au 機を Apple iPhone 11 Pro へ上げて早 2 年…, 今年も新作 iPhone 発表の時期がやってきました。 …と書きたいところだったのですが, 1 ヶ月遅れで書いていますので, それを言えるのは先月中までですね。 (^^;) というわけで, 先月は 9 月 15 日の水曜未明に Apple による iPhone 13 Pro / iPhone 13 Pro Max, iPhone 13, そして iPhone 13 mini の発表がありました。 事前情報どおり今回は以前なら iPhone 12S とされていたであろうマイナーアップデートなのですが, それに反してカメラや画面周りなど向上した部分もあったりします。
毎度ながら, 個人的に殆ど使用しないカメラは どうでも良くて, 重さが最大の関心事でした。 ええ, 203g と iPhone 11 Pro から 15g も重くなり, ついに 200 g の大台を超えてしまいました。 iPhone 8 Plus が 202g ですから, 一昔前の Max 系と画面サイズ共々同じ域へ達したことになります。 iPhone 11 Pro も重かったですが, それと比べてすら「ずっしり」と感じるのですから, その重さが判ろうというものです。
前に書きましたが, ソフトバンク版の購入は iPhone XS で終わりにしていますから, iPhone 11 Pro 以降は 2 年毎の更新となっています。 前作が Pro なので選択肢は必然的に iPhone 13 Pro 一択です。 いや, そろそろ iPhone 13 でも十分なスペックなのですが, これだけ価格差が小さいと, 大きさや重さに余程拘りがあるのでもなければ Pro を選んでしまいます。 あ, mini は頭から除外です。 小さくて軽いのは良いですが, iPhone SE と同じように低クロック化が施されてでもいようものなら, iOS のアップグレードに伴いゴミと化してしまいますので…。
さて, 発表翌日の 16 日は木曜…。 今回は Apple からの購入と決めていましたので, 予約の予約を行ってみることにしました。 Apple ではなく Paidy の「ペイディあと払いプラン Apple 専用」での支払いとなる点が懸念材料ではありますが, まあ良いでしょう。 となれば, まずはペイディでの登録を行って後払いの承認を得る必要があります。 と, 実は ここで承認が下りなかったのでした。 そのオチは…「スマホでの画像認識を行った夜には少々髭が伸びていて別人と判定された」です。 髭を剃って無事認証されました。 (笑)
ペイディの登録が終わったので改めて予約の予約を行います。 iPhone 13 Pro 256 GB と純正ケース, そして AppleCare+ 盗難・紛失プラン for iPhone 13 Pro を選択して締めて 167,650 円也となりました。 Apple からの直接購入ではブラック・ゴールド系が選択肢から外れますので必然的に本体が一択でシエラブルーに, ケースも同系色のブルージェイを選択しています。 ケース以外のオプション品を どうするか少々迷ったので, 10分 ほど掛かりました。
翌日の 17 日は金曜。 21 時から予約が開始されましたので早速申し込みを行います。 既に予約の予約を行っていますので, 1 分と経たずに予約は終了。 10 分後には確認メールも届きました。 さらに翌日の正午には承認も行われて受注メールも届いています。 そういえば, 今回の あと払いプランはペイディプラスが有効でないと選択できないみたいですね。 分割払いも選択できるコースですから当然と言えば当然ですけれども…。
19 日の日曜。 まずはケースが本体に先立って発送され翌 20 日に届きました。 さらに, 23 日の木曜には本体の iPhone 13 Pro も発送され, 翌 24 日の金曜…つまり発売日には到着しています。 国内…それも本州内からの発送なので届くのは早いです。 これが中国国内…そうでなくとも福岡辺りからだと, もう少し掛かるところです。
本体が届きましたので早速初期設定…と行きたいところなのですが, ここで敢えてスルーしていた最大の懸案事項が 1 つ…それは「au な SIM は 4G 用」です。 ソフトバンク等と異なり au SIM には制限が掛かっていて 5G 対応機で 4G SIM は使えないのでした。 当然ながら SIM を挿しても圏外表示でアクティベーションも行われません。 「そりゃ, そうだよねぇ~♪」というわけで契約変更の手続きに入ります。
今契約しているのは「au ピタットプラン (カケホ/V)」の 2 年契約で, それに LTE NET とテザリングオプション, それに電話きほんパックが加わる形になっています。 随分古い契約ですが, 下手に変更するよりも このほうがテザリングで使える容量が多いことから, そのままにしているのでした。 そこから「使い放題MAX 5G + 通話定額ライト2」へ変更することにします。 殆ど通話しない人間なので最低限レベルの通話契約で十分なのですが, 完全従量制だけは避けておきます。 それに 5G NET とテザリングオプション, それに電話きほんパック (V) が加わります。 この契約に 2 年契約は存在しません。 当日…それも即 SIM の使用できる必要がありますので, 電話での契約変更を必然的に選択。 オペレーターへ繋がるまで 30 分以上待たされましたが, そこからは 5 分と経たずに手続きが終わり, さらに 10 分後には 5G SIM として使えるようになりました。
漸く初期設定です。 USIM は既に挿してありますので, iPhone 13 Pro の電源を入れた後, 問われるままに設定を進め, 最後は聞かれたとおり PC から iPhone 11 Pro で保存しておいたデーターを復元して終わりです。 その後 20 GB 超なアプリダウンロードの し直しだけは毎度ながら辛いところでしたけれど…。 (笑) 今回も「本来必要ない iCloud への画像等アップロード」は発生しませんでした。
最後に iPhone 11 Pro の SIM ロック解除を行います。 今では Web でサクッと解除を行えるので楽ですね。 30 秒後には「ロックなし」の表示に変わって別キャリアーの SIM も使えるようになりました。 ついでなので, iPhone 8, iPhone 6S の解除も行っておきます。
というわけで, iPhone 11 Pro と 13 Pro を並べてみました:
思ったよりも 11 Pro に対して大きくなっていない 13 Pro ですが, それだけに 200g 超えの筐体が重く感じるのでした。 あ, iPhone SE で撮っていますので, 13 レベルを期待しては駄目です。 (^^;) 双方 Nimaso の保護強化ガラスですが, 11 Pro 時代の全面カバー型と異なり今は「ただのガラス板」なので, 安物感が半端ありません。 側面に埃が着いてしまうのも激しくマイナス点で, これなら他社の強化ガラスのほうが良さそうです。 その一方で向上している部分もあって, もはや空気が入る心配はないと言えるでしょう。 直径 2cm の円など盛大に入っているようでも, 2 時間もすると完璧に消えてしまっています。 反りが生じる恐れのある貼り直し等を行わず, 2~3 時間ほど放っておくことを お勧めします。
裏側は こんなかんじ:
兎に角カメラの巨大化が仇となっていて, もはやデレステなど横向きで行うタイプのゲームをプレーするのは無理な状況に陥っています。 手で持つ限りはゲーム用デバイスとして完全に死んでいると言えるでしょう。 デザイン性も実用性も何もなくて, 設計としての腐敗が進んでいる印象を受けるのでした。
ディスプレーは こんな感じ:
11 Pro でも明るかったわけですが, それ以上に明るい 13 Pro なので, 同じ絞り等では色飛びしてしまい, オートでも これだけ上 2 つと異なる色合いになってしまっています。 相変わらずシリーズ毎や個体差が激しくて, 並べた 2 台の色合いが随分異なって見えるのでした。 これだけ異なると, iPad Pro 辺りで絵って描けるのかしら? お遊びなら良いですけれど, 色合いが重要なプロ向けとしては使えない気がするのですけれど…。 PC 向けディスプレーのように調整も出来ませんし…。
ハードは これくらいにして次はソフトウェア方面です。 iOS 13 時代からのクソ仕様は相変わらずで, まずはメールアプリについてです。 iOS 13 以降では件のメールアプリに限らずプッシュ通知とアプリ本体など各種機能間の整合性が保たれなくなっていたわけですが, iOS 15 でも改善されていません。
iOS 13 時代ですが, 次の画像は新規メール受信のプッシュ通知が届いた際のものです:
左上画像のようにプッシュ通知が届いた時点でホーム画面を表示させると, 中上画像のとおり iOS 13.1 では ちゃんとメールアイコンでの未読表示が「1」と その時点での正しい未読数が表示されます。 それに対してアイコン長押しで表示させたポップアップメニューのほうは, 「全受信 3 件の未開封メッセージ」と全く異なる情報が表示されるのでした。 それもそのはずで, これは iOS 13.1 へ上げる直前は 25 日午前 3 時の未読数なのでした。 要は それから全く情報が更新されていないわけです。
全く更新されないわけなので, アプリを開いて未読処理を行っても そのままです:
メールアイコンでの未読数表示が ちゃんと更新されているのに対して, ポップアップメニューのほうは依然として そのままです。 ただ, OS のアップデートを始めとした何らかのタイミングで更新されることが あるらしく, 何日かした時点では未読数がゼロになっています。 (当然ながら更新されないので, 未読が発生してもゼロ表示のまま。 ^^;) まあ, 自身に限ってはポップアップメニューを使うことが皆無なので, 実害は大きくありません。
同じようなことがアプリ本体でも発生していて, 「未読 10 件」といった感じでアイコン表示や通知が行われていても, 件のアプリを開くと新着メールが表示されていない…といった現象が ほぼ毎回発生します。 恐らく処理を速く見せるために画面の更新や処理を端折って, 保存されているデーターで表示しているのでしょう。 正しい情報を得るには「一旦別アカウントのボックスを表示する」などユーザーが手動で操作を行う必要があるわけで, それに掛かる時間は処理を省いて稼いだものの 10 万倍では済まないでしょう。 はっきり言ってゴミ処理です。
お次は純粋なバグではなく「仕様 (思想) 的バグでしょ?」と個人的に思っているショートカットアプリです:
画像は記事などでも良くネタにされている「自宅を出発したら WiFi オフ」「自宅に到着したら WiFi オン」なものです。 右上画像のようにオートメーションを登録して実際に使っているわけなのですが, まずは そもそも「位置情報によるトリガー」が発生しないのでした。 特に壊滅的なのが「自宅に到着」の際で, アホなことに WiFi がオンにならない限り 12 時間経とうが そのままです。 そのくせ WiFi をオンにした瞬間トリガーが発生します。 もう本末転倒状態で笑うしかありません。
元々 GPS 方面が意外と弱いのは iPhone 5 の頃から そうなのですが, ずっと自宅内…それも窓から遠く離れた場所にでも いるならともかく, その前は ずっと外に居たわけなのに この体たらくです。 そして運良くトリガーが発生したとしても, 表示されるのは左下画像のプッシュ通知だけです。 それをタップして右下画像のように表示される「実行」ボタンを さらにタップしない限り, 実際に WiFi のオンオフが実行されることはありません。
いや, これって「automation = 自動実行」ですよね? どこが自動実行なのでしょうか? まるっきりの手動操作で, これでは位置情報によるリマインダー通知と変わらない…どころか, あちらのほうが通知音も鳴るので よほどマシです。 (笑) 「こんな筈ではなかった」と思われている方は多いのではないでしょうか? 外部アプリを使っていた方であれば, そちらを使い続けたほうが幸せになれそうです。
位置情報によるトリガーが発生しない点については「iPhone オートメーションその後」の記事で書いたとおり, ショートカットアプリの「正確な位置情報」をオフにした上で「場所の範囲を最低でも半径 500m, 可能なら 1km 以上とする」ことで随分改善されたのですが, それでもデバイスや OS の違いにより状況が変わってしまい, 13 Pro では現象が悪化しています。 11 Pro もソフトバンク SIM へ変わったことにより XS 状態へ成り下がってしまいました。 やっぱり「iPhone XS だから」ではなく「ソフトバンク SIM だから」だったようで。 (笑)
この辺りについては「範囲を 3km まで拡げる」ことで ほぼ期待どおりトリガーが発生するようになりました。 しかし, 自宅から 2200 m 先に行きつけのスーパーがあって, そこでも WiFi はオフにしたいところなので, 今は 2km 設定を採用しています。 これだと未だ機能しないことも多いのですが, 遅くとも自宅到着後 15 分も経てばトリガーが発生しますので, 妥協点としては まずまずでしょう。
実際に どれくらいの距離を範囲にするかは, GPS が上手く機能しない場合に代替的に使用されるキャリアー中継地の位置と規模等によります。 要は, 現在地を示す あの白枠空色な円の中に範囲を示す赤枠が入ってしまっているようだとダメ…ということです。 この設定時には「より状況の悪い広大な青丸が描かれたケース」を想定しておく必要があります。 いつも良い電波状況とは限りませんので。
ここまでは iOS 13 時代から直っていない不具合等ですが, ここからは iOS 15 で新たに発生した不具合です。 まずはリマインダー…と言いますか通知方面の不具合です。
下の画像はリマインダーの通知ですが:
左上画像のとおり, 肝心の通知内容が iOS 15 では表示されなくなりました。 全ての通知で「リマインダー」とだけ表示されます。 (爆) 即時通知のせいかと思ってオフにしても中上画像のように変わりません。 これのせいで iPhone 13 Pro の購入を延期しようかと思った…ではなくて, 使い物にならないのですから最初から iOS 15 が搭載される新機種を使いようがありません。
色々試した結果, 「iOS 14 までで登録したデーターは, 機種変などでリカバリーされたものであっても, iOS 15 へ上げただけのデバイスでもダメ」「iOS 15 に上げてから新たに作成したデーターは右上画像のように正しく表示される」と解りました。 どうやら iOS 15 でデーター構造が変わったのは良いとして, その iOS 15 の通知機能が iOS 15 形式決め打ちでデーターを読み込んでしまっているようなのです。 要は間違ったポインターで読み込んでいるわけですね。 上手くやれば範囲外データー方面の脆弱性を突いて色々仕込むことが可能だったことでしょう。 (^^;)
幸い, この不具合は iOS 15.0.2 の時点では直っているようです。
もう一つは着信音方面の不具合です:
左上はアラーム設定の画面ですが, iOS 14 時代までの購入組や PC からの転送組な着信音は, たとえデバイス内にデーターが存在していても, 新たにダウンロード・転送し直さないと使えません。 無効なデーターと見なされ既定音が採用されてしまいます。 権利方面の処理が変更されたのかもしれませんね。 ミュージックアプリで普通に聴けてしまうだけに, 気付きづらいところです。
不思議なことに着信音は大丈夫だったりします。 あと, 「着信音として入手したのか通知音として入手したのか」は関係なく, 「アラームアプリで着信音扱いとなるデーター」で発生します。
余談ですが, 中上・右上画像…。 これは中上画像が福井県庁の正面玄関前, 右上画像が金沢の香林坊交差点でのホーム画面のショットを撮ったものですが, 見てのとおり福井県庁のほうは 5G なのに香林坊では 4G でしか繋がっていません。 繁華街の香林坊・片町や観光地のお尾山神社・兼六園が これではイカンだろう!! >金沢
さらには iPhone 11 Pro で遭遇した現象です:
au からソフトバンク回線へ変更したことから一括設定を やり直したわけですが, そのページが正常に動作しませんでした。 中上画像のとおり今まで見たことのない PIN の入力画面が表示され, さらに それを入力したあげくエラーになってしまいます。 最初の画面が http 接続だけにフィッシング詐欺を疑うところですが, 幸い これにはオチがあります。
実は これ, iPadOS と言いますか iPad では普通に表示される画面だったりします。 何のことはない, 以前なら自動でモバイル向け画面を表示していたものが, iOS 15 ではデスクトップ用画面が表示されるからなのでした。 iPad 向けの処理へ進んだものの iPadOS ではないので OS チェックで跳ねられてエラーになっているわけですね。 モバイル向け画面が表示されるように設定することで, 以前どおりの手順で設定を行うことが出来ました。
せっかくなので, iPhone 13 Pro でのデレステとウマ娘の動画を上げておきます。 まずはデレステ:
今ではオートプレイが実装されていますので それを使ってみました。 一部のアプリと異なり, 変にミスを強制されたりスコアが低くなったりしないところは評価したいところです。 それは良いとして, 同一アイドルが編成された場合などは, ランダムなアイドルを選択して表示するわけですが, そのアイドルについて SSR 衣装が優先されないのは実にアホな仕様だと思います。
せめて「持っているなら SSR 衣装が優先される」のであれば, 推しではなくスコアアップにも繋がらないアイドルだったとしても, 「SSR である」というだけで一定の価値をもつわけですが, 「基本的に表示されない。 たまに気まぐれで表示されることがある」といった程度なので, 殆どの SSR が「ただのゴミ」に成り下がってしまっています。
表示されるのであれば「全員最低 1 つは SSR を揃えておく」ことにも意味は出てくるわけですが, されない以上最低限の SSR さえ揃えば, 後はガシャを回す価値が全くありません。 商売が下手すぎて笑えます。
一方はウマ娘:
いつもながら GB 単位なので注意です。 それは置いておいて, Rank A3 へ上がったことで一層スコアを稼げなくなりました。 それもその筈。 Rank A4 ともなれば「普通に 3 人が評価 S」なんてケースも頻発するわけで, そんな相手に勝てるはずもありません。 (笑) 運が良いと勝ちはしますが, それでも低スコアに止まってしまいます。
というわけで, この 1 ヶ月の間 iPhone 13 Pro を使ってきたわけですが, iOS 15 の不具合ばかりが目立ってしまいました。 あと, 120 Hz な画面になりましたが, それによるメリットよりも, 自動リフレッシュレート変更による「低レート時のカクつき」というデメリットのほうが遙かに大きいと感じています。 特に顕著なのが画面キャプチャーですね。 上の 2 つの動画は編集ソフトで 60 Hz に均されていますので目立っていませんが, 元動画では低レート時はカクカク表示で, iPhone XS 辺りのほうが遙かにマシだったりします。 (^^;)
画面以外のハード方面ですが…。 iPhone 11 Pro の時点でスペック的には十分なので, 記事にするネタがありませんでした。 (笑)
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