### Micco's Home Page ### Welcome to Micco's page!!
Sorry, but this web page is written in Japanese.
<English>
■ 更新情報
■ このWebページについて
■ お知らせ
■ ダウンロード
■ DLL のインストール方法
■ SFX の設定例
■ いろいろ
対応ブラウザー
[Internet Explorer] [Firefox] [Opera] [Sleipnir] [Safari] [Google Chrome]
連絡先:Micco
[e-mail]

今日の出来事 (Apr, 2024)

●Apr.29,2024

シャニソンの描画設定比較 (オマケでデレステとミリシタ)...

 サービス開始と同時に手を着けた「シャニソン」こと『THE iDOLM@STER シャイニーカラーズ Song for Prism』ですが, サービス開始当初より描画方面が相当重い部類のゲームとなっていて, 自身の使っている iPhone 15 Pro でさえ設定を下げないとダメなくらい…と, 巷の声からも その辺りを覗える状況となっていました。 それが意外と激しかったのか, Ver 1.3.0 で処理の軽減化が行われたものの, 今度はクオリティーを下げすぎて, Ver 1.4.0 の再修正で かなり元に近いところまで戻す再修正が行われています。 その辺りについては 3 月の記事で書いたとおりです。

とは言え, 重さまで元に戻ったのでは お話になりませんので, 上手くやりくりして「処理が軽くなった割にはクオリティーの下げ幅は小さい」といった程度に収めているようです。 その一方で, 「やっぱり iPhone 15 Pro でもグラフィック優先以上では重い」のも事実ですので, 色々設定を変えて試していたのですが, そこで思ったのが「設定を変えても全然見た目が変わらない」という点です。 勿論, 低い設定にすれば そこそこ低解像度にもなりますし, それこそアンチエイリアスを切ればガタガタな表示にもなるのですが, その一方で「グラフィック優先」と「パフォーマンス優先 (ただし省電力オフ)」を比べても, 言ってしまえば, そんなに見た目は変わりません。

そこで, 試しに色々細かく設定を変更して比較してみることにしました。 …したのですが, 既に 4 月の春という季節柄, 既に室温は 20 ℃超えを楽に確保できるくらいには暖かい…というわけで, デバイスの放熱問題との闘いになりました。 (笑)

 それは置いておいて, まずは前提となる環境です:

一連の設定を試して動画を撮ったのは Ver 1.6.0 で, その 1 週間ほどの間に版が変わることはありませんでした。 実は その直後に描画エンジンである Unity の更新を伴う Ver 1.6.1 が登場し, 「すわっ, 全部やり直しか?」と青くなったのですが, 幸い やり直しを食らうような変化は見られませんでした。 比較動画は作成済み (Twitter へ上げたやつ) なので, 気が向いたら こちらにも上げるかもしれません。

そして, ここが意外と重要なのですが, シャニソンはデレステやミリシタと違って, 「設定を変えても大きく見た目を変えない」という方針を基本にしています。 なので, 極論すると全てを上限にした最高設定と逆に下限まで下げた最低設定 (ただし省電力だけはオフ) とを比べても, 大きな差はありません。 流石に同じ見た目とは言いませんが, デレステやミリシタの設定差と比べれば「全部同じ」と言っても過言でないくらいには小さな差に収まります。

この辺りはシャニソンの開発・運営陣が言及していた「3D 化に際して 2D なシャニマスと見た目を変えない」という話に繋がっているのかもしれません。

その結果として, 比較画像や動画を見比べても本当に違いの判らないものになっています。 違って見えるのも多くは (舞台装置としての) ランダム要素によるものだったりします。 既に iOS の機能であるところの動画キャプチャーの段階で均されてしまっているのでした。 はっきり言って Ver 1.3.0~1.4.0 での描画処理の変更に比べたら「差は無きに等しい」です。 (^^;)

 と梯子を外しておいて, ここからは各設定の説明となります。

 まずは最高画質:

「どうせ やるなら最高設定も試してみよう」というわけですが, グラフィック優先でさえ無理なのですから, 当然ながら iPhone 15 Pro では無理ゲーでした。 可能なのは最も軽い部類の曲だけです。 当該曲の『ヒカリの destination』は, たまたま可能だったようです。

何が無理ってデバイスの放熱が速攻で追い着かなくなり, SoC がクロック低下を筆頭に手を抜きまくるようになるのでした。 大型のゲームデバイス用冷却ファンを使ってもダメなので相当なものです。 このテストもカメラ部分を含めて冷やすべく「冷えピタ」の上にデバイスを置いて行いました。 以降, 冷えピタを適宜替えつつ最後まで その状態で続けています。 (笑)

前振りは置いておいて, 最高設定とはいえ, 既にグラフィック優先で 3D 解像度が最高になっていることもあって, そのままなら殆ど変わらない筈だったりします。 これにはシャドウ…つまり 3D キャラの影やハイライトを描くためのリアルタイムレンダリング…の解像度が元々あまり高くないのも影響しています。 それを覆すのが「アンチエイリアス高」で, 兎に角この処理による見た目向上が支配的で, 近景だろうが中景だろうが遠景…は流石に少々辛いですが, 「ガタガタは ほぼ皆無」と言っても過言ではない滑らかな表示を見せてくれるのでした。

あ, とはいえ, バーテックスシェーダーによる舞台への映り込み等は, それこそ「20x20 なブロックの積み重ね」といったような解像度の上アンチエイリアス方面は切られていますし, アイドルにフォーカスが当たる近景や中景では それ (アイドル) 以外は暈かされる…ということから, 処理を端折っていたりもしますので, ガタガタの避けられない部分は残りますので, 念のため。

 次にグラフィック優先:

シャドウは 1 段低い高に下がるだけですが, 最高との差は非常に大きくガタガタ…と言いますか, 気分的には舞台の映り込みと同じ 20x20 なブロックの塊レベルまで下がっているように見えてしまっています。 実際には そこまで大きくブロック化していないわけですけれども…。 3D 解像度も最高のままですが, アンチエイリアスが一気に低まで下がっている影響で, 意外と角が目立つようになってもいます。

見かけの低下にも拘わらず「グラフィック優先」の設定でアンチエイリアスを低まで下げているのは, 処理の負荷を考えれば その辺りが現実的な選択なのと, 逆に「無し」に比べれば 2x2 レベルの低であっても十分な効果を得られるからなのでしょう。

 続いて, 自身の常用している設定:

自身が常用しているのは 1 つ上の「グラフィック優先」から 3D 解像度のみ「高」へ 1 段階下げた設定です。 というのも, 何だかんだ言ってグラフィック優先は処理が重くて, 曲によってはカクカクしてしまうからなのでした。 この曲辺りは大丈夫ですが, 『いつだって僕らは』辺りは頻繁にカクツキますし, 『星の声』辺りでも正直少々辛いです…iPhone 15 Proでさえ…それも処理負荷低減化後の版で。

そういう理由で 3D 解像度を 1 レベル下げているわけですが, 静止画を拡大して見るなどすれば, 確かに境界線などのガタガタ化は進んでいますが, 実際の動いている画面や動画, 静止画でも実機で見る分には, その角は, 少なくともグラフィック優先と同じくらいには目立たなかったりします。

それよりも影響が大きいのは, 衣装の刺繍や模様など 3D オブジェクトに貼られるテクスチャーの解像度も何気に下げられている点です。 上の画像で言えば下段左画像の真乃の衣装 (上半身の銀糸っぽい刺繍) が判りやすいです。 その一方で灯織の光り物なアクセサリーは解像度が下がっているのに, 左腕・左胸・右腰にあるヒラヒラにプリントされている★マークは全く解像度が下がっていない…と, 部分的にエフェクトと同じ扱いとなっているものもあるようです。

もっとも, 解像度の低下を含めて, グラフィック優先と比べて, 実際の画面や動画で そのような細かい箇所の差違は気になりませんし, そのくせ負荷は随分軽くなっていますので, 常用に至っているのでした。

 さらに, パフォーマンス優先:

パフォーマンス優先では 3D 解像度・シャドウ共に中まで下がります。 その分クオリティーは確かに低下している訳ですが, 高の時点で それなりに下がってしまっていることから, 実際には そこまで違って見えません…「省電力がオフ」だったならば…。 そう この設定の諸悪の根源は「省電力モード ON」です。 これのせいで強制 30 FPS 化が必至となり, それが全てを支配しています。 動画を観て頂ければ何を言いたいかお解りかと思います。 (笑)

ところでこれ…。 30 FPS 化しないデバイスって存在するのでしょうか? (^^;)  それは置いておいて, 30 FPS な画面を 60 FPS でキャプチャーする段階で均されてしまうのか, 上の静止画は却って角が目立たなかったりします。 (笑)

 30 FPS 化は悲しすぎるので, 省電力オフなパフォーマンス優先:

それが必要なデバイスでは仕方のないところですが, 30 FPS 化の影響が大きすぎますので, 可能なら せめて省電力モードだけはオフにしておきましょう。 というわけで, パフォーマンス優先設定自体の説明もこちらで行います。

1 つ上で書いたとおり, パフォーマンス優先では 3D 解像度・シャドウが共に中まで下がります。 そして上の静止画でも確かに その分ガタガタ化は進んでいるのでした。 …上のほうで書いたとおり, 実際の画面では それほど低下が気にならないわけですけれども。 3D オブジェクトに貼られるテクスチャーも もう 1 段階解像度が下がりますので, さらに衣装の刺繍なども潰れが進みます…実際の画面で そんなのは判りませんけれど。 (笑)

とは言え, 流石に この辺りまで解像度が下がると「あぁ~下がっているなぁ」と判るくらいには実際の画面でも違いが表面化します。 その一方で,エフェクト, 衣装等や舞台上の画面といったテクスチャー, そしてバーテックスシェーダーによる映り込み…といった辺りの解像度は下がっていないか下がり方が小さめなので, ある意味全然違いがないように見えるのでした。

 最後に最低画質:

「最低」なので 3D 解像度・シャドウ共に「低」ですし, アンチエイリアスも切っています。 しかし, これでデレステやミリシタの「標準」レベルだったりするのでした。 あ, パフォーマンス優先ではありませんので, 省電力はオフ…つまり 60 FPS です, 念のため。

解像度が下がっている上にアンチエイリアスがオフなので, 流石に静止画ではガタガタですし, 動きのある実際の画面や動画でも「縦横の線が動いているように見える」という形でガタガタさ加減が表面化しています。 そして, ここまで来て初めて判るのでした…「舞台装置等の構造物も ちゃんと解像度が下がっていた」ことに。 いえ, 確かに 3D なオブジェクトなのですけれども…。 (^^;)

ここでも, エフェクト, 衣装等や舞台上の画面といったテクスチャー, そしてバーテックスシェーダーによる映り込み…といった辺りの解像度は変わっていないか小低下に留まっていますので, 遠目な見た目は殆ど変わりません。 この辺りがデレステ・ミリシタと大きく違う点と言えるでしょう。 そう。 解像度を始めとしてクオリティー自体は下げているわけですが, エフェクト等にしろバーテックスシェーダー等にしろ, 全体を通して省かれている要素は一つもないのでした。

 比較動画:

最高・常用・パフォーマンス優先…の 3 つを比較したものです。 静止画の 3 枚を見ると解るとおり, サイズが 1/3 になっただけで差違が ほぼ判らなくなっています。 実際の動画も同様です…唯一パフォーマンス優先設定の「30 FPS 化」を除いて。 (^^;)

 『ヒカリの destination』が色彩豊かな見かけの派手さの割には軽めの曲だったこともあって, 最高から最低まで一通りの設定を試せたわけですが, どの曲も そうとは行きません。 そこで, 今度は多少なりとも重い部類に入る『星の声』で現実的に指定可能な設定を試してみます。 本当は『いつだって僕らは』で やりたいところですが, 冷えピタで筐体全体を冷やしても最高設定が無理でしたので…。 (^^;)

 というわけで『星の声』です。 まずはグラフィック優先:

既に上で一通りの設定を試していますので, 2 曲目は簡単に…。

現実的には この設定辺りが限度になります。 3D 解像度が最高と言ってもアンチエイリアスは「2x2」相当な低なので, 拡大表示するなどすれば意外とガタガタしているのは, 先に上のほうで書いたとおり。 あ, 勿論, iPhone 15 Pro よりパワフルで, 尚且つ放熱や それに伴う能力低下を気にしないで済むデバイスであるなら, どんどん最高設定等を試してください。

 次に, アンチエイリアスを中にした常用設定:

アンチエイリアスの効果が下手をすると一番有効…というわけで, 常用設定からアンチエイリアスの設定を中へ 1 段階上げてみたものです。 その効果は やはり非常に高く, パッと見レベルでは最高設定と変わらないくらいです…シャドウの差は どうしようもありませんけれど…。 (高と中以下の差がありすぎ。 ^^;)

…と非常に有効そうに思える…と言いますか実際有効なのですが, そのアンチエイリアスを 1 段階上げることによる負荷増大が半端なく, ぶっちゃけグラフィック優先よりも遙かに重くなってしまうのでした。 当然発熱量も増大しますので, 放熱が追い着かず直ぐにカクカクし始めます。

自身の使っている iPhone 15 Pro では そうですが, これが大丈夫なデバイスなら, こちらを常用していたと思います。

 続いて, 基本となる常用設定:

上のほうでも書いたとおり, 3D 解像度が 1 段階下がる程度では殆ど差は感じられません。 勿論, 縦横の線が動いているように見え始めることで解像度の低さに気付いたり, 静止画を撮って拡大して見るなどすれば, その差は判りますけれど…。

 さらに, 省電力オフなパフォーマンス優先:

パフォーマンス優先を選択するなら省電力オフに…という訳で, 流石に解像度低下の表面化は避けられませんが, 60 FPS 表示であれば, 実際の動いている画面でなら, 気にならない程度の差に収まります。

 最後に最低画質:

静止画だとパッと見悲惨ですが, それでもデレステやミリシタの標準と同じレベルの解像度…しかもバーテックスシェーダーを始めとした各種効果 (除くアンチエイリアス) が一切省かれていないわけですから, 見方を変えれば十分実用レベルと言えるでしょう。

流れ星の, 処理上では舞台装置の 3D オブジェクトと同じ扱いなのが笑えます。 (笑)

 比較動画:

グラフィック優先・常用・パフォーマンス優先 (省電力オフ)…の 3 つを比較したものです。 3 つとも 60 FPS なので, 大きさ 1/3 な比較動画では, 例え静止画であっても もはや差は判りません。 意地悪な見方をすれば, パフォーマンス優先であっても全然処理を端折っていない…とも言えます。 実際は iPhone 15 Pro でも かなり負荷は低減されますので, 上手く調整されていると言えそうですけれども…。

必要なら, パフォーマンス優先から さらに それぞれ 1 段階ずつ下げられる訳ですし, それでデレステやミリシタの標準より まともな表示なのですから, プリセットとしては そんなものでしょう。 (元々アプリ自体が高設定重視)

 …と, 最初のほうでも言及したとおり, シャニソンの描画設定は基本的に解像度の上げ下げのみによるものとなっています。 少し上でも書いたとおり, たとえ最低レベルまで設定を下げても, バーテックスシェーダーを始めとした各種効果 (除くアンチエイリアス) については何も省かれず, 大勢的には何も変わらないようにされている点が, デレステやミリシタとは大きく異なっているのでした。

 さて, ここからは余談です。 「そのデレステやミリシタで描画設定の差を比較したことが全然ないなぁ」という訳で, そちらでも試してみました。

 まずは「デレステ」こと『THE iDOLM@STER シンデレラガールズ STARLIGHT STAGE』:

Ver. 10.2.0 で比較を行っています。 画像は 4 月 22 日のものです。 こちらでも今年に入ってから描画方面の処理が変更されていたような…。 見た目が変わったわけでもありませんから, 影響はありませんけれど。

デレステでは, 解像度は勿論のこと, 設定によりバーテックスシェーダーやアンチエイリアス, そしてエフェクトの有無, 光源の数といった各要素の取捨選択が行われます。 特徴的なのはシャドウ処理を省いている点で, グラデーションで肌の表現がされているのもあって, 境界線は目立たない…若しくは見えないように処理されています。 影が見えるケースもありますが, それはテクスチャーなので, 例えば腕や足が縦から横に 90 度方向が変わったとしても, 影の入り方は同じです。 (^^;)

 最初はリッチ:

バーテックスシェーダーの有無が大きく, 設定名に反して, デレステでは この設定が基本となります。

意外なのは その解像度で, アイドルや舞台装置といった 3D オブジェクトの解像度は, シャニソンでのパフォーマンス優先…つまり中レベルでしかありません。 アンチエイリアスも「2x2」レベル…つまり, あちらの低と同じ程度なので, 静止画どころか実際の画面でさえ意外とガタガタしているのでした。

暖色系照明による効果は, 当該曲についてはレンダリングではなく, 上半分を円弧で照らす感じのフィルターで処理されているようです。 なので, 場面が変わろうと方向が変わろうと同じなのでした。

因みに, この曲を選んだのは, 曲自体が好みの範疇に入るのも そうですが, 輝子が いつもの「ヒャッハァーーー!!!!」なパターンではなく, 格好いい系な正統派で歌っているのが お気に入りだからです。 あと, 赤いドレスとソールで揃えられないのが非常に残念。 (笑)

 次に標準:

「標準」と言いつつ実質は軽量設定なので, 既に解像度は下げられるところまで下がっています。 その下がりっぷりはシャニソンの低以下で, アンチエイリアスがオフなのもあって, 静止画どころか動いている画面でもガタガタなのが判ります。 「何で標準で それなんだ?」と言いたくなるレベルです。 (^^;)  その一方で, 衣装などに貼られるテクスチャーは次の軽量を含めて, 全く変わりません。

効果としてはバーテックスシェーダーと暖色系のフィルターがオフになっています。 が, 標準ということもあって, 元々の環境光フィルターに暖色系照明の色味も残されていますので, シーンのイメージが変わることはありません。 僅かに暗く感じるのと, (建前上の) 光源が上方の寒色系照明のみということで寒色っぽく見えるくらいかしら?

 続いて軽量:

既に解像度等は下げ切ってしまっていますので, 最後の砦とも言える光源関係の処理を全て切ることで軽量化が図られています。 なので, 下段左画像を見てのとおり, シーンによっては真っ暗です。 (笑)  それはともかくとして, それくらいしか変えている部分が見つからないということは, 環境光の処理はシェーダー方面で やっているのかしら?  単なるフィルターだと処理負荷の軽減化には…あまり寄与しませんよね? (^^;)

あ, そうそう。 デレステということで, 例の如くカクカクなキャプチャーしか撮れません。 なので, リッチは綺麗なものを得るべく頑張りましたが, 後の 2 つは忠誠度が低いので, カクカクしています。 (笑)

 比較動画:

シャニソンと異なり違いがはっきりしていて解りやすいです。 それはそうと, この 3 設定…。 並べて比較するとベンチマークの設定差みたいで面白いです。

 一方の「ミリシタ」こと『THE iDOLM@STER ミリオンライブ! THEATER DAYS』:

Ver.6.1.100 で比較を行っています。 こちらも 4 月 22 日のものです。 元々プレー数が少ないのもあって, 高画質のまま設定を変えることは これまで 1 度もありませんでした。 描画不具合ネタのテストを行った際でも高画質のままです。 (^^;)

 気を取り直して, まずは高画質:

こちらも高画質設定が基本となります。 ミリシタは元々リソース占有率が高めなのもあって, 高画質でもカクツキの発生することが殆どないことから, 当該設定で何の問題もありません…こと歴代の iPhone (Pro 系) を使用する限りは…。

「バーテックスシェーダーがオンで, 5 人が別々に動いて, んでも 13/20 人ライブは負荷が高くてハンデ相当だし…」と探すのが面倒になって, ソロ曲の『DIAMOND』に逃げました。 (笑)  既にネタとしたことのある『VOY@GER』は 3 人ですしね。

で, 高画質設定ですが, デレステと同じく解像度は意外に低めです。 アンチエイリアスもシャニソンの低相当なので, こちらも動きが止まるようなシーンでは角が目立つのでした。 バーテックスシェーダーの解像度はシャニソンやデレステよりも高めで負荷が掛かっていそうですね。 シャドウは…衣装がリアルタイムレンダリングっぽいのに対して, 肌はテクスチャーによるものとなっていて, 見掛け共々対照的です。 面白いのは, 肌にも割と頻繁にレンダリング系のシャドウが入る点ですね。

あ, 陰影・ハイライトは「弱」一択なので, 適用されないものを除いても, 「オフなの?」と勘違いしそうな衣装は多々あります。 それもこれも「中」設定で既に効果の強すぎるミリシタが悪い。 (笑)

 次に標準:

解像度の下げ幅は大きいですが, デレステほど酷くはないです。 バーテックスシェーダーやアンチエイリアス, 光源系のエフェクトや効果が削除される点も同じ。 面白いのは, 衣装のラインや境界線などが高画質設定でも この標準設定並みの解像度で表現されている点ですね。 逆にテクスチャー扱いなので, アンチエイリアスオフでも このライン等にはアンチエイリアスが掛かります。

その一方で, 例えば この曲のステンドグラス辺りは構造物ではなくエフェクトやテクスチャーと同じ扱いで貼られていますので, 標準でも高画質設定並みの解像度です。

 比較動画:

こちらも差が歴然としていますので, 違いは判りやすいです。 とは言うものの, 環境光の光源数低下等は伴いませんので, もう 1 段階設定があったとしても, デレステのように「まるでベンチマークの設定差のよう」とは行かなさそうです。

 …といった感じで, 主にシャニソン, オマケでデレステとミリシタについても, 描画設定の違いを試してみました。 メインであるシャニソンがアプリの方針も相まって, あまり差の判りやすい結果とならなかったのが, ある意味残念ではあります。 (笑)