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今日の出来事 (Feb, 2020)

●Feb.29,2020

ここ 1 年で買った Android 機...

 1 年と少し前の 2018 年 12 月に Google アカウント管理と Android 版関数電卓アプリを試すために ASUS ZenFone Max (M1) を買ったところまでは良かったものの, そこで脱線してしまい「ローエンド機でゲームは可能なのかしら?」と まともに動作しないのを承知でデレステを試したのが運の尽きだったのか, 気付けば昨年 2 月から今月まで約 1 年の間に 10 台もの Android スマホを買う事態となってしまいました。 Fire HD 8 (第 8 世代)Fire HD 10 (第 9 世代)) の Fire HD 2 台, それに Apple iPhone 11 Pro を合わせれば 13 台です。 (笑)

…と, ここまで台数が増えると以前書いた記事「手持ち Android 機セキュリティーパッチ的雑感」の追記として書くには少々量が多くなりすぎますので, 別記事として改めて書くことにしました。 いえ, 本当は悲しくなるほどにパッチ方面の動きがないので, 追記で書いてしまいたいところなのですけれども…。 その辺りが 5 年以上前に Android 機から離れる理由だっただけに, 事情が今でも変わらないのは残念ですね。 もっとも, 相変わらずマイナー機ばかり買っているのが一因ではあります。 (^^;)

それはともかく, 今回も巷で既に書かれているような題材は置いておいて, 主にセキュリティーパッチをネタとして簡潔に書いていくこととします。 ただ, その動きがないとなれば書くこともない…という事態に陥ってしまいますので, これまで記事で書いていなかった方面についても少々交えることにしました。 その追加ネタの 1 つとして AnTuTu ベンチマーク (V8) のスコアなども挙げているわけですが, 大前提として押さえておく必要のある点がありますので, その辺りを先に書いておきます。

AnTuTu ベンチマークといえば, Android 機向けベンチマークとしては所謂デファクトスタンダード的位置にあるといっても間違いないほど あちらこちらでスコアが挙げられ比較もされているベンチマークアプリです。 しかし, 前バージョンの V7 までは良かったものの, 現バージョンである V8 が とにかく不安定なのでした。 元々ちょこちょこと小アップデートを重ねていたのが V8 では さらに頻繁となり, それで不具合が解消されれば良かったものの, 「あちらを直せば今度は こちらが動かず」と, どの不具合も一向に直る気配がありません。

実際, 今回扱う機種でも半分以上が正常計測できていない有様ですので, AnTuTu のスコアについては「傾向くらいは把握できるもののスコア自体は参考値にすらならない」という前提でお願いします。 あと, 私はベンチマーク用環境を構築してのスコアには全く興味がありませんし意味がないとも思っていますので, 毎度のことながら普段使う環境そのままで計測を行っています。 裏タスクでカスペルスキーさんがガンガンに動作していたりもしますから, 当然ながらスコアは かなり低くなっています。 巷で見掛けるスコアとの差も ある意味参考になるかもしれませんね。

そうそう。 ベンチマークといえば全機種で使用する版を統一するのが当然と言えます。 なので, ここでも本来なら統一したいところだったのですが, 上で書いたとおり頻繁にアップデートを繰り返す上に, それが災いして「全機種で正常動作」という状況を得ることが出来ませんでした。 いえ, それ以前に V8 になってから一度も正常動作したことのない機種が複数あったりしますけれど…。 (^^;)

というわけで, 比較的状況がマシだった V8.1.7 で基本的に統一しています。 ただ, その当時未だ購入していなかった機種や当該版で深刻な不具合の生じていた機種については V8.2.2 を使用しています。 一応最も信頼できそうな ZenFone 5Z で V8.2.2 と V8.1.7 の差が誤差の範疇でしたので, 比較する分には問題ないと思います。

 さて, まずは現 Android 機勢でメイン使用している ASUS ZenFone 5Z です:

「スクリーンショットすらまともに撮れない」バグ付きで半年放置されたり, 昨年 4 月に登場した Android 9 で それは直ったものの, サウンド周りなどで さらに深刻なバグを仕込んだり…と, 何度か お茶目を やらかした経緯はあったものの, その後は安定して動作している感があります。

既に ZenFone 6 が登場してから かなり経ちますので, 当然ながら こちらのパッチ提供頻度は落ちているわけですが, その集大成と言いますか「最後の御奉仕」と言いますか, 昨年 12 月 18 日に上段画像のとおり Android 10 である「JP_100.04.44.108_20191128」が配付されています。 巷の情報によるとアップグレードだけあって不具合も発生しているようなのですが, こと手元の環境に限っては殆ど問題はありませんでした。

そこから既に 2 ヶ月経っていますので, 見捨てられていなければ そろそろパッチが配付されるでしょう…とか書いていたら 2 月 26 日に下段画像のとおり最新パッチの「JP_100.10.107.46_20200130」が配付されました。 2020 年 1 月 5 日なセキュリティーパッチレベルとなっています。 パッチ方面で一番動きのあったのが, この ZenFone 5Z ですね。

左上画像ですが, docomo 系 MVNO 回線な U-mobile SIM を各機種で試してみました。 自宅が地方の さらにド田舎とはいえ曲がりなりにも一応 Premium 4G 圏内 (の端っこ) ですので, モバイル回線のアンテナがフルに立ち通信速度も それなりに高速を維持できる状況となっています。 キャリアーによる確認済み機種でもありますので普通に VoLTE も使用可能…と, モバイル SIM 方面については この状況が基本と言えます。 APN 設定もプリセットされていますので何も難しいことはありません。 SIM を挿して U-mobile を選択するだけです。

ただし Band 42 に未対応なので Premium 4G が有効となっているわけではありません。 それでも 4G+ 表示なのは 2CA と 3CA のどちらかでキャリアアグリケーションが有効になっているのでしょう。 キャリアー販売ではない機種ですから, 何らかの手法で複数バンドを束ねていない限り "+" 表示にはならないはずで, 4G+ になったり 4G になったりする点からも掴み具合に差の出ていることが覗えます。 この辺りは以降の手持ち Android 機でも同じです。

次に中画像ですが, 「メインが iPhone 11 Pro」というわけで, 体感的に そちらと同じような色に見えるよう各機種で設定しています。 そういった意味では ZenFone 5Z/5 は かなり優秀で別段設定を必要としないのですが, やっておいて損はありませんので…。 (^^;)  というわけで, 色温度のみ暖色系へ ある程度調整しています。 カラーモードは「広い色域」にしておけば十分で, 下手な有機 EL より綺麗に見えるくらいです。

最後に右上画像ですが, AnTuTu ベンチマーク (V8.2.2) のスコアは 372390 となっています。 最新版 (V8.2.4) は GPU 計測方面がボロボロで計測不能な機種が続出…と比較には不向きでしょう。 ちなみに ZenFone 5Z は全て正常動作するクチで 372903 といったスコアになっています。 V8.1.7 なら 372081 です。 これらの差を「誤差の範疇」ということで片付けられないのであれば, ここや巷の比較記事は無視して全て自身で計測すべきでしょうね。 巷の記事なぞは V8 内の統一どころか全く別スコアとなる V8 と V7 を同列に扱って比較しているくらいグタグタなのですから…。 (^^;)

それはともかく, 全般的な傾向として AnTuTu V8 では UX の「画像処理」が まともに動作しない機種は多いです。 ハングしたり そこまで行かずとも異常値と判断されたり とにかく不安定で, 正常終了しても あまり当該項目のスコアに信頼性はないでしょうね。 なので UX 自体のスコアも信頼性は あまりありません。

その一方で UX の「ユーザーエクスペリエンス」のスコアは意外と総合的な能力を表しているような気がします。 実際, そのスコアのみでの比較が各機種での体感速度の違いとも合っています。 ちなみに ZenFone 5Z では ここが 19104 となっています。 あ, そうそう。 書き忘れていましたが画像をクリックすると各詳細スコアを含めた等倍サイズの画像が表示されます。 (^^;)

 お次は SoC ダウングレード版 5Z と言えそうな ZenFone 5 です:

フラグシップ機のシリーズではありますが, 「ゲームをするような機種ではない」という点が影響しているのか, パッチ方面については常に 5Z より遅れる傾向にあります。 なので, こちらは未だ Android 9 なのですが, 昨年 12 月 19 日に「JP_16.0615.1912.115」が登場したのに続き, 5Z と同じく 3 日前の 2 月 26 日には最新である「JP_16.0615.2002.120」が配信されていて, ここ 2 回は 5Z と同じタイミングでの配信となっています。 2020 年 2 月 1 日なセキュリティーパッチなので, それに限っては こちらが 5Z より先行していることになりますね。 Android 10 は…出たとしても 5Z の数ヶ月遅れなので, まだまだ先のことでしょう。

左上画像ですが, 基本的に 5Z と同じと言えますから何の問題もなく お気楽モードで U-mobile SIM が使えます。 VoLTE の表示がないのは「たまたま」です。 ちなみに壁紙は CANON PowerShot G1 Pro で近所の八重桜を撮ったものです。 発売当時ですから何年前になるのかしら? 考えないほうが良さそうですね。 (笑)  続いて中画像のカラー設定ですが, こちらも 5Z と基本的に同じハードとなりますので, 設定も これまた同じになります。 そういった意味では ZenFone 5 は使いやすいですね…「何も考えず 5Z と同じ」が通用しますので。 (^^;)

右上画像ですが, AnTuTu V8.1.7 のスコアは 173313 となっているものの, 見てのとおり赤色表示の異常スコア扱いとなっています。 もちろん その原因は UX の「画像処理」です。 ハングするなどはしなかったものの, 内部計測の結果にバラツキがあるなどしたのでしょう。 ユーザーエクスペリエンスのスコアは 15257 です。

 続いてはシリーズ末っ子の ZenFone 5Q です:

同じ ZenFone 5 シリーズではありますが, フロント (自撮り用) カメラが 2 レンズと少々毛色の異なる当該機です。 それが災いしているのか人気がないのか, パッチの提供頻度は 5Z/5 に比べて低いと感じます。 とはいえ今のところは見捨てられることなく, 2019 年 12 月 14 日には「JP_16.0610.1911.89」が配信されています。 2019 年 11 月 1 日なセキュリティパッチレベルなので, 数日前までの 5Z と同じですね。

左上画像ですが, こちらも 5Z/5 と同様何の問題もなく楽ちんモードで U-mobile な SIM を使えています。 VoLTE も可能ですし 4G での感度も変わりありません。 5Q は Band 19 未対応なのですが自宅周りで使う分には影響していないようです。 一方の中画像…。 5Z/5 より鮮やかさに劣る液晶なのは仕方がないとして, それ以上に青色の強く出る辺りは気になってしまいます。 さらに, 5Q では色調の調整を行えませんので, 仕方なくブルーライト軽減フィルターを常にオンとしています。 これだけでも随分顔色の良い絵となります。 (^^;)

続いて右上画像ですが, AnTuTu V8.1.7 のスコアは 123954 となっていますが, 見てのとおり ZenFone 5 同様 UX の「画像処理」のスコアが異常扱いとなってしまっています。 当該値が 9732 と HiSilicon Kirin 980 な nova 5T より高いくらいなので, 「高すぎる」と判定されたようですね。 ユーザーエクスペリエンスは 10889 となっていて, この辺りのスコアになると実際の体感としても処理の重さが気になってきます。

 ASUS 組の最後はローエンド機の ZenFone Max (M2) です:

1 年以上経ってからストレージ容量の異なった別グレード品を出したりしただけあって, 流石に前作の ZenFone Max (M1) のような「発売から 4 ヶ月後に一度パッチを配信しただけで そのまま販売終了」といったことはありませんでした。 しかし, とかく このシリーズはパッチ提供が遅れる傾向にありますので, あまり お勧めしません。 もちろん「サブ目的で 1 年もすれば買い換え」といったような前提であれば「有り」です。

そんな Max M2 ですが, 発売から半年の放置プレーを経て 2019 年 9 月 4 日に Android 9 が配信されました。 なんと それが初パッチです。 (笑)  最新は 2019 年 10 月 22 日の 16.2018.1910.52 で 2019 年 10 月 5 日なセキュリティーパッチレベルとなっています。 これが 2 つめのパッチで それから 4 ヶ月放置されているわけですから, やはり この方面に限って言えば Max シリーズはダメダメですね。

左上画像ですが, U-mobile SIM については ZenFone だけあって Max M2 でも何の苦もなく使えます。 VoLTE も可能ですが, ZenFone 5 シリーズに比べると電波の掴みが弱いと感じます。 なので, この画像でもアンテナが 1 本少なくなっています。

続いて中画像ですが, ZenFone 5Q 以上…どころか相当強く青色が出る Max M2 なので何らかの設定は必須なのですが, 残念なことに これまた 5Q 同様設定項目がありません。 なので, 仕方なく M2 でもブルーライト軽減フィルター…つまり読書灯を常時オンとしています。 青い顔の血色が多少なりとも良くなるだけで随分見栄えは変わるのです。 (笑)

さらに右上画像ですが, 119459 というスコアになっているものの, Max M2 では AnTuTu V8 で正常計測を行えません。 版に拘わらず UX の測定中にハングします。 結果ユーザーエクスペリエンスのスコアがハングした時間に比例して低くなり, 画像処理のスコアも正常判定で計上されるものの全く信頼性のない値となっています。 そのエクスペリエンスの値は画像では 5 となっていますが, 実際の体感からすると 5Q と同じ 10000 くらいのような気がします。 ただ, ローエンド機だけあって裏タスクには弱いので注意が必要ですね。

 ベンダーが変わって HUAWEI 勢…まずは HUAWEI nova 5T です:

買ったのが年末ですので それ以前の状況は判らないのですが, 2020 年 1 月 16 日に最新である EMUI 9.1.0.201 (C635E2R1P1) が配信されています。 2019 年 11 月 1 日なセキュリティーパッチレベルで, 今のところは これ一度きりですね。 1 月下旬に HUAWEI が公式ページで製品リストを挙げつつ「数週間以内に Android 10 を提供する」と謳いましたが, おそらく米国と日本には提供されないことでしょう。 されたとしても米国だけでしょうね。 あれは あくまでもアフリカ諸国や欧州といった主要販売地域 (で未だ配信されていない地域) での話だと思います。 逆に Android 10 が配信されたとしたら…, このタイミングでは「HMS のみで GMS 未対応」の可能性は低くないと思います。 (^^;)

左上画像ですが, HUAWEI 機は比較的日本向けにも ちゃんと対応していますので, プリセット設定により普通に U-mobile SIM を使えます。 VoLTE も可能で画像上端の「HD」アイコンが VoLTE を指しています。 一方の中画像…。 ZenFone 5Z/5 同様かなり鮮やかに表示されるものの, 若干緑がかった感じになってしまいますので色温度調整でマゼンダ方面へ色調を振っています。 つい最近まで手持ち多くの機種と同様オレンジ方面へ振ってあったのですが, それだと より緑が強くなってしまうことに漸く気づきました。 (笑)  通常と鮮明の どちらにするかは好みで決定することになりますが, 「通常」のほうがサークルでの色調変更の差を感じやすいかもしれません。

右上画像ですが, AnTuTu V8.1.7 でのスコアは 337764 と流石のスコアとなっています。 巷の数値 (36~37 万) より低いのはカスペルスキーさん等が動作しているからで, 裏タスクの影響を受けやすいのは Kirin 系 SoC の常と言えそうです。 その一方でユーザーエクスペリエンスが 20518 と ZenFone 5Z より高い辺りは これまた HUAWEI 機の傾向で, 「通常の使用においては同列他機種よりも快適ながら, ゲーム等になると裏タスクなどの影響を受けやすい」という実際の体感とも一致しています。

あ, 次の P30 lite も そうですが, ことゲームアプリに限っては HUAWEI 機…といいますか Snapdragon 系以外の SoC は鬼門ですので御注意を。 特にデレステは その傾向が強いので頭に置いておかないとダメです。 (笑)

Nov.15,2020 部分追記

 Android 10 へのアップグレードが行われ GMS も引き続き使えているのですが, その一方で発売から僅か半年強の 2020 年 6 月末でグローバル版 (日本向け) についてはパッチが提供されなくなったことから, 9 月に退役させています。 中華スマホは「中華スマホ」…ひいては Android スマホ…ということなのでしょう。

 続いては HUAWEI P30 lite です:

米国による制限の影響を受けたものの, 結果論としては本来の発売予定日から 10 日遅れの 6 月 4 日には Amazon が販売を開始し翌 5 日に入手できましたので, 「予想以上に長く使えている」と言えそうな P30 lite です。 nova 5T と違って こちらは頻繁にアップデートされる印象があって, ここまで 1・2 ヶ月中には必ず配信が行われています。 最新は画像のとおり 2020 年 1 月 17 日に配信された EMUI 9.1.0.312 (C635E4R1P5) で, セキュリティーパッチレベルは 2019 年 12 月 5 日となっています。

P30 lite についても「2 月以降に Android 10 を提供」と HUAWEI は謳っているのですが, nova 5T と同じく米国と日本…特に後者へは提供されることがないでしょう。 されても HMS のみだと思います。 米国が今回は 45 日と半分の期間で猶予を伸ばしてきましたので, 次の期限での状況を踏まえて態度を決めるのでしょうね。

まずは左上画像…。 nova 5T と同様プリセット設定により普通に U-mobile SIM を使えます。 VoLTE も可能で 4G+…つまりキャリアアグリケーションも有効となっています。 HUAWEI 機では明確に「CA が有効時に "+" 表示」と定められていますので, Band 42 へ未対応だろうと何れかのバンドを使用して高速化が図られていることになります。

続いて中上画像ですが, nova 5T ほど緑がかることがありませんので多くの機種と同じくオレンジ方面へ色調を振った色温度調整を行っています。 さらに, そちらのほうが色味が良いと感じられることから, 鮮明モードではなく通常モードを選択してもいます。

次に右上画像…。 AnTuTu V8.1.7 でのスコアは 155805 と ZenFone 5 より少々劣るスコアとなっているのですが, それ以上にエクスペリエンスの値が 11177 と随分低くなっているのは気になるところです。 nova 5T もそう…と言いますか, Kirin SoC はフロントアプリでの体感速度が高くなる傾向にあるのですが, Kirin 710 辺りになると それでカバーできないほどの頻度で裏タスクの影響を受けてしまうのかもしれません。 実際, デレステでのタップ抜けが そのような感じですし…。 (^^;)

 ベンダーが変わって OPPO Reno A です:

OS のアップグレードを行わないことで定評のある OPPO ですが, その一方でパッチは比較的継続して配付される印象があって, つい昨日は 2 月 28 日にも最新パッチである「ColorOS 6 CPH1983EX_11_A.18」が登場していて, パッチレベルは 2020 年 2 月 5 日となっています。 前回のパッチ配付が昨年 12 月 25 日だったので, 今のこのペースが続くのであれば「2 ヶ月ごと」といった感じかしら?

Android 10 の登場は期待できないのかもしれませんが, せっかくの独自拡張である ColorOS なのですから, ダークモードへの対応は行って欲しいですね。 それでないと有機 EL なディスプレーが却って仇になってしまいそうです。 同じ独自拡張の Xiaomi 機や ZenFone 辺りは Android 9 でも対応しているわけですし…。

左上画像ですが, 日本向けの専用機種として登場したわりにはプリセットが存在せず, 自身で設定しないと U-mobile SIM は使えませんでした。 その一方で設定さえ行えば VoLTE も 4G+ での接続も可能となっています。 電波の掴みは ZenFone Max (M2) と同じく少々弱い印象を受けました。 続いて右から 2 枚目の画像…。 有機 EL だけあって発色が良く特段設定を要しないのですが, やっておいて損はありませんので, 画像を見てのとおり色温度を目一杯暖色系へ振っています。

さらに右上画像…。 AnTuTu V8.1.7 のスコアは 189173 と Snapdragon 636 な ZenFone 5 に毛の生えた程度しか高くありません。 その大きな原因となっているのが 64367 という CPU スコアの低さで, 詳細を含めて Kirin 710 と同じスコアになっています。 その意味では「GPU 強化版 Kirin 710」といった感じですね。 (^^;)  一方のエクスペリエンスは 13479 と ZenFone 5 より低いのですが, 実際の体感速度は逆に Reno A のほうが上となっています。 ベンチマーク的には CPU 方面の低さが影響しているのでしょう。

 ベンダーが変わって Xiaomi のサブブランドである Redmi K20 Pro です:

中国国内向けモデルである Redmi K20 Pro ですが, グローバル版のファームウェアーを焼くことで似非 Mi 9T Pro として使えるようになります。 ハードやソフトの違いが「対応バンドの違い」といった感じで各種に表面化しますので, どれだけ頑張っても同じにはなりません。 (笑)

それはともかく OS 的見かけとしては「Mi 9T Pro」に化けていますので, Mi 9T Pro 用のパッチが そのまま振ってくることになり, 入手時点で既に登場済みだったことから, 買ったその日である 1 月 24 日には最新パッチである Android 10 ベースな「MIUI V11.0.3.0.QFKINXM」を適用できています。 セキュリティーパッチレベルは 2019 年 11 月 1 日なので「遅い」とまでは言えないでしょう。 つい 3 日前までは ZenFone 5Z/5 も そうでしたし…。

まずは左上画像…。 Redmi K20 Pro は…と言いますか Mi 9T Pro を含め とにかく対応回線バンドが悲惨で, docomo 系回線ですら Band 1 しか使えない有様となっています。 なのでアンテナも 2 本止まりですし 4G+ にもなっていません。 逆に「使えるだけマシな環境」と言えるくらいです。 さらに左から 2 枚目の画像を見てのとおり, Xiaomi 機には ろくにプリセットが存在しませんので, 当然ながら U-mobile 用の設定を自身で追加する必要があります。 その上キャリアーの確認を経ていないので VoLTE は出来ません。 システム設定書き換え方面という手段はありますが, その筋以外の方には お勧め出来ません。

右から 2 番目の画像ですが, 有機 EL なので設定は必要ないのですが一応オレンジ系へ色温度を振っています。 そして右上画像…。 現状最強クラスの Snapdragon 855 だけあって, カスペルスキーさんなどが動作したままであっても なお AnTuTu V8.2.2 のスコアが 436563 という高い値になっています。 ちゃんとベンチ用の環境を拵えると 47 万を超えてきます。 なのでユーザーエクスペリエンスも 19902 と高いスコアになっていて, 体感速度も それを裏付けています。 ただ, 相性や筐体サイズの違いからデレステの快適度は ZenFone 5Z のほうが上でした。 (^^;)

 続いて Xiaomi ブランドのカメラ特化な Mi Note 10 です:

グローバル版としては日本での発売前に比較的頻繁にパッチが登場していたようです。 その一方発売以降は年明けの 1 月 14 日に「MIUI V11.0.7.0.PFDMIXM」が登場したのみとなっています。 Android 9 のまま「MIUI 11」になっているところからすると, もしかしたら Android 10 は出てこないのかもしれません。 日本での販売が芳しくなかったようでもありますし…。

もっとも「発売日直後の Amazon での価格乱高下などの状況」「自身も遭遇した不良品などの遭遇率」「それらへの対応を求められた際の Xiaomi の対応の拙さ (スルーされる)」といった漏れ聞こえたり実際に目にした状況からすれば, 「売れなくて当たり前」とは思いますけれど…。 少なくとも Amazon を含めた正規筋で買う人間は もはや居ないことでしょう…少なくとも所謂「中華スマホ」に慣れたユーザーは。 (^^;)

ある意味 Xiaomi 製品については「別 SHOP などの手が入った」商品のほうが安心できると言えます。 もちろん返品やアフターサービスについて「Xiaomi へ直接連絡」となっていないなら…ですけれども。

左上画像ですが, Redmi K20 Pro と異なり ある程度の回線バンドに対応していますので, こちらは普通の回線強度で掴めています。 VoLTE も可能ですが, その一方で 4G+ には ならないようです。 それが影響するほどの速度ではありませんので, 特に問題なしと言えそうではありますけれど。 (笑)  Xiaomi なので 左から 2 番目の画像を見てのとおり U-mobile な SIM の設定を自身で追加する必要があります。

右から 2 番目の画像ですが, Redmi K20 Pro と同じくオレンジ系へ色温度を振ってありますが, あちらより緑がかって見えますので, むしろ nova 5T と同じくマゼンダ系へ振ったほうが良いのかもしれません。 あと, 有機 EL にしては若干彩度が低い…と言いますかメリハリが利いていない印象を受けます。 それと, やっぱりラウンドディスプレーは画面の見栄え的に「悪」です。 あの両端の偏光は個人的に許せません。 誤操作の温床でもありますし。 (笑)

続いて右上画像…。 AnTuTu V8.1.7 のスコアが 265265 とミドルレンジの機種としては一段上のスコアとなっています。 エクスペリエンスも 16268 と比較的高めの値で, 実際未だカクついたりと快適とは言えないながら, 曲がりなりにもデレステの 3D リッチが普通に可能…という点が それを物語っています。 同じ 7X0 な SoC ですが Snapdragon 710 とは次元が異なりますので, 特にゲームをするなら同一視すると痛い目を見ます。 一般用途なら どちらでも大丈夫ですけれどね。

その一方で 1 億画素なセンサーを御するには あまりにも非力で, それがカメラ方面での多くのレスポンスに如何ともし難い影響を与えてしまっています。 カメラを重視するユーザーほど深刻な問題で, カメラ特化な機種だけに そのデメリットは大きいと言わざるを得ません。 結果, ゲームをするようなユーザーにも一般を含むカメラを重視するユーザーにも中途半端な印象を与えてしまっています。

日本向けに Mi Note 10 を最初に出したのは失敗でしょうね。 対応回線バンドなどの問題はあれども Mi 9T Pro を出すか, いっそ Mi 10 Pro を待つかしたほうが良かったのではないでしょうか?  あんな売り方と対応をしていたのでは「それ以前の問題」でしょうけれど。 (^^;)

 ベンダーが変わって最後は Google Pixel 3 XL です:

「最後の投げ売り」ということで 64GB/128GB の別なく 4.5 万で売りに出されていたので, 衝動買いしてしまったスマホです。 一応 ZenFone Max (M2) ではない「本家のピュア OS」を手に入れる…という目的を掲げてはいます。 (笑)  それはともかく, 左上画像を見ると判るように「前回のフル充電:295 日前」と 295 日間放置されていたせいで, 初期設定時の起動直後にはバッテリーの残容量がゼロでした。

いえ, ゼロどころか当該画像の 12% まで持って行くのに数時間を要し…と既にマイナス相当状態で, むしろ「バッテリーが死んでいなくて良かった」と言ったほうが良さそうな状況でした。 今回の安売りで手に入れた方の中には本当にバッテリーの死んでいた品に当たった方が有るかもしれません。 (^^;)  幸いフル充電は可能でしたし, その後も何の問題もなく使えています。

続いて中上画像…。 「今更ながらの購入」というわけで初期設定直後のアップデート確認で Android 10 へ上がったのですが, そこから右上画像のセキュリティーパッチレベル 2020 年 2 月 5 日へ辿り着くまで 5 回のアップデートが必要でした。 つまり「Android 9 → Android 10 (9 月 5 日パッチ) → 10 月 5 日 → 11 月 5 日 → 12 月 5 日 → 1 月 1 日 → 2 月 5 日」と都合 6 回も行う必要があったわけで, この「全パッチを経由する必要がある」辺りが今から Pixel 3 XL を手に入れるケースでの最大の問題点かもしれません。

…という難点はあるものの「毎月必ずパッチを得られる」点は絶大な威力で, これだけでも Pixel 系端末を選択する価値はあるかもしれません。

左上画像ですが, プリセット設定で何の問題もなく U-mobile SIM が使えます。 4G+ にも切り替わりますし通話も可能と, この方面で苦労することは無さそうです。 さらに中上画像…。 有機 EL ということで設定しなくとも大丈夫なのですが, 一応アダプティブ設定にしてあります。 こちらのほうが若干なりともメリハリが出る分他の (どギツめな) 有機 EL 組との違和感を避けられます。

そして右上画像…。 AnTuTu V8.2.2 のスコアが 317812 と Snapdragon 845 にしては異様に低い数値なのは, 当該画像からも判るように GPU の 104645 という低いスコアが その原因です。 それは何故か…「Terracotta - ヴァルカン」がメモリー不足で実行できなかったからです。 そう「メインメモリー 4GB」という点が当該スマホの全てを ぶち壊しているのでした。 (笑)

いえ, 普通の FHD+ クラスの画面なら それでも問題なかった筈なのです。 しかし悲しいかな Pixel 3 XL は 1440x2960 という WQHD+ クラスのディスプレーなのでした。 要は「ディスプレー解像度を賄えないメモリー容量」だったわけです。 これは通常の利用時も含めて地味に影響を与えているのですが, 致命的なのが このベンチマークだけだったのは幸いと言えるでしょう。 デレステやミリシタは大丈夫でしたが, ゲーム系アプリで問題が発生するかどうかは判りません。 あ, その両ゲーム。 全画面表示は行えませんので, 念のため。 (^^;)

Feb.29,2020 部分追記

 全画面表示ですが, ミリシタについては何時の間にか可能になっていました。

 …といった感じの 10 台なのですが, 結果論としては「意外と ZenFone 5Z が優秀で言ってしまえば それ 1 台で事足りた」と言える状況だったりします。 (笑)  流石に主なところは全て手に入れてしまいましたから, これくらいで お腹はいっぱいです。 次に買うとしても Android 機は さらに年が明けてからになるでしょう。

一方の iPhone はソフトバンクのターンですが, 前に書いたとおり 2 年ごとの更新を止めましたので今年は お休みで, その代わりに iPhone SE 2 を買うことになりそうです…定価が 50k 未満なら。

●Feb.18,2020

iPhone 7/6s とデレステ...

 次の週末まで記事を書く予定はなかったのですが…。 (^^;)

 Twitter や Web で お目に掛かることが多い記事の一つに「スマホの買い換え」ネタがあります。 一度でもスマホを買えば誰しもが通る道と言っても過言ではない…というわけで, 多くのベンダーが新製品を発売するタイミングや各種商戦の時期に合わせて記事で賑わうわけですが, 昨年秋から今現在にかけては「Apple iPhone 7 からの買い換え」なパターンを良く見かける気がします。 自身が iPhone 使いだから…という理由は大きそうですけれども。 (^^;)

それはともかく, 3 世代経って新版 OS の利用も少々辛くなってくる頃…というわけでネタになっている iPhone 7 からの買い換え先として, OPPO Reno AHUAWEI P30 lite が これまた良く見かけるのでした。 それ自体はミドルレンジ機への買い換えということで有力な一つの選択肢ではあるのですが, 多くの記事中で見過ごせないのが一つ…それは「遜色なくゲームもプレーできる」という点。

買うのがミドルレンジ機ということで「頭から重めのゲームなどをプレーしない」という前提であるのなら良いのですが, 「重めのゲームも大丈夫」という趣旨で書かれているケースが多いのです…悲しいことに。 「いや, 読者に勘違いされたら困るでしょ, それは?」と思ってしまいましたので, デレステを生け贄に「これくらい出来るのが iPhone 7 だよ~」という例を挙げておくことにしました。

 というわけで, 早速 iPhone 7 でデレステ MV のキャプチャーを行ってみます。 まずデレステ MV の設定は 3D リッチで歌詞表示以外が全部オンとなっています。 ただ, 画面が HD サイズなので高解像度設定はオフ…といいますか無効化されて指定できません。 そしてキャプチャーですが, 普通に画面収録機能で撮ったものを LumaFusion 2.2.1 で下の記事の手順により編集しています。 ただ, 今回は拡大せず 1334x750 なサイズのままで出力しています。 あとの設定は同じですので, 結果として「H.264 1334x750 (750P) 60FPS 12Mbps」な動画が出来上がっています。

題材は『無重力シャトル』です:

動画が HD サイズなので FHD 以上の画面で再生すると少々辛いかもしれません。 なので, HD サイズなウィンドウでの再生を お勧めします。 参考までに iPhone 11 Pro の画像と MV 動画 (H.264 1920x886 (886p) 60FPS 12Mbps) も右へ並べています。 キャラや衣装を比較しないように。 インストール直後の PLv 2 な状況でキャラや衣装を揃えられるはずもありませんので。 (笑)  あ, 過去記事で何度も書いていますが, iOS 13 環境での動画は全て「故意に多少なりともクオリティーを下げてある動画」ですので, 念のため。

それはともかく, Apple A10 Fusion 2.33GHz な iPhone 7 でさえ動画キャプチャーというハンデがあっても 3D リッチが比較的楽勝なのでした。 流石に別の負荷が さらに加わると動きが鈍ったりしていますけれど…。 ともあれミドルレンジな Android 機では 3D 標準が やっとで, Snapdragon 730G 機辺りで どうにか 3D リッチは可能になるものの快適には程遠い状況ですので, 「それくらいの差はある」と頭の隅に置いておいたほうが良いでしょう。

 ついでなので, さらに世代を 1 つ遡り iPhone 6s でキャプチャーを行ってみます。 題材は敢えて負荷を上げて『Stage Bye Stage』としてみました:

Apple A9 1.85GHz な iPhone 6s でも これくらいは可能です。 もっとも iPhone 7 以上に辛い状況となるのは避けられず, 別の負荷が掛かると一瞬動きが止まったようになったりしますけれど…。 それでも Android 機で これと同等以上なのは, 手持ちなら Snapdragon 845 な ASUS ZenFone 5Z や Google Pixel 3 XL, そして 855 な Redmi K20 Pro くらいで, それ以外では HiSilicon Kirin 980 な HUAWEI nova 5T が同等か少々劣る…といった状況で, それ以外のミドルレンジ機は およそ足下にも及んでいません。 あ, そうそう。 iPhone 11 Pro 側でもカクついているのは Siri のせいです。 ゲームの敵ですので切っておくことをお勧めします。 (笑)

 といった感じで, 後発だけあって総合的には OPPO Reno A や HUAWEI P30 lite が有利だったとしても, こと重量級のゲームに限ってはミドルレンジ機では iPhone 6s の足下でさえ及ばないのでした。 もし「ゲームもする」という使い方なのであれば, その辺りを頭に置いておかないと非常に悲しい結果を招いてしまうかもしれません。 (^^;)

●Feb.16,2020

デレステと動画キャプチャー, その後...

 本当は, 昨年 2 月初めの ASUS ZenFone 5Q から先日買った Google Pixel 3 XL まで, ここ 1 年で買ったスマホについての雑感を記事にしようかと思っていたのですが, ここ最近ちっともセキュリティーアップデートの類いが行われず暗い話題ばかりになってしまいそうでしたので, 気分を変えて別のネタを書くことにしました。 まあ, それでも来週の週末辺りには書かざるを得ないのですけれども…ネタの新鮮度的関係上。 (^^;)  それはともかく…。

 1 年以上前からデレステをネタとした動画キャプチャーの記事を何度か書いていますが, 昨年 9 月までは iPhone が iOS 12 でした。 以前に記事で書いたように, その iOS 12 の画面収録では圧縮率の高い形式でキャプチャーが行われていたため, キャプチャー元画面の動きの違いが随分結果にも影響します。 なので, デレステを例にすると舞台のライトワークやカメラワークもさることながら, 前面でノーツ類が動き回る Live と それの存在しない MV とでもキャプチャー結果に大きな違いが生じていました。

その辺りを「デレステと動画キャプチャー」でも書いたりしたのですが, iOS 13 でキャプチャーの方式が大きく変わったこともあって, ここのところは「そういえば あまり差を感じられなくなっているような…」と感じる状況となっています。 なので, 久々に Live と MV でのキャプチャー結果を比べてみることにしました。

とはいうものの, 先に結論を書いてしまいますと, iOS 13 での圧縮率大幅低下による負荷軽減の威力が凄まじすぎて, MV だろうと Live だろうと気にする必要のない状況となっています。 もちろん, 前面でノーツが動き回る以上 Live では それによるブロック化を避けられないわけですが, iOS 12 時代の差に比べれば同一視しても問題ない程度でしかなかったりします。 そりゃ, 見比べてはっきりと判る程度には違いが現れていますけれどね…。 そういうわけですので, 双方の差についての判断は個々人に任せるとして, ここでは比較というよりも各動画の状況や作成時の背景について簡単に書くことにします。

 さて, 比較するとなれば最低限の前提として「すべての動画を同じ環境で作成する」ことが必要となるわけですが, ぶっちゃけ現在の「iOS 13 + LumaFusion」な動画作成環境では版が異なろうと大きな差は生じませんので, 改めて動画を作成し直すことは行っていません。 ただ, それでは何も判断できないことになってしまいますので, せめても…といいますか, 使用した LumaFusion の版だけは判るようにしてあります。

版の違いは以下のとおり。 上 2 つについては, アプリ名のボールド文字部分をクリックすることで作成方法の記事へ飛ぶことができます:

  • LumaFusion 2.0.4:グレー背景の再生マーク (H.264 1600x726 (900p) 60FPS 12Mbps)
  • LumaFusion 2.1.1:ピンク背景の再生マーク (H.264 1920x886 (886p) 60FPS 12Mbps)
  • LumaFusion 2.2.0:グリーンの再生マーク (H.264 1920x886 (886p) 60FPS 12Mbps)

LumaFusion 2.2.0 でも LumaFusion 2.1.1 と同じ作成方法ですが, 動画冒頭のトランザクション追加のみ以前と異なっています:

上画像をクリックして拡大すると多少は分かりやすいと思います。 それはともかく, 以前にも書いたように iOS で作成した動画を Windows 環境で再生すると, 冒頭部分についてトリミングした範囲外の音がなぜか再生されてしまうことがあります。 恐ろしいことにフェードインのトランザクションを追加したとしても, さらに それより前の部分に音が入ってしまうのでした。 フェードイン…つまり音量を絞った箇所より前に余計な音が入るわけですから, 当然ながら その音は元の音量どおりで大抵は「大音量ノイズ」という形で再生されてしまう困りものです。

それを多少なりとも軽減するために, 元動画の冒頭部分に無音黒枠な短いブランク動画を追加し, その境の箇所に繋ぎのトランザクションを追加しています。 悲しいことに それでも余計な音が再生されてしまうケースは避けられないのですが, 「動画の境≒音を絞った箇所」ということで比較的小さめの音で済むのが救いです。 …それでも割と大きくなったりしますけれどね。 (^^;)

 それでは実際に動画を見ていきます。 まずは『STORY』:

ライトワークやカメラワークが大人しく「負荷」という観点では一番軽めな部類の曲です。 それもあって MV の動画なら iOS 12 な Apple iPhone 8 でも何とか鑑賞が可能でした。 右の Live 動画は今月に撮ったもの…というわけでアイドルの衣装変更を行えることから, 多少なりともスコアを稼げる面々を選択しています。 (トリコロール編成スキル・センター効果な凛と奈緒など。)

次は『Star!!』:

最初期の曲なので こちらも動きは大人しめですが, 環境光としてのライトワークが多少激しい分だけ動画のブロック化に影響する感じとなっています。 iOS 13 な iPhone 11 Pro では殆ど違いは感じられませんが, iPhone 7 辺りで作成すると その差を感じられるかもしれません。

この曲ではオリジナルメンバーを指定できませんので, 当時の育成トリコロールな編成を使用しています。 この頃はトリコロール編成センター効果なキャラを所持していませんでしたので, スキルブーストな水着文香がセンターになっています。 スキルブースト (文香・奏) とトリコロール・シナジー (奈緒・蘭子) のスキルもちがクールばかりなのも辛いところでした。 (^^;)  左の MV では文香と莉嘉の衣装変更を行っています。 文香といえば やっぱり この衣装でしょう。 (笑)

続いては『咲いて Jewel』:

この曲ではカメラワークが若干激しくなっている分だけ動画のブロック化に影響する形となっています。 逆にライトワークは大人しめ…と言いますか全般的に暗いので, 見栄え的には少々辛いところがありますね。 スキルブーストもちな奏の衣装が真っ赤なので, 衣装を青系で統一することは出来ませんでした。 (^^;)  文香は COMBO ボーナスなスキルのほうが有利という理由もあって こちらを選択しています。 今月撮った MV 動画でも赤いドレスのままであることから, 未だに奏を 1 枚しか持っていないことが判ります。 (笑)

折り返しては『無重力シャトル』:

Yes! Party Time!!』以降では, 5 人が別々の動きをする曲が登場するようになりました。 舞台のライトやディスプレーなどが激しく明滅したり色が変わったりし, さらに それを強調するかのように鏡面処理な床が それらを反射し…と, 動画ブロック化の原因に事欠きません。 (^^;)  それとは別に, この『無重力シャトル』も そうですが, 近年の曲では あまり紙吹雪の類いが使われなくなってきている気がします。 もっとも, この曲では その代わりと言えそうなシャボン玉が飛んでいますけれど…。

右の Live 動画ですが, たまたまながらトリコロール・ボイスな菜々, トリコロール・シナジーな由美, そしてライフスパークルな莉嘉…と, トリコロール編成なキャラが 3 人揃っていたので, それなりのスコアを得られる結果となっています。 スキルブーストもちは居ないながらも, オーバーロードもちな美波がいたのも幸いでした。

最後は『Stage Bye Stage』:

9 人編成な GRAND モード用の曲なので負荷は高いです。 そして悲しいことに MASTER など通常モードでは Live において 6 人目以降を指定しようがないので, 仕方なく当時使っていたトリコロールな編成に御登場願っています。 GRAND モードの Live という手もあったのですが, 曲を観ているんだかノーツを観ているんだか分からなくなりそうですので止めました。 (笑)  この頃にはスキルブーストもちの みくが居たので随分編成の自由度は上がりました。 センターは凛より有利だった唯を選択。

 といった感じで, 先にも書いたとおり現在の環境では曲の違いや「MV か Live か?」といった違いを気にする必要は殆どない…と言えそうです。 再び形式の大きく変更されるまでは状況が変わることはないでしょう。 あ, 何かの間違いで iPhone SE 2 (iPhone 9) を買ったら記事を書くかもしれません。 本当に 45k くらいで登場すると, 予備機として堕ちてしまいそうです。 (笑)

●Feb.12,2020

本家投げ売りな Pixel 3 XL...

 2 月に入ってから Twitter 上や Web 記事等で賑わっているのですが, 1 年半近く前に発売した Google Pixel 3 XL を本家である Google 自身が 45k で投げ売りしています。 昨年秋だったかより値下げの幅が小さいとはいえ十分な破格値で, しかも 64/128GB モデルの区別すらせず…というわけで, 128GB モデルのほうは速攻で在庫切れになっていたりします。 それはそうでしょう。 1 年半前の機種で Snapdragon 845 クラス止まりとはいえ元々が真っ当な所謂「全部入り」ハイエンド機を ¥45,000.- で買えるとなれば, 状況さえ合えば お得に違いないのですから。

そのような状況ですので, モデルが「128GB→64GB」筐体色は「ノットピンク→クリアリーホワイト→ジャストブラック」と人気のある順番に売り切れ, これを書いている 12 日朝の段階では唯一 64GB のブラックモデルのみ在庫が残っているようです。 元々人気がなく在庫が潤沢だったのか, しぶとく生き残っているようではありますが, はたして売り切れまで行くのかしら? (^^;)

 というわけで, 御多分に漏れず…といいますか私も釣られて 7 日の始業前は 8 時頃に買ってしまいました。 (笑)  その時点ではホワイトモデルも残っていたのですが, 個人的に製品を目で見ないままのホワイト色選択は鬼門ですので, 大人しくブラックモデルを選択しています。 納品予定は 13~14 日…1 週間ほど要する勘定ですね。 …とか思っていたら翌日の 8 日に届いてしまいました, 発送通知も何もないまま。

その発送通知は一昨日…つまり 10 日になって漸く届いています…「7 日発送」で。 (^^;)  結果論としては, 購入確認メールに記載されている「通常 1 時間後に発送」のとおりだったことになりますね。 海の向こう…つまり中国からの発送を前提としているので「13~14 日到着」となっていたのでしょう。 発送通知メールでは「10~11 日到着」となっていますから, 「発送までに 0~3 日」「そこから到着までに 3~4 日」辺りを想定しているのかしら?  実際そんな感じで届くものは多いですから, 妥当と言えそうです。

それに対して今回は国内からの発送…ということで, 「北陸だったから発送から日を跨いだ」結果での翌日は 8 日の納品となったみたいですね。 早く着くところなら 7 日当日に届いていることでしょう。 実際 Amazon 辺りでも「北陸なのに 3 時間で到着」なんてこともありましたし。 (笑)

 さて, Pixel 3 XL の大まかなスペックですが, Qualcomm Snapdragon 845 2.8 GHz, 4GB メモリー, 64GB ストレージ, そして 1440x2960 有機 EL WQHD+ ディスプレー…といった感じになっています。 カメラこそ 1 レンズですが Apple iPhone XS 辺りと勝負可能なレベルのものですし, 防水・防塵対応で Felica や Qi ワイヤレス充電も可能と, 流石は元々が真っ当なハイエンド機…という内容になっています。 ネックは外部ストレージ不可な点と (ユーザーによっては) イヤホンジャックなしな点ですね。

実際, 外部ストレージなしは辛いところです。 せめて 128GB モデルであればマシだったのですが, 64GB モデルでは例えば「本気でデレステをプレーする」だけでも足りなくなります。 何しろダウンロードされるデーター総量を究めると 40GB くらいにはなりますから。 (^^;)  あと, メモリーも 4GB ではメイン使用は辛い気がします。 単に起動しただけの状態でさえ「残り 1.7GB」とか表示されていますので, メモリー不足を起こす頻度は高そうです。

その大きな要因となっているのが 1440x2960…WQHD+ (2K+) という広大すぎる画面解像度です。 画面自体でメモリーを食っているかどうかにかかわらず, 何をするにも画面が広ければ広いほど作業用のメモリーを必要としますから…。 実際 AnTuTu ベンチマーク (Ver 8) などは, メモリー不足を起こして正常な計測を行えません。 ゲームをするような方は要注意と言えるでしょう。

ともあれ これが, 64GB モデルであれば 12 万前後から…128GB モデルなら 13 万前後から 4.5 万まで下げて売られているわけですから, 何か勝負できるものがない限り周りのミドルレンジ機は たまったものではないですね。 実際, 順調に売り切れが進んでいるということは手を出している方多数…ということなのでしょう。 もっとも, 巷の思うほど大量な在庫を抱えているわけではない…という気がしますけれど。

筐体ですが, 76.7 x 158 x 7.9 mm の 184g と これまた Xiaomi Mi Note 10Redmi K20 Pro と ほぼ同じ手持ち最大クラスの大きさとなっています。 その K20 Pro や ASUS ZenFone 5Z を交えて並べてみると こんな感じです:

右端が Pixel 3 XL で, 左隣が Redmi K20 Pro, そこから左へ HUAWEI P30 lite, ZenFone 5Z, そしてケース付きな iPhone 11 Pro…となっています。 iPhone 11 Pro が随分小さく見えます。 (^^;)  その一方で, 実は iPhone 11 Pro のほうが 4g 重い 188g なので, Pixel 3 XL は意外と軽く感じるのでした。 それには 7.9 mm という薄さが貢献しているのかもしれません。 たった 3g 重い (191g) だけの Redmi K20 Pro が iPhone 11 Pro に対して随分重く感じますから。 何しろケース付きでは iPhone 11 Pro のほうが重いはずなのに, そう感じないくらいなのです。 これは K20 Pro の 8.8 mm という厚さが災いしているに違いありません。 (笑)

ホーム画面と OS 方面は以下のとおり:

真のピュア OS なのでホーム画面は非常にシンプルです。 余計なものは何も追加されていません。 むしろ「足りないと感じるユーザーがいるのでは?」と思ってしまいます。 単に追加すれば良いだけなのではありますが, 慣れていない方には それすら難しいものですから…。 そういった意味ではピュア OS 系の機種は中・上級向けと言えるでしょう。

OS は本家本元の Pixel だけあって最新の 2 月 5 日パッチな Android 10 となっています。 が, ここには一つ大きな落とし穴があります。 それは…「Pixel では これまで出たパッチを 1 個ずつ全て順番に適用する必要がある」こと。 今回買った Pixel 3 XL はアウトレット品だけあって 295 日も倉庫か棚で放置されていた製品だったのですが, そのせいもあって, アップデートの類いは最新までに「Android 9 → Android 10 (9 月 5 日パッチ) → 10 月 5 日 → 11 月 5 日 → 12 月 5 日 → 1 月 1 日 → 2 月 5 日」と都合 6 回も行う必要がありました。

これが他社の製品であれば, Android 10 へのアップグレードは挟むであろうものの, そのあとなら一気に…そうでなくとも 2 回程度で 2 月 5 日パッチへ上がっているところです。 もっとも, それ以前に最新パッチが登場しないですけれども。 (^^;)  それはともかく, 少なくとも各パッチを全て経由するようなことはないはずなので, その辺りは大きなマイナス点…といいますか, ことパッチ方面に限っては「常に最新を追い求める必要のある」機種なのでしょう, Pixel は。 そういった意味では「発売直後か OS がメジャーアップグレードしたタイミング」で買う必要のある機種…とも言えそうです。

 上で「295 日間放置」と書きましたので, ここで ちょっと脱線して その辺りについて書くことにします。

実際に当該期間放置されたのかどうかは別として, 「295 日」の根拠はバッテリー情報の「前回の完全充電から 295 日」から来ています。 少なくとも その情報どおり 295 日間充電されていないのは確かでしょうし, 実際手元に届いた際にはバッテリーがゼロ…どころか それ未満な状態でした。 初期設定の際に起動だけはしたので, バッテリー表示を見て大慌てで電源に接続したわけですが, 下手をすると文鎮化していたことでしょう。 初期設定時に強制電源断が発生すると文鎮化の危険度は高くなるのです。 皆さん, 注意しましょう。 (笑)

で, 普通なら電源にさえ繋げれば, それこそ最近のスマホであれば 50% 辺りまでは高速充電に対応していなくとも意外と時間を要すことなく充電できるはずなのですが, 手元の Pixel 3 XL は 5% 辺りまでが特に時間を要し, その後も満充電までに随分時間が掛かりました。 その辺りもあって「ゼロ未満」と書いています。

ともあれ, 手元のデバイスについては無事充電が完了し その後も普通に使えているのですが, 今回のアウトレット品に手を出したユーザーの中には不幸にもバッテリーの死んだ製品を掴まされた方がいるかもしれません。 半年以上も放置されれば そういったケースがあっても おかしくありませんので。 そういった意味では文字どおり「アウトレット品の投げ売り」で, 逆に まともな価格で売るわけにはいかないのでしょう。

 さて, 今回もデレステを試すわけですが…ピュア OS なので忠誠度は低いです (笑):

上画像を見てのとおり, 全画面表示を行えないせいで黒縁が出るからです。 ZenFone Max (M2) と同じ…なのではなくて, こちらが本家ですね。 (^^;)  ともあれ, 横画面で使う限りは多くのアプリで 2787x1440 という少々狭い画面でしか使えず, キャプチャーや配信を行うような方にとっては「見栄え」という点でも大きなマイナス点となっています。 個人的には, ピュア OS 系デバイスでノッチを採用するベンダーの気が知れません。 「頭が悪いの?」と言いたいくらいです。

Snapdragon 845 機ということでデレステを始めとしたゲームアプリの実行には何の問題もありませんから, 「全画面出来ませんでした」の時点で ある意味検証は終わってしまったわけですが, 流石に可哀想なので気を取り直して続けることとします。 (笑)

続いては Live 前のタイミング調整:

まずは左上画像ですが, 調整画面をクリアーした結果は 8 と Redmi K20 Pro と同じ小さい値となっています。 しかし これまた K20 Pro と同じで, そのままではノーツ側処理と入力タイミングが同期せず, 実際に Live をプレーしながら手動で調整する必要があるのでした。 自身の場合は 13 で入力タイミングを合わせられましたが, 「10 では足りなさそうなので +5 しておこう」といった感じで適当に設定した値ですので, もう少し小さい値が正解のような気がします。 ともあれ, 手動設定が必要な辺りは不安材料と言えるかもしれません。 一方の右画像, Snapdragon 845 というわけで当然ながら 3D リッチを選択します。

それでは, 実際に Live を行ってみます:

結論から言いますと, 「ある意味そうでないと困る」といいますか 3D リッチで何の問題もなくマスターでのフルコンボが可能となっています。 その一方で快適度は「Redmi K20 Pro よりは上, ZenFone 5Z よりは下」といった感じでした。 「調整値と実際の入力タイミングが合わない」点は もちろん影響しているのだとは思いますが, それよりも手持ち最大クラスの筐体が やはり災いしている…と言えそうです。 薄い分 K20 Pro よりプレーしやすい…ということなのでしょう。

さて, 『S(mile)ING!』の Live です:

いつもどおり「AZ Screen Recorder」を使用した動画キャプチャーを行いながらのプレーとなります。 ハイエンド機ですので, 何も考えずカスタム設定で FHD レベルである 1920x934 60 f/s を指定しています。 前回 Redmi K20 Pro で失敗しましたから, 今回は大人しく可変レート…つまり「自動」を指定しています。 その結果は, やはりと言いますか 2960x1440 という広すぎる解像度が足を引っ張り, 微妙にブロック化した動画となってしまっているようです。 もっとも画面自体は綺麗に表示されるのですから, それで十分でしょう。

あ, そうそう。 黒縁の方向が反対になっていますが, これはノッチのせいです。 というのも, 上で説明したとおりノッチの部分が黒縁となりプレー領域外となるわけですが, それでもシステム的にタップ自体は しっかり認識されるのでした。 …と, そこまでなら極々普通の当たり前な動作なのですが, 困ったことに そのプレー領域外タップを含んだ同時入力が上手く処理できていないようで, 頻繁にタップ抜けを起こしてしまうのです。 どちらの向きでも発生するわけですが, 逆向きのほうが発生を少なくすることが出来る…というわけで逆向きになっているわけですね。 恐らく主に左手側で筐体を支えていることから, より指の腹などで画面の端に触れたりするのでしょう。

 …といった感じで, 安さに釣られての衝動買いで入手した Pixel 3 XL ですが, 流石はハイエンド機…といいますか快適に使用できている状況となっています。 ネックは 64GB ストレージと 4GB メモリー, そして「元々が iPhone 使い」というわけで, 逆の意味で「ピュア OS な操作体系」が引っ掛かっている…といった印象です。 128GB モデルを入手できた方であれば, 問題となるのが 4GB メモリーだけかもしれません。 いや本当に…曲がりなりにもハイエンド機なのですから, メモリーだけは せめて 6GB にして欲しかったですね。 それが出来ないなら 1440x2960 な画面なんて邪魔でしかないです。 (^^;)

あ, 一応「OPPO Reno A が HUAWEI P30 lite 死亡後の代替機」というのと同じノリで, 「Pixel 3 XL は HUAWEI nova 5T 死亡後の代替機」という役どころを担ってはいます。 早ければ来週には死亡を迎えるわけですから…。 そういった意味では HUAWEI と共に Google Play 脱却を図る方向へ向きつつある Xiaomi や OPPO も同じなので, それらのベンダーは避けたほうが良いのかもしれませんね。 将来的には HMS か, それの発展系若しくは関連したサービスへ切り換えてくるのでしょうから。

Feb.29,2019 追記

 「ついに」と言いますか, 19 日に唯一残って粘っていた 64GB ブラックモデルも在庫切れとなったようです。

●Feb.02,2020

HUAWEI nova 5T とミリシタ...

 『デレステ』との相性が悪く, ノーツの描画とタップの入力がズレるだけでなく そのズレ幅さえも一定しないせいで, まともにプレーできなくなっている HUAWEI nova 5T ですが, その一方で『ミリシタ』の若干不安定さが残りながらも普通にプレーできる状況となっている辺りは年末の記事で書きました。 その後も年明けは年末休みが終了するくらいまでは継続してテストを行っていたのですが, 不安定といっても軽微でプレーに支障の出るようなものは発生しなかったことから, ここしばらくは「ログインするだけ」の状況に陥っていたりします。 元々当該機の動作確認用ということで, ネタがない以上仕方のないところでしょう。 (^^;)

因みに その「不安定」の内容ですが, たまに入力が効かなかったりカクついたりする程度のもので, それこそ他のデバイスでも発生している類いのものです。 ただ, 若干頻度が高め…というわけで「不安定」認定を行っているのでした。 比較対象…それこそ Apple iPhone 11 ProiPhone XS, Android 勢なら ASUS ZenFone 5ZRedmi K20 Pro といったハイエンド SoC 組のデバイスが手元にあるからこそ目立つのであって, 例えば nova 5T だけを使っていたのであれば, 「そんなものかしら?」で済ませて問題視していないかもしれません。

ともあれログインのみ状態で推移していた数日前…。 ミリシタの Snapdragon 勢以外な SoC での不具合ネタが Twitter などで流れました。 曰く「Mali-G76 採用 SoC で『百花は月下に散りぬるを』が正常に描画されない」という問題らしいのですが, 当該イベントをプレーしていなかったせいもあって, 添付されている画像をパッと見した限りでは, 「はて? 何が違うのかしら?」と良く解りません。 幸い手元には GPU が Mali-G76 な SoC である Kirin 980 を搭載した nova 5T が転がっていますので, 実際に当該曲をプレーして確かめてみることにしました。

 さて, 比較するには対象となる正常動作するデバイスも必要…というわけで, Snapdragon 8x5 を搭載した ZenFone 5Z や Redmi K20 Pro に御登場願うのが本来の筋です。 が, 先月下旬に書いた記事の追記で触れた動画キャプチャー周りの比較対象としては そちらのほうが良さそう…というわけで, ここは iPhone 11 Pro に御登場願うこととしました。

というわけで, まずは前提となる環境は以下のとおりです。 左が件の nova 5T, 右は iPhone 11 Pro です:

まず上段・中断画像ですが, 当然ながら双方とも同じ版で同じ曲となります。 そして下段画像は「今回は不具合ネタ」というわけで使用ユニット (のメンバー) についても上げています。 キャラや衣装によって結果が異なるのは良くある話ですので, 「最悪同じメンバーを揃える」ためにも必要な情報と言えるでしょう。 あ, 設定は普段どおり「3D 高画質」で歌詞表示なしとなっています。

動作確認用ということで nova 5T のほうが SR すら揃っていなくて R なキャラも登場しているのは仕方のないこととして, iPhone 11 Pro のほうさえ全然育成されていないのは問題かもしれません。 いえ, 単に これまでが「お気に入りのキャラを並べていただけ」だったからですけれど…。 たまに多少なりともまともな編成を組むと, こうなってしまうという。 (笑)

『百花は月下に散りぬるを』の MV は こんな感じ:

上段・中段の画像共に判り辛いのですが, 要は舞台に 3 つ並んだ中の真ん中の振袖が掛かった衣桁 (左右に傘の並んだ衣桁), その後ろに隠れた丸形の窓に映る画像が nova 5T 側では乱れているのでした。 本来映るべき画像自体は描かれているものの, それに被さって一定サイズのグレースケールなグラデーションの四角いボックスが 20~30 枚単位で重なっている感じですね。 クリックして拡大表示させると判ると思います。 「止まった画像よりも動いている動画のほうが判りやすい」ということで, 動画も上げておきます。

その動画…まずは iPhone 11 Pro ですが, こちらは いつもどおり素直に画面収録機能でキャプチャーしたものを LumaFusion でトリミングしています。 12 月の記事から さらに LumaFusion の版は上がっていますが, 特に変わっている点はありません。

一方 nova 5T の動画ですが, そのままだと寂しいので外部音ではありますが音ありにしてあります。 内部音を扱う方法も いくつかありますが, ケーブルを使う方法もアプリ等を使う方法も, こと手持ちのデバイスについては全滅でしたし, それ以前に nova 5T には端子が存在していませんので外部音で我慢です。 その外部音も, スピーカーとマイクの位置関係が悪いのか随分小さい音 (これでも編集時にレベルを上げられるだけ上げてある。) な上にモノラル相当と悲しいことになっていますけれど…。

先月記事の追記でも書きましたが, AZ Screen Recorder において圧縮レート「自動」でキャプチャーすると 16 Mbps 相当な動画が作成され, 音ありでは素で 350MB, さらにトリミングなどの編集を経ると 450MB にまで肥大化してしまいます。 なので, 今回は その素の動画を Google ドライブを経由することにより iPhone 11 Pro 側で LumaFusion により編集しています。 そう LumaFusion では Google ドライブからの読み込みが可能なのでした。 結果, 出来上がった動画の形式的にもサイズ的にも iPhone 側と同じになっています。

 描画不具合の有無はともかく, キャプチャー結果としては nova 5T は やはりミドルレンジとハイエンドの中間…といった感じですね。 そこかしこで負荷に耐えられず AZ Screen Recorder 側で実質的にフレームレートが下げられてしまっている印象を受けます。 もっとも, これだけの動画を得られれば十分ではありますけれども…。