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今日の出来事 (Mar, 2013)

●Mar.28,2013

常用 Android スマートフォンのバッテリー消費 (スリープ編)...

 何故そういう状況となっているのかは ともかく, 現在常用しているスマートフォンは以下のようになっています:

  • Apple iPhone 5 64GB。 手持ちスマートフォン・タブレット 35 台中でのメインとして使用しているソフトバンク版。 iOS デバイス用テザリング要員も兼ねている。
  • iPhone 5 (au) 64GB。 こちらは au 版で, SHARP SH006 の後継として携帯電話代わりに使用。
  • HTC J butterfly HTL21。 Android デバイス組のメインだが, Android 用テザリング要員としての意味合いのほうが強い。
  • SAMSUNG GALAXY S III SC-06D。 希に「ソフトバンクも au も圏外」というケースが発生するので, 予備回線用として携帯中。 実は HTL21 が入手できない場合の保険として買ったもの。 >結果ダブった (笑)
  • ZOPO ZP300+ Field Plus。 SNS 用テザリング要員として使用。 本来は職場常駐組なのだが, 調整が一段落するまで携帯中。

使用時のバッテリー消費さえ激しくなければ 1~2 台で済むはずなのですが, どーしてこーなった。 (笑)  さすがに, 平日の出勤時が こうなのであって, 常に持ち歩いているわけではありません, 念のため。 ともあれ, 使用時のバッテリー消費は 5 台とも大同小異で, 連続使用では半日と保たないのは周知の事実なわけですが, 今回ネタにするのは使用時ではなく「スリープ時のバッテリー消費」です。 連続使用が無理なので こまめにスリープして少しでも保たせようとするわけですが, そのスリープ時の消費が…といった話です。 ええ, せめてスリープ時だけでも保ってくれれば良かったのですが, それすらダメダメな機種が意外と多いのでした。

 まずは iPhone 5 組です。 機種更新を行う度に「前作に比べて保ちが悪くなった!!」と叫んでいますが, 何だかんだ言いながら iOS のアップデートに伴い改善が図られ, 最終的には そんなに気にならない程度へ落ち着くのが iOS デバイスです。 それ以前に, Android 機とは比較にならないのでした。 何しろ, こちらは 3G/4G 回線と WiFi の双方をオンにしたままでも 5 日保つのですから。 もっとも, 頻繁に使用するわけですから, ソフトバンク版のほうが毎日のように, au 版のほうも 2~3 日に 1 回は充電していますけれどね。 ともあれ, この 2 台は そもそも問題視していません。 (^^;)

次に HTL21。 この機種は当初バッテリー消費が かなり激しかったのですが, 設定を いろいろ弄ったところ, 現在は かなり優秀な状況に収まっています。 数値にすれば 0.5~0.6%/h といったところでしょうか? もっとも, スリープ時に WiFi が切れる設定ですから, iOS デバイスには敵いませんけれど…。 それはともかく, これくらいに収まってくれれば十分なので, 回線のほうはスリープ時もオンになっています。 使用時間を もう少し削れば, ZP300+ との統合が可能かもしれません。

さらに GALAXY S III ですが, 個人的には このスマートフォンが一番悲しい結果となっています。 その数値は 1.7~1.9%/h。 あれこれ対策を講じまくって この程度なので「非常にバッテリー食い」と言えそうですね。 LTE を使えない SIM を利用していてこれですから, 近々 SIM を更新した際には, 毎日充電が必要になることでしょう。 S III αで ある程度改善してくれるのなら代えたいところです。 ただ, 音声回線として使う頻度が最も少ないので, 「スリープ時に回線も切る」という最終手段は残されています。 (笑)

最後は ZP300+ です。 バッテリーの保ちが良い MTK6577 機ということで使っているわけですが, 前任の神行者 i10 に比べると, ことスリープ時の保ちに限っては計算違いとなっています。 その数値は 1.5~1.7%/h。 GALAXY S III と あまり変わりません。 それよりも, この機種で発生している「45% を切った辺りから急激にバッテリー残容量が低下する」現象を解決しないことには…。 (^^;)  あとは「回線を切っても消費が意外と激しい」原因を掴まないとダメですね。 …というわけで, 今のところ職場に常駐していないのでした。 最悪 i10 へ戻すことになるでしょう。 そうなることは無いと思いますけれど…。

 …といった感じなのですが, ダブりの GALAXY S III は置いておいて, ZP300+ を何とかしたいところです。 いえ, そもそも HTL21 で全て賄うことが出来れば, それで良いわけなのですけれど。 iPhone 組は別として, 手頃な回線付きタブレットに纏めたほうが良いのかしら? (笑)

Mar.29,2013 追記

 ZP300+ ですが, この際アンテナピクト表示の不具合 (サーチ表示になってしまう。) には目を瞑って, スリープ時に回線を切るようにしました。 1.0%/h フラットまで改善してくれるので, それで良しとしましょう。

Apr.4,2013 追記

 0.9%/h まで改善した ZP300+ ですが, 45%→10% の間に急激な減り具合を呈する現象だけは相変わらずです。 リチウム電池を上手くリセットできていないのでしょう。 何度か試してはいるのですけれど…。 (^^;)  程度は遙かに軽微なものの, この現象は HTL21 でも発生しているようです。 バッテリーを外せない分, 重症化すると そちら (HTL21) のほうが深刻ですね。

Apr.10,2013 追記

 一向に改善しない 45% からの急激残容量低下現象に業を煮やして, UMI X1買ってしまいました。 (笑)  ほんの少し お茶目な挙動を見せますが, バッテリー方面の問題は抱えていませんので, 今は そちらが職場用テザリング要員の任に就いています。

May.14,2013 追記

 ZP300+ の不具合について, 「バッテリー若しくは本体の仕様的問題」なのか「特定のバッテリー単体の問題」なのかを確かめるため, ZopoMobileShop で BT9X (ZP300+ 用バッテリー) を発注しました。 確認作業以前に「届くかどうか」が大問題。 (笑)

May.23,2013 追記

 19 日の 11 時前にバッテリーが届きました。

●Mar.27,2013

b-mobile スマホ電話 SIM for LTE 発注...

 昨年 12 月にアンテナピクト問題対策…といいますか, その実験用として購入し, その後 SAMSUNG GALAXY S III SC-06D 用に落ち着いている b-mobile スマホ電話 SIM ですが, GALAXY S III や GALAXY Note SC-05D が Xi 対応機種なのに対して SIM のほうは FOMA 専用となっています。 普段は 150k に制限されている当該 SIM ですから 3G 回線でも一向に構わないのですが, 1GB コースを選択したり Turbo をオンにしたりと速度制限の解除を行った場合に高速な Xi 回線を使えないのは少々悲しいところです。 とはいうものの, Xi 対応の音声付き SIM が存在しないのですから仕方がありません。

ところが, 今月に入って「ついに」といいますか, Xi 対応の音声付き SIM である「スマホ電話 SIM for LTE」が発売されました。 価格的には「無料通話分 (1,290 円で 1,365 円分。) と Xi 対応 (1,080 円で無料通話なし。) を相殺」といったノリで微妙なのですが, 基本的に通話を行わないのであれば「いざという時には使用可能」という程度で十分ですし, 全体としての価格も僅かながら低くなっています (2,270 円→2,060 円。) ので, デメリットは大きくありません。 …というわけで, 昨日 Amazon での取り扱いが始まったと見るや発注してしまいました。 (笑)

とりあえずは現行スマホ SIM の後を引き継いで GALAXY S III に適応することになります。 電話番号が変わるわけですが, 元々データー専用として使っていたようなものなので問題ありません。 何しろ音声回線を 4 つも契約していますので, 通話の機会は早々回ってきません。 (笑)  >Apple iPhone 5 (au) + iPhone 5 (SBM) + HTC J butterfly HTL21 + GALAXY S III  バッテリー消費が比較的早い GALAXY S III では無理ですが, 将来消費の少ない機種に乗り換えた際には, そちらでテザリングを賄って, ZOPO ZP300+ Field Plus が退役することになると思います。

 ちなみに, 将来的には現行スマホ SIM からの乗り換えが可能になる予定だそうです。 番号が変わると困る方は待つのが得策かしら?

Apr.4,2013 追記

 Amazon からの発送が少々遅れたこともあって, 31 日の日曜に申し込みを行ったのですが, 年度末というタイミングが悪かったのか開通処理 (住所確認コードの送付。) までに日数を要してしまいました。 通常なら翌日なのですけれど…。 もしかしたら, スマホ電話 SIM だと日数を要するのかもしれません。 前回 3G 専用スマホ SIM も 3 日掛かっていましたから。 …って, あれ? もしかしなくても半々なのかしら? スマート SIM 2 回線が翌日で, スマホ電話 SIM 2 回線が 3 日なのですから…。 (^^;;

Apr.22,2013 追記

 笑えることに, スマホ電話 SIM for LTE には「Turbo Charge をオンにすると正常に通信できない」という爆弾が仕掛けられていました。 エラーとならなくともリトライを繰り返しまくりますので, 感覚的に 32k 程度の体たらくとなります。 (^^;)

Apr.30,2013 追記

 どうやらハード的な問題ではなくて環境的な問題のようです。 日本通信の結論は「混雑」だったのですが, 困ったことに実際そのようです…。 逆にいえば b-mobile がダメダメということですけれどね…ほか (BIGLOBE や OCN。) が普通に繋がるのですから。 (^^;)  ともあれ, しばらく様子見することにしました。

●Mar.25,2013

Android 版 Kindle アプリのサムネイル表示バグその後...

 先月, Android 版 Kindle アプリで表紙サムネイルが表示されなくなる現象について書きました。 繰り返しますが, 自炊 PDF などで発生するケースと異なり, こちらは Kindle ストアから買った正規の書籍で発生するもので, 個々のデバイス (Android 限定。) で「コンテンツが一覧表示された際に転けていたらアウト」というものです。 一度そうなってしまうと, 当該デバイスの登録解除を行わない限り, 二度とサムネイルが表示されることはありません。 解除すれば復旧可能とはいえ, それまでに 100 冊以上ダウンロードしていたりすると, はっきり言って苦痛以外の何物でもありません。

そのような状況に陥った一例が右画像です。 見てのとおりコミカライズ版『星刻の竜騎士:1』だけ表紙のサムネイルが表示されなくなっています。 実験のために落としまくったせいで無料サンプルが多くなっている辺りは, 気にしてはいけません。 (笑)  それはともかく, もはや当該デバイス上からクラウド関係のデーターが綺麗さっぱり消え去るか, そのデーターが意味を成さなくなる状況とならない限り, 二度とサムネイルが表示されることはありません。 当該コンテンツは このままです。

 原因については様々なケースが考えられるものの, 少なくとも自身の持っているデバイス (Android 2.3.4~4.2.2 の各種スマートフォンとタブレット 20 台超。) 上で発生していて, さらに簡単且つ確実に再現可能な条件があります。 それは, 「クラウド上に存在する (自身が入手済の) コンテンツの無料サンプル版をデバイスにダウンロードした場合」です。 無料サンプルと正規版コンテンツの入手順は関係ありません。 無料サンプル最終ページのリンクからストアへ飛んで正規版を購入すると そのような状況になりますし, 一番発生しやすいケースでしょう。

このようなケースで どのように不具合が発生するのかというと, 内部処理的には以下のような経緯を辿っていると推測されます。 上述の「無料サンプルを読んで気に入ったので, 続けて正規版をダウンロード」といった ありがちなケースを想定します:

  1. あるコンテンツの無料サンプル版をダウンロードすると, 当該コンテンツがダウンロードされたことを示すインデックスが作成され, 同時に表紙サムネイルが作成されます。
  2. サンプル最終ページのリンクからストアへ飛んで正規版を購入します。 話を単純化するため, ダウンロード先は当該デバイスとします。
  3. サンプルの場合と同様, 当該コンテンツがダウンロードされたことを示すインデックスが作成されます。 サンプルと正規版は別物なので, 当然ながらインデックス上でも 2 つは別扱いです。
  4. 正規版コンテンツの場合は, クラウドに当該コンテンツが追加されたことを示すインデックスも作成されます。
  5. サンプルのダウンロード時にサムネイルが作成されているので, 今回はサムネイルの作成が行われません。 つまり, サムネイルはサンプルと正規版で共通ということです。
  6. 双方を持っていても意味がありませんので, 無料サンプルを削除します。
  7. サンプルが削除されたので, インデックスから当該コンテンツ (サンプルのほう。) の情報が削除されます。
  8. 正規版取得の有無にかかわらず, サムネイルについても単純に削除されてしまいます。
  9. 正規版コンテンツは存在するものの, サムネイルが失われたため表紙が表示されなくなってしまいます。
  10. 困ったことに「サムネイルが作成されるのは最初…つまりインデックスが作成される際のみ」なので, 二度とサムネイルが表示されることはありません。 クラウド上には当該コンテンツが存在し続け, インデックスが再作成されることは無いのですから…。

「二度と表示されない」と書きましたが, 内容から推測可能なように, 以降は「無料サンプル版コンテンツが存在する間のみ」サムネイルが表示されます。 (^^;)  先に書いたように, 「既に取得しているコンテンツの無料サンプル版をダウンロードした」ケースでも同じ状況に陥りますし, 無料サンプルが存在するのとは別のデバイス上で正規版の購入と (そのデバイスへの) ダウンロードを行った場合も然りです。

 …と文を書けば こんな感じなのですが, 分かりやすいように今度は画像を交えて手順を追ってみます。 スナップショットを得るため, デバイスとして先日買った ZOPO ZP300+ Field Plus を, コンテンツとしてはコミカライズ版『星刻の竜騎士:1』を生け贄に捧げました。 (笑)

 無料サンプルの『星刻の竜騎士:1』を読んで「お? それなりに面白そうだから正規版を買って読んでみよう」と思い立ち, そのままサンプル最終ページのリンクからストアへ飛んで正規版を買ったとします:

上述したように無料サンプルと正規版は別物なので, この時点ではインデックスも 2 つ存在することになります。 クラウドが関係しない無料サンプルはデバイス上の「ダウンロードを示すインデックス」を使用し, 一方クラウドが基本となる正規版では, 「クラウド上に存在することを示すインデックス」が使用されて管理が行われます。 正規版については, 「ダウンロードを示すインデックス」は, 文字通り「当該デバイスにダウンロードされたか否か?」を示す意味しかありません。 サムネイルについては, 無料サンプルをダウンロードした際に作成されています。 ここで重要なのは「インデックスが 2 つに対してサムネイルは 1 つ」という点です。

 正規版を買ったので, 用済みとなった無料サンプル版を削除します。 特段変わった操作を行うわけではなく, 極めて普通の行為です:

無料サンプルが削除されたので, インデックスから無料サンプル版コンテンツの情報が削除されます。 と同時にサムネイルも削除されます。 ……おい, こら, ちょっと待て!! (笑)  サムネイルは 1 つしか存在しません。 しかも, デバイス上はともかく, クラウド上には正規版コンテンツが今後も残り続けます。 そう。 この時点で『星刻の竜騎士:1』のサムネイルが当該デバイスから失われたのです。 何事もなかったように正規版のサムネイルは表示されていますが, これはメモリー上にサムネイルの残骸が画像オブジェクトとして残っているからに過ぎません。

 事実はともかく, 入手した正規版コンテンツを早速読んだとします:

ここでの操作は「Kindle アプリ上で一覧表示以外の画面が表示される操作」であれば何でも構いません。 ともあれ, これでメモリー上に残っていたサムネイルのオブジェクトも削除されてしまいました。

 一覧表示へ戻ってみると…見事にサムネイルが表示されなくなっています:

コンテンツを入手している以上「クラウド上に存在することを示すインデックス」には『星刻の竜騎士:1』の情報が残り続けます。 当該コンテンツの情報が「新たに作成」されることはありませんから, それに伴う「サムネイルの作成」も行われることがありません。 インデックスがデバイス上に残り続ける限り このままなのです…。 結果, 「当該インデックスが削除される状況」=「当該デバイスの登録が解除される操作」=「一例として Kindle アプリのアンインストール」を行わない限り復旧できない状況に陥ってしまったのでした。 (^^;)

 さて, 一旦この状況に陥ると通常の操作では復旧できなくなるのですが, 技術的には実は簡単に復旧が可能で, 要は「サムネイルの実体を どこかからコピー」してくれば良いだけだったりします。 ただ, サムネイルはデバイスの画面解像度やアスペクト比, スマートフォンとタブレットの別…といった環境に左右されますから, どこからでも引っ張ってこられるわけではありません。 なので, 当該デバイス上で作業するのが一番です。

…というわけで, 復旧方法は以下のとおり。 (あくまでも一例です。)  わりと (Kindle 的には) 危険な操作なので, 「どこのフォルダーが」とかいった情報は あえて書きません:

  1. 「サムネイルが表示されなくなったコンテンツ」の無料サンプル版を, とにかく当該デバイスへダウンロードしまくります。 すると一時的にですが全てのコンテンツのサムネイルが表示されるようになります。 あ, 『SWAN 愛蔵版』 (特に 1 巻。) とか『ヒカルの碁』とか, 「放っておいても上手く表示されないコンテンツの類い」は別ですよ, 念のため。 あれは全く別の理由によるものですから。 (^^;)
  2. サムネイルをフォルダーごと, どこか適当な場所 (/data/local/tmp 配下など。) へ待避します。 もちろん PC 上でも構いません。
  3. 先ほどダウンロードした無料サンプル版を全て削除します。 この時点で再びサムネイルは表示されなくなりますが, 気にしなくて良いです。
  4. 先ほど待避したサムネイルを元の場所へリストアします。 重複するサムネイルについては上書きでもスキップでも構いませんが, スキップのほうが安心度は高いかもしれません。 なお, この操作を行う前にタスクマネージャーなどで Kindle アプリを殺しておいたほうが安全です。
  5. Kindle アプリを再起動すればサムネイルが表示されるように なっているはずです。

該当するコンテンツのサムネイルを個別に扱うのが望ましいのですが, サムネイルにしろコンテンツにしろ, ファイル名がハッシュ等そのままなので…。 もちろん, 判別可能なら個別に扱っても良いですよ? (^^;)  なお, この一連の方法での復旧は自己責任で お願いします。

 というわけで, 要は「無料サンプルの削除時に安易なサムネイルの削除を行わず, 正規版コンテンツが取得済か否かを確認の上削除するようにする」か「一覧表示時にサムネイルが存在しなければ作成するようにする」の どちらかを行えば済む程度の, 可愛らしいバグなのでした。 処理的には後者のほうが種々のケースに対応可能ですが, 非力なデバイスも存在しますから前者のほうが現実的でしょう…。

ちなみに この不具合…。 手持ちの 20 台以上の Android スマートフォンやタブレットで再現可能 (やっていないだけで恐らく全てのデバイスで発生。) なので, かなり普遍的なバグのはずです。 冒頭で書いたように, Android 2.3.4 から 4.2.2 まで, 下は最廉価中華タブレットから上は高額メーカー品スマートフォンやタブレットまで, 分け隔てなく不具合が発生しています。 (^^;)

 …といったようなことを画像付きで Amazon へメール報告しようとしたのですが…。 「再度質問するには このメールに直接返信して~」とか書かれた上「Reply-To:」ヘッダーが付加されていたにもかかわらず, そのアドレスへ返信した結果は…「このアドレスは配信専用アドレスです」のエラーメールでした。 (笑)  仕方がないので, Web フォームから再度報告しましたが, 画像なしでは解りづらいこと この上なく…。 (^^;)

Apr.4,2013 追記

 ちなみに, わりと早く 2・3 日後には Amazon から「こちらで詳細を調査した上でアップデートで対応」と返事が来ています。 他の不具合とセットで修正を行うでしょうから, 公開は当分先でしょうね。

Apr.22,2013 追記

 「表紙が表示されない」というのは, 「使う気が失せる」というユーザーの心情的には意外と大きな不具合だと思うのですが, 1 ヶ月以内に修正版が公開されることは無かったようです。 一応「当分先=3 ヶ月くらい」と踏んでいるのですが, 6 月末までに出てくれるのかしら? (笑)  >対処法が確立されているので笑っていられる

Apr.30,2013 追記

 大きく変更の入った新版が公開されたのですが, 「Android 4.1 以降で本編を まともに表示できない」という致命的なバグ入りの代物でした。 あ, 件の不具合は解消されていました…意味なしですけれど。 (笑)

May.15,2013 追記

 コミック表示のバグについては 6 日に登場した 4.0.2.1 で無事修正されました。 自身が遭遇している他のバグは そのままですが, これに比べれば小さな問題です。 ともあれ, 良かった良かった…。

●Mar.21,2013

dynabook Qosmio T851/D8CR の後釜選定...

 現在メインのノート PC として使っている東芝 dynabook Qosmio T851/D8CR ですが, 買ったのは 2011 年 8 月ということで, そろそろ後釜となる次期 PC の選定を行う頃合いとなりました。 普通ならクアッドコアの Core i7 を載せた Qosmio の後継機種辺りをサクッと選定して終わるはずなのですが, そこには大きな問題が。 …それは「Windows 8。」  ええ, はっきり言ってメインとして使う気が起きません。 (Windows 8 の) 発売前から次が見えている黒歴史必須の OS ですから, 将来性もなさそうですし…。 いえ, ツール等を駆使してタッチパネルも無視すれば, Windows 7 機のノリで使えるのですけれどね。 (^^;)

もう, ここは「次の OS」がプリインストールされるまで待つしかないと思っています。 それまで耐えるのは辛そうですけれど。 さすがに Windows 7 へダウングレードしての使用は考えていません。 タッチパネルが全くの無駄になってしまいますから。 (笑)  それはともかく, 次まで待ったとして, HDD の容量が多少なりともアップしてくれないかしら? いえ, 単体の容量アップではなく「2 ドライブ搭載可能」か「12mm ドライブも使用可能」でも良いのです。 どちらでも 1.5TB 以上の確保が可能になりますから。

Apr.4,2013 追記

 とか言っていたら, 先日のリニューアルで T85x シリーズ自体消滅してしまいました。 (爆)  いや, まあ, このタイミングなら GeForce 700M シリーズを載せたフル HD 機しか選択肢とならないので, ゆっくり待つことにします。 >クアッドコア 8 スレッドな Core i7 と (最大) 16GB-RAM も必須

●Mar.12,2013

ZOPO ZP300+ の 2D 描画...

 先月買って 1 週間前に届いた ZOPO ZP300+ Field Plus ですが, 2D アクセラレーターが無効となっている (らしい) 点については既に書きました。 幸い, デュアルコア CPU 機であることから, ainol NOVO7 Elf のように「使い物にならない」事態には陥っていないのですが,それでもスクロールが異常に重くて引っ掛かるなど, これまで使ってきた神行者 i10 に比べて使用感が悪いのは確かです…残念ながら。 (泣)  それはともかく, データー通信専用 SIM 方面の問題も漸く片が付きましたので, Quadrant でのスコアを他の MTK657x 機と比較してみました。

 MTK657x 機ということで, 総じてスコアが低めなのを気にしてはいけません。 (笑)  例外の比較対象としては今回も (ほぼ) 最新スペックの HTC J butterfly HTL21 に登場願っています:

Quadrant Advanced 2.1 a28d1fa
Tablet
Model ZOPO ZP300+ Field Plus U・ZONE F5 豪華版 神行者 i10 HTC J butterfly
OS Version
SDK 4.0.4 2.3.7 4.0.4 4.1.1
OS 3.0.13 2.6.35.7 3.0.13 3.4.10
CPU
Model MTK6577 MTK6573 MTK6577 APQ8064
Cores 2 1 2 4
Clock (cur.) 1001MHz - 1001MHz 1512MHz
Clock (min) 250.25MHz - 250MHz 384MHz
Clock (max) 1001MHz 650MHz 1001MHz 1512MHz
Memory
Memory 993784kB 455360kB 1004004kB 1608232kB
Inactive 320032kB 84288kB 157676kB 205948kB
GPU
Model PowerVR SGX 531 PowerVR SGX 531 PowerVR SGX 531 Adreno 320
OpenGL ES 2.0 ES 2.0 ES 2.0 ES 2.0
Resolution 720x1280 480x800 540x960 1080x1920
Rates 54.34Hz 68Hz 59.31Hz 60Hz
Score
Total 2677 773 2832 8122
CPU 4550 645 4530 18324
Mem 2996 1067 3055 9715
I/O 3715 592 3466 9459
2D 201 179 980 1000
3D 1922 1389 2129 2113

ちなみに, ZP300+ のスコアは SAMSUNG GALAXY Nexus (TI OMAP4460 1.2GHz 搭載。) に そっくりだったりします。 要は その辺りのレベルということですね。 それはともかく, 基本的に i10 と同じスペックなのですが, 2D アクセラレーターの有効無効が大きく影響した結果となっています。 3D 辺りは, もしアクセラレーターがオンなら もう少し差が少ないはずです。 スクロールで引っ掛かるかどうかは操作性に大きく影響しますので, アクセラレーターの有効化可能な ROM を適用できると幸せになれるかもしれませんね。

Mar.26,2013 追記

 NOVO7 Elf について「使い物にならない」と書きましたが, 「ゲームなど使い物にならないアプリが出てくる」の意味ですので, 念のため。 当時の記事を参照すれば その辺りは明白なのですが, 1 年前ですものね…。 (^^;)  ちなみに, 普通に使う分には大した問題がなくて, むしろ動画的には有利な機種です。 >動画と相性の良い Allwinner A10  それに, ファームを書き換えることでアクセラレーターの設定を行えるようになります。 >公式に公開

Apr.4,2013 追記

 メモリーが少ない (基本 1GB の空きが必要。) のとアクセラレーター無効なのが災いして, Android 版 3DMark は計測不可でした。 (^^;)  ちなみに HTL21 はカスペルスキーというハンデ込みで 10152 という まあまあのスコアでした。 (Xperia Z SO-02E が 10212。)  なお, F5 と i10 は要件を満たしていないので, 元より実行不可です。

Apr.5,2013 追記

 「やはり神行者 i10 の薄さは魅力」ということで, 厚さ 8.5mm で 126g というスペックを誇る UMI X1 に堕ちてしまいました。 はたして SIM は使えるのでしょうか? あと, 「X1S の ご時世に X1」とか言っちゃダメです。 (笑)  主要な理由は上述のとおりですが, 「替えバッテリーが入手可能だった」という点も大きいです。 その方面において ZP300+ が少々難有りだっただけに…。

●Mar.10,2013

データー通信 SIM on ZOPO ZP300+

 6 日に届いた ZOPO ZP300+ Field Plus ですが, 先日書いたとおり, 神行者 i10 搭載 LCD の発色が少々悪い (青が強い。) のと「殆ど同じスペックの WXGA (1280x720) 機が存在するなら そちらを使ってみたい」という理由で, SNS 向け職場用テザリング要員として使っている i10 の後継として入手したものです。 元々 i10 を買う前の機種選定段階で既に その思い (高解像度志向) はあったのですが, i10 以上に情報が少なかったため安全策で当時はスルーしたのでした。 その後も何だかんだいいながら入手タイミングを計っていたものの, なかなか安く出品されているものに巡り会えず, 結果として このタイミングとなっています。 (笑)

 「i10 の後継」というからには当然ながらデーター専用 SIM の適用が前提となります。 そして, 使用する SIM も b-mobile の「スマート SIM 980 Turbo」に決定しています。 というわけで, 届いた 6 日にも試してみたかったのですが, 平日だったのと初期設定等に思いの外手こずったせいで, この週末まで作業が お預けとなったのでした…。 いえ, 一番時間を要したのは, 2D アクセラレーター確認用に使っている「Kanon」のダウンロードですけれど。 400MB とないアプリなのに, なぜか時間を要してしまいました。 …おっと, 閑話休題。 (笑)

 i10 の記事でも書いたとおり, MTK657x 機は中華スマートフォンとしては良く出回っているものの, 中華タブレットに比べるとマイナーで, 情報の かなり少ないのが実情です。 その中でも比較的情報の多かった i10 (OEM 元のオリジナル機種である Newman N1 を含む。) でさえ,ドイツ語やロシア語サイトのお世話になる必要があったわけですが, ZP300+ は さらに情報が少なかったりします。 救いは, ZOPO 製品の Web 販売を行っている ZOPO Mobile Shop のサイトへ行くと, 比較的まとめて情報を得られることでしょうか? 幸いにも英語圏向けのサイトですし, 環境さえ合えば Web の海を渡り歩かなくてもツール共々入手が可能です…「環境さえ合えば」。 (笑)

私はといえば, 「同じ MTK6577 機である i10 用に各種ツールを入手済みだから, そんなに苦労はしないだろう」と, 状況を把握しつつも楽観視していました。 MTK6577 用のドライバーが導入済みの上, 「CPU が同じならツールやドライバーを そのまま使えるケースが殆ど」という経験則もありましたし…。 が, そこには種々の罠と壁が立ちはだかっていたのでした。 ええ, Web の そこかしこで登っていたネタ一通りが…。 これまで同様顛末の形で書くのも一興なのですが, それだと解りづらくなってしまいますので, 引っ掛かったネタだけ先に書いておきます。 (笑)  >順不同

  • 最大最悪…といいますか一番想定外だったのが, 「SP Flash Tool での ROM 焼きを行えなかった」ことです。 i10 で使用したドライバーだろうが, Web での ROM 焼きの報告どおり ZP300+ 用のドライバーを入手して使用しようがダメ。 手元の PC 8 台が全滅で, どれも「USB ケーブルが存在しない」のエラーとなったのでした。 同様の報告多数なところを見ると, i10 辺りと異なり ZP300+ は相当相性問題が激しいようです。 ともあれ, せっかく CWM を入手したのに適用できず…。 (^^;)  必須のツールでなかったのが救いですね。
  • IMEI 情報消失。 結果論からすると Slot 2 の情報しか表示されないのは仕様なのかもしれませんが, 書き込みを行うまで全く認識しなかったところを見ると, 消失していたのは確かなようです。 ZP300 と異なりツールを使えない (実際使えなかった。) ので, エンジニア用メンテナンス画面で AT コマンドを叩いて直接 IMEI を書き込みました。 ちなみに, カスタム ROM 化…といいますか, ROM 焼き (OS 本体。) を行うと IMEI 情報が消失するらしいです。
  • W-CDMA 周波数帯の設定。 バンド IX 等が無効なのは良いとして, 初期値は ALL 設定だったのですが, 結果的には, 商品ページで対応周波数帯として紹介されている 800/2100 (バンド I・ バンド XIX。) のみ有効とする必要がありました。 メンテナンス画面を使用して変更。
  • APN 設定での認証タイプ未設定。 b-mobile は「PAP or CHAP」なのですが, Web 上には「PAP のみとする必要あり」という情報が散見されます。 が, それでもダメで, 結果論としては「Not set」…つまり未設定にする必要がありました。 一度何かを指定するとアウト (二度と未設定に出来ない。) なので, その場合は当該 APN 設定を削除して, 登録し直して下さい。 「None」指定とは別物なので注意。
  • regCodeToServiceState(I)I の変更箇所。 SAMSUNG GALAXY Note SC-05D や i10 と同じ 2/3/12/13 の変更のみで良いかと思ったのですが, それだと ちょくちょく認識に失敗してしまいます。 Web の情報に従って 0/2/3/5/10/12/13 の全てを 1 と同じ返却値にしましょう。
  • 引っ掛かったわけではありませんが, ちゃんと 3G の有効化をしておきましょう。 あと, GSM は使わないわけですから, 「W-CDMA only」を指定しておいたほうが良いかもしれません。

上記で鍵となりそうなのは 2~4 番目の項目です。 私の場合は特に 3 番目が重要だったわけですが, この辺りは「当該ユーザーが どのような状態のブツを入手したか」で変わってくると思います。 何しろ, i10 辺りと比べて海外 SHOP から入手するケースが遙かに多いでしょうから。 私も「香港の業者がシンガポールから発送」したブツ (中華設定なるも一応英語圏向け。) でしたし…。 とにもかくにも, i10 以上に「日本? 何だ,それ? 食えるのか?」な機種ですから, その大前提をしっかり認識した上で手を出す必要があります。 (^^;)

 今回 ZP300+ を弄るのに使ったツール等は以下のとおりです:

  • ZOPO ZP300+: 本体。 結果として, (データー通信専用 SIM を使うには) 神行者 i10 より随分ハードルの高い機種でした。 良い機種ではありますが, 「笑ってゴミ箱」が可能な方以外は手を出さないことを お勧めします。 (笑)
  • 作業を行うための PC: デバッグモードでの接続さえ行うことが可能なら良かったので, 東芝 dynabook Qosmio T851/D8CR を そのまま使っています。 i10 を弄った際のまま使えたことから, 今回はドライバーの導入等を何も行っていません。 (^^;)
  • root 化のツール: 私は使い慣れている Superuser を使用しましたが, バッチを実行するだけで済みますので, Web に情報のある Root_with_Restore_by_Bin4ry_v18.7z を使うのが楽かもしれません。 当該バッチを実行して導入されるのは SuperSU です。 ともあれ, 今回は CWM を使用できなかったので root 化は必須です。
  • USB ドライバー: i10 を弄った際に導入したものが そのまま使えたことから, 今回入手していません。 ZOPO Mobile Shop 辺りで入手可能なドライバーがダメだった場合は, ロシア語サイトのお世話になる必要があるかもしれません。 (^^;)  必要になるのはコンポジット用のドライバーですので, 導入してデバッグモードで接続を行えるようにしておいて下さい。
  • Android JDK: adb.exe と dll が含まれているものなら何でも良いわけですが, これが基本ということで…。
  • smali / baksmali: Android dex のコンパイラーと逆コンパイラーです。 framework.odex を改変するのに必要となります。 GALAXY Note を弄る際に入手した 1.4.1 を使用。
  • Java: smali, baksmali が Java スクリプトなので, 何らかの Java 実行環境が必要となります。 x64 環境なら x64 用が必要となりますので注意。 前もってインストールしておいて下さい。
  • ZIP 書庫を操作可能なアーカイバー: 元から入手済みのコンソール版 7-Zip 9.2 を使用。
  • busybox: 署名を書き込むためのツールです。 GALAXY Note を弄る際に使用したものを使用。

 やることは i10 の時と同じなのですが, 今回は CWM を使えないのでバッチではなく手動での作業となります。 とはいうものの順番に進めるだけなので難しいことは何もありません。 適宜 su を実行して「/system」と「/data」の読み書きマウントが挟まるだけです。 途中半文鎮化するわけですが, adb での作業は行えますのでご安心を…。 オリジナルの framework.jar と framework.odex さえ前もってバックアップしておけば, 後は何とでもなります。 (ほかを壊しさえしなければ, その 2 つを元に戻せば半文鎮化からの復旧が可能。)  手順については「GALAXY Note のアンテナピクト問題 (再改変)...」や「データー通信 SIM on 神行者 i10...」の記事を参考にして下さい。

先に書いたとおり, 今回は GALAXY Note や i10 と変更箇所が異なりますので, 該当部分を示しておきます。 要点は, 例の 2, 3, 12, 13 だけでなく, 0, 5, 10 についても変更を行っていることです。 薄い青色が純粋に追加したコードで, 省略してある部分もコピーしているのは以前と同様:


6447:.method private regCodeToServiceStateForCS(I)I
6448:    .registers 5
6449:    .parameter "code"
6450:
      ...
6500:
6501:    :pswitch_data_22
6502:    .packed-switch 0x0
6503:        :pswitch_1d
6504:        :pswitch_1d        # 1 is "in service"
6505:        :pswitch_1d        # 2 is "searching"
6506:        :pswitch_1d        # 3 is "registration denied"
6507:        :pswitch_1c        # 4 is "unknown" no valid in current baseband
6508:        :pswitch_1d        # 5 is "in service, roam"
6509:        :pswitch_5
6510:        :pswitch_5
6511:        :pswitch_5
6512:        :pswitch_5
6513:        :pswitch_1d        # same as 0, but indicates that
                                  emergency call is possible.
6514:        :pswitch_5
6515:        :pswitch_1d        # same as 2, but indicates that
                                  emergency call is possible.
6516:        :pswitch_1d        # same as 3, but indicates that
                                  emergency call is possible.
6517:        :pswitch_1c        # same as 4, but indicates that
                                  emergency call is possible.
6518:    .end packed-switch
6519:.end method
6520:
	  

見てのとおり 0, 5, 10 でも pswitch_1d を指定していて, もう何でもかんでも通している気がしてきます。 (^^;)  それはともかく, 今回も CS コール用の regCodeToServiceStateForCS(I)I を作成していますので, regCodeToServiceState(I)I を呼び出している handlePollStateResult メソッド内の 2 カ所のうち, CS 側のほうのみ regCodeToServiceStateForCS(I)I を呼び出すように変更します:


10518:.method protected handlePollStateResult(ILandroid/os/AsyncResult;)V
10519:    .registers 19
10520:    .parameter "what"
10521:    .parameter "ar"
10522:
       ...
10997:    move-object/from16 v0, p0
10998:
10999:    invoke-direct {v0, v9}, Lcom/android/internal/
                                telephony/gsm/GsmServiceStateTracker;
                                ->regCodeToServiceStateForCS(I)I
11000:
11001:    move-result v13
11002:
11003:    invoke-virtual {v12, v13}, Landroid/telephony/ServiceState;->setState(I)V
11004:
	  

変更自体は単純なのですが, 先に書いたとおり今回はバッチではなく手動での作業ということで, とっても面倒な点だけが問題です。 ええ, 打ち間違いによる半文鎮化が…。 (一度やらかしました。 ^^;)  ともあれ, 本来なら この変更だけで b-mobile SIM が使えるはずなのですが, 今回は これだけではダメでした。 SHOP によって手入れの程が様々なので, 運が良ければ この時点で大丈夫かもしれませんが, 私の場合は次の操作が必要でした。

 まず行ったのが, ZOPO Mobile Shop のフォーラムで話題に登っていた「IMEI 情報消失」の対処です。 ZP300 と異なり ZP300+ では件のスレッドでリンクの張られているツールは使用できません (MTK6575 専用なのです。) ので, 別のスレッドで説明のある「エンジニア用メンテナンス画面を使用しての IMEI 情報直接書き換え」を行う必要があります。 一歩間違えると完全文鎮化どころではない「ZP300+ の息の根を完璧に止める」結果を招きますので, IMEI の書き換えは「ほかを全てやってもダメだった」際の最後の手段にとっておいて下さい。 やっていることは単純で, AT コマンドを使用して各スロットに IMEI 情報を書き込んでいるだけです。

この「IMEI 情報の消失」は, 純正 ROM なら大丈夫なのですが, カスタム ROM 等何らかの ROM (OS 部分。) を書き込むと発生するようです。 結果論ですが, データー通信は行えなくとも通話を行えていたことから, 手持ちの ZP300+ で これを行う必要はなかったのかもしれません。 なお, この操作を行っても, 設定画面その他での IMEI 情報表示はスロット 2 についてしか表示されないようです。 あ, メンテナンス画面の表示方法については, ZOPO Mobile Shop のフォーラムを参照して下さい。 エンジニア用だけあって, この画面自体危険認定なので…。 GALAXY Note 等 GALAXY スマートフォンでの例の画面と同じです。 もちろんコールする番号は異なりますけれど…。

 次に行ったのが「使用 W-CDMA 周波数帯の設定」です。 例えば GALAXY Note では LTE や W-CDMA の周波数帯の設定を行えますが, ZP300+ でも同じように設定を行えるようになっています。 ただ大きく異なる点があって, GALAXY では「ALL」を指定しておけば大丈夫なのですが, ZP300+ では「当該 SIM が使用する周波数帯を明示的に指定」する必要があるのでした。 正規の販売先であれば「ALL」相当の全指定でも大丈夫なのかもしれませんし, 実際手元の ZP300+ は最初そのような設定となっていたのですが, 日本国内での使用は想定されていませんので, 残念ながら それでは SIM を認識しても APN のサーチが行えないのでした。 (電波を拾えない。)

対処法ですが, ZP300+ の商品ページを見ると 3G の対応バンドとして 800/2100 と書かれています。 そう。 要は その 2 つのみを指定すれば良いのでした。 設定に使用するのは上述のメンテナンス画面で, 実際には次のような指定を行うことになります。 これ以外の指定では認識してくれません:

b-mobile 以外でも NTT の FOMA 回線を使用しているものなら多分これで大丈夫だと思います。 WCDMA-IMT-2000 を指定しているとソフトバンクのネットワークも認識しますが, さすがにソフトバンクの SIM を使うのは無理でしょう。 (^^;)

 最後に行ったのが APN の登録です。 いえ, これは必ず行うことになるわけですが, その設定方法に ちょっとした罠が仕掛けられていたのです。 b-mobile では APN の認証タイプとして「PAP or CHAP」を指定することになりますが, ZP300+ 方面の情報を漁ると「PAP のみを指定する必要がある」との記述が散見されますので, そのように設定してみました。 結果は…2 割しか接続できない不安定な結果しか得られませんでした。 (^^;)  もう, 両方指定しようが PAP だけにしようが CHAP だけにしようが…, もちろん None を指定してもダメでした。 一時は途方に暮れかけたのですが…:

「指定してダメなら何も指定しなければ良いじゃないっ!!」というわけで, mopera 辺りと同様の「Not set」状態のままにしたところ, 普通に接続が可能となりました。 一度でも何かを指定すると二度とこの状態に戻りませんので, その際には当該 APN の登録を削除して, 再度登録し直して下さい。 あと, 「Not set」は「None」とは別物です, 念のため。

 …と, これだけの作業を行ったところ, 冒頭右画像のとおり b-mobile の SIM を使えるようになりました。 i10 と同じで すぐにサーチ状態のアンテナ表示となってしまいますが, 返却値に対する処理を無理矢理変更しているわけですから仕方がありません。 「繋がれば良い」ということで気にしないことにしましょう。 (笑)  あと, 余談ですが, ZP300+ は i10 に比べて電池の消耗が激しいようです…。 もちろん, GALAXY 組や HTC J butterfly HTL21 よりは遙かにマシなわけですけれど。 (^^;)

Mar.11,2013 追記

 Xi サービスエリア内では状況が異なる (3G 専用 SIM on GALAXY Note で経験済み。) ということで, 職場でも試してみたところ, Xi エリア内での接続とテザリングが ちゃんと可能でした。 もちろん, Xi での接続は出来ませんけれど…。

●Mar.07,2013

ST1000LM014 発注...

 昨年 9 月に Seagate の Momentus XT ST750LX003 へ換装した東芝 dynabook Qosmio T851/D8CR ですが, いくら ASUSTeK ZENBOOK UX32VD-R4SSHS へ一部の VMware ゲストを移したとはいえ 750GB では如何ともし難く, 今年に入って残り容量が 30GB 程度という危機的状況に陥っています。 しかも, 「年明けには出るかしら?」と思われた東芝のハイブリッド HDD は, いくら待ってもバルク品で出てくる気配がありません。 (東芝製 PC には組み込まれているのですけれどね。)

 そんな中, Seagate が この 5 日に第 3 世代ハイブリッド HDD の Seagate LAPTOP SSHD ST1000LM014 を発表しました。 イメージ的には, ST750LX003 の回転数を 5,400rpm へ落とした代わりに容量が 1TB になった…といった HDD です。 そして, その当日に Amazon で予約が開始されていたので, 速攻でポチってしまいました。 23 日発売から どれだけ遅れての納品となるかは判りませんが, とにかく届けば それで良いです。 これで東芝製 SSHD が出るまで保つかしら? 登場が遅れると MLC の限界のほうが先に来そうです。 (^^;) >Momentus XT と異なり こちらは MLC

Mar.26,2013 追記

 予定どおり 23 日に発売したようなのですが, 「あるところにはある」のに対して, 注文したブツは 1~2ヶ月先の納期予定だそうです。 (T_T)  最終的に「入荷付加」というパターンもありそうなので, 別口でも発注しておいたほうが良さそうですね。 3~4 つ持っていても構わないブツですので。 (^^;)

Apr.1,2013 追記

 「1 ヶ月」とか言っていたわりには昨日の朝に届きました。 結果論としては発売 (=当初納期予定。) より 1 週間遅れただけだったようです。

Apr.30,2013 追記

 換装して 1 ヶ月になりますが「全く高速化していません!!」 (笑)  東芝機は出回りそうもないので, これは 7200rpm 機に期待ですね。 そして, さっさと 9.5mm な 1.5TB が出て下さい…。

●Mar.06,2013

ZOPO ZP300+ Field Plus 購入...

 携帯用として昨年 7 月に U・ZONE F5 豪華版 を, その後継として 11 月に SIM カードも使える神行者 i10 を入手して使ってきたわけですが, 周りに IPS 液晶や EL ディスプレーのスマートフォンとタブレットが増殖し, 主力組に至っては全てが そうか, そうでなくとも遜色ない発色の機種ばかりとなってしまいました。 i10 は 540x960 の総画素数のわりに 135g と軽く良い機種なのですが, 周りがこれでは発色の落差的に辛いものがあります。 そこで, 「同じ買うなら」と 1 ランク上の 720x1280 な機種を探すことにしました。

MTK6577 (含む MTK6575。) を使っている中華スマートフォンは数多く出ていて, それらは似たようなスペックとなっていますが, 720x1280 の総画素数をもつ機種は多くありません。 その中でも 150g を超える重さのものが多いのですが, ZOPO ZP300 は 148g と SAMSUNG GALAXY S III SC-06D 並みとは行かないまでも, それなりの軽さに収まっています。 (私は使いませんが) カメラもフロント 200M, リア 500M と平均より上なので, スペック的には申し分ありません。 というわけで, 機種選定自体は早々に結論が出たものの, そこに立ちはだかったのが価格でした。

元々 10 月頃まで 20k 超くらいまでの価格で売られていた ZOPO ZP300 ですが, その後 30k…どころか 40k を超えるような価格ばかり目に付くようになったのです。 「GALAXY S III どころか GALAXY S III αを買える価格で誰が中華スマートフォンを買うのか?」と, さすがにスルーを決め込んでいたのですが, 2 月中旬になって ようやく前に近い 22k 程度の価格が見られるようになりました。 円安が進んでいる状況からすると, これ以上下がる可能性は低そうです。 気付けば「これはチャンスですわ」と衝動的にポチっとしてしまっていました。 (笑)

 そのままなら「納期 1 ヶ月」ということで 3 月中旬に届くはずだったのですが, 発注して 5 日ほど経ってからメールが届きました。 曰く「ZP300 の在庫が 1 個しかなくて しかも壊れていた。 ZP300 は生産終了で再入手不可なので, ZP300+ へオーダー変更しても良いか?」とのこと。 はて? ZP300+ が「在庫なし」の表記だったから ZP300 をオーダーしたわけですが, 少なくとも先方の店舗では在庫が復活したようです。 「(ZP300+ のほうが高いが) ZP300 の価格でいいよ」とのことで価格的にも問題ないので, オーダー変更を行うことにしました。 状況が良くなっているので結果オーライです。

オーダー変更了承の返信を行ったところ, 早々の先月 26 日にシンガポールから発送が行われ, それが今日届きました。 …いえ, 正確には昨日届くはずだったのですが不在通知で敗北したのです。 (笑)  それはともかく, てっきり中国からの船便だと思ったのですが, 変化球で しかも航空便だったようです。 む。 白ロム化が行われているかどうか読みづらくなりました…。 いえ, 先ほど届いたばかりで時間もありませんので, チェックは明日以降なのです…。 (^^;)

 さて, ZOPO ZP300+ Field Plus ですが, CPU が MTK6577 1GHz, GPU が PowerVR SGX 531, メモリーが 1GB, 内蔵ストレージが 4GB, ディスプレーが 720x1280 静電式 5 点タッチ IPS LCD, OS が 4.0.4, 筐体が 133x68.2x12.4mm で 148g139g, バッテリー容量が 1800mAh といった感じになっています。 カメラや LCD 方面がスペックアップしていますが, 基本的には i10 と同じです。 といいますか, テザリング要員としてバッテリーの保ちを重視していますので, 同じでないと困ります…じゃなくて, 買っていません。 (^^;)

SIM を使うには framework.jar を弄らないとダメなわけですが, i10 を持っているわけですから, そちらは ゆっくり行うことにしましょう。 CWM があると ほかと同じように操作が可能なので楽なのですけれど…。 (^^;)  作業は週末以降になるでしょうから, ともあれ, まずは環境構築ですね。

Mar.7,2013 追記

 昨日 2 時間ほど掛けて初期設定等を行った限りでは, Google Play ストアが少々不安定な印象を受けました。 キャッシュとデーターの消去を行わないとダメだった点 (例の 921 エラーが出る。) は, 良くある話なので ともかく, 普通に接続を行えるようになった後も頻繁にダウンロードエラー (という名の接続失敗。) が発生します。 下手をすると 10 回以上リトライが必要となるものの, 最終的にはダウンロード可能な点が救いでしょうか? 一方, 最初からフルマーケット化が行われていたのは意外でした。 twicca 辺りも何の問題もなく落とせましたし…。

悲しかったのは, ASUS Nexus 7 3G と同様に開発オプションでの 2D アクセラレーター設定が殺されていた点です。 有効化できないので Quadrant の 2D が 210 程度というスコアに…。 とはいうものの, 「Kanon」辺りが普通にプレー可能なので小さな問題と言えそうです。 この機種でゲームをプレーするわけではありませんから。 ただ, スクロールは i10 辺りよりも引っ掛かるケースが多いようです。 無効化状態なので仕方がないですね。 (流石といいますか Nexus 7 は それでも高速スクロールですけれど。)

 ZP300+ は 148g139g と i10 の 135g に比べると重いのですが, 意外と重さが気になりませんでした。 それに対して 12.4mm と 11mm という厚さの違いが…もの凄く気になります。 (^^;) >ほかの手持ちは総じて薄い

Mar.11,2013 追記

 個人的には ZP300+ の重さを 139g と認識していたのですが, 巷で 148g (150g 弱) の記述が多いため 148g として記事を書きました。 が, 届いた実機を電子ばかりで量ってみたところ, やっぱり 139g でした。 (^^;)

Mar.12,2013 追記

 i10 と比べると随分発色の良い ZP300+ なのですが, さすがに iPhone 5 や HTL21, SC-06D といった面々と比べるのは酷なようです。 彩度が かなり低くて汚く見えてしまうのでした…。 (^^;)  あと, すっかり書き忘れていたのですが, 内蔵ストレージは 4GB と少なめですが, i10 と同じで外部ストレージへアプリを逃がせますので, 容量は あまり気にしなくても大丈夫です。

Mar.14,2013 追記

 バッテリー側なのかソフト (OS) 側なのか判らないのですが, バッテリー残容量の算定が おかしいようです。 頻繁に「20 秒~1 分に 1%」といった感じで高速に表示上の容量が減る状態に陥ります。 スリープではなく一旦電源を切り再起動することで「本来の減り具合に沿った残容量まで数値が復活」したり, 「5~10% 程度まで表示が下がると その先は『真にその残容量となるまで』延々平行線表示」となったりします。 (^^;)

Apr.4,2013 追記

 「やはり神行者 i10 の薄さは魅力」ということで, 厚さ 8.5mm で 126g というスペックを誇る UMI X1 に堕ちてしまいました。 はたして SIM は使えるのでしょうか? あと, 「X1S の ご時世に X1」とか言っちゃダメです。 (笑)  主要な理由は上述のとおりですが, 「替えバッテリーが入手可能だった」という点も大きいです。 その方面において ZP300+ が少々難有りだっただけに…。

May.14,2013 追記

 ZP300+ の不具合について, 「バッテリー若しくは本体の仕様的問題」なのか「特定のバッテリー単体の問題」なのかを確かめるため, ZopoMobileShop で BT9X (ZP300+ 用バッテリー) を発注しました。 確認作業以前に「届くかどうか」が大問題。 (笑)