NIS 2005 の罠 (更新期限管理不具合編)...
先月の話なのですが, 24 日から「Live Update での更新は行えるのに, Intelligent Updater による更新が行えない」という現象が発生していました。 ウイルス定義体の更新の段階で「Your subscription has expired. (更新期限切れ)」が申告されるのでした。
この手の不具合が発生した場合, 下手に手を出すと「アンインストールも再インストールもアップグレードもできない」状態に陥るのが NIS の常なので(笑), ここは大人しく Symantec の導きに従って不具合解消を図りました。
NIS 2005 って, NIS 2004 辺りと異なって, アンインストール時にファイアウォールを始めとした各種情報の保存を行ってくれない (保存の選択肢がない。) のですね。 200 以上追加した個別定義が抹殺されるのは非常に困りものです。
問題が解決してから気付いたのですが, この 2005/02/24 という日付。 ちょうど NIS 2004 の期限切れの日だったのです。 そういえば, NIS 2003→2004 のアップグレード時には「NIS 2003 の期限に 1 年プラス」という更新期限設定がされていたのに, NIS 2005 へのアップグレード時には, 単純にインストールを行った 2004/12/25 からの期限に設定されていました。 その時には「はて?」と思いながらも, 「まぁ, いいか…」と素通りしていたのですが, 忘れた頃に罠が発動するとは…。(笑)
本来, 1 月に NIS 2005 をアンインストールするはずだったのですが, NIS 2005 のインストーラーには不安を感じていたので, そのまま継続して使っていたのです。 ある意味正解だったことに。 11 月には NIS 2004 の削除に失敗し環境の再構築を強いてくれた NIS 2005 が, 年末の再挑戦時にも罠を仕掛けてくれたわけですから。(笑)
今回のアンインストールは, その辺りを気にする必要がなかったのです。 何かあったとしても, Symantec がファイルの削除と情報再構築の手はずを整えてくれることになっていましたので。(笑)
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