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今日の出来事 (May, 2012)

●May.30,2012

Ramos W17 Pro の問題点と感想...

 18 日に届いてから 1 週間と経たずに役目 (Amlogic8726-M6 機と Allwinner A10 機の体感速度比較。) を終了して お蔵入りした Ramos W17 Pro ですが, HYUNDAI A7HD と同じく感想と問題点を ここで整理しておきます。 問題点等を一覧すると以下のとおり:

  • かなり低品質な TN 液晶が使われた LCD。
  • HW でのフルスクリーン動画再生で不具合が発生する。
  • 数秒毎の定期的な引っかかりが発生する。
  • 内蔵 SD ストレージのマウント構成が他のタブレットと異なる。
  • 無線 LAN の感度が少々悪い。

 まずは LCD です。 何度も書いているとおり, W17 Pro には かなり低品質な TN 液晶が使われています。 透過率が低いのか とにかく暗いのと, その影響で彩度の非常に低い印象を受けてしまいます。 ainol NOVO7 Elf 辺りと比べて明らかに見劣りするくらいで, ユーザーによっては この 1 点だけで W17 Pro を投げ出すかもしれません。 もっとも AKART CH-AND500 のようなことはありませんけれど…。 ともあれ, 実際に店頭で確認することをお勧めします。 個々の差が激しいので確認したところで…という話もありますけれど。 (^^;)

[W17でのフルサイズ動画再生]

 次に動画再生の問題です。 全てのアプリが該当するわけではないのですが, NicoRo α^2 や MX 動画プレーヤー等で動画の HW フルスクリーン再生を行った場合, 上画像のように動画の下部が一部見切れてしまう不具合が発生します。 MX 動画プレーヤー辺りなら SW 再生を指定できますので, 気になるようなら それを指定すればよいでしょう。 Amlogic8726-M6 ということで SW でも十分な再生速度が得られますので。 (Allwinner A10 の HW 再生と遜色なし。)  システムレベルで HW アクセラレーションを無効とするのは お勧めしません。 動画のみに使用する場合は それでも構わないのですが, 他の用途にも使用する場合は, そちらへの影響が大きいので…。

関連した不具合ですが, Allwinner A10 辺りに比べて かなり再生能力の上がっている Amlogic8726-M6 ですが, なぜか 5~8 秒に 1 回程度描画が引っ掛かります。 ほかでも発生しますが特に動画再生時に顕著で, これのせいで むしろ NOVO7 Elf 辺りのほうが快適に鑑賞できています。 (^^;)  「出荷状態 + Quadrant」辺りでも発生していたので, かなり根本的な部分が影響していそうなのですが, 「Amlogic8726-M6 機に共通の不具合」でないことを祈りたいですね。 (^^;)

 次に内蔵ストレージの問題…というほどではないのですが, W17 Pro の内蔵ストレージのマウント構成は, 少なくとも NOVO7 Aurora を始めとした他の手持ちタブレットと異なっているようで, それが影響して一部のアプリ (一番顕著なのは avast!。) でインストールできないなどの不具合が発生しています。 システム周りの設定ファイルを改変するなどで対処可能なわけですが, 出荷状態ではダメ…ということで。 あ, avast! のは「スーパーユーザーでインストールできない」のパターンなのですが, インストールできなかったのは W17 Pro が唯一ということで, かなりレアな機種なのかも…。 (^^;)

 最後に無線 LAN の問題…の内に入らない気もしますが, 一部の機種と同様 W17 Pro も感度が低めです。 NOVO7 Aurora と HYUNDAI A7HD の中間…といった感じでしょうか?  A7HD のような速度低下は もちろんありませんが, アンテナの本数が少ない以上, それに伴う速度低下は避けられませんので, 回線速度の必要とする状況では影響があるかもしれません。

 W17 Pro については これくらいですね。 何はともあれ あの TN 液晶に耐えられるかどうかが最初の関門でしょう。 あとは描画の引っかかりかしら? 一旦気になり出すと結構辛いものがあります。 (笑)

Jun.1,2012 追記

 巷では高熱が問題となっているようですが, 自身については充電時のみ気になる程度です。 使用時は ほんのり暖かくなる程度でした。 (過去形。 ^^;) >すでにお蔵入り

●May.28,2012

NOVO7 Burning 発注...

 前々から噂だけは聞いていた表題の ainol NOVO7 Burning ですが, 金曜の 25 日に予約が開始されたので当日夜に早速予約しました。 (笑)  事前情報を何も仕入れていなかったのですが, 現時点で公開されているものを見る限りでは, 売る側としても こちらが本命なのでしょうね。 なぜ NOVO7 Aurora II が基本的に NOVO7 Elf の筐体を踏襲した NOVO7 Elf II と同様の筐体となっているのかが解りました。 もちろん 4200mAh といった大きめのバッテリーを採用する必要のあった点も影響しているのでしょうけれど。

 何はともあれ Aurora II との違いが注目点となるわけですが, まずは LCD が 1280x800 になった点でしょう。 次に (大きさから察するに) 高解像度なリアカメラが装備されたことと, 金属筐体が採用されたことでしょうか? おまけで, 地味にスピーカーがステレオになっています。 あとは Aurora II と同じで, CPU が Amlogic8726-M6 Cortex-A9 Dual core (1.5GHz), GPU が Mali 400 x 2, メモリーが 1GB, 内蔵ストレージが 8GB, 静電式 5 点タッチ LCD, OS が 4.0.3…といった感じになっています。 これで 1.2k しか違わないのですから, もはや何のために Aurora II が存在するのか解らない状況です。

金属筐体はタイミング的に HYUNDAI A7HD を意識しているようにも思えますが, いつ頃採用が決定したのかは判りませんので, 一概にそうとはいえません。 それはともかく, せっかくの金属筐体ということで, ある程度薄型にしてくるでしょうから, その関係でバッテリーが 3000mAh になってしまうとか, 逆に容量を確保したせいで重さが 380g になってしまう…といった不利な要素がない限り, Aurora II を買う人はいないでしょうし, ましてや まだ出回っていませんから, 予約変更するユーザーが多数を占めそうです。 結果, 一部の予約生き残り組分が捌けたら取扱を停止する SHOP が多いのではないでしょうか?

Jun.1,2012 追記

 書き忘れていましたが, 「6 月下旬~7 月下旬の入荷予定」となっていたので, 実際には 8 月以降でしょう。 もはや どうでも良くなるタイミングですね。 (^^;)

Jan.10,2013 追記

 その後 8 月末になって漸く NOVO7 Fire の名前で登場しています。 そして, ここ数ヶ月は全く使っていません。 (^^;)

●May.24,2012

REGZA Tablet AT570 発注...

 東芝が 5 月下旬発売を発表してから買う気満々だった REGZA Tablet AT570/36F ですが, 22 日に予約取扱を始めた SHOP が出始めたので早速予約しました。 (笑)  53k 超と高いわけですが, ASUS には裏切られてしまったので良しとしましょう。 スペック的には申し分ないのですが, 何かあるとすれば 7.7 型, 204.5x135.2x7.9mm という微妙に大きめなサイズと 332g という ainol NOVO7 AuroraNOVO7 Elf の間に入る重さでしょうか?  最近「310g 以下」に慣れてしまっていますので…。 まぁ, 布団トップは Aurora を使えばよいので, 特に問題は ありませんけれど。 (^^;)

ちなみに, 役割を無視して使用頻度だけの観点で振り分けると, ASUS Eee Pad TF201-GD64DNOVO7 Aurora 16GBHYUNDAI A7HD 以外の全てのタブレットが お蔵入り状態となってしまいます。 買ったばかりの Ramos W17 Pro も既に お蔵入り。 いくら軽かろうが処理は速かろうが, IPS 液晶に慣れた身には あの LCD は耐えられません。 TN 液晶で耐えられるのは Elf くらいかしら?  現状ですら こうですから, AT570 が加わると A7HD が弾き出される…どころか, まだ届いていない NOVO7 Aurora IINOVO7 Elf IINOVO7 Mars すら お蔵入りが決定してしまいます…, 何かの間違いで 330g 以下に収まらない限りは。 (^^;)

 ASUS といえば, ME370T について Bluetooth SIG の認証を取得しましたね。 一応製品としては出すつもりのようで…。 NVIDIA の Kai 狙いなんて話も あちこちから聞こえていますが, 「ようやく発表しただけ」の Kai 狙いって…「出るのはいつ?」  来年の話では関係ないも同然ですし, まさか「出た時点で $199」ではないですよね? (^^;)  来年だと今の 15k クラスが 5k くらいまで落ちているわけで, Amlogic8726-M6 機が 5k で買えるのなら, Kai 機なんて手を出さないでしょ, 巷の少なからぬユーザーは…? 出始めが 13k~15k だった Allwinner A10 機が, 現在は Allwinner A13 と名前を変えて 7~8k で登場していますから, それの倍近く時間が経てば 5k くらいには なっていることでしょう。

 ともあれ, 今のところ AT570 の到着予定は 31 日ということになっていますが, 実際には 6 月に入ってからでしょうね。 2 日くらいまでに届くと週末に動作確認をできて有り難いかしら?

May.25,2012 追記

 上で書いたのは「もし振り分けたなら」の話であって, 実際にお蔵入りしているわけではないですよ, 念のため。 もっとも, 2 台の NOVO7 Elf や原道 N50 は お蔵入りしてしまっていますけれど。 NOVO7 Aurora 8GB や REGZA Tablet AT3S0/35D も, 予備用として待機状態に入っていますから, 半分お蔵入りですね…。 あ, Aurora は「Aurora の片方を 2.3.4 にしない?」という指令が下っていますので, 近々ファームを書き換え予定です。 (笑)

Jun.8,2012 追記

 昨日 2.3.4 へ書き換えてみたのですが, タッチパネルの感知がおかしくなったり, NicoRo α^2 でキャッシュし終わった途端再生できなくなる不具合が発生したりと, あれこれ不具合が出まくっています。 何より 4.0 を想定した機種ということで 2.3.4 での使用自体不便だったりしますから, とてもではありませんが お勧めできるものではないですね。 あ, 赤札以外で公開されているファームは一通り試してみています。 まぁ, いつでも 4.0.3 v1.0 へ戻せますので, しばらく悪あがきすることにしましょう。 (笑)

Microsoft Windows の終焉 (デスクトップ編)...

 Windows 8 でデスクトップを始めとする既存 PC への大改悪を次々と打ち出している Microsoft Windows ですが, また一つ改悪をしでかしてくれました…Aero の廃止です。 といっても, 高速化が行われた描画システムとしての Aero ではなく, Aero glass の廃止ですけれど…。 とはいうものの その廃止の仕方が酷すぎます。 ええ, 「ただの真っ白」でしか ありません, あれは。 Windows 3.1 のほうが遙かにマシです。 (^^;)  あんなの誰が使う…基っ, 誰が使えるのでしょうか?  あれではベンダーも PC を売りようがないです, 「使い物にならない」のですから。 「今年の年末商戦以降はタブレット PC しか出さない」というのであれば話は別ですけれど。

 どうやらマイクロソフトは PC からの撤退・シフトを決めたようですね。 これからはタブレットを主戦場として闘うつもりなのでしょう。 あまりにも「Metro 有りき」な Windows 8 を見ていると, そうとしか思えません。 プリインストールしようのない状況に各ベンダーが どう対処してくるのか興味深いところです。 業務用途としては linux のディストリビューターはチャンスですね。 同じように, 個人用としては Mac に大チャンスの やってきた気がします。 もっとも, 業務用は まだしばらくは Win 7 インストールで逃げられますけれど。

 私はといえば, 動作確認用に現在 CP を入れてあるノート PC, タブレット PC, 仮想 PC の 3 台を除いては, Windows 8 は華麗にスルー予定です。 入れる気が起きません。 そして, 次の後継 OS でも事態が変わらないようなら Mac へ完全移行します。 ソフトが Metro に対応してきたところで, 「2560x1440 な 27 インチのディスプレーで, カスケードの出来ない全画面表示のみ」なんて使う気がしますか? しかもスタート画面では その画面一杯に何百というアイコンが並んでいるわけで…。

 きっと MS は Windows Me 以上の致命的な大失敗を Windows 8 で しでかすことでしょう。 いえ, それでは Me に対して失礼です。 リソース不足を起こしまくりはしましたが, UI としては問題なかったわけで普通に使えたわけですから…。 「そもそも使えない・売れない」のでは, 黒歴史とする前に Windows…ひいては MS 自体が終焉を迎えかねない気がします。 きっと「Windows 向けの諸々を出してきた全ての関係企業」が「さて どうするか?」と思案を始めていることでしょう。 「デスクトップ/ノート PC」というもの自体が一気に終焉へと向かわないことを祈りたいです。 (^^;;

●May.22,2012

Norton Internet Security の SONAR とパンヤ...

 一昔前は Norton AntiBot という専用ソフトで行われていた Norton の振る舞い検知機能ですが, Norton Internet Security 2009 以降では SONAR という形で NIS へ含まれるようになり, NIS 2012 には SONAR 4.0 が組み込まれています。 「振る舞い検知」からイメージされるとおり, 実行モジュールが何をやっているかの挙動を追跡し, 怪しい (と NIS が判断した) 動きがあれば, それを阻止した上で検疫を行うわけですが, 「実際にどんな動きをしているか?」をチェックすることから, 未知のソフトやプログラム (実行モジュール。) にも対応が可能で, それが強みとなっています。

この SONAR…。 年を経る毎に Norton Insight への依存度が高くなっています。 Norton Insight とは, Symantec のサーバーに集められた, NIS ユーザーの環境に存在するソフト等の情報を基に作成されたホワイトリスト (といいますか安全度の一覧表。) のことです。 SONAR で検知した挙動と Norton Insight での安全度から, 総合的に危険度を判断するわけですね。 それは良いのですが, 特に NIS 2012 になってからは「報告数の少ないもの」に対する警戒度が異様に高くなっているのです。 どんなソフトやプログラムであっても最初は登録数が 1 桁だったりするわけですが, その 1 桁のタイミングに当たると必ず検疫されてしまう…といった感じに陥ってしまっているのです。

 その主な犠牲者となっているのが, ゲームなどプロテクトの掛けられたソフトです。 簡単にプロテクトを回避されたのでは意味がありませんから, あれこれ対策を行っているのですが, その対策が「怪しい挙動」以外の何者でもないので SONAR に引っ掛かってしまうわけです:

上の画像は, コンシューマーからの逆輸入版『WHITE ALBUM』が引っ掛かったところです。 当該ソフトはダウンロード版ということで起動時に認証チェックが行われるわけなのですが, その認証チェック周りの部分が怪しいと判断されたわけですね。 それはともかく, このソフト (ダウンロード版。) が発売されてから随分経つのですが, Norton Insight への登録数が 1 桁だったため, 「怪しい→即黒判定」となって削除されてしまっています。 この手のソフトは一定期間しかダウンロードを行えないので, その後で抹殺されようものなら致命傷ですね。 (^^;)

 先週の話なのですが, 毎週行われているパンヤのアップデートを行った ところ, 私の環境でもパンヤが SONAR に引っ掛かって抹殺されてしまいました。 以前から悲鳴が聞こえてはいましたが, ようやく私も世間一般の仲間入りを果たせたようです。 (笑)  とにもかくにも, 本体である ProjectG.exe を SONAR 対象から除外することで一件落着です。 …という状況を監視していたのか (無理。 ^^;), 週末に「(NIS で) どこで除外指定すればいいの~?」といったネタが Twitter で登りました。 何やら「ProjectG.exe を除外指定してもアップデートの度に SONAR に引っ掛かってしまう」という質問が公式 Web の掲示板に上がっていて, NIS 使いである私にお鉢が回ってきたようです。 回答内容の裏取り要員ということですね…。

SONAR 以外の項目も弄っているようなので, とりあえず「SONAR 除外指定でのフォルダー指定の方法」「SONAR と その他の項目の関係」といった辺りを画像付きで説明しておいたのですが, せっかくなので こちらで もう少し詳しく書いておきます。

 というわけで, まずはメイン画面を表示するわけですが, その前に前提条件があります。 除外指定のような NIS の基本動作にかかわる設定は, 管理者権限をもったアカウントによりログインした上で行う必要があります。 標準ユーザー等だと「管理者として実行」を行っても設定できませんので注意が必要です。 ログインしたあとは方法は何でも良いので, とにかくメイン画面を表示します:

メイン画面が表示されたら「設定」のリンクをクリックして設定画面を呼び出します。 ここは何も難しいところがありません。

設定画面が表示されたら, 上から 2 番目の「Auto-Protect、SONAR、ダウンロードインテリジェンスの検出から除外する項目」の「設定」ボタンをクリックして除外指定画面を呼び出します。

指定画面が表示されたら, 「追加」ボタンをクリックして追加指定画面を呼び出します。 既にパンヤ関係の項目が存在しているのなら, 前もって削除しておきましょう。 重複する部分が存在すると不具合の素となってしまいかねませんので。

追加指定画面が表示されたら, パンヤのインストールされているフォルダー「PangYa_JP」を選択し, 「サブフォルダを含める」を有効にした上で「OK」ボタンをクリックして登録します。 これで, パンヤに関係するものが纏めて除外指定されます。 もし これでダメなら, 「Auto-Protect、SONAR、ダウンロードインテリジェンスの検出から除外する項目」の表示されていた設定画面の「スキャンから除外する項目」でも除外指定を行います。 それでもダメなら, これまでの 2 つでの指定を解除した上で「すべての検出から除外するシグネチャ」で指定を行います。 フォルダーごと指定してダメなようなら, パンヤ以外の何かが原因となっている可能性が高いです。

 フォルダーごと指定して不具合が解消された場合は, そのままにせず そこから除外指定する対象の減らす努力を行うようにしましょう。 パンヤでは nProtect が使われていますが, nProtect はチート対策ツールですから, ウイルス対策ソフトと同様それ自身がシステムを含む環境のチェックと追跡を行っています。 NIS での設定が逆に nProtect のチェックに引っ掛かりかねませんので, 対象は少ないに越したことはありません。 基本は「ProjectG.exe のみ」です。

 最後に注意点…。 不幸にも引っ掛かってしまった場合に必要となる除外指定の対象は, 各ユーザーで千差万別です。 もちろん, パンヤなら「ProjectG.exe が基本」という大元は存在するわけですが, とあるユーザーが その指定で回避されたからといって自身も その指定で回避できるとは限りません。 僅かな環境の違い…それこそメッセージの飛ぶタイミング一つの違いで検疫に引っ掛かったり引っ掛からなかったりするわけですから。 なので, 一旦回避できた指定で ずっと回避が可能という保証もありません。

 私自身は先週初めてパンヤが引っ掛かりましたので, 今週のアップデート後に引っ掛かるかどうかが鍵ですね。 引っ掛かるようなら私自身が実験台という名の人柱となれるのですけれど…。 (笑)

May.24,2012 追記

 「今日のアップデート後に nProtect が SONAR に引っ掛かって抹殺された」という話が聞こえていたので, 保険を掛けた上で楽しみにアップデートと起動を行ってみたのですが…引っ掛かりませんでした。 (笑)  まあ, nProtect が引っ掛かるのは仕方がないですね。 何しろ GameMon.des が ccsvchst.exe を始めとした Norton Internet Security の各種ファイルに接触して逆ハックを仕掛けているわけですから。 ウイルス対策ソフトを対象外としない nProtect 側に 9 割方非があるのであって, 攻撃と同じ手口で接触されたのでは そりゃ NIS だって自己防衛くらいするでしょう。

●May.21,2012

Ramos W17 Pro 到着...

[Ramos W17 Pro]

 Diablo III モードに入ってしまったので すっかり更新が遅れてしまったわけですが…。 (^^;)  金曜の朝に Ramos W17 Pro が届きましたので, 早速設定等を行ってみました。 毎度のごとく配送時間が最適化されていますので, 18~21 時の代引き指定であるにもかかわらず朝の 9 時前に届いています。 当然ながら私自身は絶賛勤務中なので家族が対応…。

 W17 の設定方針ですが…何もありません。 元々 Allwinner Essential を適用するかしないかくらいの設定しか行っていませんから, あとは無線 LAN 等を始めとした一通りの初期設定 (どの機器でも行っている共通のもの。) と, これも必要性の有無にかかわらず必ず入れているアプリのインストール, 不必要なアプリの削除くらいです。 Ramos W17 ですが, CPU が Amlogic8726-M6 Cortex-A9 Dual core (1.5GHz), GPU が Mali 400 x 2, メモリーが 1GB, 内蔵ストレージが 16GB, ディスプレーが 1024x600 静電式 5 点タッチ LCD, OS が 4.0.3, 筐体が 197x113.5x10.5mm で 290g, バッテリー容量が 3200mAh といった感じです。

梱包を解いて本体を取り出してみたところ…「お? 軽い…のは良いとして薄い?」  そう。 公式は 10.5mm の厚さとなっているのですが, 実際には NOVO7 Aurora と変わりありませんでした。 並べてみても高さは同じです。 (ちなみに, HYUNDAI A7HD がスペックどおり僅かに低い。)  これは嬉しい誤算ですね。 270g の A7HD には数値的に負けていますが, 殆ど同じ感覚で使えます。 ちなみに, 筐体サイズは A7HD が Aurora に大して少々「横長で縦が短い」となっていますが, それをさらに押し進めた感じになっています。 なので横は かなり長いです。 ケースによっては収まらないので注意。 (^^;)  プラスチック筐体ですが そんなに見てくれは悪くないです。 が, ブラック筐体のほうが安物感は薄いですね。

 さて, 設定です。 何をおいても まずは無線 LAN ですが…って, 「え? 何これ?」  アンテナが 1 本しか…って 2 本になりましたが, 「悪夢よ再び?」  とりあえず落ち着いて ATOK for Android を落としに掛かったところ…「お…遅…くない?」  さすがに A7HD のようなことはなく普通の速度でした。 良かった良かった。 (笑)  が, 若干感度は悪いようですので, 高速度確保組は, 多少の速度低下は覚悟しておいたほうが良いかもしれません。 ともあれ, 一通りのアプリをインストールして次に余計なアプリの削除を行おうとしたのですが, …何も入っていませんでした。 (^^;)  中華向けの製品ですから, システム周りの最低限の中華モジュールが入っているのは仕方ありませんが, それ以外にはキーボード周りすら入っていません。 手間が省けました。

 設定が終わりましたので, 早速 Quadrant を実行してみます…みたのですが, 「え? 嘘っ!?」  3D が 1900 なのは良いとして 2D が 260 しかありません。 「げげっ!! これは公式 Web で公開されているグラフと同じ状況ではないかっ!!」  大慌てで SDK とカーネルバージョンを確認したところ, SDK が 4.0.3 でカーネルが 3.0.8+ でした。 ひ…引きつりながら Quadrant でチェックしてみたところ, GL_OES_texture_cube_map と GL_EXT_discard_framebuffer には ちゃんと対応していて, Cube maps もサポートとなっています。 「な…なんでやねん?」と思いつつシステム情報を もう一度確認して…できませんでした。 (^^;)  v0.9 だとか v1.0 だとかの情報が削られています。 どうやらカスタマイズされたファームのようですね。

実際 2D や 3D 描画のフレームレートが異様に遅くて, v0.9 未満時代の NOVO7 Elf より わけの悪い状況となっています。 むむ…これは困った。 というわけで, あれこれシステム周りの設定を弄ったり再起動したりしていた ところ, いつの間にか 2D が 840 とまともな数字になっていました。 謎ですが, 結果オーライということで良しとしましょう。 (笑)  ともあれ, Quadrant が複数コアの GPU に対応し切れていないのと, ファームウエアの Mali 400 x 2 への対応度が今ひとつなのは確かなようです。 実際の描画体感速度ですが間違いなく Aurora より速いです。

 ベンチマークでの確認も終了したので, インストールしたアプリを一通り試してみたのですが, そこで重大な懸案事項が発覚したのでした。 と その前に, 通常アプリの体感速度はデュアルコアだけあって Aurora 辺りに比べて随分向上しています。 例えば, Aurora だと Opera 以外での Web 閲覧が苦痛なのですが, W17 では遜色なく閲覧できます。 描画も上述のとおり向上していますので, Allwinner A10 機よりは 1 段上の快適さを得られると思います。 …が, それを ぶち壊す要素が…。 (^^;)

その要素は…「悲しいことになっている LCD の品質と, 動画フルサイズ再生時の表示欠け」です。 まず LCD ですが, 普通に使っている際でも「TN 液晶とはいえ かなり悪いな~」と感じてしまうのですが, 動画など表示品質が重要となってくるシーンでは それを痛感してしまいます。 とにかく彩度と輝度 (というより明るさ。) が低い。 輝度を最大にしても Aurora や Elf の半分くらいでしかありません。 透過率が低い感じで それが彩度を低く見せてもいるようです。 LCD だけなら ONDA VX580W どころか AKART CH-AND500 並みです。 断言します。 「動画主体で使うのなら Ramos W17 Pro は止めておけ!!」 (^^;)

その上にフルサイズ再生の不具合です。 どんな感じなのかというと:

[W17でのフルサイズ動画再生]

見てのとおり画像の下部が切れてしまっています。 ただ, アプリによっては HW 再生を切れば普通に表示されるようになります。 デュアルコアということで SW 再生でも十分な描画速度を得られますので, 気になるなら設定すればよいでしょう。 SW だと遅すぎてダメなアプリもありますので, システム側で HW アクセラレーションを切るのは お勧めしません。 ちなみに, MX 動画プレーヤーでは SW 再生でも全く速度的に問題ありませんでした。 あ, そうそう。 上述したファームウエアの問題もあるのかもしれませんが, W17 では「みくみくベンチ」で Lv 7 以上, 「マリエルさんベンチ」で Lv 33 以上の再生を行えません。 解像度が高いとダメで何も表示されなくなります。

 その他で気になったのは USB でしょうか? mini-B ですが「薄型」なのです。 これ, 何気に不便なのですよね…その辺りのケーブルを使えませんので。 あ, そうそう。 HDMI は存在しません。 また, 内蔵ストレージが 8GB というブツも存在するようなのですが, 手元のものは しっかり 16GB でした。 (^^;)

 というわけで, 最後に Quadrant のスコアを上げておきます。

Quadrant Standard 2.0 e7a0f03
Tablet
Model Ramos W17 Pro NOVO7 Aurora 16GB AT3S0/35D TF201-GD64D
OS Version
SDK 4.0.3 4.0.3 3.2.1 4.0.3
OS 3.0.8+ 3.0.8 2.6.36.3 2.6.39.4
CPU
Model Amlogic8726-M6 Allwinner A10 NVIDIA Tegra 2 NVIDIA Tegra 3
Cores 2 1 2 4
Clock (cur.) 336MHz 1008MHz 1000MHz 620MHz
Clock (min) 96MHz 60MHz 216MHz 203MHz
Clock (max) 1200MHz 1008MHz 1000MHz 1600MHz
Memory
Memory 894504kB 833820kB 741932kB 1006828kB
Inactive 161548kB 142856kB 301548kB 370356kB
GPU
Model Mali-400 MP2 Mali-400 MP ULP GeForce ULP GeForce
OpenGL ES 2.0 ES 2.0 ES 2.0 ES 2.0
Resolution 1024x600 1024x600 1280x800 1280x800
Rates 50Hz 46.98Hz 60Hz 60Hz
Score
Total 2981 1696 1679 4137
CPU 5403 1426 2779 11004
Mem 2592 1344 2512 2945
I/O 4159 3475 959 3236
2D 840 817 231 1000
3D 1910 1417 1916 2500

概ねスコアどおりの体感速度となっていて, 基本的には Tegra 3 機には及ばないものの, Tegra 2 機以上の計算速度 (通常アプリの実行速度。) と Allwinner A10 機と同等以上の描画速度を兼ね備えたものとなっています。 フルサイズでの動画再生は ともかく, 低品質の LCD に耐えられるかどうかが Ramos W17 Pro 購入の是非を決める要素となるでしょう。 この点だけは, 可能なら店頭での実機確認を, それが無理でも Web 等での悲鳴等を十分吟味してチェックするのが吉です。 あ, VX580W や CH-AND500 レベルの表示 (サイズによる見づらさは排除。) で大丈夫という方なら, 何の問題もないと思います。 NOVO7 Elf (特に高品質もの。) レベルを期待すると, 悲しい結果が待っています。

May.25,2012 追記

 買って 1 週間なのですが早くも半分お蔵入りしています。 周りに IPS 液晶機レベルが いくつも転がっているせいで, あの低品質 TN 液晶は耐えられませんでした。 (笑)

Jun.1,2012 追記

 この 1 週間に起動したのは 1 度…それも 3 分未満。 完全にお蔵入りですね。 (^^;)

●May.16,2012

1 年半越しの Diablo III 発送 (笑)...

 米国現地時間の 15 日に発売された Diablo III ですが, 私が米国 Amazon で発注したのは 2011 年 1 月…つまり今年ではなく 1 年半近く経つ去年の 1 月だったりします。 (笑)  ちょうど その頃発売の噂が出た関係で米国 Amazon で予約が開始されたわけですが, 当然ながら発売されるはずもなく その後「発売見込みなし」の連絡が届くと同時に予約不可となっています。 以降定期的に「随分経っているけれど相変わらず発売予定なしだよ~」メールが届いていたわけですが, いつもどおりキャンセルすることなくオーダーを放置していたのは いうまでもありません。 そして, 1 年以上経った今年の 3 月にステータスが変更され, 再び予約が開始されたのでした。

その Diablo III が昨日ついに発送されました。 予約から 1 年半越しの発送ですが, どうやら発送の最初期組に該当していたようで, 発売とほぼ同時の発送となったようです。 到着予定が現地時間の 22 日となっていますから航空便ですね。 実は, どのみち複数アカウント分必要になるということで, 昨日の夜に日本 Amazon (こちらは SHOP 販売…つまりマーケット。) でも発注しているのですが, 結局米国からの輸入となりますので 2 週間くらい掛かるようです。 ちなみに, 海の向こうが送料 $26.98.- なのに対して こちらは送料なしなのですが, それでも米国 Amazon からのほうが JPY 1,200.- ほど安いです。 つまり死ぬほど高額の手数料を取っているわけですね, 国内の SHOP は。 何しろ向こうの価格の 8 割に相当しますから。 倍額で売っているようなものです。 (爆)  その上, 向こうからのほうが早く届くと…。 (^^;)

とか思っていたら, 今日の夜に国内組のほうから発送通知が来ました。 さすがに明日は無理っぽいのですが, 間違いなく明後日には届きます。 おい, コラ。 どこが「2 週間」なんだ? (笑)

May.24,2012 追記

 国内組ですが「海外からの発送」だったようです。 要は当該店が米国の SHOP に送付先を指定して発注するパターン。 結果「高い・遅い」だけの状況に陥っています。 それはともかく「2 週間」というのは確かに 2 週間だったようで…。 (笑)

May.25,2012 追記

 ↑のようなことを書いていたら…実は 24 日に届いていました。 (笑)  しばらくは出番がないでしょうね。 せめてナイトメア辺りはクリアーしてからでないと, 複数アカウントを使用することは ありませんから。 >ほかのキャラで使えそうなアイテムの受け渡し・保管用

Android タブレット用キーボード付きケース...

 携帯性を目的とした Android タブレットですが, 長文を入力する際などは やはりキーボードが欲しくなります。 その辺りは誰しも同じようで, 1 週間ほど前に Twitter で「これレビューしてみてー」とリプが飛んできました。 いつものノリですから「私が人柱で買った上で使用感をレポートする」の意味です…いえ, ノリに関係なく誰が見ても そう見えますね。 (笑)  私は ASUS Eee Pad TF201-GD64D 持ちですからキーボードを使いたければ それを使えば良いわけなのですが, その辺りを抜け目なく考慮してリプを飛ばしてきています。 もちろん, iPhone / iPad 用キーボードを持っていることも…。 使い心地の比較を行えますから。 (^^;)

そのときはスルーしたのですが, 「ここは乗ってあげましょう」ということで結局発注したケースが昨日届きました。 レビューを依頼されたのは別のケースだったのですが, この辺りのケースは販売元や商品名等が異なっても基本的に同じである場合が殆どです。 なので, 今回は赤札天国の 7 インチ用ケースである AT0528 を選択しています。 うぐぐ…。 「私が結局堕ちる」との確信と勝算の上にリプってきたことを解っていて, まんまとそれに乗ってしまうとは…。 (笑)

 早速梱包を解いてケースを取り出してみての感想は「意外と丈夫な作りなのね」というものでした。 わりと丈夫な作りで いつも使っているケースと あまり変わらない価格のわりには しっかりした作りとなっています。 ともあれ, 外側の確認が終わったので中を開いてみると…「うっ!!」  想像以上にチャチな作りのキーボードです。 並びや向きがガタガタだわ, 押下方向でも各キーがバラバラに斜めになっているわ…。 (^^;)  大きさでいえば NEC mobio NX/UD model A1 くらいのキーボードになっていても良さそうなものなのですが, WILLCOM 03 や PC-1251 辺りのキーボードのほうが遙かにマシ…どころか, 比較すること自体間違いと確信できるほどの出来の悪さです。 はて? 10 インチ用は もっとマシなはずなのに…。

「と…とりあえず繋げてみよう」とケーブルを取り出しに掛かったのですが…, これ, 一旦取り出したら元のスペースへケーブルを収めるのは無理ですね。 何度か繰り返すと確実に断線しそうです。 (^^;)  続けて NOVO7 Aurora 16GB をケースに収めてみたのですが…, 固定するための上側のフックのスプリングが かなり硬いのでチャチな筐体だと少々心配ですね。 幸い Aurora は大丈夫でしたけれど。 とにもかくにも接続して打ってみたのですが…。 ダメです…見掛けどおりのキーボードです。 硬いわ, 斜めになっているせいで入らないキーがあるわ, グラついて打ちづらいキーがあるわ…, 同じ入力方法だったとしても, 本体のソフトウエアキーボードを使ったほうが 3 倍速く入力できます。 (爆)

結果…10 分で見切ってレポートをツイートしたのですが, 「さすがに 10 分じゃ短いか…」と気を取り直して当該ツイートを削除した上で, その後も数時間使ってみました。 …結果は変わりませんでしたけれど。 (笑)  他のキーボード自体の注意点としては, 最初から解っていることですが「英語キーボードである」ことでしょうか?  入力アプリによってモード切替の方法がバラバラな上に利くときと利かないことがありますので。 あ, そうそう。 USB 接続ということで本体から電力を奪いますので, 地味に稼働時間に影響します。 どこかの充電式キーボードのように反対に本体へ電力供給することは出来ませんので, 念のため。

 結論としては, とてもお勧めできる代物ではありませんでした。 ただ, キーボードの出来さえマシなら それなりに使えそうですので, 店頭で実際にチェックした上での購入なら有りだと思います。 通販で買うなら Amazon 辺りで 1.3k 辺りで売っているものを選択しましょう。 3k 近くのものと中身が同じなのですから, わざわざ高いもので冒険する必要は ありませんので。 個体毎の出来の差が激しいですから, 通販は正しく博打ですね。 頭から投入資金を捨てられる くらいでなければ, 手を出さないほうが良いでしょう。

●May.14,2012

Ramos W17 発注と REGZA Tablet AT570...

 新型である Amlogic8726-MX 機については 4 月下旬に ainol NOVO7 Aurora II/NOVO7 Elf II/NOVO7 Mars の 3 つを予約したわけですが, 当初 5 月上旬に入荷予定とアナウンスされていた Mars も, 気づけば 6 月入荷の状況に陥ってしまっているようです。 (^^;)  一方同じ頃に予約開始となった Ramos W17 Pro のほうは少々早めの入荷となりそうな雰囲気となっていて, 運が良ければ今週末くらいには手に入る可能性があります。 …というわけで, HYUNDAI A7HDNOVO7 Aurora 16GB が届いた翌日の 10 日に Ramos W17 を発注してしまいました。 はたして Aurora II/Elf II より早く届くのでしょうか? (笑)

 とか何とか書いていたら, 東芝が 2012 International CES で展示していた NVIDIA Tegra 3 機の国内モデルとなる REGZA Tablet AT570/36F の発売を発表しました。 7.7 型 LCD と 8 インチクラスですが, 7.9mm の厚さに 332g の重さと比較的薄くて軽いものとなっています。 そして 10 時間稼働というのが嬉しいですね。 あとは Android 4.0, Tegra 3 1.3GHz, メモリー 1GB, 1280x800 の解像度…といった感じです。 うん。 裏切り者 ASUS (笑) の代わりを十二分に務めてくれていますね。 32GB モデルで 53k と相当高いのですが即お買い上げ決定。 5 月末発売とのことなので下旬には予約が可能となるでしょう。 もっとも, 特に急ぐ必要がありませんので, 買うのは 6 月中旬以降ですけれど。

これで自宅でのメインは REGZA Tablet AT570 と ASUS Eee Pad TF201-GD64D の両 Tegra 3 機となることが決定しました。 同時に, 最低でも年が明けるくらい…予定としては向こう 1 年くらいは Android タブレットは打ち止めですね。 AT570 が後ろに控えていてくれるのであれば, 外出用は NOVO7 Aurora で十分です。 (軽ければ NOVO7 Aurora II。)  場合によっては余裕のあるときに AT570 を もう 1 台買って職場・外出用にしてしまうかもしれません。 あ, 何かの間違いで買おうと思ったときまでに ASUS が当初の価格程度 (20k~25k。) くらいで Tegra 3 機を出してくれば そちらに流れるかもしれません。 ただし, ある程度薄さ・軽さと稼働時間でも勝負できないと, 高くても AT570 になりますけれど。

 ちなみに AT570 の 53k という価格…。 NOVO7 Aurora II + NOVO7 Elf II + NOVO7 Mars + HYUNDAI A7HD といった 4 台の計と ちょうど同じです。 (爆)  メーカー品と中華タブレットには それだけの差があるということですね。 これだけ差があると, それで用が足りるのであれば, それこそ今私が使っている NOVO7 Aurora を選択したからといって何も悪いことはありません。 ましてや, 私のような「Twitter + 動画」の ためだけに 53k のタブレット…などというのは, 普通に考えれば無駄でしかありませんから。 (^^;) >主力・本命は あくまでも iPhone + iPad

May.17,2012 追記

 10 日に発注した Ramos W17 Pro ですが, 今日の夜に発送されましたので, 明日の夜か明後日の朝には届くと思います。 巷の情報によると 197x113.5x10.5mm で 290g のようです。 197mm と少々長めなのと 10.5mm という厚さが残念ですね。 特に 10.5mm という NOVO7 Elf 並みの厚さは, NOVO7 Aurora より軽い 290g にもかかわらず Aurora より重く感じさせる結果を招く気がします。 気になるバッテリー容量は 3200mAh と A7HD よりちょっと多い程度のようですね。 あと, micro-SD が本当に 16GB までだとすると かなり痛いです。 その上, 記事どおり内蔵ストレージが 8GB だった日には…。 もっとも, 個人的には Amlogic8726-M6 の確認用でしかありません (本命は NOVO7 Aurora II で発注済。) ので, 大きな問題とはなりませんけれど。

あ, そうそう。 「1.5GHz」という表記は 1.1GHz + 400MHz の意味だと思いますよ。 200MHz の Mali 400 2 コア分を上乗せしてあるだけです。 それでも, 1GHz の Tegra 2 と勝負できる程度には体感速度が向上していると思います。 「Tegra 2 の計算速度と Allwinner A10 の動画再生及び 2D 描画能力」が得られるわけですから, 前から書いているように Tegra 3 には及ばないものの, かなり快適になるのではないでしょうか? >ファームが熟れてくれば

May.24,2012 追記

 Ramos W17 Pro が 18 日に届きましたが, あまりにも悲しい LCD でした。 TN 液晶の中でも低品質のような気がします。 一方, AT570 の予約が 22 日に開始されましたので早速予約しています。 到着予定は 31 日…なのですが 6 月に ずれ込むでしょう。

HYUNDAI A7HD と NOVO7 Aurora 16GB の描画能力...

 9 日に届いた HYUNDAI A7HD と NOVO7 Aurora 16GB ですが, 当日計測したにもかかわらず すっかり忘れていましたので, 遅ればせながら Quadrant での計測結果を上げておきます。 11 日の記事のとおり, ルーター等からの電波強度さえ確保できれば A7HD は普通に使えますので, 可能であればモバイルルーターや中継機で対応しましょう。 というわけでスコアです:

Quadrant Standard 2.0 e7a0f03
Tablet
Model HYNDAI A7HD NOVO7 Aurora 16GB NOVO7 Aurora 8GB
OS Version
SDK 4.0.3 4.0.3 4.0.3
OS 3.0.8 3.0.8 3.0.8
CPU
Model Allwinner A10 Allwinner A10 Allwinner A10
Cores 1 1 1
Clock (cur.) 1008MHz 1008MHz 1008MHz
Clock (min) 60MHz 60MHz 60MHz
Clock (max) 1008MHz 1008MHz 1008MHz
Memory
Memory 833696kB 833820kB 833844kB
Inactive 138128kB 142856kB 175968kB
GPU
Model Mali-400 MP Mali-400 MP Mali-400 MP
OpenGL ES 2.0 ES 2.0 ES 2.0
Resolution 1024x600 1024x600 1024x600
Rates 59.9Hz 46.98Hz 59.9Hz
Score
Total 1612 1696 1624
CPU 1373 1426 1392
Mem 1233 1344 1246
I/O 3116 3475 3212
2D 820 817 825
3D 1520 1417 1445

基本的に同じ v1.0 のファームウエアとなっていることもあって, 見事にスコアが横並びとなっています。 が, やはり機種毎の違いはあって, NOVO7 Aurora と HYUNDAI A7HD で一番異なるのは, キー入力の関係だと思います。 双方とも先行入力が有効となっているのですが, 総じて Aurora は表示までのタイムラグが大きくて, 特に起動・復帰後の PIN 入力の際はキーの取りこぼしも発生しています。 微妙な違いなのですが, A7HD のほうが きびきび動作している感じですね。 あ, 計測時は流石に他のタスクを切りはしますが, ウイルス対策アプリの類いは常駐したままですので, 念のため。

あ, そうそう。 クロックの現在値ですが, Quadrant のスコアでは常に最大値と同じになっているのですが, 実際には 70MHz から 1008MHz まで目まぐるしく変化しています。 リアルタイムで表示されるモニター系のツールを使うと良く解ると思います。 70MHz 未満の値は今のところ目にしたことがありません。 (笑)  あと, LG 製が採用された新ロットである Aurora 16GB の 46.98Hz というリフレッシュレートは誤植ではありません。 (^^;)

●May.11,2012

HYUNDAI A7HD の問題点と感想...

 9 日に納品されてから ここと Twitter 上で悲鳴を上げ続けている HYUNDAI A7HD ですが, あちこちに情報が散らばっていますので, 重複しますが覚え書き代わりに感想と問題点を ここで整理しておきます。 問題点等を一覧すると以下のとおり:

  • 無線 LAN の感度が悪く, さらに速度が大幅に低下する。
  • タッチパネルが誤動作して長押し等が不可能となる。
  • LCD の輝度を上げると表示がおかしくなる。
  • バッテリーの保ちが悪い。
  • スピーカーの音量が少ない。

 まずは無線 LAN の問題です。 「その状況に陥ってしまう」ユーザーにとっては, A7HD が全く使い物にならなくなるという最大最悪の不具合となっています。 その引き金となるのが感度の悪さです。 これが「少々悪い」という程度なら良かったのですが, それだけで捨てたくなるほどの悪さを誇っています。 例えば NOVO7 Aurora と A7HD を並べたとして, Aurora がアンテナ 4 本だったとします。 その状況で A7HD は良くて 2 本…どころか 1 本や圏外になったりします。 それもそのはずで, モバイルルーターの Wi-Fi WALKER DATA08W を隣にくっつけてあれば流石にアンテナ 4 本となりますが, これが 30cm ほど離すと早くも 3 本となるくらいです。 (^^;)

それだけなら「感度がすこぶる悪い」というだけで, 他のデバイスでも見られることから, ある程度はスルーできるはずだったのです。 ところが, この A7HD はアンテナが 2 本以下となると大幅な速度低下が発生するのです。 これが「使い物にならなくなる」の根本原因で, その低下度は半端ではなく「64k モデムか 128k な ISDN か…」といったところまで低下してしまいます。 動画やダウンロードどころか, Web での表示や Google Play の表示すら行えなくなる体たらくです。 ええ, 32k 接続の Air "H のほうがマシな状況です。 これだけでも A7HD を捨て去る十分な理由となるでしょうね。 「常時アンテナ 3 本以上 (絶対 2 本以下とならない)」を確保できるユーザー以外にとっては…。

 次にタッチパネルの問題です。 A7HD のタッチパネルは静電式なので, 当然ながら本体の電力が影響します。 ところが, タッチパネルへの電力供給が おかしいのか, パネルが誤動作して正常に入力できなくなる不具合が頻繁に発生します。 もっとも確実なのは付属 AC アダプターを使用した場合で, このケースでの再現率は経験則で 97% くらいとなっています。 巷では「アダプターを使用した場合」といった情報が多いのですが, USB 接続やアダプターを使用していない場合でも発生しますので, 発生率に違いがある (付属アダプターのケース以外は気にならない程度。) ものの「常に発生する危険性がある」点は確かなようです。 ちなみに, 原道 N50 のアダプターが代替品として使えますので, お持ちの方は自己責任でお試しあれ。

どのような不具合かといいますと, 例えばレーザーを含む光学マウスで感度が良すぎる場合など, マウスを全く動かしていないのに, 接地面での乱反射等が影響してマウスカーソルが細かく動く現象が発生します。 ちょうど これと同じ感じで, 指を動かしていないのにタッチパネルが誤認識してしまい, あたかも細かく指を動かしているかのような結果を招いてしまうのです。 さらに悪いことに, 静電式の上マルチタッチですから「電界とパネルの接地面」という面全体を認識してしまい, 「システムがホールドと認識する範囲」を超えた動きとして入力されてしまうのです。 結果, 「タップやスワイプは概ね普通に操作できても長押しが出来ない」という状況に陥ります。 この不具合も致命的なもので, しかも付属 AC アダプターを接続したケース以外では, 「これ」といった原因が特定できないことから, ほぼシャットダウンした上で再起動するしか なくなります。

 以上の 2 点に比べると残りは可愛いものです。

 まずは LCD 輝度の問題ですが, ステータスバーをタップして設定画面を出し そこで輝度の変更を行った場合に, バグなのか そこで輝度を最大付近に設定すると画面が ちらついて正常に表示されなくなってしまう現象が発生するようです。 どうやら, LED の明滅間隔調整のための電圧設定をミスってオーバーワークとなっているようです。 頻繁に変更することはないでしょうから, 設定アイコンのほうから輝度の変更を行うようにしましょう。 ただ, この現象は どの個体でも発生するわけではないようで, 私の環境では発生しませんでした。

 残りは不具合ではないのですが, 少々気になる点。 まずはバッテリーの保ちが悪い件ですが, 基本的に軽さとのトレードオフとなっている点については周知の事実です。 ところが異様に保ちが悪いのです。 例えばニコ動で動画を再生しているとすると, 30 分番組を見る度に みるみるバッテリーが減っていくのです。 感覚的に NOVO7 Aurora の半分ですね。 ちょっと短すぎる気がします。 もう一つのスピーカーの音量が少ない点は そのままです。 最大音量にしても Aurora 辺りと比べると かなり小さいです。 あと, 付属のヘッドホンを使った場合ですが, 低音が強すぎますね。

 問題点と気になった点は これくらいでしょうか? そうそう。 おまけでメモリーについてですが, Android のシステムは A7HD のメモリー容量を 512MB と申告してきます。 それに対して Quadrant は 1GB と申告してきます。 何やら一抹の不安を感じる結果ですね。 まさか原動 N50 の様にファームで 512MB を殺している…などということはないと信じたいです。 (^^;)

May.16,2012 追記

 HYUNDAI A7HD ですが, 「必ずモバイルルーターとセットで使う」など常にアンテナ 3 本以上が確保できて, さらに「付属 AC アダプターを繋げながら使用」しないのであれば, 殆ど何の問題もなく使えると思います。 バッテリーの保ちが悪い程度で それも比較論や個人の感覚の問題となりそうです。 タッチパネル方面の不具合は, AC を使わない限りある意味「運」です。 (^^;)

●May.10,2012

NOVO7 Aurora 16GB, HYUNDAI A7HD 到着...

[HYUNDAI A7HD]

 一昨日発送された ainol NOVO7 Aurora 16GBHYUNDAI A7HD ですが, 昨日の夜に無事届いたので早速設定を行ってみました。 A7HD はともかく Aurora は届くまでが長かったですね…いえ, むしろ「届いただけマシ」と言えるかもしれません。 余談ですが, Aurora にも 32GB モデルってあったのですね。 今回箱を見て初めて気づきました。

 さて, Aurora については既に 8GB モデルを持っていますので, まずは A7HD の設定です。 Allwinner Essential を適用する予定はありませんので, 初期設定とアプリのインストールくらいです。 アプリは特に何も考えず とりあえずは NOVO7 Aurora 8GB と同じにしておきます。 常用組ではありませんので, 外部ストレージも当分必要ないでしょう。 と方針を決めたところで早速梱包を解いて本体を取り出したところ…意外と重く感じました。 が, その後使用した Aurora の落差が激しかったので, 実際にはスペックどおり軽かったようです。 (^^;) >310g→270g

何をおいても まずは起動して無線 LAN の設定です…って, 「え? 何これ?」  アンテナが 1 本しか立っていません。 隣に鎮座している Aurora は 4 本なのに…。 これでは AKART CH-AND500 と同じではないですか。 むむむ…。 とりあえず落ち着いて ATOK for Android を落としに掛かったのですが…「お…遅…い?」 どころの話ではありません。 いくら低速 ADSL 環境とはいえ 250KB/s くらいは出るはずなのに, ISDN 並みの速度しか出ず何時まで経ってもダウンロードが終了…どころか, Google Play のページ表示すら苦労する始末です。 これは使い物になりません。 海外を含めて無線 LAN の遅さについての悲鳴は聞こえていましたが, ここまで酷いとは思いませんでした。

さらに, 作成されたアイコンの移動・コピーを行おうとしたところ…, タッチパネルでの長押しを上手く認識してくれません。 0.2 秒程度で指を離すタップやスワイプは殆ど問題ないのですが (皆無ではない。), 暫く指 (adonit Jot などのペンでも同様。) が触れたままとなる操作を行おうとすると, マウスを動かしていないのに誤認識でマウスカーソルが細かく振動する現象と同じような感じで, タッチパネルが誤認識をしてしまい, 何時まで経ってもホールドを行えないのでした。 何かの拍子で発生し下手をすると再起動するまで改善しない かなり困った不具合です。 (指を全く動かしていないのに, 細かく動かしているかのようにタッチパネルが認識する。)

この 2 つの不具合に辟易してしまい, ATOK と avast! 辺りをインストールしたところで, 設定作業を投げ出してしまいました。 使用開始から 10 分で お蔵入り決定です。 さすがに 2・3 日中に Aurora と同じ程度までの設定作業は行いますが, その後は殆ど使われることがないでしょう…合掌。 悪いことは言いません。 HYUNDAI A7HD を買うくらいなら NOVO7 Aurora を買いましょう。 軽かろうが薄かろうがステレオスピーカーだろうが, タッチパネルと無線 LAN が使い物にならないのでは致命傷です。 比較の土俵にすら上がれていません。 (^^;)

 さて, 物理的ではないものの A7HD は捨てましたので, NOVO7 Aurora 16GB の設定作業に取りかかります。 こちらは何も考えず Allwinner Essential を実行した上で 8GB モデルと同じ環境を構築するだけです。 その上で micro-SD カードを 8GB から移して作業終了。 ダウンロードの時間だけが問題となる簡単な作業です。 といったところで梱包を解いて起動したところ…「うっ!! グリーンが強い…。」  …と感じたものの, 実際には iPad (Early 2012) と似たような感じなので, より正しい発色となっているのでしょう。 が, ブルーが強めの発色に どっぷり浸かっていますので違和感が…。 (^^;)

それはともかく, こちらは無線 LAN に何も問題はありません (当たり前。) ので, ダウンロードとインストールに それなりの時間を要しただけで, あっさりと設定作業は終了しました。 実は A7HD 共々 Quadrant での計測を行っているのですが, そちらについては週末にでも記事にしたいと思います。 あ, 一つだけ。 LG 製タッチパネル LCD を採用した新ロットの Aurora ですが, そのリフレッシュレートが 46.98Hz と変態数値となっています。 旧ロットでは 59.9Hz と ごく普通の数値だったのに…。 描画の体感速度やスコアに違いは見られないのですが, これが描画速度に影響するようだと嫌ですね。 …とここまでで 25 時になってしまいましたので, 大人しく就寝しました。 (笑)

 ここからは今日です。 いつも始業より 45 分ほど早く出勤しますので, その空き時間を利用して A7HD の WiMAX 環境での通信テストを行ってみました。 その結果ですが, 体感 10 Mb 以上となることもある高速回線だからなのか, 他のタブレットと遜色なくダウンロードが可能でした。 どうやら使用環境や利用している回線の影響を非常に受けやすいようですね。 CH-AND500 と同様不安定ということなのでしょう。 あちらのように切れまくることはありませんが, 速度の落ち具合はこちらのほうが激しいので, 五十歩百歩といった感じです。 試しに動画再生を行ってみたところ, スピーカーはステレオではありますが, 最大音量は Aurora よりも かなり小さいようでした。 なので, 巷の見解と異なり, 個人的には Aurora のほうが良いと思っています。

 結論としては HYUNDAI A7HD はお勧めしません。 無線 LAN の問題が大きすぎます。 環境的に たまたま問題ない状況であれば良いですが, 一旦速度低下を招くと Web ブラウジングすら不可能に近くなります。 (表示されるまで 1 分とか。)  当然ながら, そのような状況で動画再生など出来ようはずもありません。 Twitter 辺りの TL 取得もご同様。 つまり巷での Android タブレット使用目的の主要組が全滅しているわけです。 さらに, タッチパネルの不具合が発症しようものなら…。 耐えられるのは CH-AND500 を普通に使っている方々くらいでしょう。 (^^;)

さすがに玄翁で物理攻撃を加えて「笑ってゴミ箱」するのは時期尚早なので, 「通信も操作もしなければ良い」ということで, ローカル (micro-SD カード上。) での動画再生専用タブレットとして余生を過ごさせようと思っています。 設定は一応今朝の内に終わらせました。 環境だけなら Aurora と同じになっています。 なお, 「NOVO7 Aurora だけでも 2 台持っている」という状況だからこその結果であって, 普通は何とか使おうとすることになるはずです。 (笑)

●May.08,2012

NOVO7 Aurora 16GB と HYUNDAI A7HD...

 3 月末に発注した ainol NOVO7 Aurora 16GB と先月中旬に発注した HYUNDAI A7HD ですが, 今日か明日発送との通知メールが昨日届きました。 …届いたのですが, 今までが今までなので どうしても懐疑的になってしまいます。 公式 Web では前者が即納で後者が予約分 (「一部」の限定なし。) のみ発送…となっていますから, 発送される確率は高い…といいますか, 発送しないと SHOP の信用問題になってしまいますけれど。 いえ, 今日の昼に無事発送されたわけですけれど。 (笑)  Aurora のほうは, LG 製の IPS 液晶へ変更された直後ということで在庫が存在するのでしょうね。 LCD の生産・供給が安定しないようだと, また「暫く経ったら出荷見込みなし」に陥ってしまいそうです。 中華なだけに有り得る話ですね。 (^^;)

HYUNDAI A7HD は先月ネタにした「2D 描画問題」の確認用に発注したわけですが, 原因が判明・解決してしまったので用済みとなってしまいました。 「Aurora 16GB が届かなかった場合の保険」という意味も兼ねていたわけですが, 同時に届くようですし。 (^^;)  ほかを含めてストレージ容量が総じて少なめですから, 動画か何かの専用端末として使うことになるでしょう…。 そういえば, Amlogic8726-MX な新機種組は, 当初ほかに比べて早く出荷されると予想されていた NOVO7 Mars を含めて, 6 月以降の出荷となってしまったようですね。 予約開始日に予約したクチとはいえ当日の夜でしたから, 順番が回ってくるのは かなり後になりそうです。

その Amlogic8726-MX 組としては, Ramos W17 Pro 辺りが出回り始めているようです。 デュアルコアである Amlogic8726-M6 を搭載していて, NOVO7 Aurora と同じような筐体と軽さを誇り, さらに内蔵ストレージが 16GB となっています。 惜しむらくは IPS 液晶でない点ですが, 13k と NOVO7 Elf II 相当の価格となっていますので, Elf II 辺りを狙っている方にとっては選択肢の一つとなるような気がします。 バッテリー容量なら Elf II, 軽さとストレージなら W17…といったところでしょうか?  私は今のところ静観していますが, NOVO7 Aurora II/NOVO7 Elf II より早く即納になったら, とりあえず堕ちてしまうと思います。 (笑)

 前から書いていますが, NOVO7 Aurora II は現行の NOVO7 Elf くらいの重さになってしまうようなので, メインは NOVO7 Aurora 16GB になると思います。 今のメインが Aurora 8GB ですから基本的に継続ということですね。 軽さは正義です。 それはともかく, メインの NOVO7 Aurora 16GB と職場用の Aurora 8GB といった同モデル 2 台構成で運用することになるでしょう。 あ, 何かの間違いで Aurora II が 310~320g だった暁には, 当然ながら Aurora II を使うことになりますし, 16GB モデルも追加購入することになります…間違いなく。 (笑)

May.9,2012 追記

 NOVO7 Aurora II や Elf II が重くなっているのは, 一部で流れている情報によると, バッテリーが少々大きめ (3700mAh→4200mAh。) となっていることに因るものらしいです。 恐らく消費電力の増えたことが原因なのでしょう。 その観点からすると Ramos W17 は稼働時間が心配ですね。 3200mAh しかないわけですから, 例えば Aurora II が 7 時間だとすると 5 時間少々しか保たないことになってしまいます。 個人的なイメージとしては NOVO7 Aurora に対する HYUNDAI A7HD と同じ感じでしょうか? >コンパクトな代わりに稼働時間が短い

●May.07,2012

Amlogic8726-M6 Cortex-A9 Dual Core 機...

 そろそろ出回り始めている新型の Amlogic8726-M6 Cortex-A9 Dual Core 機ですが, メーカーの公式 Web を始めとして, 検索すると Quadrant のスコアが見受けられるようになりました。 が, 一部について そのスコアを見る限りにおいて非常に大きな懸案事項が仕込まれているのでした。 それは「2D のスコア。」  なんと, Mali 400 を 2 コア組み込んでいる M6 なのに 200 台のスコアでしかないのです。 そう…。 先月からネタにしているとおり v0.9 未満の SDK を使用している可能性が高いのです。 これはいけません。 これでは動画やゲームといった比較的巷で使用頻度の高そうな方面において, Allwinner A10 機に大負けしてしまいます…といいますか, 動画はともかく一部のゲームが実質実行不可となってしまいます。

これは (今なら) v1.0 以降の SDK を使用したファームウエアが適用, 若しくは公開されているかどうかを確認してから手を出したほうが良さそうですね。 それか, 適宜新ファームウエアを公開してくれる SHOP から購入する…といった保険が必要でしょう。 Allwinner A10 に大負けする Amlogic8726-M6 機なんて冗談がきついです。 (^^;)