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連絡先:Micco
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今日の出来事 (May, 2008)
●May.21,2008
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Gavotte Ramdisk 試用終了...
17 日から試用していた Gavotte Ramdisk ですが, 特に有用な用途を思いつくこともなく, となると「休止」等の使用できないデメリットばかりが際だつ…ということで, 先ほど試用を終了しました。 一番問題なく使えそうだったのはページファイルの追加設定でしょうか? 電源断で消えてしまっても, 次の起動時に元の設定で自動作成されますから。 起動時に復元, または自動作成が行われるのであれば Ready Boost という選択肢もあったでしょうね。 IE キャッシュも それなりに効果はありますが, 通常使用するブラウザーが IE だけに, RAM ディスクの容量が 8GB 程度存在しないと, MSDN 方面のダウンロードが安心して行えないことから使い物にならないのでした。 (^^;;
そういえば, RAM ディスク上の動画等を再生した際に, 仕様だか負荷のせいかは判らないものの, 通常よりも (規則的に) カクカクする感じがしました。 いえ, もちろん全体的には HDD 上より速くて動きも良いのですが, 何か引っかかる感じが目立ってしまうのです。 今は使用していないわけですから問題ないわけですけれど。
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●May.18,2008
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Intel Turbo Memory on Satellite WXW/78DW...
Satellite WXW/78DW の前モデルである 79CW には 1GB の Intel Turbo Memory が搭載されていましたが, 大抵は 2GB 以上の搭載メモリーで使用される WXW シリーズでは体感的な効果を得にくいことと, 元より その効果が疑問視されていたこともあって, 78/79DW 以降のモデルでは非搭載となっています。 が, 興味本位等から「搭載可能なのか?」といったネタ自体は度々登場していますので, 同様に興味本位で実装可能かどうか分解して確かめてみました。(笑)
Intel Turbo Memory 自体は PC Express Mini Card として出回っていますから, 「分解」というほどの必要性はなく Mini Card のスロットを探すだけの作業となります。 そして, そのスロットはキーボードの真下に存在しているのでした。 ノートパソコンでは良くあるパターンですから取り外しは簡単な部類と言えます。
さて, 結果ですが…。 良くも悪くも WXW シリーズは「価格優先, 重要視しない部分はケチる」の製品ですから, セカンド HDD 同様, 設置空間は存在すれどもコネクター類は省かれ…どころかネジ山すら潰され…と, 省けるものは徹底的に省く…という状況でした。 普通のユーザーは おとなしく諦めましょう。 強者ユーザーの中で どうしても使ってみたい方は, 精密ハンダ付けのスキルが存在すれば, コネクター (右側 4965AGN 用スロットで確認可能。) をジャンク等から仕入れることで搭載が可能でしょう。 それを言ったらセカンド HDD も同じになりますけれど。 (笑) 米国モデルで使用している Port 1 (キーボード直下は Port 4・3。) が基板裏側に存在するのかどうかは確認していません。
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●May.17,2008
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Gavotte Ramdisk...
4GB へ RAM を増設したことで 1GB 未使用状態となっている Satellite WXW/78DW ですが, 「当該 PC では どれくらい確保できるのかしら?」という興味本位から Gavotte Ramdisk を試してみることにしました。 BIOS 段階で 4GB 認識していて かつ設定項目が存在しないことから, とりあえず PAE 方面は何も考えずに設定を行うことにします。 (^^;;
システム側はともかく Gavotte Ramdisk 側の PAE 設定は必要となりますので, 手順どおり ram4g.reg を適用した上で ramdisk.exe を実行してドライブを作成します。 結果は…ほぼ 1GB 確保されているようです。 メディア選択は Fixed Media から変更する必要がないわけですが, 注意点としては Satellite WXW では Removable Media を選択してはいけないことですね。 CD/DVD 静音ユーティリティーが混乱してしまい起動時に不正終了します。 Ready Boost の設定は Fixed Media でも行えますので, おとなしく そちらに設定しておきましょう。
さて, 確保された 1GB の用途ですが………何もありません。(爆) 仕方がないので気が向いたときには Ready Boost 用に使っています。 CPU への負荷が高くなる Gavotte Ramdisk ですが, 下手な USB メモリーよりは数段負荷が低いですから…少なくとも Core 2 Duo T7500 にとっては。 まぁ, 一応起動時に NTFS フォーマットを行ってディレクトリーを 2 つほど作成する設定にはしてありますから, ゆっくり用途を考えることにしましょう。
現在スモール用 LED として使っている LEXT105W ですが, 色温度が HID の PIAA F-650 (6500K) を上回る 8000K であるため, 安定モードに入る前 (8000K) と ちょうど釣り合う青さで点灯しています。 少々青すぎますので前々から真っ白な LEXT105W-V2 (6000K) を買おうと思っていたのですが, ここしばらくは売り切れ状態が続いていますので, 代わりに LEXT105W-V3 を試してみることにしました。 こちらは 7000K ですから感覚的には「ちょっと青い」というものですが, WEB 上の説明では「紫っぽい」となっていますので, その紫加減を確かめるのが狙いです。
というわけで, 先日注文したものが一昨日の夜に届きましたので, 昨日の早朝に交換を行いました。 結論としては「紫というよりもピンク」という感じですね。 10000K クラスの HID のノリでしょうか? 安定モードに入る前の HID とは色が合いませんが, 安定モードに入った後の HID には若干ピンクっぽさが加わりますので, こちらのほうが合いそうです。
余った LEXT105W のほうはバックランプのほうへ回しています。 ワット数が高いこともあって こちらは都合良く真っ白に点灯しています。 元々 T10/T16 両用の製品ではありますが, 寿命は短くなりそうですね。
で, 交換した当日である昨日, タイミング悪く(?) 新製品の DXT105W (6500K) が登場しましたので, そちらも注文していたりします。 すでに発送されたらしいので明日には到着予定です。 こちらは長さ等が純正 T10 と合っていますので, その長さの違い (LEXT105W = 30mm, DXT105W = 26mm) でリフレクターへの映り具合が変わってくるのか確かめるのが目的です。 また, より白いということで, 本命であった LEXT105W-V2 の代わりという意味もあります。 [一覧]
May.18,2008 追記
今日届いた DXT105W ですが, 敗北してしまいましたので引き続き LEXT105W-V3 を使うことになりそうです。 短さがマイナス方向へ働いた模様。
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●May.14,2008
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WD3200BEVT 到着...
7 日に発注した WD3200BEVT が昨日届きましたので, 早速換装しました。 250→320GB への更新なので 67GB (1024MB 単位) 程度割り当てを増やすことが可能ですが, とりあえず C を +10GB, H を 15GB 増やしておいて, あとは E~G を一律 5GB 増やすことにしました。 余った 27GB については, 適当に振り分けるのではなくて, VMware ゲスト PC 用のパーティション (part 2) を新たに作成して, そちらに一部の仮想ディスクを移すことにします。
方針さえ決まれば, 引っ越し作業自体は Migrate Easy を使用することで何も考えず行えた訳なのですが, 計算外だったのは所要時間で, 210 分程度掛かってしまいました。 前回が 200→250GB で 150 分程度だったわけですから, 25 分程度余計に掛かった勘定となります。 本体→USB だったのですが, これが USB→本体 なら多少は短縮された気がします。 それはともかく, 21:20 程度から作業を始めたのは失敗でした。 おかげで今日は少々寝不足気味です。
1 日使っただけですが, 静かなのは やはり偉大ですね。 通常作業時においても数段イライラ度が下がります。
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●May.10,2008
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Wine 1.0-rc1 公開...
公約どおり Wine 1.0-rc1 が現地時間の 9 日に公開されました。 が, こと LHMelt や NotePad (メモ帳) に関する部分については何も改善されていませんでした。 はて? NotePad のような基本的なプログラムすら動作しないものを正式公開して, いったい何をやりたいのでしょうか? この数年間という時間を無駄にするつもりなのかしら? (^^;; NotePad すら まともに動作させることが出来ずして, 巷のメジャーアプリを正常動作させることが可能とは とても思えないのですが…。 一部のゲームさえ動作すれば良い…という程度で終わっては問題でしょう。 企業というスポンサーも就いている位なのですから。
いえ, 別に Wine が どうとか言うつもりは毛頭なくて, 単に「正式版とするのは時期尚早なのではないか?」というだけの話なのです。 期待していただけに, このような中途半端な段階で正式版となるのが残念でならないのでした。
右上の画像では細部が判りませんので, クリックするとフルサイズの画像が表示されるようになっています。
Satellite WXW/78DW に続いて, 久々に dynabook SS LX/290DK のモジュールについても更新を行いました。 こちらも東芝アメリカのサイトを利用しています。 何しろ LX は国内では Windows XP のみサポートですから。 …とはいうものの, 適用したのは ForceWare 156.63 くらいで, しかもダウングレードだったりします。 いえ, 適用していたのがデスクトップ用のドライバーだったことから PowerMizer の設定がオフとなっていましたし, オンにしたところで有効かどうかも判らない…という代物でしたので, おとなしくモバイル用のドライバーを使うことにしたのでした。 幸い これまでの 8x 系に比べれば遙かに最新に近い版ですから…。(笑)
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●May.07,2008
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WD3200BEVT 発注...
250GB HDD へ換装しているメイン PC の Satellite WXW/78DW ですが, C (システム) ドライブへインストールしないと正常動作しないソフトが存在したりと, 何かと空き容量を圧迫する要因が多いことから, 8GB 程度と空き容量が少々心許ない状況となってきました。 動作確認用の Windows Server 2008 を (ゲスト PC へ) インストールする必要もありますし, Windows Server 2003 と Windows 2000 Server も WXW のほうへ引っ越しする必要があります。 となると H ドライブ (パーティション) 方面も足りなくなってしまいます。
というわけで, 動作音の静かな WD3200BEVT を発注してしまいました。 とはいうものの納期未定だったりしますが, 別段急いでいるわけでもありませんので, 手に入れば それで構いません。 買いたくなったときに騒音系の HDD しか揃っていないパターンよりは遙かにマシですから。(笑)
May.11,2008 追記
昨日までに来たメールによると, 納期予定が, 未定→14 日発送→13 日発送…と, 予想より早く 1 週間程度で届く状況となっています。
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●May.05,2008
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ForceWare 174.31 使用中止...
2 日に更新した ForceWare 174.31β ですが, 3DMark03 の GT3 - Troll's Lair の特定箇所 (ヒロインが室内へ ちょうど入った場面。) で床が白抜きとなる――何らかの理由により処理が行われない――不具合の発生することが判明しました。 ほかのソフトでは何の問題も発生していないのですが, 他 PC を含めて未だかつて遭遇したことのない――裏を返せば 通常問題とはならないはずの箇所での不具合発生と言える――点を重視して, 167.51 へ戻すことにしました。 幸い総合的な数値は同じで能力低下が発生しませんので。
ForceWare ロールアップを行っている際に ふいに思いつきましたので, 各種東芝モジュールの更新を行うことにしました。 が, 公式ページで更新モジュールが公開されているわけではありません。 といいますか, Satellite WXW/78DW 用に登場したのは (ゲーマー御用達の Web 専売モデルという性格上) 大多数のユーザーにとっては どうでも良さげな『ぱらちゃん』だけです。 なので, 入手先は当然ながら毎度の東芝アメリカとなります。 蔑ろにしている国内ユーザーに対しては何も行わない東芝も, 海の向こうでは ちゃんと発売以来常に更新されたモジュールを提供していて, Satellite WXW (の同等品) も例外ではありません。
というわけで, 兄弟 PC である Satellite X205 シリーズの最新版ドライバーを落とすわけですが, 一応バージョンを確認することにします。 最新組の中で使えそうなのは:
- Toshiba Utility Wi-Fi v 03-28-2008:SP1 を当ててあるので必要なし。
- nVidia Display Driver for Windows Vista (v7.15.11.5664):リファレンス版βの 167.51 を既に適用済みなので必要なし。
- DVD Drive firmware Update vTO02:ドライブが異なるので適用不可。 (というか危険物組。 ^^;)
- Toshiba User's Guide for Satellite X205 v1.1:必要ないものの興味本位で入手。
- Toshiba Value Added Package for Windows Vista (v1.1.14):現行 1.0.28 なので当選。 英語キーボード用なので, Flash Cards が Fn キーでポップアップしなくなる点に注意。
- Realtek Audio Driver for Windows Vista (v6.0.1.5559):現行 6.0.1.5477 なので当選。
- Toshiba Speech System for Windows XP/Vista (v1.00.2514 r2):LaLaVoice をインストールする予定がないので必要なし。
- Toshiba DVD Player for Windows Vista (v1.20.10):現行 1.10.13 なので当選。
- CD/DVD Drive Acoustic Silencer for Windows Vista (v2.02.01):現行 2.01.03 なので当選。
- ConfigFree for Windows Vista (v7.1.27):現行 7.00.34 なので当選。
- Toshiba Disc Creator for Windows XP/Vista (v2.0.1.1a):現行 2.0.0.8 なので当選。
- Toshiba WPS Library for Windows Vista (v1.0.0.3):使うことはないが入れるだけはしておく。
- Atheros Wireless LAN Driver for Windows Vista (v7.4.2.40.32.1):WXW は Intel なので適用不可。
- Bluetooth Monitor for Windows XP/Vista (v4.02):WXW には存在しない。 が, 部品があれば内蔵は可。 (^^;;
- Bluetooth Stack for Windows Vista (v6.10.02T):↑と以下同文。
- Intel 802.11a/b/g/n, a/b/g, b/g PCIe Mini Card driver for Windows Vista (v11.5.0.32):WXW に必要なのは こっち。 現行 11.1.0.100 なので当選。
辺りとなりそうです。 Satellite WXW の正式名は Satellite X200――つまり X205 のデバイス削減版――なので, ドライバーは基本的に共通で使い回しが利くわけですが, 当然ながら X205 の詳細仕様を参照して同じチップやデバイスが使われている点を確認しています。 闇雲・適当にインストールするわけではありません。
あとは順番にインストールするわけですが, 毎度ながら適用順を始めとして一筋縄ではいきませんので, よい子は真似をしてはいけません。 するなら, リカバリーどころかハード破壊の可能性を覚悟した上で行いましょう。(^^;; あ, ちなみに Flash Cards 辺りは Fn キーでポップアップしなくなるはずです。 が, 私は使いませんので承知の上で適用しています。 >Value Added Package
May.6,2008 追記
Realtek Audio Driver を適用すると, 起動時にデバイス認識に失敗してハングしてしまう不具合が多発するようです。 これは適用不可組に該当しそうですね。 ただ, 導入直後は大丈夫でしたので, 相性問題が絡んでいるのかもしれません。ついでなので, 分かり易いように一覧を色分けしておきました。
May.12,2008 追記
Wireless WiFi Link 4965AGN のドライバーを適用すると, アクセスポイントの認識に失敗することがあるようです。 この場合再起動するまで状況が改善することはありません。 ただ, Audio Driver も同様なのですが, スタンバイと何らかの因果関係が存在するように見受けられます。 旧版 (出荷状態) のドライバーでも起動時ハングの発生することがありますので。
このハング等はスタンバイからの復帰時に発生するのではなくて, 正常復帰後一旦シャットダウンした, そのあとの起動時に発生するものです。 復帰後即発生するのは, 「右スピーカー (x 2) のみ正常で, 左側とウーファーが通電しない」という WXW で おなじみの不具合です。 こちらも再起動しない限り改善しないパターンですので, 昨日の時点で全てのスタンバイ設定を無効化しておきました。 (^^;;
May.16,2008 追記
Audio Driver と Wireless WiFi Link 双方の問題ですが, どうやらドライバーの版に関係なく, 不具合が発生するようです。 「関係ないのであれば…」ということで, 現在は上記の新版ドライバーで様子見を行っています。
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●May.04,2008
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Wine 0.9.61β 公開とコモンダイアログ 5.0...
一昨日公開された Wine 0.9.61 ですが, 今日になって Ubuntu 8.04 LTS のパッケージマネージャーにも反映されましたので, 早速試してみました。 沢山のバグ修正が行われていますが, それ以上に修正項目が多いので全く追いついていない感じです。(笑) Win32Help 辺りは ある程度整形されるようになりましたが, その整形結果とスポット位置の整合性が全くとれていない辺りが…。 目次も表示されませんから, 使えない点に変わりはありません。 (^^;)
あと, 先月書いたコモンダイアログやサブクラス化方面ですが, 下の画像は, それぞれ Windows XP MCE 2005 と Wine 0.9.61 (Ubuntu 8.04 LTS) 上で, NotePad (XP 付属のもの。) と LHMelt 1.63.0.4 が動作しているところを撮ったショットです:
まずは NotePad ですが, GetOpenFileName() API によりコモンダイアログが表示されているところです。 画像が小さくて確認できませんが, サイズグリップが表示されていません。 これは そもそもスタイル指定のフラグ自体に対応していませんので, メインウインドウ (のステータスバー) を含めて機能どころか表示されるはずもありません。 それ以前に Wine ではステータスバー自体が無効となっていますけれど。 (コモンダイアログの) サイズ変更が行えない点も同様です。 この辺りは軽微なものですから別段問題とはならないでしょう。
それよりも問題なのは, 追加コントロールの位置が Wine 上で おかしくなっている点です。 これは LHMelt でも発生していたもので, Wine がコモンダイアログの ID 変更に対応していないのが原因です。 この追加コントロールは, 「ファイル名」のスタティックコントロールとエディトボックスの位置情報を取得して自身の位置決めを行っているのですが, ID が変わってしまっているために取得に失敗しているのです。 いくら Ver 4 形式を指定したとしても, それは表示と構造体だけの話で実体は Ver 5 なのですから, Ver 5 に対応しない限り この方面の不具合が改善されることはないのでしょう。
次に LHMelt ですが, フックが正常に行われないため, Wine 上ではメッセージボックスがデスクトップ中央に表示されてしまっています。 LHMelt においては位置調整くらいしか行っていませんので問題ありませんが, ソフトによっては大きな問題となる場合もあることでしょう。
一方, サブクラス化は ある程度改善されているようですね…少なくとも 0.9.61 では。
コモンダイアログやサブクラス化, フック…といった辺りは, メジャーなソフトのほうが いろいろと弄っている傾向にありますから, この辺りに対応しないことには正式版への道は ほど遠いような気がします。 どうも 0.9 以降, ゲーム方面に脱線し続けているような感じを受けます。 …たとえ それが避けられない点であったとしても。
May.12,2008 追記
日本時間 10 日に公開された Wine 1.0-rc1 でも改善していませんでした。 どうやら, 少なくとも 1.0 の正式版までに改善されることは無さそうです。
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●May.03,2008
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最新版 Another HTML-lint でのチェック結果...
先月末に構築した最新版の ActivePerl + Another HTML-lint を使って このページのチェックを行ってみたところ, 単純ミス等が存在したのもさることながら, 新版では通らなくなった箇所がちらほら…。 一番痛かったのは連続 <br> を使用しての 1 行空けが出来なくなった点ですね。 <p> 等を含めることの出来ないブロック等で行を空けるために使用していたのですが…。 スタイルシートを使用しろということなのでしょうけれど, class 属性は複数指定が出来ませんから, 似たような定義が乱立したり <div> の多重ネストが乱立したり…と, 却って見通しの悪くなるような…。
公式ページによると, 正式候補版である Wine 1.0 RC1 が連休明けの 9 日に公開され, 来月くらいには正式版が登場するような感じなのですが, 正式版を出せるほど対応が完了しているとは思えないです。 (^^;; 主要アプリが動作すれば良いのでしょうけれど, サブクラス化が まともに動作しない間はダメでしょうね。 何しろ, MS 謹製を始めとして その主要アプリがサブクラス化の権化でもありますから…。 コントロール一つとっても, 例えばサイズグリップ辺りは自分自身 (Windows) を騙すことで成り立っているわけですから, その辺りのシステムの挙動まで再現できないと対応できないことに…。
May.12,2008 追記
予定通り 10 日に Wine 1.0-rc1 が公開されましたが, LHMelt 等で発生している不具合については改善していませんでした
恒例の勝山・鳥越巡りへ行ってきたのですが…。 満開のさくらと新緑を同時に楽しめた点はタイミング的に申し分なかったと言えそうです。 が, もやが…。 いえ, もやだけであれば時期的なものなので良いのです。 問題なのは, 本来真っ白に見えるはずの白山が真昼の 13 時にもかかわらずピンク色に…。 ここ数年ずっと こんな感じですから, もはや当分 (20 年単位。 ^^;) 昔のような綺麗な景色を拝めることはないのでしょうね。 いえ, もちろん, 風向きなど運が良ければ拝めるのでしょうけれど。
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●May.02,2008
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ForceWare 174.31β...
先月末に 3DMark Vantage での計測を行った際, 156.16 から 167.51β へ更新した NVIDIA GeForce 8700M GT 用の ForceWare ですが, 昨日は, 「もののついで」とばかりに Vantage 対策版一歩手前の 174.31βへ さらなる更新を行いました。 出荷状態の 156.16 に対して, 167.51 は SLI 対策のリファレンス版β, 174.31 は ACER/LENOVO 用βと, 共に不具合と背中合わせの開発段階ドライバーです。
167.51 の時と同じく Satellite WXW/78DW 用のエントリーを追加しないとインストールが行えないわけですが, 前回は何も考えず適用してしまいましたので, 今回は 156.16 の設定と比較・調整した設定ファイルを使用してインストールを行いました。 それで不具合の発生を抑えられるわけではないと思いますが, まぁ, 気分だけでもということで…。
さて, まずは何も考えずに計測の結果をば:
基本情報
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計測日付
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Apr 28, 2008 21:21 CDT ~ May.01, 2008 09:59 CDT
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システム
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dynabook Satellite WXW/78DW
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OS
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Microsoft Windows Vista SP1
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タイプ
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32-bit
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マザーボード
|
TOSHIBA ISRAA
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HDD
|
Hitachi HTS542525K9SA00
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メモリー
|
3,072 MB
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CPU 情報
|
CPU
|
Intel Core 2 Duo T7500
|
クロック
|
2,195 MHz
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物理/論理 CPU
|
1/2
|
マルチコア
|
2 コア
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FSB
|
不明
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画面情報
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GPU
|
NVIDIA GeForce 8700M GT
|
ベンダー
|
Nvidia Corp
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VRAM
|
256 MB
|
コアクロック
|
625.0 MHz
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メモリークロック
|
700.0 MHz
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プログラム情報
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バージョン
|
3DMark Vantage Revision 0 Hotfix 0
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プリセット
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Entry
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計測結果
|
ドライバー
|
7.15.11.7431
|
7.15.11.6751
|
7.15.11.5616
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ステータス
|
WHQL - Not FM Approved
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総合スコア
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3DMark Score
|
E5444
|
E5441
|
E4544
|
CPU Score
|
3,797
|
3,666
|
3,841
|
Graphics Score
|
6,364
|
6,488
|
4,840
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Graphics Tests
|
Jane Nash
|
15.37 FPS
|
16.14 FPS
|
7.62 FPS
|
New Calico
|
22.03 FPS
|
21.97 FPS
|
20.97 FPS
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CPU Tests
|
AI Test
|
520.23 Operations/s
|
493.7 Operations/s
|
522.8 Operations/s
|
Physics Test
|
5.17 Operations/s
|
5.2 Operations/s
|
5.31 Operations/s
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Feature Tests
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Texture Fill Test
|
137.3 G Texels/s
|
137.12 G Texels/s
|
139.3 G Texels/s
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Color Fill Test
|
1.1 G Pixels/s
|
1.1 G Pixels/s
|
1.07 G Pixels/s
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Pixel Shader
|
2.69 FPS
|
1.49 FPS
|
1.47 FPS
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Stream Out
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5.72 FPS
|
5.63 FPS
|
4.71 FPS
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GPU Particles
|
8.82 FPS
|
8.85 FPS
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8.7 FPS
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Perlin Noise
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4.93 FPS
|
3.75 FPS
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1.82 FPS
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まず, CPU 方面の計測値は あまりアテになりません。 特に AI Test は毎回のバラツキが激しく, 傾向を示せるベンチにはなっていない気がします。 ……CPU の能力が低すぎて環境負荷の影響が激しい…というのが実態かもしれませんけれど。 その点を除けば, 版の違いによる影響は小さいと言えそうです。
次に描画周りですが, 167.51 の段階で大きな向上が見られます。 これが処理の最適化等によるものなら歓迎ですが, ドーピング的な「無理をさせている」というパターンには該当してほしくないところです。 174.31 では, 明らかに それまでの版と数値が異なっていることから, シェーダー方面の向上が図られていると言えそうです。 ただ, (167.51 と比べて) 僅かながら全体的な能力が低下しているのは確かなようです。
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