前に「2,000 冊を超える日も近い」と書いた気のする Kindle 版コミックですが, 10 日間な今年のゴールデンウィーク中に 100 冊ほど買ったおかげで目出度く 2,000 の大台を超え…いえ, 連休前に ほぼ 2,000 冊へ達していたらしく, この記事を書いている時点で 2,098 冊 となっています。 (笑)
100 冊というと かなりの数ですが, 『北斗の拳』や『タッチ』 (この 2 つだけで 53 冊。) など元々紙で持っていたものについて Kindle 版へ移行したのが大きな原因となっていて, 新たに買ったコミックばかりというわけではありません。 それでも 30 冊以上にはなりますけれど。 余談ですが, 時代の流れとはいえ Kindle 版のほうが随分高く付いているのは何か悲しいものがあります。 買い直しているようなものだけに…。
「Kindle コミック 100 冊 = 専門書 2・3 冊 = Pixel 3a + アクセサリー 又は ZenFone 5Z」といった勘定で考えると 2 番目か 3 番目を選択すべきなのかもしれませんが, 「ノッチ付き画面 + ピュア android」がダメダメなのは ZenFone Max (M2) で判明していますし ZenFone 5Z は元々持っているわけですから, 2 番目との比較であれば そんなものでしょう。 少なくともガチャに吸わせるよりはマシだったと言えそうです。 (^^;)
『北斗の拳』といえば, 1~4 巻辺りだけ数年前に買ってあった気がするのですが, 今回の「まとめ買い」では何故か全 27 巻分な金額での購入となっていました。 別扱いのコンテンツとなっていない以上同じものの筈なのですが, はて?
それはともかく, タイトルを見てお判りのように ちょうど 1 ヶ月前の先月 11 日に Fire HD 8 (第 8 世代) を買っています。 2 年前の 3 月に Fire HD 8 (第 6 世代) を買ったわけですが, この 2 年の間…特に今年に入ってから やたらと動作が重くなり, 少々使うのが辛くなってきた…というわけで買い換えに至っています。 しかし, この購入は ある意味大失敗でした。 なぜなら「SoC もメモリーもストレージも同じ」だからです。 そう, 言ってしまえば「同じもの」を買ったわけなのですから。 (爆)
スペックですが, MediaTek MT8163V/B 1.3GHz, 1.5GB メモリー, 32GB ストレージ…と第 6 世代と何も変わっていません。 むしろ厚さ 9.7mm, 369g と 0.5mm 厚く 28g 重く…悪く言えば「改悪されただけ」とも言える内容なのでした。 実際第 6 世代に比べて随分重いです。 (^^;) 救いは Fire OS 6.3.0.1 と OS の世代が 1 つ上がっていることでしょうか? それもあって動作の重くなることはあっても, 多少なりともマシな程度で済んでいます。
どうやらコンテンツ数が大きく影響するようで, 上で書いたように この連休で 100 冊ほど増えたせいで一気に動作が重くなりました。 それまで引っ掛かるようなことはなかったのに…。 ちなみに, 一旦こうなると削除するなどでコンテンツ数を減らしても元に戻ることはありません。 (^^;)
その Fire HD ですが:
左上画像のように今では画面構成が統一されていますので, Android 版や iOS 版と同じような画面となっています。 iOS 版は既定値が異なるので見かけは全然違う画面なのですが, ダークモードを設定すると実は同じ画面だと判ります。 そして右上画像。 この第 8 世代では内部ストレージと外部ストレージを合わせて「広大な 1 つの内部ストレージ」として扱えます。 これが非常に大きい違いで, それだけで第 8 世代へ更新する意味があると言っても過言ではないでしょう。
右上画像でも, 第 6 世代な先代と異なり内部ストレージが ちゃんと 3/4 程度使われていて, なんだか それだけで嬉しくなってしまいます。 何しろ, 先代では外部ストレージの使われることがあっても, 内部ストレージは殆ど使われず終いでしたから。 (ATOK が使うくらいで常に 20GB 以上空いていた。)
さて, せっかくなので この連休中に買った Kindle 書籍についても書いてみることにします。 とはいうものの新規組だけでも 30 冊程になり全部書くのは無理がありますので, テーマを絞ることとしました。 あと, どれもコミカライズものなのですが全て原作は未読で, さらにコミカライズのほうも言及しない限りは ここで画像として載せている巻数まで読んだ段階でのものとなっています。
というわけで, まずは「社交界婚約もの」な面々:
今回挙げる多くが女の子向けコミックなので, 当然ながら巷のラノベコミカライズ以上に絵柄は少女マンガしています。 幼少のみぎりから少女漫画が主食で育ちましたから全然苦にならな…いえ, むしろメリットになるくらいだったりします。 (笑) それはともかく…。
左上画像『指輪の選んだ婚約者』は表紙買いで買っています。 お題のとおり「近衛騎士様が投げた指輪が当たったことで婚約者に指名された」というところから始まる お話です。 表紙を見て判るように刺繍好きな伯爵令嬢で, 社交界で名前が通っているわけではないものの, お話の中で小隊長が言っているように肝っ玉の据わった剛毅な女の子です。 その剛毅さと有能さを武器にして反対勢力な貴族などから降りかかる火の粉を払うことになりそうですが, 騎士様の姉 (公爵夫人) や王太子が婚約話を好意的に受け取っていることもあって, 安心してラブロマンス方面に注力しつつ読めそうです。
「魔力の込められた指輪なので, 婚約者として適当に選ばれたわけではない」「魔術師一族な伯爵家の分家なので刺繍に魔力を込められる」といった辺りが どれくらい お話に絡んでくるのかは, 今のところ未知数…。 近衛騎士隊内で仲の悪い別派貴族の御曹司が ちょっかいを出してきた…というところで 1 巻は終わっています。 そんなのはサクッと解決してもらって, とにかく美男美女の幸せそうな笑顔を見せびらかして欲しいですね。 それだけで こちらも幸せになれますから。 (笑)
主人公のアウローラちゃんは未だに「仮なので いずれ婚約は解消される」と思っているようですが, お相手のフェリクスは「アウローラにとっては突然すぎて (むしろ) 迷惑だろうから いずれ解消」と言っただけで, 指輪が選んだ相手ということもあって肯定的に考えているでしょうし, 周りは全員正式な話と思っているので, 「知らずはアウローラちゃんばかりなり」な方面でも楽しませてくれそうです。
次に中上画像『虫かぶり姫』も どちらかと言えば表紙買いでしょうか? 『指輪の選んだ婚約者』を読み終えた際の「○×を買った方は このような本も読んでいます」で一覧された中からの選択基準としては…。 (^^;) 今回挙げた書籍は表紙買いかどうかは別として, 全て同じパターンで買っています。 (笑)
話を戻して…。 タイトル中の "虫"は「本の虫」から来ていて, その名のとおり主人公は とっても本好きな侯爵令嬢です。 そして「本さえ読んでいれば良いし, 婚約すれば王宮書庫室の本も読み放題」という とんでもな条件で王太子様から婚約話を持ちかけられて お付き合いが始まります。 というわけで 4 年経ちました…というところから お話が始まるわけですが, この 4 年の間に すっかり王太子様は陥落しているようです。 いや, あんな可愛い微笑を向けられたら, そりゃあモテモテ美男子な王太子様でも墜ちようというものでしょう。 (笑) >「執務室でお待ちしております」のところとか
こちらでも主人公のエリアーナちゃんは「政治的に都合が良かっただけの政略結婚」と思っていますが, 王太子のクリストファーを含めて周りは全然そう思っていない…といった辺りがラブコメ要素でのウリとなっています。 さらに「あまりよろしくない容姿」とも本人は思っていますが, 「トウヘッドかアッシュブロンドにブルーグレーな瞳」ということで, 周りから「妖精姫」と呼ばれるほど容姿が実は良かったりするのもミソ。
というわけで, 本の虫からくる博識さと容姿を本人が武器とすることはないものの, 勝手に評判として周りが高評価に繋げる…という流れで難題を解決していくような お話になっています。 1 巻は子爵令嬢が王太子を堕とそうとして失敗したところで終わりますが, まだエリアーナちゃんは「見せかけだけの婚約」と勘違いしたままのようですね。 (^^;) ところでタイトルって やっぱり「猫かぶり」ならぬ「虫かぶり」なのかしら?
右上画像の『マリエル・クララックの婚約』は上の 2 つを読み終えて「ほかにもないかしら?」と買ったコミックです。 弱小子爵家令嬢の主人公が名門伯爵家御曹司な近衛騎士団副団長から求婚される…というところから お話が始まっていて, 家格違いのせいで苛められたりするのですが, 本人は ちっとも堪えない…どころか楽しんでいる (実は作家で そういったシーンも糧にしてしまう。)…といったところがウリとなっています。
この お話でも容姿があまりよろしくないことになっているのですが, これって「全然おしゃれをしない…どころか反対に地味で目立たないようにしている」からであって, ちゃんとすれば化ける設定なのでしょうね…多分。 いや「化ける」じゃなくて「元々容姿が悪いわけではない」のでしょうね。 (笑) ちなみに作家であることは隠しているのですが, 実は最初からバレていて その上で求婚されています。 そして そのこと自体も 1 巻中に判明します。 (^^;)
続いては「悪役令嬢」もの:
左上画像の『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』はタイトル買いです。 この手のものを読んでみるにあたり正攻法なタイトルのものを選択したわけですね。 というわけで, ゲーム世界の悪役令嬢に転生してしまった主人公が, そのままなら訪れるであろう破滅エンド (結構重くて命を落とすパターン。) を あれこれ策を講じて回避する…というコメディな お話となっています。
このコミックは 3 巻まで出ているようなのですが, 今のところ 1 巻しか読んでいません。 あまり一気に読んでしまうと勿体ないので…。 (^^;) なので, 「漸くゲーム世界である魔法学園入学の年齢まで育ちました~」というところで終わっているのですが, どうやら策を講じすぎて「王子様方など攻略対象一同どころか, ライバル令嬢組も主人公カタリナに惹かれてしまう」逆ハーレムどころか全ハーレムな展開となりそうな気配です。
はてさて, このような中でゲーム世界での主人公であるヒロインが どう関わってくるのか楽しみではあります。 下手をするとヒロインのハートまで掴んでしまいそうですけれど。 (笑)
中上画像の『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』では, 上とは逆に破滅エンドへ向かうべく主人公が一生懸命頑張る…というコメディになっています。 コメディなので当然ながら その試みは上手くいかず, むしろ破滅への道を順調に潰していく結果へ繋がるのでした。 1 巻の終わりでゲーム中のヒロインが登場しますが, どうやら そちらが悪役として活躍しそうですね。 初っ端から魅了の魔法で第 3 王子を堕とそうとしていますし…。 まあ, この辺りは お約束かしら? (^^;)
こちらは未だ第 3 王子以外が主人公と直接関わってきていませんので, 本格的に話が動くのは 2 巻以降となりそうです。 とりあえずヒロインは逆ハーレムを狙ってきそうですね, 1 巻で「魅了魔法による依存」に言及しているところをみると…。 (笑)
右上画像の『捨てられた皇妃』も表紙買いになるのかしら? 上の 2 つと違って悪役令嬢ものでもコメディでもなくて, 割と重たい話だったりします。 何しろ主人公の皇妃が斬首となるところから始まりますから…。 (^^;) で, この世界の神様は優しいところもあるのか「ちょっと多数が不幸になり過ぎちゃったから, 9 歳のところから やり直しね。 皇妃となる運命は変えられないけれど, それを踏まえて今度は幸せに暮らしてね」と過去へ転生させてくれるのですが, 「そんなの承諾できるか, コラァ~!!」と (神様の前で) 全否定しちゃう…といった内容になっています。
この世界の神様は本当に融通が利くのか, 「その意気や良し」と運命に抗うことを認めちゃったものだから, そのせいで転生後の やり直し人生では, 本来とは大きく異なる関係性へ切り替わってしまいます。 「皇妃となることを拒む=皇室に敵対する」というわけで, やり直し前の人生では好意的だった (らしい) 先帝が主人公一族を潰しに掛かる…といったように。 まあ, 神権政治的な世界で当の神様に (喧嘩を売った結果) あんな名前を授けられたのでは, 現皇帝として見過ごせないのは仕方のないところでしょう。 (^^;)
さらに女の子向けコミックが続きます。 今度は異世界転生もの:
ここで挙げている 3 つは上で挙げたコミックを買うきっかけになったもので, 年末~年明け辺りに買ったものです。 いずれも表紙買いで, 1~2 巻の書影ばかりですがコミック自体は最新巻まで読んでの話です。
左上画像の『聖女の魔力は万能です』は以前の記事で既に挙げていますが, 今回の女の子向けコミックを買うきっかけとなったコミックなので再び登場願いました。 「少女漫画のような感じ」という話を Twitter の TL で見掛けて買ったものです。 タイトルどおり主人公は聖女なのですが, 異世界へ召喚された もう一人の女の子のほうが聖女として扱われ主人公は放置プレイ…といったところから お話が始まります。
放置プレイの結果, とりあえず普通っぽい暮らしを始めることになるわけですが, 如何せん聖女ということで能力を隠せるはずもなく, 王室界隈を皮切りとして周りにバレつつある…といった感じで 2 巻が終わっています。 もう一人の女の子が悪人な役どころのようなので, とりあえず その方面の決着が一つの区切りとなりそうですね。
『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる』は↑の書籍を買った後に お勧めとして表示されて買っています。 表紙買いであると同時にタイトル買いでもあります。 幼なじみと揃って異世界召喚された主人公の女の子…。 その幼なじみのせいで ろくな人生を歩めていなかったのですが, その運は召喚された後も遺憾なく発揮され, 幼なじみが巫女姫として扱われた一方主人公は国外追放されてしまう…といった感じで お話が始まります。
御多分に漏れず主人公のほうが真の巫女姫…というわけで半ば必然的に竜王の元へ辿り着くわけですが, とある理由からタイトルどおり猫として竜王の膝の上で惰眠を貪ることになります。 (笑) 幼なじみと どう決着を付けるのかまでが一つの区切りかしら? 決着が付く前に人の姿に戻るのかは今のところ謎です。 その辺りがどうなるのかも楽しみの一つですね。
「異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています」は上の 2 つを読んだ後に「何かないかしら…?」と お勧めを探して選んだコミックです。 異世界へ召喚された主人公の女の子…。 ヒールが使えたことから王国第 2 王子の庇護の下貴重な癒やし手として働き始めるのですが…といった感じで お話は進みます。 現在 6 巻まで出ていて異世界の根幹に絡むところまで進んでいますから, 7~8 巻辺りで完結するのかしら?
このお話では魔力量と年齢が相関しているので, 皆さん とっても高年齢です。 「20 代半ばな相貌なのに実年齢は 80 超え」とか。 (笑) 魔族なら数千年の寿命でも不思議ではないのですが, ヒューマンでも長寿命なのが面白いところです。 一方, 魔力のない一般的なヒューマンは極々普通の寿命です。
というわけで, 女の子向けだけあって ここまで挙げた お話に登場する準主役級の男性陣は全員美男子だったりします。 男の子向け漫画で美少女が多いのと同じ理屈ではあるものの, 男性陣な読者の中には耐えられない方が いらっしゃるかもしれません。 (^^;)
残りの 3 つは男の子向けコミックです:
『どうやら私の身体は完全無敵のようですね』は男の子向けではありますが, 上で挙げた「異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています」からの お勧め表示で買ったコミックです。 病弱で早世してしまった主人公の女の子…。 死の間際の「生まれ変われるなら病気にも何にも負けない身体で生まれたい」といった祈りを神様が叶えてしまい, ステータスカンスト, 物理魔法攻撃無効というタイトルどおり完全無敵で生まれ変わっちゃった…といった感じで お話が始まります。 公爵令嬢として生まれ変わっているので, 家格的にも完全無敵へ繋がるものになっていますね。 (^^;)
女の子はノーイベントな普通の暮らしを望み それを目指すのですが, 如何せん完全無敵なので爪を隠しきれず, そのせいで騒動を巻き起こしていく…という流れになっています。 武術クラスで騒動を巻き起こしてしまったので, 魔術クラスでは今度こそ平凡な学校生活を…というところで 2 巻が終わっています。 むなしい希望です。 (笑)
『勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした』はストアの新刊一覧で目に止まって買ったコミックです。 勇者召喚に巻き込まれて異世界召喚された主人公…。 タイトルどおり異世界は平和で, その異世界現世での勇者は何のことはない祭典の主役だった…といった感じで お話が始まります。 その上なんと 1 年後には普通に送還魔法で元の世界へ帰れます。 (笑)
というわけで, そのままなら何も起こらないわけなのですが, 徳のある魂だったからなのか, 魔界の偉い人に見初められ神界の偉い人に祝福され…と, 物語の中でも言及されるように本人が招き猫状態になってしまうことから, その招き猫状態がもたらすイベントで周囲を騒動に巻き込む…といった感じで話は進んでいきます。 1 巻は主だったメンバーの顔出しと騒動を巻き起こし始めた…といったところで終わっているので, 本格的な騒動は 2 巻以降になりそうですね。
このお話では勇者召喚に主人公を含めて 3 人巻き込まれているのですが, あと 2 人の女の子は どういった役どころになるのかしら? 花としての役どころは勿論なのでしょうけれど, それだけでは少々寂しい気がします。 その辺りも含めて注視することにしましょう。
『魔女の旅々』も新刊一覧で目に止まって買っています。 「灰の魔女」である主人公のイレイナはタイトルどおり世界の あちらこちらへと旅をしているわけですが, その旅先での出会いや別れが短編的に描かれつつ お話が進んでいきます。 2 巻の予告を見る限りにおいては再登場するキャラもあるようなので, 1 話完結的ながら大きな括りでも話が進んでいきそうな気配です。
と, ここまで書いて『現代魔女図鑑』が頭に浮かんでしまいました。 キャラ再登場の頻度や各話の絡み具合は あちらに比べて低いわけですが, 同じような感じで進むのかもしれませんね。 比較しつつ読むのも面白いかしら?
…といったジャンルのコミックを このゴールデンウィークは選択集中的に読んでいました。 さすがに この辺りで打ち止めとしないと, 買ったことを忘れるコミックが出てきそうです。 この辺りもデバイスを問わず Kindle アプリの欠点ですね。 (^^;)
|