先月のドラレコ 70mai Dash Cam Omni X200 の記事で, カーステから聞こえてくる楽曲について脱線ネタとして挙げました。 せっかくなので, 久々の CD ネタとして, 該当する CD 等について書いておくことにします。 過去記事と被ってしまう部分も多い…どころか同じことを書くようなものですが, 前回の CD ネタから もう 2 年なので, 構わないでしょう。 (^^;)
件の先月記事ではクラシックばかり登場していたわけですが, それは単純な理由で「ここ数ヶ月はクラシックばかり選択して聴いている」からです。 他のジャンルが鳴りだしたら次のクラシックなアルバムを選択し直しているわけですね。 いや, アイドル歌手, ハードロックからアニメ・映画曲, そしてジャズやクラシック…と, これだけジャンルが異なると, ダイナミックレンジも随分異なり, 結果としてボリューム設定も かなり広範囲に変える必要があるのですよ。 ええ, 使っているカーステはアルバム毎に覚えてくれないのです…設定ボリュームを。 (^^;)
カーステが古いのもありますが, それ以上に機能毎に異なる OS 上のソフトを無理矢理移植しているのが大きな原因ですね。 もっとも, クラシックだけに限っても全然異なるボリューム設定を必要とする CD も多いですけれど。 (笑)
というわけで, 記事で登場した曲の入っている CD と関連する CD について, 簡単に言及してみます。
さて, 「CD ネタなら まずはこれを挙げないと」というわけで, 14 年前に買った『白鳥の湖』全曲版 (ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー/ボリショイ劇場管弦楽団) 69 年録音:
普通は右画像の RCA レーベルな『白鳥の湖』全曲版 (ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団) 69 年録音 CD を買うところで, 自身も後年買って持っているわけですが, 14 年前当時は何故か日・米・英・仏・独の どの Amazonでも買えなかったのです。 ええ, 一時的なほうの意味ではなく製造・販売終了的な意味での「販売時期未定」「在庫なし」表記で…。 そこから紆余曲折を経て, 独 Amazon のマーケットプレイスで買ったのが, 左画像のメロディア銘な 69 年録音モノです。
因みに RCA のほうは, オリジナルのレコードとは楽団等の表記が異なっていて (The USSR TV & Radio Large Symphony Orchestra…「モスクワ放送交響楽団」) 音質も別物です。 いえ, こちらが CD らしい ちゃんとしたステレオの音なのですが, レコードとは違いすぎているのですよね。 楽団等の表記は 75 年録音の CD でも そうなっていますから, 5 年ほどの間に楽団や劇場の状況が変化したのでしょう。
RCA の CD を買えなかったので, 代わりに米国 Amazon でリセール品をマーケットプレイスで買ったわけですが, USA LA から届いたブツは…75 年録音でレコードとは微妙に異なるものでした。 それが上画像 2 枚のメロディア・レーベル CD です。 左画像を見て解るとおり褪色しまくっています。 これ, 買った当初から こうだったのですが, 本来は右画像のパンフと同じだった筈です。 恐らく「光が当たったから」ではなくて, 放っておいても褪色しまくる系の印刷ですね。
で, この件の CD…。 69 年録音と そっくりな内容です…それこそトラックの長さまで。 違いは第 13 曲 e) Pas d'action 冒頭近くでのハープのソロ部分くらいです。
75 年録音での第 13 曲の違いに耐えられず各国 Amazon を渡り歩いて辿り着いたのが, 独 Amazon のマーケットプレイスで買ったメロディア銘の 69 年録音モノ CD です。 英国から独国へ輸入された製品ですが, モノ自体はロシア国内向けなので, 右画像のとおりパンフレット等は全てロシア語だったりします。 恐らくメロディアのレコードからダビングして焼いたものだと思いますが, この CD が一番オリジナルのレコードに近い音を奏でてくれます。 とっても変わり種な CD で, 今となっては ある意味貴重かもしれませんね。 (笑)
こちらの CD での表記は「Большой Симфонический Оркестр」…つまり「Bolshoi Symphony Orchestra」で, その意味するところはレコードと同じく「ボリショイ劇場管弦楽団」です。 そういった辺りでも, 元々最初にレコードを持っていた人間としては有り難い CD ですね。
このボリショイ劇場管弦楽団の演奏…。 楽譜的には補追を含めた全曲に一番近い…と言いますか, ほぼ そのままだったりします。 その辺りも個人的には非常に重要で, そういった意味ではボニングや小澤の録音は, 個人的には評価が一つ下がってしまいます。 いや, 終曲クライマックスの最後がオクターブ下がるあの譜面…嫌いなのですよ。 ブルメイステル版の「死をもって悪に打ち勝つ」を連想させるので。 いえ, ブルメイステル版のシナリオやバレエ自体は好きなのですが, それが曲になると…何故か許せないのでした。 (^^;)
次は, 『マーラー 交響曲第 6 番』 (サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団):
元々持っていたのは右画像の交響曲全集限定版のほうです。 昭和の時代に 4 万円で発売・買った (60 (1985) 年 ^^;) もので, 40 年にはギリギリ届かずとも 39 年は経っている一品です。 そのわりには殆ど劣化していなかったりします。 グラモフォンよりもデッカのほうが剥離耐性は高いようですね。 唯一劣化していると言えそうなのはボックスですが, そちらも色あせすらしていません。 アバドの 7 番で悲劇を発生させた諸悪の根源…スポンジも保護シールも完備している辺りは懸念事項と言えるかもしれません。
ボックスの中に収まっているだけあって, ケースやブックレットは今でも綺麗なままです。 CD/レコードショップで見掛けた際には手持ちがなく, 取り置きしてもらって 1 週間後に買ったのでした。 懐かしい思い出ですね。 片町スクランブルにあった, あの店です。 (笑)
それはともかく, 限定版 CD をカーステでボロボロにするわけにはいかないので別途買ったのが, 左画像の CD です。 同じ録音のものですが, 画像を見てのとおり「LONDON BEST MORE 50」のものです。 こちらのほうが何かと便利ですね。 全集のほうは例えば「3 番と 6 番がセット」と順番どおりになっていなくて, 耐久視聴には不向きなので…。 (^^;)
続いては『眠りの森の美女』 (リチャード・ボニング/ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団):
3 枚組の全曲版です…なので 2 時間半と とっても長いです。 お気に入りの 1 枚で, 当該曲では個人的に決定版扱いされているものです。 同じボニングでも『SWAN LAKE』のほうは「荒々しく」の演奏指定が少々個人的に荒々しく聞こえすぎたりするのと, あと上でも書いているように, 終曲がブルメイステル版宜しくオクターブ下がる譜面なので, お気に入り組には入っていません。 その割には, カーステの HDD に入っていますけれどね…上のロジェストヴェンスキー 69 年録音の次に流れるように。 ええ, 2 回連続で『SWAN LAKE』全曲を聴くことになります。 (笑)
次に, 『惑星』 (ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団)です:
元々レコードでも持っていたもので, 『惑星』の中では一番お気に入りの演奏です。 「DEUTSCHE GRAMMOPHON BEST 100」のものですが, こういったベスト系組に入っている曲だと, 今も昔も安く買えて良いですね。 この CD や上の『マーラー 6 番』も そうですが, 1980 年代から登場している CD だとマスターが同じだからか, CD のわりに音のシャープさが (良い意味で) 無くて, レコードと似たようなイメージで聴けるのが個人的には良いです。
右画像はウィーンフィルとの旧録音で, 「こちらのほうが好み」という方も意外と多いようなのですが, 私は新録のほうが好きです。
『惑星』というと, 個人的に どうしても挙げたくなるのが, この「ジェームズ・レヴァイン/シカゴ交響楽団」の演奏です。 それは何故か…ペットパートが反乱/反逆を起こしているからです。 (大爆笑) いや, 「火星」の中間部でパートが揃って出を 2 拍間違えるなんて, 有り得ないでしょう? 『惑星』の「火星」ですよ…? しかも, 時代的にショルティとも録音をしているシカゴ交響楽団ですよ? 寝ていても出を間違えるような曲ではないでしょう!! そういった理由での「反乱」認定です。
因みに, 2 拍遅れで 2 拍分吹いて 3 拍目に入ったところで, レヴァインに打ち切らされています。 (^^;) そういった辺りでは面白い CD ですね。
更には, 『ワーグナー序曲集』 (ショルティ/シカゴ交響楽団)です:
カーステ HDD にダビングされているのは左画像の廉価版 CD で, それと同じ内容の本家「ワーグナー管弦楽集」 CD も持っていたりします。 しかし, この記事を書くに当たり探しても発掘できなかったので, 先日買ったのが右画像の本家 DECCA な CD です。 2 回ほど改訂されていて, こちらは 2 年程前に登場したものですね。 なので, 収録曲が増えているのでした。 (ウィーンフィル分が増えている。)
この右画像の CD…。 昨今の Amazon の梱包の杜撰さを示すものとなっています。 ええ, 今の Amazon は壊れ物でも緩衝材無しなまま平気で発送してきます。 なので割れるのですよ…ケースが。 この CD でも上のほうから右に掛けて盛大に割れています。 ここ 5 年だと半分くらいは割れている勘定かしら?…感覚的には。 (^^;)
まあ, 中身やジャケット等が無事なら, ケースは いくらでも代わりを手に入れられますので, 被害は軽微ですね。
続いては, 『ブルックナー 交響曲第 4 番』 (ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団)です:
画像に円弧の筋が見えていて一見割れているように思えますが, こちらは単なる傷です。 傷としては かなり大きくて酷い部類に入りそうですけれど…。 いや, 買ったときは入っていませんよ? 何時の間にか入ったものです。 (^^;) それはともかく, お気に入り組だからこそカーステ HDD にダビングされている訳ですが, 実は本来の お気に入りは別にあります。
それが こちらの「カール・ベーム/ウィーンフィルハーモニー管弦楽団」の演奏です。 左画像の廉価版 CD を持っていたわけですが, こちらも先日本家を Amazon で買いました。 それが右画像なのですが, いや, 時代は CD ではなくなっていますので, 意外と入手しづらいですよね, 有名どころの本家 CD でも。 流石に海外組 Amazon へ出張るほどでもありませんし…。
左画像の CD…。 何故裏側の画像なのかというと, 表側のジャケットが無いからです。 紛失したのか破損等なのかは覚えていません。 5 年くらい前に有ったのは確かで, その後も何度か御登場願っているはずですが, 何時の間に無くなったのかしら? (^^;)
次は, 『マーラー 交響曲第 10 番』 (レナード・スラットキン/セントルイス交響楽団)…マゼッティ Jr. による全曲版です:
マーラーの 10 番と言えば, 完成しているのは 1 楽章のみです。 が, 残りの楽章も極初期のものながら草稿が残っていたことから, 後になって全曲版が いくつか登場しています。 有名なのは最初に登場したクック版ですね。 因みに, マーラー自身は「未完成のものは全て処分して欲しい」と言い残していたのですが, 奥さんのアルマが それらを世に出してしまいます。 その是非は議論の分かれるところでしょう。
で, この CD はマゼッティ Jr 版なわけですが, 最終 5 楽章の冒頭が弦のみ…といった辺りが一番の特徴でしょうか? 個人的にはチューバが居ないと とっても寂しいです。 (笑) それはともかく, 残っていたのが初期の草稿過ぎて, どの版であっても, どうしてもオーケストレーションが薄くなってしまうのは, 避けられない お約束のようです。
そうそう。 海外な A4 サイズになってしまいますが, 10 番は全曲版のミニチュアスコアも出版されていて, 手元には米 Amazon で入手したクック版が転がっています。
続いては, 『シェヘラザード』 (カラヤン/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団)です:
「件の記事では登場していないぞ?」と言われそうなのですが, 部分追記したスピード違反取り締まりの動画で登場しています…3 楽章が…小さくて最後のほうで漸く少々聞こえる程度ですけれど…。
カーステ HDD にダビングされているのは, 左画像の廉価版 CD のもので, 元々レコードを持っていて, 数年後に買ったものです。 その本家が右画像のグラモフォンな CD ですが, これ…今となってはマーケットプレイスのプレミアム価格で買うしかない代物だったりします。 というのも, 本家筋 CD 自体は何度か登場していて, ベスト 100 系を含めて, 今でも普通に入手可能ですが, カップリングが異なるのです…困ったことに。
『1812 年』だとか『ウェリントンの勝利』だとか言われても, それらは別口で元々持っていますし, 『シェヘラザード』がメインなのは良いとして, カップリングされている『ダッタン人の娘たちの踊り』『ダッタン人の踊り』も とっても重要なのです…個人的には。 要は「レコードと同じ組み合わせでないと満足できない」わけですね。 (^^;)
で, その収録パターンの本家筋 CD は最初に出たものだけなので, 今となっては普通に入手できないのでした。
余談ですが, 廉価版 CD にも色々あって, ちゃんと CD 用として録音されたものから, レコードを再生して CD に焼いたもの, そのタイプでも出来の良いものから悪いものまで…と, 実に多彩なレベルのものが存在します。 そして, 件の左画像な CD ですが, こちらは CD 特有の音のシャープさは備えていないものの, CD 用に録音されたと勘違いしそうなほど, 雑音等が ほぼ皆無でクリアーな音を聴かせてくれます。
本家筋でもレコードと同じ丸っこい柔らかな音の CD は いくらでも存在しますので, CD 用録音と思ってしまいそうになるわけですが, この『シェヘラザード』辺りを聴くと, レコード再生組であることが判るのでした。 それは何故か…。
実は (カラヤンの件の)『シェヘラザード』のレコードには, 3 楽章にマスター由来の音の歪みが存在します。 そして, 件の廉価版 CD にも それは存在しますが, 同じ録音で最初に登場した右画像の本家 CD には, その歪みが存在しないのでした。
件の廉価版 CD のシリーズは比較的価格の高い部類だった記憶がありますが, 頑張ってレコードをノイズ皆無で再生していたことになりますので, そういった意味でも高くせざるを得なかったのでしょう。
更に, 『チャイコフスキー 交響曲第 4・5・6 番』 (エフゲニー・ムラヴィンスキー/レニングラード管弦楽団) :
「件の記事で…」と言われるのは, こちらについては正解で, ここからのものは登場していません。 (笑) 因みに, この 4 番は未だ記事に追記の形で挙げていない動画内で流れています。
元々上の『シェヘラザード』ネタで登場したのと同じ廉価版 CD シリーズのものを持っていて, 随分後になってから本家である画像のグラモフォンな CD を買っています。 珍しく その本家 CD をカーステに ぶち込みました。 (^^;) アニメのハルヒ…「射手座の日」に登場しているのは, これの 4 番は 4 楽章のクライマックス部分ですね。
続いて, 『ウェスト・サイド・ストーリー』 (レナード・バーンスタイン) :
今回の記事を書くに当たって画像を撮るために CD を発掘したわけですが, その際に「おっ!?」と目に止まってカーステで聴いたクチです。 この『ウェスト・サイド・ストーリー』…。 作曲者でもあるバーンスタインが, ブロードウェイのミュージシャンと学生を登用の上, 自ら指揮して録音した演奏だったりします。 その一方で, キリ・テ・カナワ, ホセ・カレーラス, そしてマリリン・ホーンといった声楽家も起用していて, 「お前はマーラーの交響曲全集か何かか?」と言いたくなる面子で笑えたりもするのでした。 (笑)
この CD も褪色しやすいジャケットだったのか, 日光や電灯に晒されていたわけでもないのに, 随分褪色しています。 『ウェストサイドストーリー』の A4 版ミニチュアスコアも, 米 Amazon から入手するしかなかったのですよね。 (^^;)
更には, 『マーラー 交響曲第 5 番』 (ロリン・マゼール/ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団) :
カーステにダビングされたのは比較的最近ですが, 入手自体は随分昔で, この「戯れ言」記事で何度もネタに登場している CD です。 ある意味, 子供の頃からの生涯に渡る謎, 「3 大『カセットテープにダビングした演奏は誰のものだったのか?』」が 4 曲だった頃の 1 つです。 因みに, 「3 大」になってから最初に判明したのは, 上で挙げたムラヴィンの 6 番だったりします。 ただし, 「ほぼ確定」レベルで, 真の確定には至っていません。
件の マラ 5 は NHK FM のクラシックアワーで聴いたわけですが, この CD と面子・時期は一緒ながら録音自体は別だったりします。 ただ, テンポ等まで ほぼ同じなので, この CD を正解の決定版扱いとしています。 いや, 「79 年のバンスタ/NYP の『ショスタコ 5 番』ライブを代々木の現地で録音しましたぁ~!!」(あくまでも仮定の話) というのと, 「後に それがレコードや CD になりましたぁ~!!」という 2 つを比較すれば, それは当然ながら殆ど同じになるわけですが, それと大差ないレベルで昔聴いたものと差の小さい CD なので, 決定版としても問題ないでしょう。 (^^;)
続いて, 『チャイコフスキー 1812年』 (サー・コリン・デイヴィス/ボストン交響楽団) :
「3 大『カセットテープにダビングした演奏は誰のものだったのか?』」の 2 つめが, この『1812 年』で, こちらは中学の頃に同級生の自宅で聴いたレコードが元ネタです。 (その際に録音もさせてもらった。)
で, 当該演奏については未だに特定できていないのですが, ほぼ判明していて, それが「コリン・デイヴィス/ボストン交響楽団」のレコードです。 タングルウッド祝祭合唱団の所謂「全部入り」な やつですね。 あ, 「全部入り」というのは, 『1812 年』の演奏で「合唱・大砲・(教会の) 鐘・パイプオルガン」が加わっているものです。 で, 件の CD は それを再現すべく 1979 年に録音されたものなのですが, 全然違うのですよ…キャノン方面が…。
致命的なのが, そのキャノンの影響もあって, あまりにもダイナミックレンジが広すぎる点で, クライマックスの本当に終曲辺りが, その辺の 100 万程度掛けたステレオシステムやスピーカーくらいでは, ノイズだらけで真面に再生できないのでした。 当然カーステや PC のスピーカーには無理で, PC 辺りだと下手をするとスピーカーが壊れます。 (笑)
そんな ちょっと残念さんな CD ですが, EU 圏向けにオランダから発売されているものなので, 何らかの方法で輸入したものを手に入れるしかなかったりします。 自身は 早さを伴う お手軽性と安全性を考慮して日本 Amazon 発送なマーケットプレイスで入手しましたので, 手数料等が加味されたプレミアム価格 8 千円超えで買っています。
安く上げるなら EU 圏内である仏か独 Amazon でしょう。 郵便系な発送なら ほぼほぼ普通の価格で入手が可能です。 昔と違って, 今だと向こうのアカウントを用意するのが一番の壁かもしれません。
「やはりレコード相当でなければ…」と, それをデジタルリマスターした左画像の CD を改めて発注したのですが…届いたのは, 右画像の誰でも普通に買える CD でした…5 倍の価格で。 (大爆笑) いや, てっきり「外面だけは用意して中身は別物」という海外 Amazon で よくあるパターンを想像していたのですが, 「別の普通な CD」という斜め上の結果でした。 一応左画像な CD と同じ曲の収録されている辺りが笑えます。 (笑)
この右画像の CD に収録されている『1812 年』…。 同じタングルウッド祝祭合唱団を起用しているのですが, オリジナルのレコードとも上の 1979 年録音とも異なる 1980 年録音のものだったりします。 そして, これもオリジナルの演奏を再現しようとして出来なかったクチなのですよね。 (^^;) こちらは少々低音のレベルが高すぎるのと, キャノンのタイミングが異なる…といった辺りが難点。 あと, 楽団・合唱団共に, 音の傾向が変わってしまっている事でしょうか?
で, 実は昔聴いたレコードに一番近い演奏が YouTube で公開されています…そして それと同じ音源だと思われる MP3 が手元にもあったりします。 が, それも微妙にキャノンのタイミングが異なっていたり, 合唱組…特にテノールが微妙に違っているのですよね…悲しいことに。
まぁ, 許せる範囲なので, 本来入手する筈だった左画像の CD が YouTube のものと同じ演奏なら, 暫定的に それを決定版扱いにしようと思っています。
因みに, 件の演奏が どれだったのかは, とある有名人が覚えているのであれば, その方に聞けば正解が判明します。 何しろ当時に氏の自宅で聴いたレコードなので。 が, 流石に覚えていないことでしょう。 訊こうと思った頃には遠いところへ移ってしまっていましたし…。 (携帯なんてない時代。 笑)
というわけで, 今回は無理矢理 CD ネタに繋げて記事にしました。 (笑)
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