U・ZONE F5 豪華版到着...
私は 5 インチの Android タブレットを 2 台持っているのですが, ONDA VX580W, 原道 N50 共に TN 系の液晶だったりして, 決定版の座には納まっていません。 とはいうものの, 5 インチは主力ではありませんから, 特段買い換え等は考えていませんでした。 が, GPS や Bluetooth も使え, IPS 液晶やデュアルカメラまで搭載して比較的低価格…というタブレット…といいますかスマートフォンが最近になって登場しました。 それが表題の U・ZONE F5 豪華版です。 運が良ければ SIM までも使える可能性が…ということで先月 27 日に墜ちてしまい, それが今月 4 日に届いています。 (笑)
U・ZONE F5 豪華版ですが, CPU が MTK6573 650MHz, GPU が PowerVR SGX 531 350MHz, メモリーが 512MB, 内蔵ストレージが 512MB, ディスプレーが 480x800 静電式 5 点タッチ IPS LCD, OS が 2.3.7, 筐体が 141.5x79x11mm で 200g, バッテリー容量が 2200mAh といった感じになっています。 バッテリー持続時間至上主義なので CPU は非力ですが, とにかく保ちます。 10 時間くらいは楽勝です。 (^^;) その CPU も非力ではありますが, 動画を除けば意外と問題なく使えるレベルに収まっています。 Web ブラウジングや Twitter (twicca 等。) は v0.9 未満の 4.0.3 が適用された NOVO7 Aurora 辺りより遙かに快適ですし, ゲームも普通に動作します。 (v0.9 未満の Aurora では実質実行不可。)
ただ, 動画は さすがに苦しくて, 殆どの動画で HW 再生が行えませんし, ソフトウエア再生もカクカクです。 Flash Player がインストールできないこともあって, MX 動画プレーヤーのソフトウエア再生で何とか…といったレベルです。 動画については諦めたほうが良いでしょう。 アプリ自体は, こと赤札天国で販売しているものについてはフルマーケット化が行われていて, twicca 等もインストールが可能です。 twitcle などインストールできないアプリも存在するのは仕方がないですね。
F5 豪華版で問題となりそうなのは 512MB の内蔵ストレージですが, 外部ストレージと排他的に認識するクチですので, ある程度の容量をもった micro-SD を挿しておけば, サイズの問題は ほぼ解消が可能です。 ただし, メモリーのほうも 512MB しかなくて, さらに空きが 200MB 程度しかないところから始まりますから, あまり多くのアプリはインストールできません。 もっとも, 大型アプリをバンバン入れるような機種ではありませんから, 大きな問題とはならないでしょうけれど。
GPS や Bluetooth については普通に使えました。 そして懸案事項の SIM ですが…, 少なくとも FOMA, WILLCOM CORE 3G, SB, b-mobile といった辺りの SIM については敗北しました。 巷の情報どおり国内の SIM は使えないようです。 2 スロットあるだけに残念…。 (笑)
さて, Quadrant のスコアを上げておきます。
Quadrant Advanced 2.1 a28d1fa
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Tablet
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Model
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U・ZONE F5 豪華版
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NOVO7 Elf
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NOVO7 Aurora 16GB
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NOVO7 Mars
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OS Version
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SDK
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2.3.7
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4.0.3
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4.0.3
|
4.0.3
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OS
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2.6.35.7
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3.0.8+
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3.0.8
|
3.0.8
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CPU
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Model
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MTK6573
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Allwinner A10
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Allwinner A10
|
Amlogic8726-M3L
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Cores
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1
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1
|
1
|
1
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Clock (cur.)
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-
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1008MHz
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1008MHz
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500MHz
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Clock (min)
|
-
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60MHz
|
60MHz
|
100MHz
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Clock (max)
|
650MHz
|
1008MHz
|
1008MHz
|
1000MHz
|
Memory
|
Memory
|
455360kB
|
850248kB
|
833820kB
|
923240kB
|
Inactive
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84288kB
|
170376kB
|
142856kB
|
82728kB
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GPU
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Model
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PowerVR SGX 531
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Mali-400 MP
|
Mali-400 MP
|
Mali-400 MP
|
OpenGL
|
ES 2.0
|
ES 2.0
|
ES 2.0
|
ES 2.0
|
Resolution
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480x800
|
1024x600
|
1024x600
|
1024x600
|
Rates
|
68Hz
|
52.85Hz
|
46.98Hz
|
50Hz
|
Score
|
Total
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773
|
1470
|
1696
|
2000
|
CPU
|
645
|
1394
|
1426
|
1954
|
Mem
|
1067
|
1318
|
1344
|
2018
|
I/O
|
592
|
3211
|
3475
|
3482
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2D
|
179
|
156
|
817
|
909
|
3D
|
1389
|
1273
|
1417
|
1639
|
MTK6573 は低クロックということもあって非力ですので, 見てのとおり CPU のスコアが Allwinner A10 の半分未満となっています。 実際非力で もたつくことも多いのですが, 数値から想像するほど酷くはなくて意外と普通に使えます。 スクロール等も全く問題なくて下手をすると NOVO7 Aurora よりもマシなくらいです。 少なくとも, 参考までに上げてある Android 4.0.3 v0.9 未満が適用された NOVO7 Elf (Aurora 等でも…といいますか Allwinner A10 機全般で同じ。) よりは遙かに快適で, Elf では重くて実質実行できないゲーム方面も F5 なら大丈夫です。
動画だけは諦める必要はありますが, その他については意外と普通に使えますし, GPS や Bluetooth, デュアルカメラが使え, 何より IPS 液晶の威力は やはり絶大…というわけで, 5 インチタブレットとしてはお勧めできる機種だと思います。
先月の話なのですが…今更ながら Olasonic TW-S7 に墜ちました。 いえ, 私は DynaBook 使いということで, DynaBook DB65P/4RC を使っていた頃以降については, 下手な外付けスピーカーよりも内蔵のほうがマシ…という状況に浸り続けていたわけですが, それが前作 Satellite WXW/78DW で陰りを見せ, dynabook Qosmio T851/D8CR に至って ついに「巷と同じ おもちゃ音」となってしまいました。 それでも 5+1ch 対応の旧ドライバーを使用することで抗い続けていたのですが, やはり無理なものは無理…ということで, 10 ヶ月で ついに外付けスピーカーの軍門へ下ることに…。 (笑)
「音よりも取り回しじゃぁ~!!」というわけで頭から USB バスパワー系のスピーカーを選択するつもりでしたので, ほぼ何も考えることなく TW-S7 を選択するに至っています。 ええ, 下手に悩むくらいなら これを選んでおけば間違いがありませんので。 (^^;) が, そこには「中華クオリティー」という落とし穴が…。 なんと左スピーカーがビビリまくりで まともに音を鳴らせる状況ではなかったのです。 エッジの固定が上手く行われていない模様…ということで, とりあえずテープを使って「どんな固定具合が一番良いかしら?」と試していたところ, 原因が判明しました。
実は TW-S7 はスピーカーのエッジ (のさらに外側) を前後の筐体で挟んで押さえる構造になっています。 真ん中に走っている銀色のリングの内側に隙間が出来ていて, そこにエッジが潜り込むようになっているわけです。 が, 本来潜り込んでいるはずのエッジが, 一部分だけ外れていたのです。 (といいますか全体が位置ズレを起こしている。) そりゃ固定されていなければビビリ…といいますか振動しまくりで音なんて鳴らせようはずがありませんね。 (^^;)
本来なら筐体をバラして組み立て直したいところだったのですが, 下手にバラそうとすると悪化しそうな気もしましたので, とりあえずマイナスドライバーを使ってエッジをスペースへ潜り込ませることで応急処置を行いました。 ちゃんと右と同じように鳴っているので問題はなさそうです。 …まだまだ製品チェックが甘いな。 (笑) >東和電子
音は巷の情報どおり良い感じですね。 6cm のコーン型でしかありませんから, 音量的には勝てませんが, 下手なラジカセ辺りよりはマシな音を出してくれています。 ただ, USB 経由ということで, サウンドデバイス本来の諸々の機能をパススルーしてしまいますから, 環境 (サウンドカードや OS 等。) の影響を受けやすいのが難点といえそうです。 手元の環境では, 100Hz を切る重低音が強いのに対して, 100~200Hz の中低音が弱い印象を受けます。 周波数を指定しての調整を行えたら良かったのですが, 手元のドライバーでは無理なのでした。 (T_T)
DynaBook G7/X19PDEW や Satellite WXW/78DW (後者は若干不安が。) ならともかく, こと Qosmio T851/D8CR を使う限りにおいては もはや内蔵スピーカーへは戻れなさそうです。 (^^;) ちなみに一番のお気に入りは DynaBook A2/X85PMC の頃の「YMF-754R 等 DS-XG なサウンドチップを使用したウーファー付きモデル」です。 S-YXG 100Plus のサブセットといえそうな機能をチップとドライバーレベルで搭載した MIDI が本当に良かったのですよね。 音も こちらも下手なラジカセよりも良かったですし。
さらに脱線…。 ラジカセといえば, 自室には今でも Panasonic RX-DT707 が転がっています。 ええ, バブルラジカセ後期の有名どころです。 (笑) 「今でも」と書きましたが, CD ラジカセとしては最後なのですよね。 これよりあとは MD ラジカセを一度買っただけで, そちらは母親がたまに使っています。 (MD ではなくて CD 用。) テクノボイスやスペアナはないけれど, テクノサラウンドは可能だしグライコも装備…, ということで 707 のほうにした覚えがあります。 いや, FLAT にすることが多かったわけですけれど。 (^^;)
2 way タイプなのですが, 「1 way のフルレンジスピーカーに 3 way システムのスコーカーを追加」といった趣なので, 相対的に重低音が弱くて少々籠もった印象を受ける音になっています。 「低音 + 中低音」といったイメージかしら? それはともかく, ツイーター装備でないものの高音が弱いわけではありませんし, 当時のラジカセとして決して悪い部類ではありませんでしたから, 今でも わりと好んで使っています。 そういえば発売された頃に買っていますから, 20 年以上になるのかしら? (笑)
RX-DT707 よりあとは基本的にポータブルなものへ移ってしまった気がします。 …って, D-99 (初の 1 bit DAC 搭載がウリ。) や D-303 (光デジタル OUT 付き。) 辺りを買ったりしていますから, 「よりあと」じゃないですね。 そういえば, RX-DT707 を買った頃はすでに MZ-1 を予約済でした。 (笑) >前にも書きましたが発売の 1 年前に予約
Sep.28,2012 追記
能力はそのままに より小型化した TW-S5 が登場しました。 比較用としても予備用としても, これは買わないとダメですね。 ええ, 買わせて頂きます。 (笑)
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