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今日の出来事 (Jan, 2018)

●Jan.30,2018

Kindle on Android 4.3 in Lenovo Miix 2 8 (Windows 10 1709)...

 たまたまなのですが, 同じネタが続きます。 (^^;)

 一つ前の「その後の Kindle on Android 4.3 in Lenovo Miix 2 8 と『吸血姫美夕』...」の記事を含めて何度か書いているように, 私は Lenovo Miix 2 8 (64GB モデル) を Android 版 Kindle 専用機として使っています。 元々は普通の Windows 8.1 タブレットとして買ったわけですが, 意外と薄くて軽い Miix 2 8 だったので, 「重くて厚いものが多い (手持ちの) Android タブレットよりも便利に使えるんじゃない?」ということで, 紆余曲折を経て Genymotion 2.3 + VirtualBox 4.3.12 のゲスト Android 4.3 (Jelly Bean) 環境で Kindle を使うようになったものです。 件の記事で書いたとおり今は VirtualBox 4.3.40 になっているわけですが, ホストのスリープ・復帰などでの安定性は 4.3.12 に軍配が上がるようです。

 実は, 私は その Miix 2 8 とは別に, もう 1 台 Lenovo Miix 2 8 (32GB モデル) を持っていたりします。 2015 年 7 月末に Windows 10 1507 が登場したわけですが, ご存じのように Windows 10 は過去の版との互換性問題が激しく, それまで使っていたソフトがアップグレード後も使えるとは限りません。 そこで, 同じ年の 8 月に「Windows 10 化した Miix 2 8 上で それまでと同様 Android 版 Kindle 環境を構築できるか?」を試すために買ったのが, Miix 2 8 (32GB モデル) というわけです。 (実験用なのでケチって 32GB モデルを選択したわけですが, これは大きな失敗でした。 ^^;)

それはともかく, 早速 Windows 10 アップグレードから始めたのですが, その最初のアップグレードで いきなり BroadCom チップが認識されなくなり WiFi を使えなくなるわ, 手持ちのタブレットから親戚筋な BroadCom チップ用のドライバーを引っ張ってきて復旧を図れども, それが影響してネットワークドライバーの導入に失敗してロールアップされてしまい VirtualBox がインストールすら出来なくなるわ…と, 結果は散々でした。 その後 Windows 10 が順次 1703 へ上がり VirtualBox も 5.1 まで上がりはしたものの, VirtualBox をインストールできない事態に変わりなく, 2 年以上経った最近では半ば諦めていたところです。

 …といった状況にあった 29 日。 ちょうど上述の記事にあるとおり 64GB モデルの Kindle 環境を再構築したついで…というわけではありませんが, 久々に Windows 10 な 32GB モデルのほうを試してみることにしました。 Windows 10 1703 への VirtualBox 5.1 インストールは変わらず無理だったわけですが, Windows が 1709 へ上がり VirtualBox も 5.2 へと上がっていますので, 比較的変化が大きいと言えそうな状況だったからです。

早速最新の VirtualBox 5.2.6 を落としてインストールを敢行したところ…そのまま終了しました。 ただ, ネットワークドライバーの導入に 2 分以上掛かっていますので, ロールバックに至らなかっただけでドライバー自体は導入に失敗していそうです。 それはともかくインストール自体は出来たわけなので, それまでと比べれば大きな前進です。 ドライバー方面の導入だけなら いくらでも足掻きようがありますので…。 とりあえず確認は後に回して Genymotion もインストールしておきます:

版が進むごとに足かせが重くなり Google Play アプリの導入が難しくなる…ということで, Genymotion は これまでと同様 2.3 を使用しています。 経験則的に一番安定していそうなのも大きな理由ではあります。 ゲストイメージは, 中上画像のとおり, これまたキャッシュに残っていた「Google Nexus 7 - 4.3 - API 18 - 800x1280」を選択します。 現在公開されているイメージを使用するなら, 恐らく Genymotion 2.11.0 が必要となるでしょう。 最近は基本的にソフトとイメージの版を合わせないとゲストが起動しませんので…。

イメージを選択してゲスト環境が構築されたら, 右上画像のように「Genymotion 2.1 ゲストのプチ高速化 on Lenovo Miix 2 8...」の記事で書いた高速化の一つとして, 「Processor(s)」を 2…つまりデュアルコア設定にしておきます。 あと, ホストが 2GB しか RAM を詰んでいませんので, ゲストのメモリー容量をホストの 50% 未満となる 768MB に設定しておきます。 (そうしないと毎回警告が表示される。)

 さて, 次は懸案の VirtualBox です。 起動すると…ああ, やっぱり「ホストオンリーアダプター (VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter)が~」と怒られます。 試しに起動してログをとってみると, 予想どおり「デバイスのコンポーネントが見つからない」―つまりドライバーファイルが見つからない―と言っています。 …となれば, 最初にやるのは お決まりの手順…「当該デバイスのドライバー更新」です。 早速実行すると, なぜかインターネット上まで探しに行った上で怒られることなく終了しました。 ネット上から引っ張ってきたのかどうかは不明ですが, 怒られなかったということはドライバーが導入されたに他なりませんので, 結果オーライです:

再度 VirtualBox を立ち上げて (ゲストの) ネットワークを確かめてみると, 左上画像のとおり, 先ほどは何も登録されていなかったのが, 今回は ちゃんと「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter」が登録されています。 どうやら, 最大且つ唯一の問題だった障害は取り除かれたようです。 ソフト類の版を これ以上弄らないようにしないと…。 (笑)

ネットワークの確認が終了したので, Genymotion で行った高速化等の設定を こちら (VirtualBox) でも行っておきます。 まずは中上画像のとおり, メインメモリーを 768MB にして, 複数コアを使えるように「I/O APIC を有効化」にチェックを入れておきます。 続けて右上画像のとおり, プロセッサー数を 2 にしておきます。 あとは構築されたままの設定で問題ありません。

 ここまで来れば あと一息です。 Genymotion から Android 4.3 ゲストを立ち上げ, 基本的な動作確認を兼ねてタイムゾーンや言語, Google アカウントなど初期設定を行います。

それが終わったら, まずは Genymotion-ARM-Translation_v1.1.zip を当該ゲストへドロップします。 ARM のコードを x86 のコードにプリコンパイルして実行するためのモジュールで, これがないと ARM 版アプリは実行できません。 もちろん, これを使っても実行できないアプリ等は残るわけですが, 兎にも角にも これを入れないことには Google Play アプリ自体が使えませんので…。

続けて gapps-jb-20130813-signed.zip をゲストへドロップします。 こちらが Google Play アプリのパッケージで, これは Jelly Bean 4.3 用のファイルです。 Android の版ごとに専用のファイルが必要となりますので, 適宜入手の上適用することになります。 こちらは適用までに かなり時間を要し, さらに再起動が何回か必要となるかもしれません。 その上「適用に失敗しました」とか (英語で) 怒られたりするかもしれませんが, 適用自体は成功していることが多いです。 それでもダメなら…3・4 回も試すと成功することが多いです。 10 回やってダメなら…さすがに その組み合わせ (環境) ではダメということなので, 別のパターンで挑戦しましょう。

 順次適用が終わったら再起動しておきます。 結果は…:

左上画像のとおり, 無事 Google Play アプリを使えるようになりました。 ここまで来れば その辺の Android 機と同じですので, 右上画像のように, 目的のブツである Kindle, 二段階認証の際を筆頭としてインターネットが必要となった場合の Chrome, そして日本語入力用に ATOK を順次インストールします。 それが終わったら, (Android の) 開発者オプション設定画面を呼び出して GPU レンダリングの有効化を行っておきます。 「HW オーバーレイを無効」は お好みで。 自身の環境では設定しても無駄だったのですが, 環境によっては機能するかもしれません。 機能すれば高速化に繋がります。

 最後に Kindle アプリの設定と動作確認です:

初回起動時にアカウントの設定を行うと, クラウド方面の情報読み込みが始まります。 これには少々時間を要します。 それが終わったらコンテンツのダウンロードです。 生け贄として選んだのは『なでしこドレミソラ』 3 巻, ホストが Windows 10 だからなのか VirtualBox 5.2.6 だからなのかは判りませんが, 4G 回線にもかかわらず, 死ぬほど (20 分) 時間を要してダウンロードは終了しました。 ちなみに, アプリのインストール・更新や Chrome での閲覧で通信速度の低下は見られません。 (^^;)  ともあれ, 左上画像のように端末側一覧へ無事『なでしこドレミソラ』 3 巻が登録されました。 早速開いてみると中上画像のとおり表紙が表示されます。 環境によってはコンテンツが正常に表示されなかったりしますので, ここまで確認できて初めて「無事構築が終了」となります。

余談ですが, 右上画像を見てお判りのように, Genymotion のフルスクリーン表示を解いて, VirtualBox を起動してみると, 当該ゲストが Genymotion + VirtualBox で動作していることが分かります。 Genymotion がフロントエンドとなっていて, そこから VirtualBox のゲストマネージャーを呼んでいるわけですね。 一部デバイスや機能の面倒をフロントエンド (Genymotion) 側が行っていますので, VirtualBox で当該ゲストを起動しても正常動作しません, 念のため。

 …と, 2015 年 8 月 27 日の Lenovo Miix 2 8 (32GB モデル) 購入から時を経ること, 苦節 2 年超…。 ようやく Windows 10 ホストでの Android 版 Kindle 環境構築に成功しました。 ここまで長かった…。 (笑)

●Jan.28,2018

その後の Kindle on Android 4.3 in Lenovo Miix 2 8 と『吸血姫美夕』...

 26 日金曜夜の話なのですが, Kindle HD で Kindle ストアを徘徊していたところ, 発売予定の中に『吸血姫夕維』の文字を見つけました。 「え? 垣野内先生の『夕維』だよね? って, ことは『美夕』も出ているの?」  そう, コミックで揃え文庫で揃え…, しかもコミックが 2 回, 文庫は 3 回も揃えながら今では手放してしまい, 日本でのサービス開始以来登場を待ちわびていた Kindle 版『吸血姫美夕』ですが, ついに登場へ至ったようです。 早速検索をかけてみると確かに 10 巻と「まとめ買い」の 11 点が表示されています。 この漫画も間違いなく「きゃぁ~っ!! 出たぁ~っ!!」のクチなので, 速攻で纏めてお買い上げとなりました。 ちなみに, 最後に文庫を揃えた辺りについては「『吸血姫 美夕』...」の記事で触れています。

「もう手放さないようにしよう」と前回書きながら, 性懲りもなくまたもや姉のところへお嫁に出す形で手放してしまっていたわけですが, 今度こそは手放さずに済みそうです。 いえ, Kindle のサービスが終了すれば手放す形にはなってしまうわけですけれど…。 (^^;)  それはともかく, 今回も通しで読んだあげく「ユメの宴」で泣いてしまいました。 (笑)

場所を気にする必要のない Kindle 版というわけで, 今回は『吸血姫夕維』のほうも揃えることになると思いますが, 何やら別口なのか同じシリーズの別版なのか判らないところもありますので, こちらは一通り出揃ってからになりそうです。 まぁ, 一気に大人買いするようなことを避けて期間を空けるなどすれば被っても痛くはありませんので, 気にするほどの大きな問題ではないでしょう…。

Kindle 版ですが, 解像度は若干低めのような気が…いえ, ルビも潰れていませんしトーンも比較的再現されていて, むしろマシなほうなのですが, 文庫よりも大きい画面で文庫より潰れて見えるだけに, 低いように感じてしまいます。 (^^;)  といった辺りはともかくとして, 右上画像でも判るように文庫版が基になっています。 好みはそれぞれだと思いますが, 検索性の低い Kindle ですから, 冊数が少なくて済むのは良いですね。

 というわけで, 一通り読み終わった後に この記事を書こうと思ったところまでは良かったのですが, ここで問題が一つ。 そう, スクリーンショットを撮れないのです。 というのも, Kindle HD を買って暫く経った頃に Lenovo Miix 2 8 にインストールしてあった Android 版 Kindle 環境を削除してしまっていたのでした。 となれば再インストールするしかありません。 構築する環境は前と同じ Genymotion 2.3 + VirtualBox 4.3.40 とすることにします。 その環境が一番安定していましたし, その後の Genymotion では Google Play が適用できなかった覚えがありますので…。

そうそう, Genymotion 2.4 へ上がる前の段階で新版のゲストイメージしか受け付けなくなり, さらに当該イメージ環境では Google Play の適用が必ずエラーとなって, それが原因で Genymotion の使用を断念したのでした。 今となっては 2.3 用のゲストイメージを落とすことは出来ないはずですが, USB メモリーに退避してあるはずなので, それを使えば大丈夫でしょう…多分。 VirtualBox のほうは, 当時は 4.3.12 を使っていましたが今回は最終版の 4.3.40 を使うことにします。 同じ 4.3 なので こちらも大丈夫な…筈。 (^^;)  なお, VirtualBox 5.x は Direct3D 関係の動作しないことが判明していますので, 頭から除外です。

 さて, 再構築の結果ですが:

前に落とした Genymotion のゲストイメージがキャッシュフォルダーに残っていたらしく, USB から復元した Genymotion + VirtualBox のゲストイメージが使われることもなく環境構築されました。 結果的に新の環境となりましたので, 「Kindle on Android 4.3 in Lenovo Miix 2 8...」や「Genymotion 2.1 ゲストのプチ高速化 on Lenovo Miix 2 8...」の記事で書いた手順どおり, Genymotion-ARM-Translation_v1.1.zip と gapps-jb-20130813-signed.zip をゲストへドロップし, CPU の 2 コア化と GPU レンダリングの有効化を行って, 構築はサクッと終了しました。

ここまでで引っ掛かったのは Google の 2 段階認証ですね。 3 年ほど前の Jelly Bean 4.3 なイメージが基になっているせいで, 初期設定画面が 2 段階認証に対応していなかったのでした。 それと気付くまで 3・4 回ほど「なんでじゃぁ~!! PC 等で通っている ID とパスワードなのに, なんでじゃぁ~っ!!!!」とログインを繰り返してしまいました。 (笑)  ともあれ, 右画像のとおり Google Play アプリのインストールさえ終われば, 後は普通の Android 機状態…ということで, 何の問題もなく Kindle と Chrome, そして ATOK のインストールは終了しています。 実質 Kindle しか使いませんので, セキュリティーがズタボロの Jelly Bean でも大丈夫でしょう。

あとは Kindle の動作確認…というわけで いくつか購入済みの書籍を落としたわけですが, 余興でその面々をば。 まずは, 表紙買いした面々など…:

『なでしこドレミソラ』は この 3 巻のジャケットで表紙買いしています。 (笑)  ただ, 元々バンド・楽器ものが嫌いではなかった上に和楽器だった点も大きかったと思います。 なぜか百合ものジャンルで扱われているのですが, 色眼鏡でもないと百合判定とはならないと思うのですけれど。 むしろ, この作品的には損をしているだけの気がしないでも…。

『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』は原作・アニメ未視聴で買ったクチです。 大まかな話や評判等が Twitter の TL に流れてきたのがきっかけで, 「んでは一番 (時間的に) 手頃そうなコミカライズでも読んでみようかしら?」と…。 難点を上げるとすればアライブなこと。 次が出るまで長い…どころか下手をすると途中で出なくなるのが…。 (^^;)

『ようこそ実力至上主義の教室へ』は表紙買いもさることながら, ゆゆ先生の Twitter での宣伝が効いている気がします。 (笑)  漫画家・イラストレーター・作者クラスター方面で前からフォローしていたのですよね。 ええ, Twitter での宣伝は有効だと思います。 昨今では紙もそうですが, 電子書籍は なおさら発売日の告知がされなかったりしますから…。 アニメ版と同じなら, 6・7 巻辺りが最終巻になるのかしら? ちなみに, コミカライズの影響でアニメの BD も買っています。 (^^;)

 お次は, 原作などをきっかけとして買った面々…:

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episode リュー』は関連組で買ったクチです。 Kindle オンリーですが, 元々原作とコミカライズの双方を買っていましたから必然的に…。 (^^;)  『ダンまち』のコミカライズは, 異なるシリーズを通してキャラデザに違和感のないのがポイント高だと思います。 このシリーズよりも あと 2 つのシリーズが どこまで続くのかが懸案事項かしら? (^^;)

『GRANBLUE FANTSY』は, もちろん同名のソシャゲをプレーしているのがきっかけで買っています。 アニメを含めて, 手を出すのは このコミカライズのみですね。 ちなみに, シリアルコード目的ではありません。 何が貰えるのかも知りません。 (^^;)  といいますか, このコミカライズ…どこまで続くのかしら? 「どこで終わらせるか?」が非常に難しいような…。

『銀河英雄伝説』は原作…ではなくてアニメがきっかけで買っています。 同僚に DVD BOX を借りて一通り観たわけですが, それに飽き足らず自身が後年 BD BOX を揃えていると…。 藤崎先生といえば『封神演義』が真っ先に思い出されますが, そちらは大人買いではなく じわじわと Kindle 版を買い進めています。 本誌やコミックで読んでいた頃が懐かしいですね。 そういえば, このコミカライズも最後まで続けるのかしら? いや, このペースだと もの凄く長く掛かりそうじゃないですか。 (^^;)

 次に, 所謂「描いた人」繋がりの面々:

『サヤビト』は伊咲先生…といいますか『現代魔女図鑑』がきっかけで買っています。 当該シリーズが終了したので「ほかにないかしら?」と『活字中毒者の魔本探索、あるいは裏図書館のこと ―マホタン―』に手を出し, 続けて『サヤビト』に手を出し…という流れですね。 3 巻の「道に迷って」がお気に入り。

『NEW GAME!』は得能先生繋がりで買っています。 先生の『こもれびの国 le duché』を Kindle サービス開始当時の早くから買って お気に入りだったのですが, 絵が同じだったので「ん? 得能先生なの?」と『NEW GAME!』へ手を出したと…。 さすがに こちらは全編カラーではなかった…。 (^^;)

『私の百合はお仕事です! Schwestern in Liebe!』は未幡先生繋がりで買っています。 『キミイロ少女』が割と良かったので, 続けて 2・3 冊手を出した流れですね。 百合系の漫画ではありますが, 基本的に絡みのないライト系なら可ということで…。 (^^;)

 最後に, ある意味「たまたま」買った面々:

『野生のラスボスが現れた! 黒翼の覇王』は表紙買い…ではなく, 原作知らずのタイトル買い (タイトルが面白いだとかそういった理由) で買っています。 「この手のラノベや漫画が多いなぁ~」と食傷気味ながら, 読めるクチでしたので問題なしです。

『彼女、お借りします』は Amazon のレビューや Twitter の TL で あまりにも酷評されていたので, 興味本位で買ったものです。 (笑)  以前 Twitter でも呟きましたが, まぁ, レビュアーの言いたいことは確かに理解できます。 そう思ってしまうのは仕方がないかな?と…。 (^^;)  個人的には主人公の「もう少しで見えるっ!!」なノリが多すぎて煩いなぁ…と。 「いい女」を見掛けて「お? (見かけだけでなく) スタイルも良いじゃないか…」という意味での胸や腰のアップは表現として有りだと思いますが, 先の「もう少しで…」を何度も続けられると, 引くだけなのですよね。 (^^;;  ともあれ, ヒロイン千鶴のレンタル彼女をやっている理由と, その方面での話の見せ方次第で, 酷評のまま終わるかどうかが決まる気はします。

オマケで, 一通り落とし終えた段階での一覧表示など…。 このとおり「アプリをインストールした直後に行われた最初の (クラウドデーターの) 読み込み」だけは, ソートが正常に行われるのですよね。 なので, その情報に基づいて行われた端末側でも正常にソートされると…。 が, この後は例の如く並びがグチャグチャになり, 二度と正常に戻ることはありません…アプリを削除しない限り。 開発陣が無能なので, この問題が修正されることは永久にないことでしょう…。 (^^;)

なお, 今回挙げたのは「たまたま適当に選んだ」もので, 前の記事以降に買った全体のほんの一部です。 何しろコミックに限っただけでもトータルでは 4 桁の域に達していますので。 もはや, コレクション辺りを使ったとしても, Kindle では一覧で探すのが無理…。 (笑)

 というわけで, Genymotion 環境が復活したわけですが, 比較対象が Kindle HD となったこともあって Atom Z3740 では正直辛いので, lenovo さん, Atom Z8x50 な Miix 2 8 の後継機を出していただけないでしょうか? (笑)

●Jan.14,2018

VMware Workstation 14 Pro 導入断念...

 私は日頃から仮想 PC ソフトとして VMware Workstation を使っているのですが, 殆どは新版が出ると ほぼ同時…どころかβ版が登場した段階で その新版へアップグレードを行っています。 本当は せめて正式版の登場を待って上げるべきなのですが, ついつい試したくなってしまうのでした。 所謂人柱組というやつですね。 (^^;)  というわけで, VMware Workstation 14 Pro へも昨年秋には上げているはずだったのですが, 今回は ずっと見送るに至っていました。 というのも, Windows 10 Fall Creators Update 1709 とタイミングが あまりにも重なってしまったからです。 昨今の Windows でアクティベーションが必要なのは周知のとおりですが, Windows 10 の場合は意外とハードウェア周りの扱いについて仕様変更の行われることが多く, それと VMware 側の更新が重なると, 累積加点でゲスト OS について再アクティベーションの発生してしまう恐れがあったからです。 1 つ 2 つならまだしも, 5 個以上が要電話連絡にでもなろうものなら目も当てられませんので…。

というわけで, 年も明けた昨日になって漸く VMware Workstation 14.1.1 Pro を試してみました…みたのですが, 結果論として導入を断念するに至りました。 (^^;)  その理由は…:

  1. Windows 95~Windows Me の所謂 Win 9x 系 OS が NDIS 保護エラーで起動できなくなる
  2. 非 WDDM 版ドライバーを使用する Windows XP など旧 OS で正常描画されない
  3. 描画速度が半減…どころか中には壊滅的に下がってしまうものまで発生
  4. Spectre 対策パッチの影響を VMware Workstation 12.5.9 以上に受ける

まず致命的だったのが Windows 9x 系 OS が NDIS 保護エラーで起動できなくなったことです。 拙作ソフトは未だに Win 9x どころか Win32s ですらの動作を求められていますから, それら OS での動作確認を行えないのでは お話にならないのです。 10 年も前なら実機での確認を行えましたが, 今では仮想環境でしか確認できませんので…。 一応リセットなど (仮想環境の) 電源が完全に切れない手段で再起動を行うと立ち上がるのですが, これではネットワーク周りも正常動作を期待できません。 不思議なことに MS-DOS 6.2/V + Windows 3.1 環境は何の問題もなく立ち上がったりします。 (笑)  それはともかく, NAT 周りの修正が影響しているのかもしれません。

次に致命的だったのが, 非 WDDM 版ドライバーで正常描画されなくなったことです。 一番顕著なのが Windows XP 環境での起動時で, ログイン画面が表示されず黒抜き画面になってしまいます。 これは一旦別のゲスト環境へ画面を切り換えるなどで正常描画されるようになるのですが, 何かの拍子に発生するので何かと煩いのでした。

ここまでは「自身にとって致命的」な不具合ですが, 巷で一番問題となりそうなのが「描画速度の半減」です。 Windows 10 を含む多くの環境で速度が半減し, 中には壊滅的に下がってしまうものまで発生するのでした:

画像は最も速度低下が顕著だった Windows 7 (x86) 環境のものです。 VMware Workstation 12.5.8 Pro と比べてグラフィックスコアが 6.6 から 4.3 へ, そしてゲーム用グラフィックスが 6.6 から 2.0 へと壊滅的に下がってしまっています。 閾値を跨いでいることから判るように, どれなのかは不明ながら (ピクセルシェーダー, バンプマップ, etc といった) 一部機能していないものすら発生しているのでした。 x86 環境で より顕著なことから, これには 4 つめの「Spectre 対策パッチの影響を VMware Workstation 12.5.9 以上に受ける」も関係していそうです。

その 4 つめである「Spectre 対策パッチの影響を VMware Workstation 12.5.9 以上に受ける」ですが, これは「ホスト側 Windows 10 の対策パッチ + VMware Workstation の対策パッチ + ゲスト側 OS の対策パッチ」と要は Spectre パッチの三重苦状態に陥っているのがそもそもの原因です。 ただ, その影響が 12.5.9 に比べて甚だしいのでした。 状況にもよりますが酷いときには「速度が当社比 1/10」といった印象まで受けるほどで, そこまで行くと ちょっと使用に耐えません。 (^^;)

 というわけで, 試すこと 1 時間で 12.5.9 へ戻してしまいました。 件の環境は:

グラフィックスコアが 4.3 から 5.9 へ, そしてゲーム用グラフィックスが 2.0 から 5.2 へと かなり改善しましたが, 12.5.8 の 6.6 へは遠く及ばず「Spectre パッチの影響は大きい」と言わざるを得ないようです。 「最新 CPU + Windows 10 (x64) であっても, RAMDISK 等の速度がガタ落ちする」といった話も聞こえてきますので, それと事情が同じなのでしょう。 何しろ, ゲスト側が専用 VRAM だろうが AGP による共用メモリーだろうがホスト側にとっては同じメインメモリーの一部でしかなく, やっていることは RAMDISK と似た状況にあるのですから。 さらに, Ver 12 な仮想環境なのも影響していそうです。 当該環境では何故か (ゲストの) 専用 VRAM が 4MB と訳の分からない小ささを誇っていますから。 (^^;)  おそらく, DirectX 10 対応化の関係で 4MB までの枠とする必要があったのでしょう。
なお, 12.5.9 の CPU が 6.2 なのは「たまたま」で 4.7 が正常な数値ですので, 念のため。

 ちなみに, これが x64 環境だと:

グラフィックスコアが 4.2 から 5.9 へ, そしてゲーム用グラフィックスが 4.6 から 5.3 へと, 32 ビットの x86 環境と同様の改善となっています。 12.5.8 が 6.9 なので, やはり「Spectre パッチの影響は大きい」と言えそうですね。 12.5.9 のストレージが 7.6 なのは誤差の範疇です。

 参考までに, ホストである東芝 dynabook Qosmio T851/D8CR を買った頃の (ホストでの) スコアを上げると:

Qosmio T851/D8CR Satellite WXW/78DW
CPU Core i5-2410M 2.3GHz Core 2 Duo T7500 2.2GHz
RAM PC3-10600 8.0GB PC2-5300 4.0GB
GPU NVIDIA GeForce GT 540M NVIDIA GeForce 8700M GT
V-RAM 1GB 256MB
基本スコア 5.9 5.3
プロセッサー 6.9 5.5
メモリー 7.4 5.5
グラフィックス 6.6 5.9
ゲーム用グラフィックス 6.6 5.3
ハードディスク 5.9 5.9

といった感じですので, 12.5.9 でのゲストが ちょうど Satellite WXW/78DW 並みになっている勘定ですね。 今の環境で HDD のスコアが異様に高いのは, Samsung SSD 2TB 850 EVO MZ-75E2T0B/IT へ換装しているからです。 Windows 10 へ上げてからの話なので, Windows 7 ホストでの SSD のスコアが どうなのかについては分かりません。 それはともかく, さすがは化石の Sandy Bridge 世代な CPU だけあって, Spectre 対策の影響は大きい…というオチに落ち着いたようです。 (笑)

 あ, そうそう。 書き忘れていましたが, VMware Workstation 12.5.8 から 14.1.1 へのアップグレードについては, ゲストのハードウェア仕様の版さえ変更しなければ, 再アクティベーションは発生しませんでした。 14 へ上げると, 恐らく 1 つ 2 つは最低でも引っ掛かったと思います。