「統合アーカイバ・プロジェクト」の API 仕様に準拠した LZH 書庫の操作を行うための DLL (ダイナミック・リンク・ライブラリー) です。 基本的には LHA.DLL と同様の API に若干の追加が行われたものとなっていますので, Win3.1 で LHA.DLL を使ったことのある方であれば UNLHA32.DLL も同じように扱えるはずです。
元々「LHA.EXE と同じ感覚で手軽に書庫操作を行う」ことを目的として作られているので, 「格納ファイルの分割展開・圧縮」「複数の格納ファイルを同時にオープン」といった細かい操作は行えません。 反対に LHA.EXE のコマンド知識があれば UNLHA32.DLL を使って同じような感覚で書庫操作が行えます。
LHA.EXE のコマンド仕様としての観点では, LHA.EXE Ver 2.67 を基準として数々の機能追加を行ってあります。 が, 最初に作成したのが UNARJ.DLL ということで, ARJ 系のコマンド・スイッチも付加されているので, 体系的にはかなり混乱してしまっています。
DLL であることから, UNLHA32.DLL 単体では何もできません。 (例えば) ここで公開されている LHMelt のような対応アプリが必ず必要になります。