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今日の出来事 (Jul, 2009)

●Jul.25,2009

WILLCOM CORE 3G キャリアメンテ (2)...

 スループットが改善したかと思っていた WILLCOM CORE 3G ですが, 10 日と経たずに常時 200k を切る状態となってしまいました。 さすがは PRIN…。 8 月に再度の改善処置を行うといった噂もありますが, 先日と同じような処置を採る限りは それを行ったところでダメそうです。 結局, PRIN 縛りが決定した時点で失敗プロダクトとなることが確定していたのでしょうね。

●Jul.21,2009

WILLCOM CORE 3G キャリアメンテ...

 スループットが下がりまくっていた WILLCOM CORE 3G ですが, 非公式ながら WILLCOM が宣言していたとおり 15 日に多少は処置が行われたようで, 自宅でも 300k~350k 程度出るようになりました。 が, その隣で普通の FOMA 回線を利用したノートが 1 Mb を楽々超えているようでは…。 それに, 下りは相変わらず不安定で, 平均が 350k と言っても 250k~450k を うろうろする中で度々 10k 程度の値が…といった調子です。 どうやら小手先の対応で済ませている…いえ, 済ませることしかできなかったようですね。

 現状はともかく, 8 月末までの無料期間中に継続して改善が図られるのか…が重要でしょうね。 9 月に入って現状のままだと解約が続出するでしょうから。 といいますか, そろそろ WILLCOM 自体が見限られる段階へ達してしまいそうです。

●Jul.14,2009

Prime Note Cresion NA (2)...

 先日, Prime Note Cresion NA のエクスペリエンスインデックスと 3DMark06 のスコアを dynabook NXW/76HPW 及び Satellite WXW/78DW と並べて一覧しました。

 ですが, さすがに WXW とはレベルが違いすぎ…ということで, 今回は Satellite TXW/69AW と比べてみました。 ただ, 現在 TXW は Windows 7 RC マシンと化していますので, 3DMark06 のスコアだけは Windows 7 上のものとなっています:

Prime Note Cresion NA dynabook NXW/76HPW Satellite TXW/69AW
CPU Atom 330 1.6GHz Core 2 Duo SU9300 1.2GHz Core 2 Duo T7200 2.0GHz
RAM PC2-6400 3.0GB PC2-5300 3.0GB PC2-4200 2.0GB
GPU NVIDIA ION Intel GMA 4500MHD NVIDIA GeForce Go 7600
V-RAM 128MB 256MB 256MB
基本スコア 4.3 3.2 4.3
プロセッサー 4.3 4.4 4.9
メモリー 4.6 4.5 4.5
グラフィックス 5.9 3.2 4.5
ゲーム用グラフィックス 4.7 3.3 4.5
ハードディスク 5.6 5.3 4.3

数値上は TXW と張り合っているようにも見えますが, Windows Vista だけに実際の体感速度としては TXW に数値以上のアドバンテージが存在します。

Prime Note Cresion NA dynabook NXW/76HPW Satellite TXW/69AW
CPU Atom 330 1.6GHz Core 2 Duo SU9300 1.2GHz Core 2 Duo T7200 2.0GHz
RAM PC2-6400 3.0GB PC2-5300 3.0GB PC2-4200 2.0GB
GPU NVIDIA ION Intel GMA 4500MHD NVIDIA GeForce Go 7600
V-RAM 128MB 256MB 256MB
Version 1.1.0
Width 1280
Height 720
Anti-Aliasing None
VS PS Profile 3_0
.
3DMark Score 1530 592 2201
SM2.0 Score 573 176 832
GT1 4.02 FPS 1.375 FPS 6.697 FPS
GT2 5.529 FPS 1.555 FPS 7.169 FPS
HDR/SM3.0 Score 600 241 794
HDR1 5.019 FPS 2.150 FPS 6.681 FPS
HDR2 6.972 FPS 2.666 FPS 9.200 FPS
CPU Score 817 1034 1664
CPU1 0.274 FPS 0.332 FPS 0.524 FPS
CPU2 0.389 FPS 0.515 FPS 0.846 FPS
Fill Rate (Single) 884.663 MT/s 484.659 MT/s 1504.383 MT/s
Fill Rate (Multi) 1779.236 MT/s 894.650 MT/s 3540.594 MT/s
Pixel Shader 61.526 FPS 26.787 FPS 78.637 FPS
Vertex Shader (Simple) 125.698 MV/s 6.172 MV/s 113.138 MV/s
Vertex Shader (Complex) 29.345 MV/s 5.534 MV/s 21.856 MV/s
Shader Particles 13.792 FPS 7.258 FPS
Perlin Noise 25.28 FPS 9.449 FPS 19.982 FPS

こちらも同じで, Cresion NA は CPU がネックと言えそうです。 その辺りを解って手に入れていたとしても, その事実が重く のし掛かってきます。 (^^;;  もっとも, 記事サイトを中心としたネットサーフィンや Word / Excel を使用した多少の作業といった程度であれば, 普通に使えますけれど。 それに, CPU の遅さという点であれば NXW も同じで, 感覚的には Atom 330 は 1.0 GHz の Core 2 Duo (U7600 辺り。) に相当します。 1.0GHz の SU シリーズはありませんが, SU シリーズなら 10W, Atom なら 8W と電力消費的にも似たようなものですね。 曲がりなりにも 4GB メモリーと 320GB HDD, そこそこの GPU を載せた PC が格安で手に入るわけですから, 古い PC の買い換え対象としては それなりに意味があるかもしれません。 あ, あくまでも, 箱の OS 等を持っている場合を前提としての話です。

 個人的には, 今回買ったものとは別に, DynaBook G7/X19PDEWG5/X14PME 双方の後継 PC として秋までに もう 1 台買うことになると思います。 そろそろ G7 が やばそうですので…。 今となっては SXGA+ までは必要としませんので, VMware Workstation 4.5 / 5.0 等の旧環境 (要は Windows XP。) での動作確認が中心となるのではないかと…。 G7 / G5 双方の全環境を移したとしても 320GB HDD なら楽勝。 (笑)

Aug.25,2009 追記

 年末以降にメイン PC を更新すれば Satellite WXW/78DW が G7 / G5 の後継相当に就任する…ということで, 予定を変更して SONY VAIO type P VGN-P91S を買ってしまいました。

●Jul.10,2009

WILLCOM CORE 3G の回線速度...

 サービス開始と同時に使い始めた WILLCOM CORE 3G ですが, 29 日には 500k ほど出ていたスループットが今では 100k まで落ちてしまいました。 ここまでくると自宅も勤務先も変わりません。 FOMA 回線の意味が全くなくなっているわけですが, 周知のとおり これは PRIN の能力不足によるものです。 「PRIN」のせいなので, 既存の AIR-EDGE 4x や 8x 回線でも PRIN を経由させると遅くなります。 もっとも, 3G よりは状況がマシで 220k が 170k といった程度ですけれど。 おそらく頭打ちの壁が 170k 辺りなのでしょう。

 何やら 7 月中旬~下旬頃に能力不足を解消する…といったような話も出ているようですが, そのタイミングを見越して投入するのは止めておいたほうが賢明でしょうね。 早くて年末, 次の春くらいまでには何とか…くらいに思っておくのが正しい態度なのではないかと。(笑)  そうなると 3G は完全に失敗作となっちゃいますね。 次までの期間があまりにも短くなってしまいますので。 で, その「次」が 10 月から開始されるわけですが, まさか そちらまで PRIN 縛りなのかしら?  だとしたら, 本命もアウトで間違いなく会社が傾くような…。 それを避けるためには噂どおり 7 月中くらいには本命にも耐えられるレベルでの対応が必要となるわけですが, 果たして…。

 個人的には 3G, AIR-EDGE 共々使用頻度が低いので, 「まぁ, 早めによろしく!!」程度で静観していられるのですが, ネックが解消されたら AIR-EDGE のほうも多少は速くなりそうな気がします。 おそらく現状 (3G のサービス開始前) から頭打ち状態に陥っていたでしょうから。

 それはともかく, あの大ボケ仕様の接続ソフトを使い続けるのは精神衛生上よろしくありませんので, 今日は Win での設定に挑戦してみました。 Windows Vista でモデム方面のコマンド設定を行う際に必ず鬼門となるのがハイパーターミナルの未バンドルですが, そこは その辺りに転がっているソフトで逃げて設定を行います。 少々手間取る部分もありましたが, 無事自動接続されるようになりました。 キャリアアップしっぱなしなのは少々頂けませんが, 何はともあれ数段快適に使えそうです。

●Jul.08,2009

Prime Note Cresion NA...

[Windows Vista Ultimate on Cresion NA]

 ハイスペックネットブックといった趣で紹介されている Prime Note Cresion NA ですが, 筐体の大きさ (dynabook NXW/76HPW と同じ。) や重さ (NXW より重くて 2kg 弱。) からすれば普通の 2 スピンドルノートの範疇に入ります。 価格もネットブックと比較すると相当高めで, OS や Office を追加すれば業務用を含めた廉価クラスのノートパソコンと同じ価格帯に入ってきます。 立ち位置としては非常に微妙と言えるでしょう。

 が, 正しく その微妙な立ち位置を狙った PC であるのも事実です。 ネットブックは確かに廉価で, 筐体も軽くモバイル用途には向いています。 が, 価格と省電力に特化しすぎたせいで, 「Office は入っているものの遅くて画面も狭くて使い物にならない」 「"ネットブック" なのに Web のフラッシュすら まともに動かない」と言った理由で, 結局価格の高いモバイルノートを追加投入…といったケースも多々耳にします。 それに対して, Cresion NA は Atom 330 や ION を搭載することで そのような用途にも ある程度対応できるようになっています。

 高望みをしたのではネットブックと同様の結果を招きますが, その辺りを踏まえた上でセカンド PC として使う分には十分選択肢の一つと成り得る…ということで, 興味本位で金曜日に注文し, それが昨日届きました。 興味の対象は もちろん Atom 330 や ION です。 「そこそこ」の能力であることは判っていますが, その「そこそこ」具合が如何ほどなのか…を知りたいところですので。(笑)

 まずは筐体ですが, 上で書いたように dynabook NXW/76HPW と同じです。 いえ, Cresion NA はバッテリーが はみ出していますから, その分こちらのほうが大きいです。(^^;;  重さも 2kg 弱と少し軽めのノートパソコンと同じです。 「持ち運びも可能」というレベルで決してモバイルパソコンではありません。 その辺りを期待した時点で敗北しますので期待してはいけません。 一応, 昔使っていた SONY VAIO R505V/BD と同じ重さですから, 巷的には「サブノート」とは言えるのかもしれません。 個人的には, 初代 DynaBook SS001 より大きい筐体のノートパソコンを「サブノート」とは決して呼びませんけれど。

 Cresion NA は多少ながら BTO での選択が可能です。 ごちゃごちゃと付け足す必要はありませんので, メモリーだけ 4GB にしました。 これで +¥4k.- の @64k.- 弱です。 ちなみに, OS と Office 付きで買ったとすれば, Windows XP Home + Office 2007 Personal なら @90k.- 弱, Windows Vista Home Premium + Office 2007 Personal なら @94k.- 弱となります。 あ, 2GB メモリーでの話で, 4GB なら +¥4k.- です。 この辺りを見ても決して安いわけではないことが判ります。 例えば dynabook CXW/45JW なら, Windows Vista Home Premium + Office 2007 Personal with PowerPoint 2007 で @95k.- 弱なのですから。 OS や Office のライセンスを既にもっていて OS なしモデルを選択できるユーザーや, Atom 330 や ION に価値を見いだせるユーザーのみがメリットを享受できるのです。

 初期設定ですが, OS が入っていませんので ますは OS を選択しないといけません。 今回も Business にしようかと思ったのですが, それでは NXW と同じになってしまいますので, Ultimate を選択しました。 Office は とりあえず保留です。 いえ, Personal なら手元に余っていますが, Standard と どちらにしようか迷っていますので。 それはともかく, インストールは何も問題なく終了し, 付属 CD-ROM を使ってのドライバー一連の適用も あっさり終了しました。 続けて Windows Update。 新の SP1 からの適用ですから今回も盛大にパッチが当たったわけですが, そのわりに NXW と違ってサクッと終了しました。 これに限れば NXW よりは数段速いようです。(笑)

 さて, 恒例のスコアを上げておきます:

Prime Note Cresion NA dynabook NXW/76HPW Satellite WXW/78DW
CPU Atom 330 1.6GHz Core 2 Duo SU9300 1.2GHz Core 2 Duo T7500 2.2GHz
RAM PC2-6400 3.0GB PC2-5300 3.0GB PC2-5300 3.0GB
GPU NVIDIA ION Intel GMA 4500MHD NVIDIA GeForce 8700M GT
V-RAM 128MB 256MB 256MB
基本スコア 4.3 3.2 4.8
プロセッサー 4.3 4.4 5.1
メモリー 4.6 4.5 4.8
グラフィックス 5.9 3.2 5.9
ゲーム用グラフィックス 4.7 3.3 5.6
ハードディスク 5.6 5.3 5.3

数値だけなら NXW を凌駕していますが, 実際の総合能力は NXW のほうが上です。 内部クロックで 0.4GHz 上回り HT 込みで論理 4 CPU とは言え Atom は Atom です。 クロックに大きな差がない限りは Core 2 Duo には勝てません。 が, 反対に遅さで悩まされることもありません。 dynabook SS 1610 90C/2dynabook SS LX/290DK に比べれば圧倒的に快適で, 実際, 普通に使う分には NXW に対して遜色がありません。 あ, Satellite WXW/78DW の数値が変わっているのは, HDD 換装に伴い久々にスコアを録り直したからです。

 総合能力はともかく, この PC のウリの一つで巷の興味の対象でもある ION の能力を測る参考データーとして, 最後に 3DMark06 の数値を上げておきます:

Prime Note Cresion NA dynabook NXW/76HPW Satellite WXW/78DW
CPU Atom 330 1.6GHz Core 2 Duo SU9300 1.2GHz Core 2 Duo T7500 2.2GHz
RAM PC2-6400 3.0GB PC2-5300 3.0GB PC2-5300 3.0GB
GPU NVIDIA ION Intel GMA 4500MHD NVIDIA GeForce 8700M GT
V-RAM 128MB 256MB 256MB
Version 1.1.0
Width 1280
Height 720
Anti-Aliasing None
VS PS Profile 3_0
.
3DMark Score 1530 592 5742
SM2.0 Score 573 176 2488
GT1 4.02 FPS 1.375 FPS 20.674 FPS
GT2 5.529 FPS 1.555 FPS 20.790 FPS
HDR/SM3.0 Score 600 241 2281
HDR1 5.019 FPS 2.150 FPS 19.610 FPS
HDR2 6.972 FPS 2.666 FPS 26.009 FPS
CPU Score 817 1034 1902
CPU1 0.274 FPS 0.332 FPS 0.604 FPS
CPU2 0.389 FPS 0.515 FPS 0.959 FPS
Fill Rate (Single) 884.663 MT/s 484.659 MT/s 2305.587 MT/s
Fill Rate (Multi) 1779.236 MT/s 894.650 MT/s 6507.427 MT/s
Pixel Shader 61.526 FPS 26.787 FPS 175.312 FPS
Vertex Shader (Simple) 125.698 MV/s 6.172 MV/s 114.876 MV/s
Vertex Shader (Complex) 29.345 MV/s 5.534 MV/s 80.088 MV/s
Shader Particles 13.792 FPS 30.469 FPS
Perlin Noise 25.28 FPS 9.449 FPS 58.532 FPS

.

●Jul.07,2009

Norton Internet Security 2010 β...

 昨日「Windows 7 のリリース前に対応版 NIS 2010 を出すべし」と書いたのですが, そういえば Windows 7 対応を謳っている Norton Internet Security 2010β が登場しているのでした。 情報を得たときに「んでは落とさねば」とか思っていたのですが, すっかり忘れていました。 というわけで早速ダウンロード。 適用するのは当然ながら Windows 7 です。 となれば, Satellite TXW/69AW の登場と相成るわけですが, Prime Note Cresion NA が到着してしまいましたので, 続きは週末にでも…。(笑)

Aug.25,2009 追記

 さすがに Windows 7 向けとして開発されているだけあって, 特に問題なく使えました。 そして, そのまま何も起こることなく 2 週間の寿命を全うしました。 (^^;;  むぅ~。 個人ユーザーだと, それこそメイン PC にでもインストールしないと, テストと言えるほどの使用頻度に達しないような…。 これでは, お話にならないような大バグくらいしか表面化しないのではないかと。

●Jul.06,2009

Windows Vista SP2 と Norton Insight...

 Windows Vista SP2 が登場してから 1 ヶ月以上経ちましたが…, Norton Internet Security 2009 に搭載されている Norton Insight のホワイトリストが いつまで経っても SP2 対応になってくれません。 本来なら 80% 以上がホワイトリストに該当するところなのですが (サードパーティのソフトが殆ど存在しない場合。), 今は 50% を切る有様となっています。 「まだ一月」という見方もありますが, スキャンの必要なファイル数を減らすことで現バージョンの軽さを実現している NIS 2009 ですから…。 半分以上がスキャンの対象となっているため, 起動もシャットダウンも全てが鈍足に…。

 早く対応してもらいたいところですが, 「とりあえず入れておけ!!」的な安易な対応はご勘弁。(笑)  あと, Windows 7 の正式リリース前に対応版 NIS 2010 を出してね。 今更他社へ鞍替えするのは面倒ですので。

Sep.7,2009 追記

 9 月上旬になって ようやく概ね SP2 にも対応したようです。 75% 程度なので まだ若干対応し切れていない部分が存在する模様。 まぁ, これくらいになれば問題のないレベルと言えそうです。

●Jul.04,2009

Sun VirtualBox 3.0.0 r49315 導入...

[VirtualBox 3.0 et VMware 7.0β]

 6 月 30 日に VirtualBox 3.0.0 が登場したので, 興味本位で試してみました。 本来の目的は, VMware Workstation 等で使用できなくなった NT 3.51 等の実行環境として使用可能かどうか…といった点を調査することですが, その辺りは とりあえず置いておいて, 巷が興味を示しているであろう Direct3D 方面を試すことにしました。(笑)  OS は VMware に合わせて Windows XP MCE 2005 を選択します。

 ゲスト PC の構築を適当に設定して早速 WinXP のインストール…だったのですが, 重くなったり軽くなったりと何やら動きにムラがあります。 当初は VT-x 等の設定を疑ったのですが, 結果論としては その方面は関係ありませんでした。 もっとも, 気になったのは それくらいで, 少々時間は要したもののインストールは素直に終了しました。

 お次は大量のパッチ当てです。 そして, この時点で思い知らされたのでした…LAN 回りの遅さに…。(笑)  おまけに, ワークグループでホスト PC を探すことが出来ず, 共有フォルダーも同様の理由からネットワークドライブの追加による方法でしか使えません。 おかげで, 何から何まで管理者アカウントでログインして行う必要があったのでした。 共有フォルダー上のソフトを管理者権限で実行するのに慣れてしまった身には辛いです。 (^^;;  (VirtualBox 周りの) 回線の遅さに辟易しながらも, とにもかくにもパッチ当ては終了し, ようやくスタートラインに立つことができました。

 さて, ここからが本番。 Sun VirtualBox Guest Additions のインストールです。 と言ってもサクッと終了するだけですけれど。 初期インストールから ずっと比較的高かった負荷も VMware 並みとなり, ホスト・ゲスト間のマウス移動も自由に行えるようになりました。 LAN の遅さだけは如何ともし難いのですが, 文書作成などのアプリケーションを実行する限りに置いては VMware と遜色なく使えそうな感じです。

 環境が整ったので, 3DMark2001 SE~3DMark05, 『Wiz Anniversary』, 『春色桜瀬』, 『FINAL FANTASY XI Vana'diel Bench3』, 『タイムリープぶーとべんち』, といった面々を適当にインストールして実行してみたところ…悲しい結果に…。 と, その前に, VirtualBox の画面周りですが, 一部のソフトが GeForce FX 5200 と申告します。 Virtual PC のように FX 5200 をエミュレートしているのであれば, NVIDIA のドライバーを使えそうですが, よもや そのようなことはないでしょう。 GeForce FX 5200 相当の機能を実装してある…という意味でのステータス返却なのでしょうけれど, それに一体何の意味があるのかしら?

 今回の Direct3D 対応ですが, PS 2.0 に対応しているものの VMware で言えば 6.0 相当の機能と言えそうです。 しかもソフトウェア処理が異常に多いのか, T7500 ごときでは紙芝居状態でしか描画されませんでした。 上記の面々で まともに動作するのは『Wiz Anniversary』と『春色桜瀬』くらいでした。 3DMark2001 は動作するだけでベンチにもならず, その他のソフトは正常に描画されない…どころか, そもそも Compressed Textures に対応していませんので, 3DMark03 以降や『メギドベンチ』辺りは実行自体が不可能です。 少なくとも現状の対応度では Direct3D 対応を謳うのは時期尚早と言えそうですね, VMware が先へ進んでしまっている今となっては。 余談ですが, GeForce FX 5200 相当を謳うのであれば Compressed Textures に対応していないとダメでしょ!! (笑) >Sun

 Direct3D 方面は ともかく, わりと普通に使えそうな雰囲気でした。 シームレス表示 (VMware でいうところの Unity モード。) は, ある意味 VirturlBox のほうが洗練されていますし…。 全体的な使い勝手は Virtual PC 2007 に近い感じかしら?  あ, もう一つ大きな問題が。 スナップショットの処理は死ぬほど遅いです。(笑)  それはともかく, 上の画像は VMware Workstation 7βと同時動作させたものです。 当然ながら VirtualBox 側の VT-x サポートは切っています。

Aug.7,2009 追記

 総じて遅い LAN 方面の中でも NAT 方式についてはバグのため異常に遅くなっていたわけですが, それについては 3.0.4 で修正が行われ少なくとも他方式と同等の速度が出るようになりました。

●Jul.03,2009

WD5000BEVT 到着 (2)...

 e-SATA での HDD コピーが多少なりとも USB 2.0 より速くなるのか試そうかと思っていたのは 29 日に書いたとおりなのですが, 良く考えるまでもなく, こと Satellite WXW/78DW に限って言えば比較は無理なのでした。 というのも, WXW には e-SATA のコネクターが存在しないからです。 dynabook NXW/76HPW を使えば比較は可能ですが, やはり ここは WXW を使いたいところ。 保険の WD5000BEVT は早くて日曜到着ですから, PC Express の e-SATA カードでも買っておこうかしら? 選択するメーカーによって結果が意外と大きく変わってきそうですが, そこは気にしないことにしましょう。 (^^;;  あ, 一般的な傾向を知りたいのではなく, あくまでも今使っている HDD ケースでの結果についてです。 換装作業に要する時間に直結しますので。