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今日の出来事 (Jul, 2012)

●Jul.24,2012

ASUS Pad TF700T...

 以前からアナウンスされていた ASUS のフル HD Android 4.0 タブレットが いよいよ 8 月上旬に発売されるようです。 Gorilla Glass 2 で Super IPS+ なタッチパネル LCD, Tegra 3 1.7GHz ということで仕様的にも満足できるものなので, 様子見して ある程度値下がりしたところでキーボード付き 64GB モデルへ堕ちることにします。 (笑)  予想販売価格が 74.8k なので, とりあえずは TF201 並みの 69.8k より下がるのを待つことになりそう…。 バッテリーの保ちが TF300T 並みになっているのが少々残念…。 まぁ, LCD で相当電気を食っていそうなので, 仕方がないですね。

あ, 「様子見」には TF700K も入っています。 Snapdragon S4 な K が出るのであれば, 間違いなく そちらへ堕ちますので。 (笑) >私は ASUS Eee Pad TF201-GD64D 持ち

 TF700T (若しくは K。) に堕ちれば, あとは年末から年明けに登場するだろう Windows 8 登載フル HD スレート PC のみですね。 そこまで堕ちたら…あとはメインノートのみの更新で 2~3 年に 1 回買うだけという落ち着いた状況になるかと…。 (^^;)

Jul.26,2012 追記

 一応, 「モバイル Ultrabook, Android タブレット, Windows 8 スレート PC の 3 つをフル HD で統一」…という野望を抱いています。 (笑)  後者 2 つは「Retina もどき」としては使えると思いますが, 高解像度化の意味がないと個人的には思っていますけれど…。 どちらも「フル HD で全画面表示してどうする!!」という体たらくですし…OS 的に。 この 2 つは 7 インチくらいにして 125% 表示するような用途が本命でしょうね。 Android 4.1 辺りでも「タブレットに対応」とか言いながら, 1280x800 ごときの解像度にすら全然対応できていませんから。 (^^;)  Win 8 は まだ高解像度化の意味はありそうですが, スタート画面を含めて高解像度を活かせないもののほうが多いですし…。

Windows XP 以降, 『デスクトップいっぱいにアイコンが羅列』といった状況を忌避して Windows 7 まで アイコンを減らす方向へ進めてきたのに, Win 8 の あのスタート画面は何だ!!」と言いたいですね。 Windows 3.0A 未満でしかないです, WXGA 以上の解像度をもつ既存の PC にとっては。 Win 8 は「10 インチクラスまでのタブレット (スレート PC 含む。) での使用しか想定していない OS」ですね, どう考えても。 …ととと。 脱線してしまった。 (笑)

 PC, Android 方面は こんな感じですが, それ以外では Retina な MacBook Pro, MacBook Air, iPad / iPhone という野望も…。 この中で比較的必要度が高いのは iPad ミニでしょうか?  iPhone 4S に不満がないので iPhone 5 は何か よほど「これはっ!!」という内容がない限りはスルーでしょうし, MacBook Pro は 1920x1080 相当の表示が可能な 3840x2160 な Retina を狙いたいところです。 MacBook Air は どうせなら Retina 化を待ちたいですね。 もっとも, こちらは現行機に堕ちる可能性も比較的高い部類ですけれど。 (^^;)

 あとは Qosmio の更新も本当はしたいところです。 次の Windows 8 機は「シリーズ自体がなくなる」か「大幅なスペックダウン」が必至ですから, 今の「GeForce 600M シリーズな 4 コア 8 スレッド Windows 7 PC」は貴重なのです。 まぁ, さすがに 1 年で買い換えることには ならないと思いますけれどね。 (笑)

Oct.11,2012 追記

 TF700T が 67k 弱まで下がっているのですが, iPhone / iPad 方面が忙しいので, 暫く お預けとなっています。 Android は相変わらずですし, Windows 8 も ZENBOOK UX21E-KX128 が わりと使えていることから, 忠誠度が下がっているのも理由の一つ。 (笑)

Oct.15,2012 追記

 TF700 の Snapdragon S4 モデルを期待していたのですが, どうやら回線込みモデルは日本国内で発売されないようです。 Snapdragon は無線モデム込みのチップなので, WiFi オンリーモデルに登載される見込みは全くなし…。 (^^;)  そうそう。 TF700T と TF300T は Android 4.1 へのアップデートが公開されるようです。 TF201 が該当しないのは残念…。

Mar.27,2012 追記

 TF201 についても Android 4.1.1 へのアップグレードが公開されましたので, 昨日アップグレードを行いました。 良かった良かった…。

●Jul.23,2012

ASUSTeK ZENBOOK Prime UX21A-K1256 の描画能力...

 16 日に届いた表題の ASUSTeK ZENBOOK Prime UX21A-K1256 ですが, 第 3 世代の Core i7 ということで GPU が HD4000 になっています。 この HD4000 は前作 HD3000 に対して描画速度が向上していて実際体感速度も上がってはいるのですが, ソフトによっては重く感じるものもあります。 「そういえば ここ 1 年ほどホスト組でベンチを あまり走らせていないな~」ということで, 久々にベンチマークを走らせてみることにしました。 まずは結果を一覧すると:

計測結果
機種 UX21A-K1256 UX21E-KX128 Qosmio T851/D8CR
CPU Intel Core i7-3517U Intel Core i7-2677M Intel Core i5-2410M
クロック 1.9/3.0GHz 1.8/2.9GHz 2.3/2.9GHz
コア/スレッド 2/4
GPU HD4000 HD3000 GeForce GT 540M
ベンダー Intel NVIDIA
VRAM 64 MB 64 MB 1004 MB
コアクロック 350/1100 MHz 350/1200 MHz 1344 MHz
OS Windows 7 HP (x64) Windows 7 Ul (x64)
3DMark11
Size 1280x720 (P) / 1024x600 (E)
Antialiasing None
3DMark Score P562 P1080
E1056 E1788
3DMark Vantage
Size 1280x1024 (P) / 1024x768 (E)
Antialiasing None
3DMark Score P2876 P1647 P4706
E11188 E7643 E17617
3DMark06
Size 1280x1024 1280x768 1280x1024
Antialiasing None
3DMark Score 4,577 3,662 7,896
FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3 Ver 1.00
Resolution Low
Score 6,314 6,303 8,616
メギドベンチ 1.1
画質 通常
Score 4,838 4,799 19,926
タイムリープぶーとべんち Ver 1.00
画面サイズ 1024 x 768
アンチエイリアス 無効
HDR 有効
セルフシャドウ 無効
ソフトフィルタ 有効
被写界深度 有効
バックハイライト 有効
スクリーン フル
モード T&L HAL
Score 44 FPS 39 FPS 80 FPS
ゆめりあベンチマーク Ver 1.2
画質 それなり
Score 36,010 31,884 50,408
Street Fighter IV
サイズ 1280x720x32
スクリーン フル
FPS オン
Score E 7,046 (25.01FPS) E 6,978 (24.18FPS) C 8,452 (41.96FPS)

3DMark Vantage 1.0.2 は UX21E-KX128 では実行できませんでした。 1024x768 以下のサイズでの測定も可能なのですが, 1280x1024 が表示できないと門前払いを食らうのでした。 Vantage がダメだったので無条件で 11 についても測定していないのですが, 11 のパフォーマンスは 1280x720 なので こちらは大丈夫なのかもしれません。 このあとにでもやってみます。 それはともかく, 3DMark06 や タイムリープぶーとべんち, ゆめりあベンチでは それなりに差が生じていますが, 残りについては UX21A (HD4000) と UX21E (HD3000) が殆ど同じスコアとなっています。 1366x768 → 1920x1080 のハンデがあるものの, 少々悲しい結果ですね。 もう少し差が出て欲しかった。 いえ, 体感速度は それなりに上がっているわけですけれど…。 (^^;)

体感は速くなっているもののスコアに殆ど差が見られなかったことから, 3DMark Vantage を除いて GeForce 8700M GTSatellite WXW/78DW にすら大負けしています。 (^^;) >UX21A  個人的には VMware Workstation 8 での体感速度がどうなるか非常に興味のあるところです…といいますか, 死活問題? (笑)  もっとも, Satellite WXW/78DW と同等以上なのは間違いないでしょうから, 何の問題もないはずではあります。 主要組は dynabook Qosmio T851/D8CR で実行するわけで, こちらでは比較的古め (=軽め) の環境を使うことになるわけですから。

 そういえば, 以前から発生していた「3DMark Vantage 1.1.0 を実行する (計測やデモ表示を行おうとする。) とブルースクリーンが発生する」問題ですが, 今回 UX21A も発生していて, その上 3DMark11 でも同じように発生することが判明しました。 いえ, 正式版公開前からライセンスを購入していたくせに, 今回初めて実行してみたのです。 (笑) >3DMark11  あれこれ弄っていたところ, どうにか管理者アカウントでログインするか, 「管理者で実行」を行えば計測できるようになりました。 何が原因なのかは依然として不明ですが, 計測できれば それで良い…ということで。

Jul.23,2012 追記

 3DMark Vantage 1.1.0 では測定可能でしたので, UX21E のスコアを追加で上げておきます。

●Jul.19,2012

Pretty Guardian Sailor Moon...

 昨日帰宅したら, 右画像のコミックが Amazon から届いていました。 懐かしいですね~。 見てのとおり, 新装版のセラムン 1 巻です。 が, 何かが違います。 オリジナルを持っていたクチとしては, 「美少女戦士」でも「Pretty Soldier」でもないと言いたいところですが, それもそのはずで, ジャパン・エキスポ 2012 に合わせて この 7 月から新たに発売されている, フランス語版のセラムンなのでした。 (笑)  先日新作制作のネタが上っていましたが, その話が Twitter で流れていた際に たまたまジャパン・エキスポ 2012 のネタも TL に登場していたので, お遊びで仏 Amazon で「ポチっとな」したのです。 (^^;)  予定より 1 週間ほど早く届いたようですね。

 中身ですが, ストーリー等は変わっていませんが, 英語版同様苦労しているようです。 擬音は英語版コミック以上に割り切っちゃっているようですね。 それはともかく, フランス語になっているのが笑えます。 件の 1 巻では美奈子ちゃんは まだ登場しません。 9 月に発売される 2 巻までお預けです。 (笑)  そういえば, アニメ同様「フランス人が作ったものに違いない」とか思う方が, やっぱりいらっしゃるのかしら? 表紙に作者名は記載されているわけですけれど…。 最終巻まで買うことは ないのですが, R までにするか S までにするか…。 蛍ちゃんが登場するのは 10 巻辺りだった覚えがありますが, 10 巻で覚醒したかしら? (^^;)

海外版でおなじみの警告文は今回も健在です:「Ceci est la dernière page du premier volume de Sailor Moon. Pour lire le dèbut de ce volume, il faut retourner le livre.」 = 「こっちはセラムン 1 巻の最終ページだよ~。 冒頭から読むには本を裏返してね~。」とか書いてあるわけですが, コマやフキダシの読み順を説明している英語版コミックに比べると, 説明不足かな~という気がしないでもないです。 もっとも, 日本のアニメやコミックには米国より詳しそうですから, 簡単な説明で済むのかもしれません。

左が今回のコミック。 右が とある北米向けコミックの裏表紙です。 英語版のほうは「Hey! You're Reading in the Wrong Direction! This is the end of this graphic novel!」 = 「お~い, 読む方向間違ってる~! こっちは巻末だよ~!」と警告した上で読み方が書いてあります。 とっても親切です。 (笑)  とにもかくにも, そういった警告をする必要がある…といった辺りが面白いですね。 前にも書きましたが, 間違える方が多いのでしょうね。

 さて, 内容については簡単に上述しましたが, どんな感じになっているかというと:

こんな感じです。 比較用に, 上でもネタにした北米版『天は赤い河のほとり』 13 巻に ご登場願っています。 (笑)  セラムンのほうが冒頭の「うさぎ~!! 8 時過ぎてるわよ~!!」 「ち~こ~く~す~る~!!」のシーンで, 天河のほうは「あ! 3 隊長!! 聞いてよ!! こいつらったら, かよわい女性を さらおうとしたのよっ!!」 「(か…かよわいって…)」のシーンです。 特にフランス語版辺りは いきなり読もうとすると途方に暮れそうなのですが, 双方とも原作を持っていたクチなので わりと普通に読めます。 「あ~, こんな翻訳になっているのね」とか確かめながら読めるのは, 楽しいですね。

Jul.24,2012 追記

 仏版セラムンにも読み方は載っているのですが先頭ページなのですよね…。 必要のない方の目にも触れてしまうのは若干マイナス点かな~?という気がします。

Sep.28,2012 追記

 仏版セラムンの 2 巻以降では, 読み方の説明が巻末方面へ移動しました。 (笑)

Jan.10,2013 追記

 正月 3 日に 4 巻が発送されています。 (到着は早くて今週末。)  このペースでは, もし最後まで買ったなら 2 年以上掛かることになりますね。 (^^;)

●Jul.18,2012

ASUSTeK ZENBOOK Prime UX21A-K1256...

 3 月に ASUSTeK ZENBOOK UX21E-KX128 を買った私ですが, KX128 でも昨年の冬モデルで, UX21E 全体では秋冬モデルの製品となります。 つまるところ半年近く経っていたわけで, それを反映してか Ultrabook の 2 代目モデルとなる表題の ASUSTeK ZENBOOK Prime UX21A-K1256, UX21A-K3128 が発表され, 今月 12 日には発売もされました。 製品的にはマイナーチェンジですが, チップセットが Ivy Bridge になったりと, PC 的には世代が変わったものとなっています。 もっとも, 巷の注目点は CPU 周りではなくて K1256 の「11.6 インチディスプレーでフル HD (1920x1080。) 表示」でしょうけれど。 (^^;)

そう。 UX21A-K1256 は 11.6 インチにもかかわらず 1920x1080 なフル HD ディスプレー, それもノングレアの IPS LCD を搭載しているのでした。 細かさだけなら iPad (Early 2012)iPhone 4S の Retina 並みです。 実際に 1920x1080 表示させると相当細かい字となりそうですが, 「なんだかんだ言って高解像度は正義」ということで, 注目されるのも解ります。 もちろん, それだけではなく上述のとおり Ivy Bridge 化に伴い GPU が HD4000 と かなりの描画高速化を果たしていたり, 256GB SSD が搭載されていたりと, 他の部分でも魅力的なものになっています。 その分価格に反映して 130k になっていますけれど…。 (^^;)

さすがに 130k ともなると高いことから, KX128 相当となる K3128 も用意されています。 1366x768 な FTN LCD となってしまいますが, こちらなら価格は同じですし Ivy Bridge 化の恩恵は受けられるわけですから, 「1 台めの Ultrabook」としては良さそうです。 さすがに KX128 から買い換えるには少々弱いですね。 (^^;)

 というわけで, 発表時から惹かれていた K1256 が 12 日に発売され, 14 日には Amazon でも いつの間にか販売されていましたので……墜ちてしまいました。 (笑)  なぜか大雨の中福岡からの発送だったので, 15 日夜には微妙に間に合わず, 予定どおり 16 日の朝に届いています。 その 16 日朝ですが, 佐川急便の担当のお兄さんにしては非常に珍しく「玄関前へ起きっぱ」になっていました。 11 時頃玄関のドアを開けて発覚したのですが, そういえば 10 時頃にトラックの音がしたのは覚えています。 ドアを開けた音と呼び出しの声に気づかなかった模様…。 1 時間ほど放置されていたようです。 (笑)

あ, 一つ扉を通って初めてドアなので, 玄関前といっても一応外じゃないです。 「自由に出入り可能」という点では門と大差なくて外みたいなものですけれど…。 それにしても珍しい…。 1/300~1/500 くらいの確率じゃないかしら? 私の自室が玄関の直上なので, お兄さんの思考的には「クーラーの音も聞こえるし, そこにいるよね? 呼んだのも判っているよね? 出てこられないだけだよね? ここに置いておくよ。 受け取りは良きに計らっておくから…」といった感じだったのでしょう。 (笑)  年間 100 回を超えるレベルが 10 年以上も続くと, あらゆる処理が最適化されてしまいます。 (^^;)

 ASUSTeK ZENBOOK Prime UX21A-K1256 のスペックですが, CPU が Core i7-3517U 1.9GHz, 4GB メモリー, GPU が HD4000, 11.6" 1920x1080 IPS LCD, 256GB SSD, サイズが 299x197x17mm, 重さが 1.1kg といった感じです。 筐体サイズが UX21E-KX128 と同じですが, 見掛けも同じで はっきり言って見分けは不可能です…ディスプレーを閉じた状態での ぱっと見では。 (笑)

 何はともあれ まずはフル HD な LCD ですが…。 工場出荷状態では 125% 表示なので, 1366x768 相当の見掛けで表示されます。 これ, 解像度を 1366x768 に下げているわけではありませんので, 気分はプチ Retina です。 15~18 インチ辺りと異なり「異様に大きい」といった違和感は皆無です。 実際 Retina のように使えるわけですが, やはりここは高解像度を…ということで 100% 表示にしてみたところ…。 最近は各種機器で細かい表示に慣らされているからか, 意外と行けました。 (笑)  これならフル HD 表示でも大丈夫でしょう。

お次はキーボード。 巷では「随分改善された」とのレビューが多いのですが, 個人的には「UX21E よりはマシな程度」という印象でした。 個々のキーが安定していないのも, 中心を外すとキーが斜めになって打鍵できないのも同じで, あまり変わっていません。 こちらはガックリです。 LED 表示か何か知りませんが, 打てないのでは意味がないです。 この辺りは MacBook Air を始めとした Apple 製品とは対照的ですね。 そういえば, 今回 UX21A を買ってしまったので, 新型 MacBook Air は お預けとなってしまいました。 年末辺りに堕ちるか, IPS 化に期待して次モデルまで待つか…といった経過を辿りそうです。

 さて, ベンチマークの類いは後日にして, とりあえず WindowsUpdate でのパッチ当てと Norton Internet Security 2012, Office Home and Business 2010 だけはインストールしておきました。 2 コア 4 スレッドとはいえ Ivy Bridge な i7 だけあってパッチ当ては速いです。 そして, 5 秒起動は やっぱり威力が絶大でした。 UX21E の時も思いましたが, パッチ当てに伴う再起動が苦になりません。 これだけ速いと「スリープ復帰 1 秒」辺りでなくとも十分です。 いえ, 使えるわけですけれど。 (笑)  Office 辺りだと, さすがに UX21E との差は殆ど感じられないようですね。

 今回は「軽量薄型フル HD Ultrabook」ということで, ほぼ無条件で堕ちています。 下手をすると最初で最後でしょうから。 次のモデルでは Windows 8 となることが予想されますが, Win 8 では高解像度化は無意味ですから。 もちろん, 今回と同じく Retina もどきとなる 125% 表示目的でのフル HD LCD 使用は考えられますけれど…。

Jul.19,2012 追記

 ASUSTeK ZENBOOK Prime UX21A-K1256 と ZENBOOK UX21E-KX128 を並べると こんな感じになります。 さて, どちらが UX21A でしょう? :

正解は書きません。 (笑)  そうそう。 1 つ書き忘れていたのですが, ASUS も Apple と同じく「周辺機器商法」を行っています。 何かというと「AC アダプター。」  UX21A と UX21E は同じ定格で AC アダプターの本体も同じものが使用されているというのに, ジャックのサイズだけが異なります。 つまり相互利用を行えません。 そして今回も日本国内では公式サイトを含めて AC アダプターのみの販売は行われていません。 (^^;)

Aug.24,2012 追記

 UX21A-K1256 を買ったのを良いことに, UX21E-KX128 を Windows 8 へアップグレードしてしまいました。 難点は ELAN Smart-Pad が正常動作しないことかしら? これが完動すれば意外と使いやすいです。 既存 PC 上での Windows 8 使用については, タッチパッドのマルチタッチへの対応度が, 使用感に大きく影響する感じですね。

Sep.21,2012 追記

 dynabook Qosmio T851/D8CR でのゲスト運用軽減化を行うために, ASUSTeK ZENBOOK UX32VD-R4SSHS を買ってしまいました。 (^^;)  UX21A-K1256 の GPU を GeForce GT 620M へ, 256GB SSD を 500GB HDD + 24GB SSD へ変更したようなスペックの Ultrabook です。

●Jul.11,2012

原道 N70 双撃到着...

 4 日に予約変更して発注した原道 N70 双撃が, 予定どおり月曜に発送され昨日届きました。 いつものごとく午前中に配達されています。 (笑)  今回も一部動画の再生状況を確認することだけを目的としていますので, 基本的に ATOK, Quadrant, NicoRo Triα, MX 動画プレーヤー辺りのインストールだけを行っています。 3D ゲームをプレーするわけではありませんので, 描画速度は ainol NOVO7 Aurora くらい出ていれば十分なのです。 とはいうものの, その後『FF III』等も お遊びで試していますけれど…。

 N70 ですが, CPU が Cortex-A9 デュアルコアの RK3066 1.5GHz, GPU が 4 コアの Mali-400 MP4, メモリーが 1GB, 内蔵ストレージが 16GB, ディスプレーが 1024x600 静電式 5 点タッチ IPS LCD, OS が 4.0.4, 筐体が 190x116x11mm で 314g, バッテリー容量が 3.7V 3700mAh といった感じになっていて, SOC の違いを除けば, この春以降の IPS 液晶搭載 7 インチタブレットの平均的な仕様となっています。 314g ということで Aurora くらいの軽さなのですが, 体感は NOVO7 Aurora II よりも重いです。 といいますか, 本当に 314g なのかしら? (^^;)

原道ということで, この N70 も micro-SD カードスロット等はカバー付きなのですが, N70 は特に その辺りが最悪ですね。 カバーと本体を繋ぐ部品が micro-SD カードと同じ空間を占めているというアホな仕様…。 よくもまあ, こんなカードの出し入れしづらい構造にしたものだ…と言いたいです。 やっぱり, 原道の製品は性に合いません…重いわ分厚いわ変な構造だわ…。 (^^;)  HYUNDAI A7HD と同じように筐体の縁を薄くしてあるのですが, A7HD と異なり こちらは厚さを際立たせてしまっています…「本当に 10.9mm なの? NOVO7 Elf 以上に厚く思えるのだけど?」といった感じです。

 アプリはフルマーケット化が行われていて, 表示されるアプリの欠けも見当たらないようです。 Aurora (II 含む) や A7HD 辺りと同じです。 その方面は気にしなくとも良いでしょう。 動画方面は…残念な結果でした。 「ミクミクベンチマーク」は Lv 6.5 (1680x1050 60FPS。) 以上が全滅ですし, 「マリエルさんベンチ」でも Lv 30 辺りは再生不可です。 レア様辺りもダメでしたし…。 2 コアの Mali-400 MP2 を搭載している Aurora II より わけが悪いです。 Mali-400 はコア数が増えれば増えるほど, 再生可能な動画の形式が減るようですね。 これでは描画自体が速くとも意味なしです。

 さて, Quadrant のスコアを上げておきます。

Quadrant Advanced 2.1 a28d1fa
Tablet
Model 原道 N70 双撃 SmartQ S7 NOVO7 Aurora II REGZA Tablet AT570/36F
OS Version
SDK 4.0.4 4.0.4 4.0.3 4.0.3
OS 3.0.8+ 3.0.21+ 3.0.8 2.6.39.4
CPU
Model Rockchip RK3066 TI OMAP4430 Amlogic8726-M6 NVIDIA Tegra 3
Cores 2 2 2 4
Clock (cur.) 1608MHz 800MHz 1200MHz 1200MHz
Clock (min) 252MHz 300MHz 48MHz 51MHz
Clock (max) 1608MHz 1200MHz 1320MHz 1300MHz
Memory
Memory 911676kB 720220kB 905596kB 993500kB
Inactive 190676kB 159524kB 87156kB 266932kB
GPU
Model Mali-400 MP4 PowerVR SGX 540 Mali-400 MP2 ULP GeForce
OpenGL ES 2.0 ES 2.0 ES 2.0 ES 2.0
Resolution 1024x600 1024x600 1024x600 1280x800
Rates 62.34Hz 68Hz 50Hz 60.02Hz
Score
Total 4557 2728 4334 4035
CPU 7851 5074 7437 10839
Mem 4633 2571 3531 2750
I/O 6679 2785 7123 3128
2D 1159 1000 1070 1000
3D 2462 2210 2507 2458

基本的に Amlogic8726-M6 と同じ傾向を示していて, 爆速 I/O が全体のスコアを押し上げています。 描画が 4 コアだけあって体感でも Amlogic8726-M6 より速いのに対して, CPU の計算速度は反対に Amlogic8726-M6 より低くなっています。 スコアでは上になっていますが, これは Amlogic8726-M6 機の初期値では最大クロックが抑え気味になっているからに過ぎません。 パフォーマンス設定にすると, 例えば Aurora II では 8200 くらいになります。 重めの 3D ゲームでもプレーするのでなければ, 一番の懸案事項は再生可能な動画の形式でしょうか? ミクミクベンチやマリエルさんベンチはともかく, レア様辺りすら再生できないようでは動画用としては使えません。

 機種にもよるのは当然ですが, 個人的には RK3066 (原道 N70) は Amlogic8726-M6 (NOVO7 Aurora II) と変わらない印象でした。 描画が若干速い…といった程度で, それで再生可能な動画形式が減るくらいなら Aurora II のほうが良いです。 重めの 3D ゲームをプレーするのであれば別でしょうけれど…。 ともあれ, 再生可能な動画が同じレベルであるのなら, REGZA Tablet AT570/36F を使えば事は済みそうです。 必要なら動画再生には Aurora を使えば良いですし。 どうしても一本化が必要なら, ASUS Eee Pad TF201-GD64D に登場願えば問題は解決。 (^^;)

 ここまでの結果論としては, 最初期組に近い NOVO7 Aurora と TF201-GD64D 以降に買った 10 台以上のタブレットは全てハズレでした。 極論としては「買う必要がなかった」ということになりそうです。 例外は NOVO7 Aurora 16GBU・ZONE F5 豪華版 でしょうか?  Aurora は職場用として使えますし (今は A7HD を使っていますが。), F5 は 5 インチ系としては一番使い勝手がありますから。

 教訓:動画主体なら Android 4.0.3 v0.9 以降の載った Allwinner A10 機を使え!!  アニメ配信程度の動画で十分なら Tegra 3 機にしておけ!!

Sep.21,2012 追記

 Tegra 3 の能力的には TF201-GD64D くらいには動画形式へ対応しているようです。 MX 動画プレイヤーを 1.7 へ上げたところ, TF201 についてはミクベンチが Lv. 8 までの再生に止まってしまったものの, AT570/36F については TF201 と同じレベルでの対応度に向上しました。 どうやら「ソフトしだい」のようです。 ともあれ, これで Tegra 3 機以外を わざわざ手に入れる必要性がなくなりました。 フルHD タブレットについても TF700T で事足りそうです。

●Jul.09,2012

原道 N70 双撃発注...

 先日から「RK3066 搭載の 7 インチタブレットが出ない~。 出たら買う~」と何度か書いていたのですが, 出るような噂が聞こえてきたり海外で発売されたりするだけで, 一向に国内で販売される気配がありませんでした。 私はといえば, 元々 iPhone / iPad 使いということで 10 インチな iPad を iPad (Early 2012) 32GB, iPad 2 32GB, iPad 2 16GB と 3 台持っていますし, Android でも ASUS Eee Pad TF201-GD64D がありますから, 10 インチは お腹一杯状態なのでした。 (^^;)

とはいうものの, 「RK3066 機は やはり試してみねば…」と この 2 日に Cube U30GT を予約しています。 …が, その直後の 3 日に 7 インチの原道 N70 双撃の予約が開始されました。 U30GT が下手をすると 2・3 日中に発送されそうな上に, N70 は次の月曜に入荷予定ということで, もう大急ぎで (大して急いでいない。 ^^;) 予約変更です。 というわけで, 無事 4 日に変更予約が確定しました。

 原道 N70 双撃 ですが, CPU が Cortex-A9 デュアルコアの RK3066 1.5GHz, GPU が 4 コアの Mali-400 MP4, メモリーが 1GB, 内蔵ストレージが 16GB, ディスプレーが 1024x600 静電式 5 点タッチ IPS LCD, OS が 4.0.4, 筐体が 190x116x11mm で 314g, バッテリー容量が 3.7V 3700mAh といった感じになっています。 原道シリーズは総じて厚めの筐体なのですが, 原道 N50 が重いのに対して N70 は比較的軽いようですね。 厚い分だけ重く感じそうですけれど…。 (^^;)  その辺りを含めて SOC の違いを除けば, この春以降の IPS 液晶搭載 7 インチタブレットの平均的な仕様となっています。

一般的な仕様はともかく, 個人的には Mali-400 MP4 の描画速度や動画形式への対応度が非常に気になります…特に後者が, …といいますか後者「のみ」が!! (笑)  いえ, どれだけ描画速度が高くとも, 個人的に対応度が ainol NOVO7 Aurora や TF201 並みでないと意味がないのです。 理由は簡単で, Aurora と TF201 は手持ちですし, 動画方面を除けば REGZA Tablet AT570/36F で事足りてしまうからです。 NOVO7 Aurora IINOVO7 Burning (こちらは予定。) も あるわけですし…。 3D ゲームをするわけではないので, 描画速度自体は Aurora 程度で十分ですね。

というわけで, お遊びで SmartQ S7 に『FF III』を入れてみましたが…荒い上に重かったです。 (^^;)  あ, 比較対象は iPad 2 です。 S7 は CPU が そんなに速くないので, このあと Aurora II や AT570 でも試してみましょう。

Jul.10,2012 追記

 より能力の高いほうで試しても…というわけで, U・ZONE F5 で『FF III』を試してみたところ, 重いながらも普通にプレーが可能でした。 CPU が非力なだけに S7 と遜色なかったのは意外…。 (^^;)

●Jul.06,2012

U・ZONE F5 豪華版到着...

 私は 5 インチの Android タブレットを 2 台持っているのですが, ONDA VX580W原道 N50 共に TN 系の液晶だったりして, 決定版の座には納まっていません。 とはいうものの, 5 インチは主力ではありませんから, 特段買い換え等は考えていませんでした。 が, GPS や Bluetooth も使え, IPS 液晶やデュアルカメラまで搭載して比較的低価格…というタブレット…といいますかスマートフォンが最近になって登場しました。 それが表題の U・ZONE F5 豪華版です。 運が良ければ SIM までも使える可能性が…ということで先月 27 日に墜ちてしまい, それが今月 4 日に届いています。 (笑)

 U・ZONE F5 豪華版ですが, CPU が MTK6573 650MHz, GPU が PowerVR SGX 531 350MHz, メモリーが 512MB, 内蔵ストレージが 512MB, ディスプレーが 480x800 静電式 5 点タッチ IPS LCD, OS が 2.3.7, 筐体が 141.5x79x11mm で 200g, バッテリー容量が 2200mAh といった感じになっています。 バッテリー持続時間至上主義なので CPU は非力ですが, とにかく保ちます。 10 時間くらいは楽勝です。 (^^;)  その CPU も非力ではありますが, 動画を除けば意外と問題なく使えるレベルに収まっています。 Web ブラウジングや Twitter (twicca 等。) は v0.9 未満の 4.0.3 が適用された NOVO7 Aurora 辺りより遙かに快適ですし, ゲームも普通に動作します。 (v0.9 未満の Aurora では実質実行不可。)

ただ, 動画は さすがに苦しくて, 殆どの動画で HW 再生が行えませんし, ソフトウエア再生もカクカクです。 Flash Player がインストールできないこともあって, MX 動画プレーヤーのソフトウエア再生で何とか…といったレベルです。 動画については諦めたほうが良いでしょう。 アプリ自体は, こと赤札天国で販売しているものについてはフルマーケット化が行われていて, twicca 等もインストールが可能です。 twitcle などインストールできないアプリも存在するのは仕方がないですね。

 F5 豪華版で問題となりそうなのは 512MB の内蔵ストレージですが, 外部ストレージと排他的に認識するクチですので, ある程度の容量をもった micro-SD を挿しておけば, サイズの問題は ほぼ解消が可能です。 ただし, メモリーのほうも 512MB しかなくて, さらに空きが 200MB 程度しかないところから始まりますから, あまり多くのアプリはインストールできません。 もっとも, 大型アプリをバンバン入れるような機種ではありませんから, 大きな問題とはならないでしょうけれど。

GPS や Bluetooth については普通に使えました。 そして懸案事項の SIM ですが…, 少なくとも FOMA, WILLCOM CORE 3G, SB, b-mobile といった辺りの SIM については敗北しました。 巷の情報どおり国内の SIM は使えないようです。 2 スロットあるだけに残念…。 (笑)

 さて, Quadrant のスコアを上げておきます。

Quadrant Advanced 2.1 a28d1fa
Tablet
Model U・ZONE F5 豪華版 NOVO7 Elf NOVO7 Aurora 16GB NOVO7 Mars
OS Version
SDK 2.3.7 4.0.3 4.0.3 4.0.3
OS 2.6.35.7 3.0.8+ 3.0.8 3.0.8
CPU
Model MTK6573 Allwinner A10 Allwinner A10 Amlogic8726-M3L
Cores 1 1 1 1
Clock (cur.) - 1008MHz 1008MHz 500MHz
Clock (min) - 60MHz 60MHz 100MHz
Clock (max) 650MHz 1008MHz 1008MHz 1000MHz
Memory
Memory 455360kB 850248kB 833820kB 923240kB
Inactive 84288kB 170376kB 142856kB 82728kB
GPU
Model PowerVR SGX 531 Mali-400 MP Mali-400 MP Mali-400 MP
OpenGL ES 2.0 ES 2.0 ES 2.0 ES 2.0
Resolution 480x800 1024x600 1024x600 1024x600
Rates 68Hz 52.85Hz 46.98Hz 50Hz
Score
Total 773 1470 1696 2000
CPU 645 1394 1426 1954
Mem 1067 1318 1344 2018
I/O 592 3211 3475 3482
2D 179 156 817 909
3D 1389 1273 1417 1639

MTK6573 は低クロックということもあって非力ですので, 見てのとおり CPU のスコアが Allwinner A10 の半分未満となっています。 実際非力で もたつくことも多いのですが, 数値から想像するほど酷くはなくて意外と普通に使えます。 スクロール等も全く問題なくて下手をすると NOVO7 Aurora よりもマシなくらいです。 少なくとも, 参考までに上げてある Android 4.0.3 v0.9 未満が適用された NOVO7 Elf (Aurora 等でも…といいますか Allwinner A10 機全般で同じ。) よりは遙かに快適で, Elf では重くて実質実行できないゲーム方面も F5 なら大丈夫です。

 動画だけは諦める必要はありますが, その他については意外と普通に使えますし, GPS や Bluetooth, デュアルカメラが使え, 何より IPS 液晶の威力は やはり絶大…というわけで, 5 インチタブレットとしてはお勧めできる機種だと思います。

Olasonic TW-S7 購入...

 先月の話なのですが…今更ながら Olasonic TW-S7 に墜ちました。 いえ, 私は DynaBook 使いということで, DynaBook DB65P/4RC を使っていた頃以降については, 下手な外付けスピーカーよりも内蔵のほうがマシ…という状況に浸り続けていたわけですが, それが前作 Satellite WXW/78DW で陰りを見せ, dynabook Qosmio T851/D8CR に至って ついに「巷と同じ おもちゃ音」となってしまいました。 それでも 5+1ch 対応の旧ドライバーを使用することで抗い続けていたのですが, やはり無理なものは無理…ということで, 10 ヶ月で ついに外付けスピーカーの軍門へ下ることに…。 (笑)

「音よりも取り回しじゃぁ~!!」というわけで頭から USB バスパワー系のスピーカーを選択するつもりでしたので, ほぼ何も考えることなく TW-S7 を選択するに至っています。 ええ, 下手に悩むくらいなら これを選んでおけば間違いがありませんので。 (^^;)  が, そこには「中華クオリティー」という落とし穴が…。 なんと左スピーカーがビビリまくりで まともに音を鳴らせる状況ではなかったのです。 エッジの固定が上手く行われていない模様…ということで, とりあえずテープを使って「どんな固定具合が一番良いかしら?」と試していたところ, 原因が判明しました。

 実は TW-S7 はスピーカーのエッジ (のさらに外側) を前後の筐体で挟んで押さえる構造になっています。 真ん中に走っている銀色のリングの内側に隙間が出来ていて, そこにエッジが潜り込むようになっているわけです。 が, 本来潜り込んでいるはずのエッジが, 一部分だけ外れていたのです。 (といいますか全体が位置ズレを起こしている。)  そりゃ固定されていなければビビリ…といいますか振動しまくりで音なんて鳴らせようはずがありませんね。 (^^;)

本来なら筐体をバラして組み立て直したいところだったのですが, 下手にバラそうとすると悪化しそうな気もしましたので, とりあえずマイナスドライバーを使ってエッジをスペースへ潜り込ませることで応急処置を行いました。 ちゃんと右と同じように鳴っているので問題はなさそうです。 …まだまだ製品チェックが甘いな。 (笑) >東和電子

 音は巷の情報どおり良い感じですね。 6cm のコーン型でしかありませんから, 音量的には勝てませんが, 下手なラジカセ辺りよりはマシな音を出してくれています。 ただ, USB 経由ということで, サウンドデバイス本来の諸々の機能をパススルーしてしまいますから, 環境 (サウンドカードや OS 等。) の影響を受けやすいのが難点といえそうです。 手元の環境では, 100Hz を切る重低音が強いのに対して, 100~200Hz の中低音が弱い印象を受けます。 周波数を指定しての調整を行えたら良かったのですが, 手元のドライバーでは無理なのでした。 (T_T)

 DynaBook G7/X19PDEW や Satellite WXW/78DW (後者は若干不安が。) ならともかく, こと Qosmio T851/D8CR を使う限りにおいては もはや内蔵スピーカーへは戻れなさそうです。 (^^;)  ちなみに一番のお気に入りは DynaBook A2/X85PMC の頃の「YMF-754R 等 DS-XG なサウンドチップを使用したウーファー付きモデル」です。 S-YXG 100Plus のサブセットといえそうな機能をチップとドライバーレベルで搭載した MIDI が本当に良かったのですよね。 音も こちらも下手なラジカセよりも良かったですし。

 さらに脱線…。 ラジカセといえば, 自室には今でも Panasonic RX-DT707 が転がっています。 ええ, バブルラジカセ後期の有名どころです。 (笑)  「今でも」と書きましたが, CD ラジカセとしては最後なのですよね。 これよりあとは MD ラジカセを一度買っただけで, そちらは母親がたまに使っています。 (MD ではなくて CD 用。)  テクノボイスやスペアナはないけれど, テクノサラウンドは可能だしグライコも装備…, ということで 707 のほうにした覚えがあります。 いや, FLAT にすることが多かったわけですけれど。 (^^;)

2 way タイプなのですが, 「1 way のフルレンジスピーカーに 3 way システムのスコーカーを追加」といった趣なので, 相対的に重低音が弱くて少々籠もった印象を受ける音になっています。 「低音 + 中低音」といったイメージかしら? それはともかく, ツイーター装備でないものの高音が弱いわけではありませんし, 当時のラジカセとして決して悪い部類ではありませんでしたから, 今でも わりと好んで使っています。 そういえば発売された頃に買っていますから, 20 年以上になるのかしら? (笑)

RX-DT707 よりあとは基本的にポータブルなものへ移ってしまった気がします。 …って, D-99 (初の 1 bit DAC 搭載がウリ。) や D-303 (光デジタル OUT 付き。) 辺りを買ったりしていますから, 「よりあと」じゃないですね。 そういえば, RX-DT707 を買った頃はすでに MZ-1 を予約済でした。 (笑) >前にも書きましたが発売の 1 年前に予約

Sep.28,2012 追記

 能力はそのままに より小型化した TW-S5 が登場しました。 比較用としても予備用としても, これは買わないとダメですね。 ええ, 買わせて頂きます。 (笑)

●Jul.02,2012

Android タブレット (7 インチ) のスコア比較...

 ここのところ仮想 PC 方面にも Windows 8 方面にも大きな動きがないので, Android ネタばかりになっていますけれど…。 え? Diablo III? 忠誠度が II ほど高くないので, ネタにできるほど進めていないのです。 (笑) >未だに最初のキャラがナイトメアの Act II

 1 月下旬以降 16 台買って 2 台が発注済となっている Android タブレットですが, 初期の最廉価非力・特殊組は別として, しばらく続いていた Allwinner A10 時代も幕を下ろし, 今では その後継となる機種へ主力が移りつつあります。 あまり冒険をしていないこともあって, 巷でも比較の対象として話題に上っている機種 (といいますか CPU。) ばかりなので, 参考までに Quadrant のスコアを並べてあげておきます。 購入対象が 7 インチなので, RK3066 や Snapdragon S4 機の存在しない辺りは許して下さい。 出ていれば堕ちています。 (笑)

Jul.9,2012 部分追記

 「出ていれば」とか書いていたら, 金曜に RK3066 搭載の原道 N70 双撃が予約開始されたので即墜ちしてしまいました。 (笑)  私が望んでいるのはただ一つ:「NOVO7 Aurora や ASUS Eee Pad TF201-GD64D 並みに動画形式を扱える, マルチコアの 7 インチタブレット」です。

Quadrant Advanced 2.1 a28d1fa
Tablet
Model NOVO7 Aurora 16GB SmartQ S7 NOVO7 Aurora II REGZA Tablet AT570/36F
OS Version
SDK 4.0.3 4.0.4 4.0.3 4.0.3
OS 3.0.8 3.0.21+ 3.0.8 2.6.39.4
CPU
Model Allwinner A10 TI OMAP4430 Amlogic8726-M6 NVIDIA Tegra 3
Cores 1 2 2 4
Clock (cur.) 1008MHz 800MHz 1200MHz 1200MHz
Clock (min) 60MHz 300MHz 48MHz 51MHz
Clock (max) 1008MHz 1200MHz 1320MHz 1300MHz
Memory
Memory 833820kB 720220kB 905596kB 993500kB
Inactive 142856kB 159524kB 87156kB 266932kB
GPU
Model Mali-400 MP PowerVR SGX 540 Mali-400 MP2 ULP GeForce
OpenGL ES 2.0 ES 2.0 ES 2.0 ES 2.0
Resolution 1024x600 1024x600 1024x600 1280x800
Rates 46.98Hz 68Hz 50Hz 60.02Hz
Score
Total 1696 2728 4334 4035
CPU 1426 5074 7437 10839
Mem 1344 2571 3531 2750
I/O 3475 2785 7123 3128
2D 817 1000 1070 1000
3D 1417 2210 2507 2458

最初に断っておきますが, ainol NOVO7 Aurora II についてはスコアが突出しているだけで, 体感的には 3700 くらいが妥当のような気がします。 Amlogic8726-M6 機の中でも Aurora II の I/O のスコアは異常に高いので…。 それはともかく, 巷では NOVO7 Aurora II の対抗馬とも言われることのある SmartQ S7 ですが, 「CPU が弱い代わりに GPU が強い」という形でバランスがとれている感じです。 現実問題としては そのような能力の差よりも「内蔵ストレージが 4GB」という時点で S7 は終わってしまっています。 さらに再生可能な動画の制限も強いですし…。 で, Aurora II のほうが安いと。 (^^;)

全体的には, マルチコアだけあって NOVO7 Aurora 16GB に対して残りの 3 つはランクが上の体感速度となっています。 が, この 4 つに限っていえば, 動画に関してだけは 3 つとも Aurora に負けています。 なので, 動画が主体の使用で Allwinner A10 機からの買い換えを狙っている方については, 双方で実際に試してみてから旧機種を手放すようにしたほうが良いと思います。 (^^;)  なお, Quadrant の 2D のスコアが 300 未満…という方でファームウエアの更新を行わない方については, 試すまでもないです。 (^^;)

 そういえば, ASUS の ME370T と同列にくるであろう Google タブレットが いよいよ登場しましたが, 「外部ストレージ使用不可」というのが本当なら, 16GB モデル ($249。) を買ったところで動画主体として使うのは辛いでしょうね。 常に高速回線を使用できるのであれば大丈夫なのかもしれませんけれど。 私はといえば, ME370T が外部ストレージに対応してくれると信じて, そちらを待っています。 ただ, 「動画について ASUS Eee Pad TF201-GD64D と同レベルの再生が可能」という条件付きです。 あ, 速度ではなくて対応形式のほうです。 これが満たされない限りは REGZA Tablet AT570/36F で全て事足りますので。

それにしても「$250 では高すぎてダメ」ということで一旦白紙になった ME370T の発売ですが, それと同じ価格で Google タブレットのほうは出るのね…。 (笑)

 あ, そうそう。 S7 ですが, フルマーケット化は行えて Aurora II とほぼ同じ面々が Google Play にリストされるようになったのですが, なぜか twicca だけは表示されていません。 Android 4.0.4 だからなのか, OMAP4430 だからなのか, 合わせ技なのか…。 twitcle が表示されて twicca が表示されない…なんてこともあるのね。 (^^;)

 さて, 個々の機種での比較をしても仕方がないので, S7 のように「1 台しか持っていない」ものもありますが, 自身が各 SOC で気になった点を書いてみたいと思います。 詳しくは, それぞれの機種を買った際の記事を参照。

 まずは Allwinner A10 機です。 この SOC で問題となるのは その登場時期です。 早いものでは昨年の冬前には登場していた…ということで, Android 2.3 だったり 4.0 でも v0.9 未満の比較的古い版が適用されている機種が多いわけですが, それらでは 2D のアクセラレーターが機能しません。 Quadrant 辺りで 2D アクセラレーターをオンにしてあっても 2D のスコアが 300 未満だったりするのが このクチです。 中画質の動画すら再生が苦しかったり, ゲーム辺りには使い物にならなかったりと かなり残念な状況に陥りますので, 可能なら v0.9 以降の Android 4.0.3 へファームウエアを更新しましょう。 それがダメなら あっさり買い換えるのが幸せへの道だと思います。

あと, シングルコアという点を抜きにしても, 意外と Web ブラウジング辺りに弱かったりして, Opera 以外のブラウザーでは Web サーフィンすら辛かったりします。 あと, NOVO7 機で特に顕著なのですが, キーの取りこぼしや入力・表示遅延が ちょくちょく発生します。

反対に, わりと動画再生ソフトとの相性が良くて, 下手な最新機種より多くの動画を何の問題もなく再生できます。 Allwinner Essential 辺りを使用して どの機種でも簡単に日本語化・フルマーケット化を行えたりもしますから, 世代交代した今でもバカにしたものではないです。 上でも書きましたが, 動画主体なら残しておく価値は十分あると思います。 もちろん, 新機種で何の問題もなく使えているのなら話は別ですけれどね。

 次に OMAP4430 機ですが, これは S7 しか持っていないので S7 単独の問題かもしれません。 まずは NOVO7 Aurora とは一線を画すとはいえ, CPU の単純な計算速度に関しては Aurora II 並みを期待しすぎると泣きを見ます。 Allwinner A10 と Amlogic8726-M6 の中間…といった辺りの速度でしか ありません。 「それで何か問題があるの?」といった程度の問題ですけれどね。 計算速度が重要な場合には考慮する必要がある…ということで。 それと, 再生可能な動画の形式が一番少ない部類でもあります。 必然的に SW 再生の頻度が高くなるわけですが, そうなると CPU の速度が影響してきます。

 次に Amlogic8726-M6 機ですが, この SOC 最大の難点は「数秒毎の定期的なプチフリーズ」です。 Ramos W17 Pro, NOVO7 Mars, NOVO7 Elf II, NOVO7 Aurora II の 4 台全てで発生していますので, Amlogic8726-MX についたものでしょう。 (^^;)  普段は あまり気にならないと思いますが, 動画再生中辺りは確実に「動画が一瞬止まる」という現象として表面化しますので, かなり痛い不具合のような気がします。 あと, この SOC の GPU は Allwinner A10 と同じ Mali-400 のデュアルコアなのですが, 再生可能な動画形式は こちらのほうが少なくて制限が強いものになっています。 恐らくマルチコア化が影響しているのでしょう。 あ, 速度自体は速くなっていますよ, 念のため。

 最後に Tegra 3 機です。 クアッドコアということもあって, Tegra 2 と異なり計算・描画共に不満のないレベルとなっています。 何かあるとすれば I/O の速度が遅いのと, 機種によっては再生可能な動画形式に制限が生じる点ですね。 これまでは高価格なものばかりでしたが, 20k 程度で買えるものも出てきつつありますから, それらについては「買い」だと思います。 RK3066 や Snapdragon S4 といった「より速そう」な SOC も登場していますが, 「実際の製品として出てナンボ」なので…。 RK3066 は 10 インチ機なら普通に登場していますが, 10 インチは TF201 で お腹いっぱいなのです。 (^^;) >元々が iPad 使いで 3 台所持

 今年前半は Allwinner A10 の天下…みたいなところが ありましたけれど, 今年後半は色々な SOC が出てきそうですね。 悩ましくも楽しい状況と言えそうです。 (笑)

Sep.21,2012 追記

 Tegra 3 の能力的には TF201-GD64D くらいには動画形式へ対応しているようです。 MX 動画プレイヤーを 1.7 へ上げたところ, TF201 についてはミクベンチが Lv. 8 までの再生に止まってしまったものの, AT570/36F については TF201 と同じレベルでの対応度に向上しました。 どうやら「ソフトしだい」のようです。 ともあれ, これで Tegra 3 機以外を わざわざ手に入れる必要性がなくなりました。 フルHD タブレットについても TF700T で事足りそうです。