Microsoft 圧縮 (LZH 形式) フォルダー...
昨日『Microsoft 圧縮 (LZH 形式) フォルダー』が公開されましたが, 予想とは異なる変な部分に迷惑な制限の存在する「微妙」な代物でした。
こちらのページ "『Microsoft 圧縮 (LZH 形式) フォルダー』について" のページに簡単に纏めてありますが, タイムスタンプの秒がゼロクリアーされてしまい復元されないのです。 独自ヘッダー等に対応しないと参照できない…というのであれば仕方ありませんが, 一番基本的な部分であるにもかかわらず正常に扱われていないのです。 「特殊な形式で記録されている」わけでもなく, h0/h1 形式書庫であればシステム自体が FAT ファイルシステムで使用している MS-DOS 形式ですし, h2 形式書庫でも簡単に変換が可能な UNIX 形式で記録されています。
海外のソフトでは, h0 形式書庫にしか対応していない関係上 h2 形式書庫のタイムスタンプを正常に扱えない…というものが存在したりしますが, h0/h1 形式書庫のタイムスタンプすら正常に扱えない…というものは, おそらく, この『Microsoft 圧縮 (LZH 形式) フォルダー』しか存在しないのではないでしょうか。
展開結果を見れば判るように, 「故意に秒を切り捨てている」ことは明白なのですが, なぜ, このような, はた迷惑な仕様としたのか理解に苦しみます。 ……と, ここまで書いて, ふと思い立ち試してみたところ…, ZIP 書庫の圧縮フォルダーも同じ仕様なのですね。 使ったことがなかったので知りませんでした。(笑) …ということは, (世界的) 世間一般のコンシューマー市場においては, 「秒の情報なんてどうでも良い」ということなのかしら? いえ, おそらく「それと知らずに使っている」ユーザーが多いのでしょう。 圧縮フォルダーは比較的初心者が多く使っているでしょうし, ファイラーも Explorer であることが多いはずです。 そして, その Explorer は秒を表示しない仕様 (もちろんプロパティを開けば表示されますが。) なのですから…。
昨日, Overflow の『School Days』が発売日ということで宅配されてきたのですが, 最初の体験版が登場した頃に予想していたよりも 1GB 多い 7GB (セーブデーターが増えると, さらに 1GB プラス。) の HDD 容量を要するものでした。 数年前には「1GB を超える容量食い」といったネタが巷で出ていたような気がしますが, この分だと来年には確実に 10GB を超えるゲームが出てきそう…って, もう出ているのかしら?
全編フルアニメということで, 通常のアニメ映画の 5 割り増し以上の動画を扱っているそうですから, 2 層 DVD に近い容量となるのは解るとして…, それ以上にグラフィック周りの要求スペックが意外と高いのですよね。
(当初の予定と異なり。 ^^;) DynaBook G7 へインストールしたのですが, この PC は mobile Pentium 4M 1.7GHz1.9GHz, 1GB RAM, NVIDIA GeForce4 460 Go (32MB) というスペックです。 見てのとおり必要スペックを満たしていません。(笑)
半分の VRAM というハンデが存在するので, 体験版 1 の頃は比較的普通に動作していたものが, 体験版 4 ともなると ほかのアプリの負荷が影響するようになり, ついに製品版では描画が少し苦しい事態となっています。
体験版 4 では, 結構負荷に弱くてゲーム本編ではなくオープニング辺りで頻繁に動画が止まってしまっていたのですが, 製品版では負荷への耐性があるらしく止まってしまうことはなかったりします。 が, 自分自身の動作が重くなってしまっていて動画自体がコマ落ちしやすくなってしまっているのでした。 あ, 本編が大丈夫である点は同じです。(笑)
う~ん。 ノート用の GeForce4 460 Go といえば, デスクトップ用の廉価版 GeForce4 と似たようなスペック (3DMark2001 SE の XGA Full で 5300 程度。) なのですが, この辺りのスペックで使用しているユーザーって, まだまだ多いと思うのですけれど…。 まぁ, 「スペックを満たしていない」とバッサリ斬られてしまわないだけマシなのではありますが…。
余談…。 2 話冒頭での携帯電話の表示タイミングがずれているような…。 体験版では大丈夫だったのに…。 何か非常に気になってしまいます。
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