Vista 化強行 (dynabook SS LX 編)...
依然として待機状態が続いている dynabook SS LX/290DK ですが, Vista 対応モジュールの登場に期待していたものの, どうやら未来永劫登場しそうにありません。 東芝にとって, LX/290 は XP で死すべき定めの PC のようです。 ビジネス用の PC ですから, 東芝の選択が間違っているのではなく, むしろ, こちらに非があるのですが, それでは少々困りものです。 Vista 実験用 PC として購入したのですから, このままでは本当に「(実質) 一度も使わぬまま廃棄処分」となりかねません。 幸い, 使っていなかっただけあって, NIS 2006 + NSW 2006 のインストールやパッチ類の適用を除けば, ほぼ購入時のままです。 ハードさえ壊さなければ, リカバリーしてしまえば良い…ということで, Vista 化を強行することにしました。 はっきり言って無謀です。(笑)
「何も考えずに Vista をインストール」でも良いのですが, さすがに 500% 引っかかることの判っている Norton 方面くらいはアンインストールしておきます。(笑) おや, 新発見。 アップグレード等で複数版の情報が残っていない場合は, LiveUpdate 等も自動で削除されるのですね。 てっきり今回も別途アンインストールする必要があるのかと思っていました。 なお, おまけで付いてきた 3 か月版 NAV 2005 は, インストールすることなく削除されています, 念のため。
NIS 等の削除を終えましたので, いよいよ Vista のインストールです。 使用したのは MSDN の日本語版 (Disc 3715) です。 全言語揃っているので, 日本語版の Disc を探すのに苦労しました。 (爆) 何も考えずに Ultimate を適用するのは言うまでもありません。
早速インストールを開始…しようと思ったのですが, 存在不能のソフトが 3 つほどあるようです。 東芝電源管理モジュールと DVD-RAM ドライバーと DLA…とか何とか申告されていて, この 3 つを抹殺しないとインストール自体が始まらないようです。 何やら Win9x→Win2k (WinNT) 化の頃が思い出される内容です。 LX ではファン等の管理はチップが行っていますので, 東芝版管理ソフトへの依存度は低そうです。 DVD-RAM は…使っていないので, 読み書きできなくても問題ありません。 DLA は…, そもそも, この PC でマルチメディアという考え自体が間違っています。 …というわけで, 1 秒了承で抹殺です。(笑)
壁となるソフトは抹殺しましたので, 再度インストールです。 「問題が出るかも~」と申告されたソフトが 10 個以上あったような気もしますが, 気にしないことにします。 さて, ファイルのコピーが開始され…と, ここで重大な事実に気付きました。 この PC はリカバリー CD を自前で作成しないといけないのですが, 作成なぞ行っていません。(爆) まぁ, 人間諦めが肝心です…という開き直りをよそに, 意外と時間を要したものの 1 時間弱でインストールが終了しました。 最大懸案事項の東芝 RAID は, こと RAID を組まず 1 HDD だけで使用する分には問題ないようです。
さて, 無事起動したものの画面が何やら変です。 …と考えるまでもなく SVGA でハイカラー…という時点で VESA VBE だと判ります。 どうやら GeForce Go 6200 は自動認識されなかったようです。 とりあえずドライバーの更新は置いておいて, 現時点で最大解像度となる 1280x960x32 へ拡げておいて, パッチ類を適用することにします。 おぉ。 東芝 HDD プロテクションの対応ドライバーが存在するようですね。 これで, ちょっと手が本体に当たっただけでヘッダー退避が行われます。 有り難いような有り難くないような…。 いえ, ちょっと敏感すぎる嫌いがありますので…。
パッチの適用も終わったので, GeForce Go 6200 のドライバーを探…すまでもなく, 互換ドライバーとして表示されています。 …が, WDDM 版でない点は良いとして, 自動更新させると VESA VBE が適用されてしまいます。 強制的に適用することで導入は可能でしたが, 後から考えると, これは XP 用のドライバーなのでしょうね。 まぁ, 適用できれば良いわけですので, 深く考えないことにしましょう。
…と, ここまでが昨日の話だったのですが, 今日になって冒険をさらに進めてみました。 「GeForce Go 6200 自体のドライバー適用は一応可能」「チップ等の構成から WDDM は可能のはず…」ということで, WDDM 版のドライバーを適用してみました。 結果は…右上画像のとおり正常に適用可能でした。 『プリミティブリンク』が動いているのはご愛敬です。 この辺りでブルーサンダー等が発生しなければ, とりあえず合格…ということで。(笑)
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