですから, ベンチ用の環境としては問題なのですが, 個人的に, 通常使っている環境での数値が重要ですので…。

Mar.14,2010 追記

 OpenGL Extensions Viewer 3.16 では VirtualBox でも情報取得が可能でしたので, 一覧を更新しておきます。

●Feb.20,2010

穢翼のユースティア...

[穢翼のユースティア]

 『けよりな MC』が発売されてから はや 1 年, いよいよオーガスト新作の情報が登場しました。 これまでと打って変わって何やら重たい話をイメージさせる絵 (しかも, オリジナルより青みを強めて より重たくしてある…はず。) ですが, なにやらタイトルの片隅に文が添えられています。 「何が書いてあるのかしら?」と気になったので確かめてみました。

 まずラテン語なのは一目で分かるとして, どこかで見たような文面です。 そのまま つらつらと読み進めて「Infirma nostri corporis」の部分で合点がいきました。 9 世紀はマインツの大司教, ラバーヌス・マウルスの作とされている『来たれ, 創造主なる聖霊よ』ですね。 クラシックファンには「マーラー 8 番の第 1 部」と言えば話が早いでしょう。 いや, 語順や文が前後しているだけで, 随分イメージが変わってくるものですね。

 というわけで, 公式 Web 等の画像を見ても字が小さくて判別しづらいでしょうから, 覚え書き代わりに載せておきます:

Qui diceris Paraclitus, Altissimi donum Dei, Fons vivus, ignis, caritas, Et spiritus unctio.
Tu septiformis munere, Digitus Paternae dextrae, Tu rite promissum Patris,
Sermone ditans guttura. Accende lumen sensibus, Infunde amorem cordibus,
Infirma nostri corporis Virtute firmans perpeti.

で, 意味のほうは以下のとおり。 上の欧文とは行関係が合っていません, 念のため:

慰め主と呼ばれた御身, 至高なる神の賜物, そは生の泉, 火, 愛, そして霊の聖油。
御身は 7 つの贈り物により, 御父の右手の指にまします。
御父より約束されし御者たる御身, 人の喉に言葉を豊かに与えたもう。
我らが肉の弱きを 絶えざる勇気もて力づけ, 光もて五感を高め, 愛を心に注ぎ給え。

ストーリーの背景に何となく関連している…といった感じでしょうか?  直接関係はしませんが, 適当に引っ張ってきたものでないのは確かでしょう。

Dec.17,2010 追記

 書き忘れていたのですが, 2011 年 3 月 25 日 の発売 (予定) が決まり, 11 月 26 日 から予約が可能となっています。 信者としては即日予約しています。 (笑)  いえ, 少なくとも PC 向け製品が いつの間にか全部揃ってしまっている…ということは, オーガスト真理教に入信済…ということでしょうから。 (^^;)  『けよりな MC』から 2 年以上空けての発売…今回もインターバルが長かったですね。 前情報で 1 年保たせた ことになるのかしら?  もちろん, コンシューマーやアニメ方面では色々展開していたわけですけれど。

ちなみに, 24 日に TGSP (TECH GIAN SUPER Prelude) が出ますので, いち早く体験版をプレーしたい方は そちらを どうぞ。 (私はエンターブレインの回し者では有りません, 念のため。 ^^;;)

May.9,2011 追記

 予定より 1 ヶ月ほど遅れて先月 28 日に発売されました

●Feb.18,2010

ForceWare 195.62...

 不定期に更新されている NVIDIA GeForce 用のリファレンス版 ForceWare ですが, しばらくチェックしていない間に 195.62 まで上がっていました。 というわけで試しに適用してみたのですが, 予想どおりといいますか当たり前といいますか, 例の ちらつき現象は そのままでした。 この不具合に対応することは ないのでしょうね。 GeForce 9x00M や 8x00M 辺りは もはや化石の GPU ですから。

 対応としては これまでどおり 179.48 を使えばよいわけで, 実際すぐに戻しているわけですが, それなりに版が上がっていることですから, この週末にでもベンチを採ってみることにしましょう。 VMware Workstation 7 の 3D 方面の挙動についてもチェックしたいところですし。 状況によっては ちらつきを我慢しながら使うことも考えられます。 5 月の連休辺りにマシンの更新を考えていますので, それまでの辛抱ですから。

 とはいうものの, 指紋認識周りと音声周りに我慢できなかった場合は, 新型を捨てて こちらへ戻ってくることになりますけれど。 (笑)

筆記具病その後 (2)...

 現在は沈静化している筆記具病ですが, 沈静化しているとは言え たまには堕ちていたりします。 (例のごとく, 誤字ではなくて, あえて その字を使っています。)  最近では年末のギロシェ (インディゴの F。)…そう, つまりは同じものを 2 本目ということです。 件の項でも書いているインク漏れが, 個体差によるものなのかどうか確かめてみたわけですが, 結果としては あまり変わりませんでした。 要は そういう品質ということなのでしょう。

 グラナディラでは そのような不具合は皆無ですので, やっぱり安物だからなのかしら? 少なくとも, 今後ギロシェの万年筆を買うことは ないでしょうね。 あ, ちなみに, 私はコンバーターを使用していますので, カートリッジだと事情が全く異なると思います。 あと, 鞄の中で横向きとなっている状態で往復 100km 通勤…というのも一大要因ですので, 念のため。

 そういえば, ペン関連のページを更新していませんねぇ。 時間を見つけて更新しないと…。

MSDN 更新 (2010)...

 12 月に MSDN の更新を行ったのですが, 今回は Operating Systems を選択しました。 いえ, 3 月以降に Visual Studio 2010 が登場するわけですが, 安定するまでに時間が掛かるだろう…ということで。 年が明けた頃で手に入れれば ちょうど良いかな?と。 (笑)  さらに, 今までは International を選択していたのですが, そちらも日本語版に変更しました。 DVD の枚数が洒落にならなくなってきましたし, Windows 7 まで全て各国語版が揃っている状況ですので。

 で, 更新したのは良いとして, その目的である開発が……時間を取れなくて さっぱり出来ません。 (T_T)  5 月くらいまではダメですね。 そして 7 月辺りからは再び時間を取れなくなることでしょう。 ということは, 頑張って 6 月に なんとかしないと…。 VMware Workstation 等で遊んでいたりはしますが, せいぜい 1・2 時間ってところですし, それくらいでは中途半端なだけで, 却って状況の悪くなりそうな懸案事項ばかり残っていますから。 あ~, でも, SFX 方面だけでも手を入れたいところですね。

Jun.9,2010 追記

 なんとか 6 月初めに WinSFX32(U) を修正した UNLHA32.DLL を公開することが出来ました。 LHMelt の Windows 7 対応化 (微修正) も行わないといけないのですけれど…。

●Feb.15,2010

Sun VirtualBox 3.1.4 r57640 の描画速度...

 相も変わらず次から次と改版されている VirtualBox ですが, 先日 3.1.4 が登場しました。 β1, β2, 正式版…と, それぞれ 1 週間くらいで出していますから (やや誇張あり。 ^^;), まるで日曜プログラマ謹製 OLS のようなノリです。 まだまだ大量にバグが残っているのでしょうけれど, 下手をすると 3.1.6 の次くらいには 3.2 を出してきそうです。 ちゃんとバグを潰してから "+α" を行ってほしいものですね。

 それはともかく, 前にも書いたとおり 3.1 では Direct3D 方面の高速化が行われています。 もっとも, 3.0 とは比較にならないほど向上しているとは言え, 元が元だけに遅いことに変わりはありません。 が, まがりなりにもベンチが採れるくらいには達していますので, VMware Workstation 7 と比較してみました:

基本情報
システム dynabook Satellite WXW/78DW
OS Microsoft Windows 7
タイプ 32-bit
マザーボード TOSHIBA ISRAA
HDD WDC WD5000BEVT-00ZCT0
メモリー 3,072 MB

プログラム情報
バージョン 3DMark2001 SE Version 330
Width 1,024
Height 768
VS Profile 1.1
PS Profile 1.4
Anti-Aliasing None

計測結果
環境 VirtualBox 3.1.4 VMware 7.0
OS Windows XP MCE 2005 SP3
CPU Intel unknown 2.10 GHz Intel unknown 2.20 GHz
FSB 不明 不明
GPU NVIDIA GeForce FX 5200 VMware SVGA II
ベンダー <空欄> VMware, Inc.
VRAM 128 MB 256 MB
ドライバー <空欄> 11.06.00.0031
ステータス WHQL - WHQL Certified
総合スコア
3DMark Score 2,702 9,945
Game 1 - Car Chase
Low Detail 58.2 fps 99.9 fps
High Detail 14.7 fps 35.5 fps
Game 2 - Dragothic
Low Detail 39.6 fps 209.5 fps
High Detail 18.9 fps 76.9 fps
Game 3 - Lobby
Low Detail 40.0 fps 119.3 fps
High Detail 11.6 fps 52.9 fps
Game 4 - Nature
Nature 21.0 fps 117.6 fps
Feature Tests
Fill Rate (Single-Texturing) 1,604.9 MTexels/s 2,199.7 MTexels/s
Fill Rate (Multi-Texturing) 2,943.2 MTexels/s 6,246.8 MTexels/s
High Polygon Count (1 Light) 30.3 MTriangles/s 57.6 MTriangles/s
High Polygon Count (8 Lights) 28.3 MTriangles/s 40.1 MTriangles/s
Environment Bump Mapping 58.4 fps 466.0 fps
DOT3 Bump Mapping 29.0 fps 143.6 fps
Vertex Shader 34.6 fps 33.0 ps
Pixel Shader 33.5 fps 409.0 fps
Advanced Pixel Shader 7.1 fps 241.3 fps
Point Sprites 29.2 MSprites/s 43.5 MSprites/s

Fill Rate (Single-Texturing) と Vertex Shader は頑張っていますが, あとは VMware 7.0 に遠く及びません。 総合スコアでは VMware Workstation 6.5 でも 8,413 (ここまでは D3D Pure Hardware T&L。) で, VMware Workstation 6 (こちらは D3D Hardware T&L。) まで降りて ようやく 4,236 と, それなりに比較できるようになります。 もっとも, VirtualBox はタイマー方面が不安定で 3 回に 2 回は計測に失敗 (途中でエラーとなる。) しますので, それ以前の問題という話もあります。

 ついでなので, その他のベンチについても少々…:

計測結果
環境 VirtualBox 3.1.4 VMware 7.0
OS Windows XP MCE 2005 SP3
3DMark03
Size 1024 x 768 x 32
Mode D3D Pure Hardware T&L
Textures compressed textures
Antialiasing None
3DMark Score 4,686
3DMark2001 SE
Size 1024 x 768 x 32
Mode D3D Pure Hardware T&L
Textures compressed textures
Antialiasing None
3DMark Score 2,702 9,945
FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3 Ver 1.00
Resolution Low
Score 2,036 1,482
Gurumin ベンチ Ver 1.0
DirectX 8.1
BackBuffer を使う 無効
HW頂点シェーダー優先 無効
Score 5,300~6,300 7,500~8,500
メギドベンチ 1.1
画質 通常
Score 1,650
タイムリープぶーとべんち Ver 1.00
画面サイズ 1024 x 768
アンチエイリアス 無効
HDR 無効 有効
セルフシャドウ 無効
ソフトフィルタ 有効
被写界深度 有効
バックハイライト 有効
スクリーン フル
モード T&L HAL
Score 10 FPS 5 FPS
らぶデス2ベンチマーク
サイズ 1024 x 768
モード HW T&L
アンチエイリアス 有効
Score 4
ゆめりあベンチマーク Ver 1.2
画質 それなり
Score 3,600 6,000

得手不得手は VirtualBox のほうが顕著ですが, それ以前に不安定な印象を受けます。 計測されていないベンチについては, 実は どれも途中で落ちています。 この辺りが安定しない限りは正式対応を謳うのは無理でしょうね。 野望としては VirtualBox 4.0 辺りでの正式対応を狙っていそうではありますが, 果たして…。

YERA YPL433si その後...

 先月買った YUPITERU の YERA YPL433si ですが, オービス等での制限速度表示とミキシングは やっぱり有り難いですね。 あまり好みではなかった警告表示も, 1 ヶ月も使うと さすがに慣れました。 (笑)

 ただ, YPL430si と比べてチャチに見えるのは気のせいではなかったようで, 1 ヶ月と経たずに micro-SDHC カードのスロットが死に…いえ, 読み込みは可能ですから完全に死んでは いませんね。 一度挿すと何かを使って引っ張らないと抜けませんけれど。 月に一度なので大きな障害とならないのが救いでしょうか?

 お遊びで 2・3 度道案内させてみましたが, YPL430si と賢さは変わらないようです。 自身 (ナビ) の知っている幹線道路へ徹底時に戻させようとする癖も同じです。 こちらのナビを使うことは殆ど無いでしょうから, 別段気にならないわけですが, それなりに発売時期が異なるわけですから, 少しくらい変わっていてほしいものです。 そうでもしないと, 私のようなバカは別としてユーザーは買い換えてくれないでしょうね。