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VMware 上で動作した DirectX 使用ソフト (VMware のバージョン別)『今日の出来事』ページ, 2008 年 9 月 4 日の記事で VMware 上での動作を確認したことのあるソフト (の抜粋) を一覧したのですが, 一応 VMware Workstation 6.5 のページから辿れるものの少々検索しづらい (文中にリンクが紛れてしまっている。) でしょう…ということで, こちらにも載せておくことにしました。 『VMware 上で動作した DirectX 使用ソフト (DirectX のバージョン別)』ページと異なり, こちらでは『当該ソフトが最低限どの版の VMware で動作したか?』で分類しています。 ただ, 『完全に動作』という基準では, 曲がりなりにも正式対応を謳っている現行の VMware 6.5 でも対象外となってしまいますので, 程度にもよりますが『テクスチャーがおかしい』 『色がおかしい』 『メモリー不足で黒抜きが発生』といった不具合には多少なりとも目を瞑っています。 (^^;) 反対に, より古い版で試していないものもありますので, 後日, 分類位置の変わる可能性があります。 あと, 画像は共通で使用していますので基本的に VMware 6.5 上で動作させた際のものとなっています。 ・ホスト環境等[Oct.14,2008:追加 Aut.27.2009:部分改変]基本となる VMware Workstation 6.5 については Satellite WXW/78DW となります。 概要は, Core 2 Duo T7500, 4 GB (3 GB) メモリー, NVIDIA GeForce 8700M GT (256MB), Windows Vista Ultimate SP1, といった感じですので, 能力については推し量ってください。 VMware Workstation 7 も同様です。 ゲストは基本的に Windows XP MCE 2005 SP3 ですが, 一部 Windows XP Home Edition SP3 や Windows 2000 Professional SP4 といった例外が存在します。 VMware Workstation 6 のホストは Satellite TXW/69AW で VMware 6.5 上で新たに作成した Ver 7 の Windows 2000 ゲストを Ver 6 へダウングレードして使用しています。 同様の方法で TXW 上で VMware Workstation 5.5 の確認を行いたかったのですが, Ver 5 へダウングレードしたものはブルースクリーンで起動できませんでした。 恐らく Windows Vista ホスト + VMware 5.5 だったためでしょう。 結果, VMware 5.5 のホストも他と異なる DynaBook G5/X14PME となっていて, ゲストについても Win2k とは言え G5 上 (の VMware 5.5) で作成したものとなっています。 VMware Workstation 4.5 でも動作確認を行いたいところだったのですが, ホストの DynaBook A2/X85PMC を 1 年ぶりくらいで立ち上げようとしたところ HDD が お亡くなりになってしまいましたので, 確認できませんでした。 そのため, VMware 4.5 については過去に動作実績のあったものだけ一覧されています。 ・前段:VMware Workstation 4 などDirectDraw 対応ソフトのみが対象となる点は VMware Workstation 4.5 と同じなのですが, VMware 本体側の処理が異なるのか, ほぼ同じ 10.x 系のドライバーが VMware Tools で適用されていても VMware Workstation 4 では『一見, VMware 4.5 と同様正常動作していたのに, 突然ゲスト PC が落ちてしまう』といった不具合の発生率が格段に上がってしまいます。 従って, 基本的に VMware 4.0 や それより前の版での動作は不可と思っておいたほうが良いでしょう。 ・VMware Workstation 2 以降で動作しているもの[Jul.15,2010:追加]DirectX への対応化が始まったのは VMware Workstation 3 からですので, この版までは GDI のみを使用したソフトが対象となります。 さすがに, 座標変換を行ってホストへ渡すだけの処理となりますので, 描画以外の部分で引っかからない限り正常に動作します。 ・VMware Workstation 3.1 以降で動作しているもの[Jul.15,2010:追加]この版 (VMware Workstation 3。) から DirectX (DirectDraw) の対応化が始まっています。 上で書いたように VMware Workstation 4.5 より前の版では総じて不安定なのですが, ホスト環境によっては安定して動作します。 もちろん, Direct3D には対応していませんから, DirectDraw のみを使用しているソフトが対象となります: ただし, 『古い VMware でも OK = 古い PC でも OK』という図式は成り立ちません。 極端な例ですが, 動作確認に使用した DynaBook G5/X14PME + VMware 4.5 (Windows XP Pro ゲスト。) の場合, 『夜明け前より瑠璃色な』や『FORTUNE ARTERIAL』, 特に後者は重くて半分ゲームになりませんでした。 DirectX を基準とすれば 7.0a 辺りに留めておいたほうが良いでしょう。 反対に, ホストが比較的最近のものであれば意外と大丈夫で, Satellite WXW/78DW + VirtualBox 3.2.6 (Windows XP MCE 2005 ゲスト。) + VMware 3.1 (Windows 2000 ゲスト。) といった子ガメならぬ孫ガメであっても, 上記や G5 + VMware 3.1 (Windows XP Pro ゲスト。) といった環境より快適な動作が可能です。(^^;) [Dec.14,2010:追記]最近のソフトであっても, 『のーぶる☆わーくす』のように Direct3D/DirectX を使用しない GDI での描画を選択できるものがあります。 そう言ったソフトであれば VMware 3.1 辺りでも動作が可能です。 ただ, 「Direct3D と同等の描画を, 一生懸命やりくりすることで GDI でも行えるようにしている」タイプのソフトについては, ゲストでの動作は辛いかもしれません。 ・VMware Workstation 4.5 以降で動作しているものDirect3D への対応化が始まったのは VMware Workstation 5 ですので, VMware Workstation 4.5 までは DirectDraw 対応ソフトのみが対象となります。 Direct3D 未対応ということで この版までは Win9x 系ともども 10.x 系のドライバーが VMware Tools 適用により導入されることから, ソフト側が対応していれば こと描画周りに関しては Win9x 系でも動作の可能なものが多いです: この辺りの DirectDraw 対応ソフトを VMware Workstation 6.5 で動作させる場合は, 総じて古いものが多いことから, ゲームに限らず MIDI や CD-DA が多用されている点がネックとなるかもしれません。 例えば上段画像の『ファーランドサーガ』では, 当初 (VMware 4.5 の頃など。) は Windows 98 上の『S-YXG 100 Plus』を使用した MIDI で動作させていましたが, ES1371 上での S-YXG 100 Plus (要はソフトウェア MIDI。) が使い物にならず, 今 (VMware 6.5) では Windows 2000 上の CD-DA での実行を余儀なくされています。 CD-DA についても, Win9x のみに対応しているソフトの場合は不具合の生じる可能性があります。 例えば下段左側画像の『Kanon』 (Windows 95 | 98 といった辺りは良いとして, 対象が PC-9821 であるところがミソ。 ^^;) では CD のデジタル再生が Windows 2000 等 NT 系では正常に行われません。 (切替が行われず, 最初に再生したものがゲームを終了させても再生され続ける…など。) 保証外とは言え今では NT 系の環境を使用するケースが多いでしょうから, 注意が必要です。 そのほかの問題として, これは実機でも同様なのですが, 当時のソフトは比較的新しい DirectX では動作しない可能性があって, その主な境界線は DirectX 8.0 となっています。 いろいろ足掻けば DirectX 9.0c でも動作したりしますが, ライセンスが余っているようであれば, そのような苦労をするよりは DirectX 7.0a 辺りの専用環境を用意したほうが良いでしょう。 [Jul.15,2010:追記]動作確認はしていませんが, VMware Workstation 3.1 辺りで DirectDraw 対応ソフトの動作が可能なホスト環境であれば, ここで上げたソフト (といいますか, VMware 4.5 で動作可能なもの。) の多くが動作可能だと思われます。 ・VMware Workstation 5 以降で動作しているものこの版から一般βテスト的な位置づけながら Direct3D の対応化が始まっています。 それに伴い Windows NT 系では VMware Tools を適用することで導入されるドライバーが 10.x 系から 11.x 系へ更新されています。 Direct3D 対応と言っても GPU に依存しない基本動作の初期実装といった段階に留まっているわけですが, 初期実装とは言え動作確認は必要ですから, ソフトウェア処理に依存しつつ いろいろやりくりする形で多少の個別機能についても実装が行われています。 従って, 多くの Direct3D ソフトは動作しないわけですが, その対応部分だけで治まるのであれば, 下画像の『Pia♥キャロ動作検証版 魔女っ娘ア・ラ・モードII』のような DirectX 9.0c を必要とするソフトでも動作が可能となっています: VMware Workstation 5 を使用する際に注意したいのは, 個別機能についてはホストから得られた情報を そのまま採用しているフシがあって, その辺りが安定度の低下に繋がってしまっている点です。 未対応部分についてダミー関数くらいは用意されているのでしょうが, 対応前提で動作しているのか, 整合性が取れなくなって そのままゲストが落ちたりといった現象が多々見られます。 反対に, 門前払いすることなく とりあえず処理が続行されますので, その点が VMware Workstation 6 以降に対してのメリットと言えるかもしれません。 (笑) ・VMware Workstation 5.5 以降で動作しているもの[Jul.13,2009:改変]VMware Tools で適用されるドライバー自体は VMware Workstation 5 から変更されていないのですが, 内部動作自体は変更が伴っているようで, VMware Workstation 5.5 では動作しても VMware 5.0 では動作しないソフトが散見されます。 たとえば Age of Empires II は VMware 5.0 ではデバイスの初期化に失敗しますし, 次の VMware Workstation 6 の項で説明している Diablo II は VMware 5.0 ではブルーサンダーが発生してしまいます。 (VMware 5.5 では DirectDraw での動作が可能。) : ・VMware Workstation 6 以降で動作しているものVMware Workstation 6 では大きな仕様変更が行われていて, こと 3D に関してはホスト側について OpenGL 2.x をハードウェアで要求するものとなりました。 また, 設定上でもハードを使用するようになっていないとダメで, それらがクリアーされていない場合は仮想 PC の起動時に門前払いを食ってしまいます。 (3D 機能が強制的にオフとなる。) 従って, たとえ VMware Workstation 5.5 までで動作していたソフトを使う場合でも, VMware 6.0 では, ホスト側の条件がクリアーされていない限り 3D 機能を使用することが出来ません。 『とりあえず使える機能を使って やりくりしてみる』といった方針の VMware 5.x とは大きく異なり, この点が意外と高いハードルとなってしまっています: OpenGL 2.x 必須化の中でも最重要事項で最大の壁となっているのはフレームバッファーへの対応です。 昨今の GPU であれば全く問題とならないわけですが, 一昔 (二昔?) 前の GPU では この点が意外と高いハードルとなってしまいます。 もちろん NVIDIA で言えば GeForce FX くらいになれば対応しているわけですが, ForceWare Release 75 以降のドライバーでないと OpenGL の当該機能である GL_EXT_framebuffer_object には対応していません。 そして当時の PC に適用されているドライバーは, 5x や 6x 系であることが意外と多いのでした。 一方, 大きな仕様変更を行っただけあって Direct3D への対応度が VMware 5.x と比べ大きく向上していて, DirectX 8.x 相当といった感じになっています。 ただし, ピクセルシェーダーには対応していません。 なので, GPU で言えば GeForce4 MX 相当でしょうか? 従って, 比較的多くの DirectX 8.0 対応ソフトが動作するものの, ピクセルシェーダーが無条件に使われている場合は VMware Workstation 6.5 が必要となります。 ピクセルシェーダー使用の有無を選択可能な場合でも VMware 6.5 を使用したほうが良いでしょう。 ピクセルシェーダーに対応していないことから VMware 6.0 が返す当該機能の対応フラグはオフとなっているわけですが, ピクセルシェーダーを使用したほうが有利となる一部の処理について内部的にピクセルシェーダー側の処理 (実体はダミー相当関数なのでしょう。) を呼ぶようになっているのか, 例えば 3DMark2001 GT2 のドラゴンの角や DOT3 Bump Mapping のような本来ピクセルシェーダーに未対応でも正常描画される部分が描画されない…といった現象が発生しています。 [Oct.12,2008:部分改変]VMware 側だけではなくゲスト上で動作させるソフト側の実装にも大きく影響されるようで, 例えば 本来であれば VMware 6.0 上で正常動作していそうな 3DMark2000 は, ホストによっては『時限爆弾的に仮想 PC ごとお亡くなりになる上に描画がボロボロ』といった状況となるため, 実際には VMware 6.5 が必要となっています。 3DMark2001 は全く問題ないのですが…。 [Oct.12,2008:追記]Diablo II は DirectDraw を選択するのであれば VMware 5.5 辺りでも動作します。 が, Direct3D (インストーラーに任せると こちらが選択されます。) を有効とした場合は, 最低でも VMware 6.0 が必要となります。 VMware 5.5 でも選択自体は行われるのですが, Direct3D 方面の設定が有効化されませんので。 ・VMware Workstation 6.5 を必要とするものVMware Workstation 6 に引き続き VMware Workstation 6.5 でも Direct3D 方面について大きく変更が行われています。 ピクセルシェーダー 2.0 方面への対応に伴い, この版で ついに Direct3D への正式対応が行われ, 設定ダイアログでの有効・無効化が可能となった上に, ネイティブである Ver 7 のゲスト PC では最初から有効化されるようになりました。 ホスト側の条件は VMware 6.0 と変わりが無いようです: こうして並べてみると, 基本的に DirectX 9.0 対応ソフトの動作には VMware 6.5 が必要と言えそうです。 たとえ 3D 表示を行っていなくとも, 密かにピクセルシェーダーが使用されている…などの理由により, 見かけと異なり VMware 6.0 まででは動作しないものばかりです。 ここまでくると動作の重いものが多いのは仕方ないとして, VMware が処理を行う際のオーバーヘッドとの相性で, 重さの感覚がホストで動作させた場合と大きく異なっています。 さらに 3DMark05 ともなると AGP メモリーに対応していない VMware では純粋なメモリー不足に陥るのか, GT1 辺りでは そこかしこで黒抜きのテクスチャーが発生してしまいます。 そこまで行かなくとも, メモリー不足が祟って重くなっているソフトも多く存在します。 もっとも, そもそもホストで動作されるであろうソフトばかりですから, 大して問題とは ならないのかもしれません。 メモリー不足が祟って正常描画されなくなったり, ある程度は軽快に動作するものの少々大物になると すこぶる重くなる, …といった辺りが似ていることから, 個人的には GeForce Go 6200 (64MB) 相当といった感じがします。 かなり対応度や安定度の向上した VMware 6.5 の Direct3D ですが, おかしい部分も残っています。 例えば上画像の 3DMark03 GT4 ですが, おかしなテクスチャーが見られたりしますし, 影の絡んだ部分の色が少々おかしくなってもいます。 [Nov.22,2008 削除:VMware 6.5.1 で改善。] さらに製品候補版である RC 段階で新たに発生した不具合も存在します。 おそらく背景画像的な処理に起因するものだと思いますが, 例えば 3DMark05 でのロード画面が表示されず真っ黒な画面のまま待たされますし, 同様に『タイムリープぶーとべんち』では, 背景画像なしのメニュー画面上にボタンが寂しく表示されたりします。 最後に, Direct3D が有効となるのは Windows 2000 以降の NT 系 OS です。 元々区別する必要があまり無い…ということで初期のβを除いて Win2k や Vista, x64 でも動作していたものです。 ただし, 正式に対応を謳っているのは Windows XP のみです, 念のため。 ゲスト PC の 3-D 機能であれば, Win2k 以降の NT 系 OS と Linux について正式対応しています。 Linux 系は ともかく, この辺りの謳い文句の使い分けが DirectX 6.x 世代対応ソフト等への弱さを物語っていそうです。 (^^;) なお, DirectX 9.0 相当という時点でアウトですが, WDDM ドライバーではありませんから, Windows Vista で使えるテーマは Basic だけです。 Aero は使えません。 [Oct.19,2008:追記]上で VMware 6.5 上で発生する Direct3D 関連の不具合について書きましたが, それらの画像を一覧すると以下のような感じとなります: 上でも書いていますが, まず上段左側画像の 3DMark05 GT1 では, 3DMark03 GT4 と似たような感じで黒っぽくなっているテクスチャーの他にも明らかに真っ黒といった感じのテクスチャーが発生していて, 何か他のエフェクトが乗ったとしても その黒抜きの上なので やっぱり ほぼ真っ黒…といった状態に陥っています。 あとの 3 つは, 表面的な現象は異なるものの同じ『本来行われるべき背景的画像の描画が行われない』という要因による不具合です。 一番単純な例が上段右側画像の Wiz Anniversary で, ロード画面に いくつも真っ黒な四角が並んでいますが, 本来ならセーブした各シーンのサムネイルが表示されるはずの箇所です。 何も描画されないため ただの黒抜きになってしまっていますから, どの台詞が どの場面のものかを完璧に記憶していないとロードが行えません。 (笑) 同様に下段左側画像の『タイムリープぶーとべんち』のメニュー画面では, タイトル画面相当の画像が描画されないため, 見たとおり背景色の上にボタンが描画されているだけになっています。 クリックすると本来の画面 (ホストで起動したもの。) が表示されます。 3DMark05 で各テストのロード画面が表示されないのも同じ現象で, あちらは背景画像がスリットの役目を果たしていて その下にゲージを描画しています。 スリットでも何でもない黒抜き画像が被っていますからゲージも見えないわけです。 同じ方法を採っているはずの 3DMark03 では問題が発生していませんから, API の呼び出し順なども関係しているのかもしれません。 これくらいであればベンチやゲームの実行に大きく影響しないわけですが, それが盛大に影響してしまったケースが下段右側画像の『スカッとゴルフ パンヤ Season 4 Delight!』です。 パッと見は普通ですが, 遠方の風景のように見えるものは, 実は それまでに表示されたメニューやウインドウ, マップ等の残骸だったりします。 よく見るとエリカ (プレーヤー。) もショット前と後の画像が重なっていたりしますし, 左上のステータスも同様です。 もはやゲームにもならず一般保護エラー等は発生しないものの とても正常動作しているとは言えない状況ですから, リストには含めてありません。 なお, このパンヤ。 VMware 6.5 製品版では指定の必要がなくなった (と思われる) 設定ファイルでの呪文を唱えないとカーソル方面が目茶苦茶で操作不能 (何しろ完全に入力周りを乗っ取ってしまう仕様のソフトですから。) となり強制終了するしか無くなります。 ちなみに呪文は お馴染みとなっている以下のものです:
vmmouse.present = "FALSE"
どのみちプレーできないわけですから, 指定する必要は ないでしょう。(笑) [Oct.20,2008:追記]このまま続けると脱線が過ぎますので, 上の不具合例について『今日の出来事』ページのほうへゲスト (異常例) とホスト (正常例) の比較画像を上げておきました。 [Jun.21,2010:追記]『Wiz Anniversary』のサムネイル表示不具合ですが, ForceWare を 257.21 へ上げたところ解消されました。 ・VMware Workstation 7 以降で動作しているもの[Aug.24,2009:追加]VMware Workstation 7 では WDDM 版ドライバーと Aero への対応が行われ, それに伴って Direct3D についても SM 3.0 に対応したものとなっています。 ホスト側の要件自体は VMware Workstation 6 から変わっていませんが, Aero を使用する場合の推奨環境が, NVIDIA で言えば GeForce 8600GT 以上に引き上げされています: [Oct.30,2008:部分改変]3DMark05 や 3DMark06 では, XPDM 版ドライバーを使用している場合に VMware Workstation 6.5 と同様メモリー不足によると思われる黒抜きテクスチャーが発生していますが, それ以外については, 重さはともかく比較的普通に動作しているようです。 個人的な感覚としては GeForce Go 7600 相当といったところでしょうか? 難点は Unity モードでの不具合ですね。 VMware 7.5 での解消を期待したいところです。 なお, 上で書いた黒抜きテクスチャーの発生を除いて, VMware 6.5 で発生していた描画不具合は VMware 7.0 では解消されています。 ・VMware Workstation 7.1 以降で動作しているもの[Jun.16,2010:追加]VMware Workstation 7.1 では WDDM 版ドライバーについて, AGP メモリー (ただし 32MB のみ。) と OpenGL 2.1 への対応化, それと高速化が行われています。 が, それに伴って Aero を使用する場合の推奨環境が, NVIDIA で言えば GeForce 8800GT 以上に引き上げされてしまい, 実際自身の環境である GeForce 8700M GT では能力不足による不具合が発生しています: 不具合の内容は「異常に描画が遅くなりサウンド再生やキー入力などが その影響を受ける」といったもので, 一部のソフトのみで発生しますが, 「ソフトウェア側で可能な場合は T&L HAL から HAL へ設定を下げる」「互換性設定でデスクトップコンポジションを無効とする」の方法で回避が可能です。 [Feb.12,2011:追加]昨今では, 実際に使用している機能とは別に基本部分での要件が高くなっているソフトも登場しています。 『穢翼のユースティア』 (体験版) では, AGP テクスチャーが必須となっているため, 最低でも VMware 7.1 の WDM 版ドライバーが必要となります。 [May.9,2011:追加]『穢翼のユースティア』 (製品版) では, AGP テクスチャーの制限が無くなりましたので, VMware Workstation 7 以降であれば動作します。 ・番外:OpenGL 対応ソフト[Aug.24,2009:改変]VMware Workstation 6.5 までは, こと Windows ゲストについては OpenGL に対応していません。 従って, Microsoft 謹製によるソフトウェア処理が行われ信じられないほど重くなります。 むしろ画像の GL Excess 辺りは ひととおり動作しているのが不思議なくらいです。 それに対して VMware Workstation 7 では OpenGL 2.1 に対応していることから, GL Excess も普通に動作します。 [Mar.18,2010:部分改変]なお, WDDM 版ドライバーを使用した場合, VMware 7.0 では OpenGL 1.4 までの対応 (要は MS 謹製のソフトウェア処理であり, 実質未対応。) となります。 OpenGL 2.1 を使用したい場合は VMware Workstation 7.1 以降が必要となります。 [Aug.19,2011:追記]x64 環境である dynabook Qosmio T851/D8CR ホストでは, OpenGL 対応ソフトが軒並み動作しなくなってしまいました。 当該ソフトどころか VMware が落ちてしまいます。 (^^;) ・移動履歴[Oct.12,2008]
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[Mar.12,2010]
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[Feb.12,2011]
[May.9,2011]
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