今日の UNLHA32.DLL...
「Unicode 版 API も使える ANSI アプリ DLL」として今まで使用されてきた UNLHA32.DLL ですが, 最近「~の言語で表示が…」「○×言語での使用は可能か?」といった他言語のネタが再び増えてきたような気がします。 ただパターンは異なっていて, 昔は, それこそ当該言語のネイティブからの質問だったり (なので, チェコ語メールが飛んできたり…。 ^^;) したものですが, ここのところは NT 系ということもあって, 例えば「英語 OS 上の日本語」といった「第一言語上の第二言語使用」に絡んだものが多くなっています。
さて困りました。 決め打ちフォントのせいで少々毛色の異なった言語で問題が発生していたことから, 最近フォント決定を OS に任せるよう処理変更を行ったのですが, これが却って第二言語での使用を難しくする要因となっていたのです。 「LHMelt では問題ないのに UNLHA32.DLL はダメ」ということになると…, これは, やはり UNICODE 版アプリと ANSI 版アプリの違いでしょう。 ということで, UNLHA32.DLL も UNICODE 版アプリへ変更することにしました。
幸い「Win32s 上でも動作する UNICODE 版アプリ」のノウハウは LHMelt で得られています。 が, 毎度ながら, RegisterClass() といったような明示的に ANSI か UNICODE かを指定していない箇所を突き止めるのが面倒なのです。(笑) Win32s でさえ使用が可能な UNICODE 版 API…といったものの存在が, さらに事態を複雑にしてくれています。 さらに, 元々 Win9x 系ではダミー API が存在していますし, コンパイラーや OS が遅延アドレス解決を行ったり…と, パッと見, 動作しているように見えてしまう辺りも, くせ者です。
結局, 比較的ロード時に跳ねてくれる Win32s 様に登場願うことになり, 上の画像のような賑やかな画面に…。 VMware Workstation 6 + VPC 2007 + VC++ 5.0 + 秀丸…と, 4 つだけなのですが, すでに SXGA+ では足りない状況ですね。(笑) この週末にβ版を公開しようかと思っていたのですが, どうやら来週になりそうです。 本体の修正は終了しているものの, ドキュメント更新が…。
そういえば, 先週, LHA.DLL ネタの英文メールが飛んできていました。 もう 10 年来, とあるプロダクトで使われ続けていたそうで, それが Vista 上では, どうやっても上手く動作しないらしいです。 それは…さすがに無理なのではないかと…。 むしろ, 今まで LHA.DLL を使えるべく払った努力に敬意を表します。(^^;) 「更新ってされてる? 知っているなら入手方法を教えてほしいんだけれど…。 ダメなら, 代わりに使えそうなものを知らないかしら?」といった内容だったのですが, さすがに Vista 上で多少なりとも動作確認を行ったあとでないと返事は出せません。 結局, 今日になって「残念だけれど LHA.DLL は, もう更新されることはないでしょう。 多分, 代わりに UNLHA.DLL が使えるだろうけれど, UNLHA32.DLL の使用を勧めます」と返信しました。 前もって「動作確認が必要だから返事は遅れるよん」メールを出し忘れていたのは, 秘密です。(笑)
先日買った LEXT20DR に引き続き月曜日に LEXT105W を買ってしまいました。 横方向にも LED が配置されているのは LEXT20DR と同じです。 …が, 大型リフレクターには無力だったようで, 明るさは大して変わりませんでした。 白色系ではあるものの F-650 よりも青い…, といった辺りも反射光を暗く感じてしまう要因に繋がっているようです。 いえ, 反射光が暗いだけで, 前面配置の LED は明る過ぎるくらいなのですけれど…。 ただ, スモール専用リフレクターではありませんから, 点で明るいのは避けたいのですよね。(笑) 結果としては「SUPER LED 1.25W CZLB03 と, どちらでも構わない」といった感じかしら? [一覧]
Nov.12,2007 追記
「色温度 8000K の LEXT105W では青すぎる」という意見が予想外に多かったのか, 10 月中に LEXT105W-V2 という 6000K タイプのものが登場しています。
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