メインマシン移行...
先月19日に購入した Satellite WXW/78DW ですが, 正月 3 が日をかけて最低限の環境を整え, 何とか移行を行うことができました。 とはいっても, メール, Web へのアップロード, それと, 現行ソフトの開発が可能となれば良いわけですので, 大したことはやっていなかったりします。 それでも「1 つの作業には 1 ソフト」で済むわけではないところが くせ者で少々苦労したわけですけれど…。
最低限なのですからソフトの数は多くないのですが, Web の動作確認用に開発用 PC 自体を Web + FTP + DNS サーバーとする必要があることと, 開発方面が VMware Workstation 上へ移行していること, この 2 点が懸案事項となります。 実際に問題となるのは DNS サーバーで, 今まで使用してきた Virtual DNS が Windows Vista 上で動作するか不明でしたので, とりあえず BlackJumboDog で逃げておくことにしました。
VMware 方面は, すでに VMware Workstation 6 のインストール自体は終わって開発環境用のゲスト Windows XP MCE 2005 の構築も済んでいますから, あとは VC++ 等をインストールするだけです。 あ, MCE なのは動作確認用のゲスト PC を流用 (移動) したからに過ぎません。 新規構築であれば Pro を選択しているはずです。
方針が決まれば あとはインストールするだけ…だったのですが, 思わぬところに伏兵が存在しました。 それは…「VC++ 5.0 SP3。」 これが入ったメディアの存在場所なんて覚えていませんし, 今では Web 上にも転がっていません。 仕方がないので VC++ 5.0 をインストールするだけしておいて, あとは旧環境から そっくりそのままコピーして逃げました。 一応まともに動作しているようですし, 旧環境と同じバイナリーが形成されていますから, 特に問題はなさそうです。
そして, やはり問題となったのが仮想 DNS でした。 BlackJumboDog の DNS は前にも試したことがあるのですが, 名前解決ができたりできなかったりと, 今回も不安定で使えそうになさそうです。 となると継続して Virtual DNS ということになりますが, かなり古いソフトですから Vista 上で そのまま使えるとは思えません。 実際ごく普通にインストールと設定を行おうとすると苦労を強いられるわけですが, まずは使えるようにすることが重要…ということで, Vista の標準から外したインストール等を行って諸々の保護機能を無効化することで逃げました。 その上で再度標準化を行うことにしましょう。 いえ, マニフェストを使用すれば簡単だったのですが, 使いたくなかっただけです。(笑)
結果, できあがったのが画像の環境です。 コンパイルと その経過での修正くらいであれば問題なさそうでしたので, ゲスト PC のほうは WXGA になっています。 辛ければ いつでもフルスクリーンにすることで WSXGA+ とすることが可能ですし…。 ただ, HDD サイズの関係で 20GB となっているのが難点でしょうか? DynaBook G7/X19PDEW 時代の一部環境を移すとなると倍の 40GB くらいは必要になりそうです。 まぁ, 遠からず 250GB (場合によっては 320GB。) のものへ換装することになるでしょうから, それまでは保つでしょう…といいますか, 保ってほしいところです。
テスト的な使用段階では全く問題の発生しなかった Satellite WXW/78DW や TXW/69AW での VMware Workstation 6 によるゲスト PC の稼働でしたが, 本格的な移行を行ったところで ちょっとした壁にぶつかってしまいました。 と言っても今更なネタで, Windows 98 など旧式 OS 上でのサウンド使用に関するものです。 DynaBook G7 までは, VMware のページで書いているように強制的に SB16 設定とすることで普通に扱えていたわけですが, それが使えなくなったのでした。
どうやら, ES1371 にしろ SB16 にしろ直接ポートにコマンドを投げているようで, 要は SB16 設定を使用するには, 程度は別としてホストのサウンドチップ (+ ドライバー) が SB16 互換である必要があるようです。 DynaBook G7 の YAMAHA AC-XG では可能だったわけですが, WXW の Realtek High Definition Audio では無理…ということで, 結果としてゲスト PC の起動時にエラーとなって無効化されてしまうようです。
まぁ, 遙か昔に移行する必要があったものを粘っていたわけですから, 本来の方法に立ち帰ればよい…ということで, おとなしく Creative Labs の Web からドライバーを落とすことで解決しました。 この週末にでも VMware のページを直しておくことにしましょう。(笑)
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