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今日の出来事 (Jul, 2010)

●Jul.30,2010

車検と LEXT105W-V3...

 先月の話なのですが, 2 度目の車検を通しました。 通したのは良いのですが今回は ¥180k.- 超と前回より ¥80k.- 高い結果となっています。 今回はナビデーターの更新を行っていないのですが, あとは前回と同じで, ATF と, 今回は無条件で交換をお願いしたブレーキパッドとシューの交換, 下回りの洗浄・さび止め (ラス・プロ), 保証期間の延長といった面々の交換等を行っています。 ブレーキパッドとシューの交換分が見事に費用へ響いていますね。 あと, これも前回は行っていないエアコン方面の徹底消臭処理辺りが地味に利いているのかしら?

価格はともかく, 今回の車検では LEXT105W-V3 が「青い」と通りませんでした。 前回は通ったわけですが, 取り付けた当初から微妙な線であることは懸念されていましたので…。 なので, 今は DXT105W に交換してあります。 個人的には LEXT105W-V3 よりも CB466N (CATZ ブルーインパクト。) のほうが引っかかると思っていたのですが, 見かけはともかく路面等での反射光は意外と白めですから大丈夫だったのでしょう。 とはいうものの, LEXT105W-V3 と同じで「検査官によってはアウト」といったレベルなのでしょうね, ブルーインパクト2 が登場しているところを見ると。

 さて, ナビデーターの更新も行わないと。 それとは別に 3 日ほど前にバッテリーを交換しましたから, これらも車検費用に上乗せみたいなものですね。(^^;)

●Jul.29,2010

『もしドラ』...

[もしドラ]

 何の略かは見てすぐに分かったのですが, 「そんな略し方してたんだ…」といった感じで略については知りませんでした。 もっとも, 件のビジネス小説 (らしい…。) を読んだことのある方なら瞬間看破するのでしょうけれど。 (^^;)  それはともかく, 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」が 100 万部を突破したそうですが, どこまでが『マネジメント』既読派なのか興味のあるところです。 もちろん, 未読派が かなりを占めているだろう事は判るわけですけれど…。

 というのも, エッセンシャル版かどうかはともかく, 『マネジメント』を読んだことのある方と無い方とで, 印象も読み方も随分違ってきそうだからです。 そちらの専門だったり専攻していたりする方だと また大きく異なってくるのでしょうけれど, 既読派のほうが ある意味気楽に読めて, また, 楽しめもするのではないかと思っています。 『マネジメント』の中身自体は知っているわけですから, 「どの部分を選択しているのか」だとか, シーンへの絡め具合だとか, 『マネジメント』に絡まない他の部分だとかにも目を向ける余裕が出てきますので。

私は既読派 (さすがにエッセンシャル版です。 ^^;) なので, 気楽に…というよりも「不真面目に読んだ」…というのが正しいかしら?  「高校野球の女子マネージャーと聞くと, 『タッチ』 (含む。 FC コミックスな『陽あたり良好』etc. ^^;) を思い出すなぁ~」とか「マネージャー (夕紀) が亡くなる…かぁ~。 『スクールウォーズ』 (あちらはラグビーで実話絡みですが。) を思い出すなぁ~」とか, 余計な方向に脱線しまくりながら読んだ覚えがありますので。

 一方, 未読者にとっては どのような印象なのかしら?  未読と言っても様々で, それこそ「『マネジメント』もドラッカーも名前すら知らなかった」なんて方もあれば, 「『マネジメント』自体は読んだことがないけれど, (ある程度具体的に) 中身は知っていた」なんて方もあるでしょう。 件の小説についても「はやりで読んだ」方も, 「『マネジメント』を知っていたので興味があって読んだ」方もあるわけで…。 ふむ。 傾向を読み取るのは無理そうですね。(^^;)

 どちらにしろ, 意識的でも無意識的でも「無理に件の小説から『マネジメント』を読み取ろうとする」と挫折する (読み進めるのが嫌になる。) ような気がします。 となると, 風の噂程度に『マネジメント』を知っている方が陥りやすくて, 知らない場合でも「これをきっかけに『マネジメント』を読む (若しくは読んだ。)」ような性格の方が, より陥る可能性が高かったのではないかしら?

 むぅ~。 「100 万部突破」のニュースが TV や Web で流れましたから, それをきっかけに読み始める方が出てくるのでしょうね。 『マネジメント』を知っている方は無理に その方面を読み取ろうとしないで, 知らない方は その方面をサッと流して, どちらも気楽に挫折しないように読み進めてほしいですね。 それ以外の部分でも楽しめる内容にはなっているのですから…。 それで『マネジメント』に繋がってくれるのであれば, 作者も本望でしょう。

 余談:TV 等で例が出ていたからと言って「無理に実践しようとしない」ことも肝要。 それが出来るのは ある意味 そっち方面に資質がある方のみの特権です。 (笑)

Apr.26,2011 追記

 その後アニメ化の話が持ち上がり, 昨日から放映が始まりました

●Jul.26,2010

Parallels Desktop 4 for Windows & Linux...

[Parallels Desktop 4 for Win]

 現在, 各種 OS での拙作ソフトの動作確認用として VMware Workstation 7.1VirtualBox 3.2.6Windows Virtual PCVirtual PC 2007 SP1 といった市販品 PC エミュレーターを使っています。 どれもメジャーどころなわけですが, メジャーなところでは もう一つ Parallels Desktop が存在します。

もっとも, メジャーなのは Parallels Desktop 5 for Mac (以降『for Mac』) であって, Windows 用である Parallels Desktop 4 for Windows & Linux (以降『for Win。) のほうは Parallels Workstation for Windows & Linux 以来忘れ去られているのではないか…と心配になってしまうほどマイナーな存在になってしまっている気がしないでも…。 (^^;;

 ベンダーのほうでも「for Mac」ほど力は入っていないのかもしれませんが, それでも「for Win」自体は わりと しっかり作り込まれていて, Direct3D や Aero への対応…といった方面を除けば, 先へ進んでいる部分もあったりと, 決して見劣りはしません。 というわけで, 「for Win」を試してみました。

 まずは入手ですが, いくら何でも「いきなり買う」ということは有りませんので, 期限付きライセンスを取得しての体験版モードです。 2 週間は ちょっと短い気がしないでもないですけれど。 それはともかく, 「VMware 7.1 + VirtualBox 3.2.6 + Windows Virtual PC」という三重苦状態のところへ四重苦目のインストールを敢行したわけですが, この段階で転けるようなことは有りませんでした。 いえ, 状況が状況だけに転けても一向に おかしくありませんので。

次はゲスト PC の設定と OS のインストールです。 OS は Windows XP MCE 2005 を選択します。 設定自体は難しくありませんので続けて OS をインストールしようとしたところ, DVD-ROM から立ち上がりません。 起動デバイスとして設定されている (といいますか初期値でオン。) にもかかわらず飛ばされて NET 起動しようとします。 試しに最優先にしてみたところ…起動しました。 ……こんな基本的なところすら まともに動作しないとは, 見通し真っ暗。(^^;)

印象はともかく, 始まってしまえば あとは何の問題もなく終了しました。 時間は要しますが SP3 や諸々のパッチ当て等を順次進め, お約束で『FORTUNE ARTERIAL』辺りもインストールしてみたのが, 右上の画像です。 何かあるとすれば, NIC 方面についてブリッジを選択しないと, (インストール時での) アクティベーションが上手くいかないことでしょうか?

 ゲスト PC の動作自体は わりと軽めの印象を受けます。 起動自体は VirtualBox 辺りのほうが速いですが, 全体的には遜色ありません。 あれこれ入れていないこともあって VMware 7.1 の WinXP MCE 2005 ゲストよりは確実に軽いです。 まぁ, 歴代では軽めとは言え「Norton Internet Security 2010」という重量級の足枷があったのでは しようがないですね。 操作方面は…これは各ソフトでの お作法の違いですから, 慣れが解決するのでしょう。 出来ること自体は VMware 辺りと変わらない気がします。

問題があるとすれば「VT-x が必須」という点でしょうか?  単体利用であれば何の問題もないわけですが, 必要があって併用する場合は死活問題となりそうです。 もっとも, βや RC の頃の Windows Virtual PC のように「CPU リソースを独り占め」はしませんので, ほかで VT-x を必要としないのであれば並行動作自体は可能のようです。

 さて, 現状でも それなりに使える Parallels Desktop 4 for Windows & Linux ですが, 発売から 10 ヶ月経ちましたので, この秋から年末くらい (あくまでも希望。 ^^;) に「5」を出してくるのかどうかが 1 つの鍵となりそうですね。 もちろん「5」と言うからには, Direct3D や Aero に対応していないと出す意味がありません, 念のため。

「for Mac」で「Direct3D → OpenGL」については確立されているわけですから, あとは Windows ホストに絡む諸々の障害を乗り越えられるかどうかですね。 それらを乗り越えて発売に漕ぎ着けた暁には, VMware や VirtualBox にとっては驚異となることでしょう。 「半額以下で同じようなものが手に入る」となれば安いほう (VMware → Parallels Desktop。) へ流れるユーザーも出てくるでしょうし, 先行して Aero に対応したとなれば「¥8k.- くらいなら こっちでも良いか」と VirtualBox から Paralles Desktop へ流れるユーザーも, これまた出てくる可能性があります。

Windows Virtual PC については…, これはもう「Windows XP Mode が必要か?」が全てでしょうね。 必要なら Windows Virtual PC 一択でしょうし, 必要ないなら最初から ほかを使っていそうです。 もちろん, その中には「VMware 上で XP Mode (のイメージ) を使う」といったユーザーも含まれます。

 個人的には, わざわざ こちらを選択する必要性は無いですね, どう考えても。 専用ビデオドライバーが Win3.1 や NT 3.51 にも対応していれば, Windows Virtual PC (除く XP Mode。) や Virtual PC 2007 SP1 から乗り換えますが, 実際には Win9x や NT 4.0 止まりと, 他の PC エミュレーターと大同小異ですし。 今後「5」が出れば有力候補となりますが, それでも, これまでの資産を捨てさせてまでメインの VMware を引きずり下ろすところまでは行かないでしょう。

それでも, 「5」が出たら「子ガメ」用としては俄然期待してしまいます。 VirtualBox よりは Extension への対応度が高そうですので, VMware Workstation 56.06.5 辺りの動作確認用に使えるかもしれませんから。 そこまで求めてはいませんが, VMware Workstation 7 辺りが動いたら笑ってしまいます。 あ, 誰か Parallels Desktop 5 for Mac で VMware Player 3.0 を試してみて。(笑)

Jul.28,2010 追記

 上で「VT-x が必須」とか書きましたが, 設定ファイルを直接編集すれば無効化が可能なのは周知の事実です。 が, 「可能なら一部のデバイスが VT-d 経由で使われる (手動含む。)」 Parallels Desktop ですので, VT-d 対応のホストを使っている場合には お勧めしません…といいますか御法度です。

 あと, 「5」については「Mac 版相当のクオリティーで出たらいいなぁ~, 出てほしいなぁ~。」といった希望的観測です。(笑)  現実には, 後継バージョンの出てくる可能性は相当低そうです。 もはや その方面の製品群自体が Mac に特化した感がありますので。(T_T)

 そういえば, ライセンスは意味もなく買いました。(笑)  それは良いのですが, 普通に公開されているものより古い版 (製品登場時の初版。) を落とすために $6.9 (だったかしら?) の延長ダウンロード権を付加するのは止めてほしいです。(^^;;

Nov.26,2010 追記

 Parallels Desktop 6 for Mac 上で VMware 7.1.2 を試してみましたが, 起動すら出来ませんでした。 どうやら孫ガメの使用は無理のようです。

Nov.21,2011 追記

 どうやら Parallels は Windows/Linux 用コンシューマー向けソフトの開発については やる気がないようです。 先日「昔の名前で出ています」とでも言わんばかりの Parallels Workstationo 6 for Windows/Linux が発売されました。 Extreme 版では VT-d によるホスト側 GPU や NIC の直接利用が可能なのに対して, コンシューマーユーザーが買うであろう非 Extreme 版では VT-d が使用できず, ぶっちゃけ Desktop 4 どころか Workstation 2 と何も変わらない事態に陥ってしまっています。 ことコンシューマーユーザーに限っていえば, 今後 Windows/Linux 向け製品を買う必要性はないでしょう。 私自身は動作確認用として今後も買いますけれど…。 (^^;)

KNOPPIX 6.2 on VMware Workstation 7.1 その後...

[KNOPPIX 6.2 HDDインストール]

 Windows XP ゲストであれば VirtualBox OSE 3.1.0 上での (孫ガメ) 動作が可能と判明した VMware Workstation 7.1 の KNOPPIX 6.2 ゲストですが, 実際動作はしたものの DirectDraw や Direct3D については重くて使えませんでした。 「重いだけ」なのか「動作しない」のかは判りません。 デッドロック等では ないようなのですが, 延々「考え中」に陥ります。 3 日も放っておけば先に進むのかもしれませんが, それを確認している時間は有りませんので。(^^;)

ただ, 根本的な問題として「VMware Tools がインストールされていない」という点が存在します。 あまりにも大きなハンデですので, やはり ここは HDD インストールした上で試す必要があるでしょう。 …というわけで HDD インストールをしてみたのですが…。

 元々お手軽利用がウリの KNOPPIX ですから, HDD インストールは KNOPPIX に任せることにしました。 最低限の選択を行うほかは「Auto」一辺倒です。 あ, それ以前の問題としてゲスト設定での注意点。 HDD を SCSI 接続にすると HDD インストールしたシステムが Kernel Panic を起こして起動しません。 必ず IDE 接続にしましょう。(^^;)

指定自体は速攻で終わりましたが…そこからが長い。 「なんで こんなに長いの?」と言いたくなるほどインストールに時間が掛かりました。 まぁ, 待たされるだけですけれど。 とにもかくにもインストールが終了して再起動したところ…, 何やらウインドウマネージャーが変です。 大昔の Mac のごとく (操作が) シングルタスク状態に陥っています。 最前面のウインドウ (タスク) を抹殺しないと他のウインドウへ移れません。 ほかにも大物から小物まで あれこれ不具合が噴出しています。

 はぁ~。 HDD インストールで転けるのは相変わらずですか。 ファイルシステム方面は仕方がないとして, なんで ほかの部分まで あれこれ弄るのかしら?  DVD-ROM (CD-ROM) での内容・設定を そのまま受け継いでくれれば良いのに。 KNOPPIX 5.3.1 のときは そうだったはず…。 それはともかく設定すれば直る部分も多いでしょうから, とりあえず諸々の更新を先に行っておくことにしました。

右上の画像が その更新中の画面です。 さすがに ことごとくが更新対象となりますので, ダウンロード量も半端ではありませんし, その後の処理もご同様です。 …とまぁ, そこまでは良かったのですが…。 自分自身で依存関係を解決できずに, 盛大にシステムを破損状態の権化に陥れてくれました。 どうやら一発更新は無謀みたいです。 画像ですが, 判りづらいですが, ウインドウマネージャー方面が破綻していますので, タイトルバーやステータスバーが存在しません。 結果, ウインドウの切換・移動も出来ませんし, 終了も「Ctrl + Q」でしか行えません。

 …といったところで継続する気力が失せました。 お手軽モードが武器の KNOPPIX で苦労する必要が どこにあるのかと…。(笑)  それで できあがる代物は KNOPPIX というよりも Debian に近いものですし, HDD インストールでも やっぱり「無いものは無い」ということで, あれこれやらないと VMware Tools のインストールさえ無理そうです。 そこまで やるのであれば, 頭から他のディストリビューション (それこそ Debian でも。) を使ったほうが話は早いです。

 KNOPPIX 自体も「DVD-ROM (CD-ROM) 起動で お手軽に利用」するためのものだったはずが, 6.0 以降では「USB メモリー等へのインストールが大前提」となってしまい, 設定の保存等すら行われなくなっています。 これでは何のための KNOPPIX なのか。 他ディストリビューションの Live CD と同じであるのなら, そっちを使ったほうがハード等への対応も迅速で話が早いです。

 ふむ。 KNOPPIX 6.2 を使う意味は無さそうですね。 「KNOPPIX が必要」なら 5.3.1 を使ったほうが よほど幸せになれそうです。(笑)  というわけで, 5.3.1 の DVD イメージを落とし直すことにしましょう。 あ, 間違えちゃダメですよ。 前にも書きましたが, 「DVD に同梱されているソフトの範疇に収まって, 作成したファイル等だけ HDD へ保存…」といった使い方であれば何の問題もありません。 ゲスト上であっても「共有フォルダーが」とか VMware Tools の お世話になろうとしない限りは普通に使えます。

ただ, 私の場合, 実機環境としては Ubuntu 10.04 を使っています (ゲストでも使用。) から, 他のディストリビューションは「ゲスト上」が基本となりますので。 となれば, ほかの絡みもあって何だかんだ言いながら VMware Tools のお世話になる事態に…。(^^;)

余談ですが, 実機で動作しているほうの Ubuntu は比較的素直に動作しますし, ゲストのほうと異なり あれこれ実験することも有りませんので, ここを含めてネタとして全く使えません。 (笑)

●Jul.25,2010

ゲストの中の VirtualBox 3.2.6 (Linux 編)...

[VirtualBox 3.2.6 (Linux) on VMware 7.1]

 数日前, KNOPPIX 6.2 ゲスト上での VirtualBox OSE 3.1.0 による Windows 2000 ゲストの起動に失敗したわけですが, 「KNOPPIX が」と言う前に, 「Linux ゲスト上での VirtualBox 使用自体が可能なのか?」を, まだ確かめていません。 そこで, 昨日は Ubuntu 10.04 ゲストに VirtualBox 3.2.6 をインストールしてみました。

 インストール自体は別段難しいことが何もありませんのでサクッと終了しています。 「んでは…」と早速 KNOPPIX 6.2 で転けた Windows 2000 ゲストの環境を整えた上で起動してみたところ…こちらでもハングしてしまいました。 どうやらディストリビューションや VirtualBox のマイナーバージョン程度の差は関係ないようです。 「それならば」と今度は Windows XP MCE 2005 ゲストを引っ張ってきた上で起動してみたところ, こちらは普通に立ち上がりました。

動作することは分かりましたが, そういえば, VMware Workstation の Linux ゲストでの OpenGL については Mesa 3D によるソフトウェア処理となるわけですが, かなりの Extension に対応したものとなっています。 VMware 同様 VirtualBox も内部的には OpenGL で描画関係の処理を行っていますので, VirtualBox 側で 3D 機能が使えるかもしれません。

というわけで, 試しに『Wiz Anniversary』を実行してみたのが右上の画像です。 笑えることに, 死ぬほど重いながらも ちゃんと動作しています。 VMware Workstation 7.1 の Ubuntu ゲスト上での Wine で Direct3D 対応ソフトを動作させた場合と同じで, 0.7 秒程度に 1 回だけ描画の更新が行われます。 描画の実働部隊が同じなのですから, 結果が同じなのも当たり前と言えば当たり前ですね。

 あ, ちなみに『Diablo II』は画面が乱れてしまい実行できない…といいますか操作不能になりました。 動作自体は正常ですので, あの画面を解読できるのならプレーも可能だと思います。(^^;;

 Windows XP ゲストであれば動作することが分かりましたので, 次は再び KNOPPIX 6.2 ゲスト上で試してみましょう。

Jul.28,2010 追記

 KNOPPIX 6.2 には VMware Tools を適用してありませんので, DirectX 方面は使えませんでした。 さらに HDD インストールは…, KNOPPIX に任せたら まともに行われませんでした。(笑)

●Jul.23,2010

パンヤ, キャラのステータス...

[Pangya on WXW]

 拙作ソフトや PC エミュレーターの動作確認での使用から脱線して, その対象となったソフトで遊んでしまう…といったケースが少なからず存在するのですが, 中には頻度が高くなくとも そのまま継続してプレーし続けるものも出てきます。 『Diablo II LOD (シングル・ネット両方。)』や『聖なるかな (先日出たアセリア等を含む。)』といった辺りが そうなのですが, その中に表題の『スカッとゴルフ パンヤ Season 4 Delight!』も含まれます。

このパンヤ。 いわゆる「課金ゲー」の範疇に入りますので, 基本無料とは言えポリシーでも もっていない限り, 週末のみだったとしても継続してプレーしていれば課金も増え続け, 私のような「課金? なんだ,それ? 食えるのか?」なユーザーだと, 遅かれ早かれ重課金組の仲間入りをすることになります。 さすがに黒ポンは半額状態でも買えませんけれど…。 いえ, 重課金組にも程度の差がありますので。(笑)

 昨日の話なのですが, 昨年イベント等で配付された「こげポン」の, CP による通常販売 (ただし期間限定らしい。) が始まりました。 自身はウィンクルピピン使いなので必要ないのですが, 話のネタに とりあえず買っていたりします。 スピン +5 なので転がして遊ぶことも あるでしょうし…。 そういえば, 価格が 200CP (¥2k.-) と予想の倍でした。 意外と高かったですね。 ガチャ 1 セット (11 回分。) とか, ウィンクルピピンと同等…といった感覚なのかしら?  ふむ。 特に後者で考えると意外に妥当なのかも。

 今回, おまけ CP 等が目的で多めの CP を購入していましたので, 余った CP でカードを 10 セット (150CP) 入手したのですが, その 10 セット 30 枚で何を思ってか「ロロSR」と「タンプーR」が出ました。 「カディエSR」出現以来 4 ヶ月ぶりくらいで買ったからなのかしら?  むぅ~。 有用品の同時に出る傾向が強いですね。 前回も「カディエ + マックス」の両 SR が (バーゲン品の 5 セット 20 枚で) 同時に出ていますし。 いえ, マックスは個人的に使い道がないのですけれど。

ちなみに, SR (スーパーレア) の出現率は現状 1/133 (セット) 程度となりましたので, SR の確率としては そんなもののような気がします。 その間に, 比較的使える R (レア) が, ケン * 2, タンプー * 1, ロロ * 2, キューマ * 1, ポンタ * 2, エリカ * 5, カズ * 4,マックス * 4, アリン * 3, etc.…, と出ているわけですし。 む, 今回ほかにもレアは出ていたはずですが, 上記 2 枚のインパクトが強すぎて覚えていませんので, ここには含まれていません。(^^;;

あ, Special 系は SC (シークレットカード) だろうとゴミだと思っていますので, 勘定に入れていません。 ビリー SR 辺りは 2 桁持っていますけれど。 その辺りのゴミ SR を含めて, R だと 1/10 (セット) くらいですね。 重課金を厭わず注ぎ込んだ場合においては, それなりの確率へ収束してくるようです。 ちなみに, これを「『カディエ SR』が全て」といった観点にすると 1/400 くらい (カディエが出た時点で。) になりますので, 一点狙いの敢行には注意。

 ようやく本題に入れる。(笑)

[エリカのステータス]

 しかし…。 カードを含めてレア品が順次揃った結果, いつの間にか凶悪なステータスに なっている気が。 ゾーンは「カディエSR」でアレですし (シラタマが発動したりもする。), コントが「ケンR + フィジカルイヤープラグ (PEP。 アリン以外全員。) + アルティメットリング (UR) + ウィンクルピピン」でブースト +5, パワー (飛距離) が「ロロSR + コント分」で +8 相当, スピカブ (スピン及びカーブ。) が「PEP + UR」で それぞれ +2, といった感じですから。

羽持ちキャラに適用しようものなら, 「カディエSR」の代わりに「タンプーR」を使える (パンヤ率が 90% 超に上がってくると, カディエSR も羽も大同小異。) わけですから, さらに凶悪ですね。 66% が 90% (羽)~95% (カディエSR) に上がるわけですから, 羽系の威力は やはり絶大。 ブーストが利いていますから, -10 のペナルティーでもコントは 22 止まりですし。

 こうして見ると やっぱり清く正しい「課金ゲー」ですね。 比較的後発のユーザー (Oct.18, 2008 開始。) でも, CP さえ注ぎ込めば (これ重要。 ^^;) それなりの装備になると…。 一部アイテムは上に書いたとおりで, 羽は 9 キャラ中 4 キャラ (ルーシア, マックス, セシリア, クー。) が揃い, 女性軍はレア服で固めていますし (ポスターやナースは全員分揃っていたり。), 「イクシードボイス」「天然マグロ」「リリカルボイス」といったボイス系のクラブも持っていますから。

もっとも, それに腕が伴っていないのは痛いところですが。(笑)  それでも相当の ぬるま湯になるわけで…。 なので, 「PP オンリー」とか「素キャラ (キャディーも無し。)」とかの趣味ビルド用アカウントで遊んだりもするわけですが, 腕が無くとも素キャラは警戒されたりしますので, ステータス付加なしの PP 服を着せて偽装することもあります。

 ちなみに, これだけガチャを回したり鬱袋系を買ったりすれば, 当然ながらゴミも溜まりまくるわけで, ゴミカードは別としてパンマスが 7,000 H 分 (70 セット。) ほど残っていたり, 複合剤がトータルで 3,000 個ほど残っていたりと, 大変なことになっています。 リプテやセーフティーは 1 桁少ないので除外。(笑)

Jan.12,2011 追記

 カードでの SR や R の出現率ですが, (カードのみで) 10,000CP 注ぎ込むくらいになると, SR で 1/100 (3 枚セット 100 個で 1 枚), R で 1/10 (3 枚セット 10 個で 1 枚) くらいに収束してくるようです。 問題は「Special を含めて」という点ですね。 「SR がゴミ同然の Special カードばかり」…にでもなろうものなら, 泣くに泣けませんので。 (T_T)  あ, ちなみに, 私は まだ 7,500CP 程度です, 念のため。 え? 大差ない?  …それは言っちゃいけねぇ~ぜ!! (笑)

 そういえば「ニンフの羽」を登場時にコンプリートしたのですが…全く使っていません。 ネルだけは装備していますが, そのネル自体使うことが有りません。 マジシャンを着ているアリンには合いませんし, 男性軍には…生理的に受け入れられません。 装備するくらいなら (コントを 23 へ上げて) パンヤ率 80% 前後状態で我慢しますです。 さらにパンヤ率が必要ならリリカルボイスでコント 27 に上げますです…。 やっぱりデザインは重要ですね。 (^^;;

「カディエSR」を使っていると, 知らず知らず練習になっているようですね。 使い始めた頃は体感のパンヤ率が 66% 程度だったのですが, 10 ヶ月近く経った今では 75% くらいに上がっています。 コントを 22 から 23 へ上げると 80% 前後までもっていけますし…。

Apr.6,2011 追記

 昨日, 再び「カディエ SR」が出ました。 これで出現率が 1/400 から 1/267 程度へ上がりました。 巷の平均よりは上に位置しましたので, この辺りでカードホリックから卒業しておくのが得策なのかもしれません。 (^^;;

May.20,2011 追記

 上記の カディエSR に止まらず, 先月 8 日に第 2 サブのほうで ケンSR が, そしてメインでは今月の 12 日に タンプーSC が, さらに 18 日に再び カディエSR が出てしまいました。 さすがに「お腹いっぱい」といいますか, カードホリックは卒業で良さそうです。

ここまでの全アカウントでの結果を総合すると, 10000CP で SC が 1 枚, SR が 8 枚となりました。 SR 以上の出現率は 1/74 で SC なら 1/667 です。 カディエSR 一点狙いなら 1/222 となりますが, メインに限れば 1/200 です。 恐らく, さらに継続すれば上の 1 月の追記で書いた SC で 1/1000, SR で 1/100 に収束してくると思います。 かなり浮上した状況ですので, やっぱり ここで卒業が吉。 (^^;)

●Jul.22,2010

KNOPPIX 6.2 on VMware Workstation 7.1...

 先日の Turbolinux Client 2008 に引き続き, 昨日は KNOPPIX 6.2 を試してみました。 HDD へのインストールを行いたいところだったのですが, 前回は Live CD のみでしたので, それに合わせて とりあえずは Live CD のみとしておきました。 ゲスト環境は そのまま使い回しが利きます (Wine 用ドライブが存在するくらい。) ので, あとは Live CD の ISO イメージを使って立ち上げるだけです。

 というわけで, 立ち上げてみた感じなのですが, まず Wine は KNOPPIX 5.3.1 より退化しました。 いえ, Wine 自体の版は上がっているのですが, 正常に描画されなくなっています。 最初だけ描画されるものの, その後当該リージョンに対して再描画が必要になっても描画されない…といった感じですね。 html ファイルも追加でエンジン等をインストールしない限り表示されないようです。 Wine の版を考えると落ちないだけマシですけれど。

 まぁ, Wine 方面は今では Ubuntu ゲストに任せていますから とりあえず置いておいて, これまた興味の湧いたのが VirtualBox OSE です。 HDD インストールなら まだしも, Live CD (DVD イメージですけれど。) に最初から入っているというのが…。 版は 3.1.0 のようです。 となれば VirtualBox 3.2.6 用のゲストを実験台として使えそうです。

早速 Windows 2000 ゲストのイメージをコピーして立ち……上がりませんでした。(笑)  BIOS チェックや初期化までは進むのですが, Win2k のロゴが表示された辺りでデッドロックに陥ってしまいます。 むむむ, 残念。 とりあえずは敗北を甘受して, 後日色々やってみましょう。 その前に「子ガメ Linux + 孫ガメ Win2k」自体が可能なのか, Ubuntu ゲストで試してみないと。 (「子ガメ Win + 孫ガメ Win2k」が可能なのは確認済。)

 Wine にしろ VirtualBox にしろ, インストールされている版が微妙ですので, 一度 HDD インストールを行った最新の版で試してみる必要がありそうですね。 あ, 同梱されている OpenOffice を始めとした普通のソフトは普通に動作していますよ, 念のため。(^^;;

Jul.28,2010 追記

 Windows 2000 については, Ubuntu 親ゲスト状態でもダメでした。 それに対して Windows XP だと, 何の問題もなく使用が可能でした。 ただ, KNOPPIX には VMware Tools を適用してありませんので, DirectX 方面は使えないようです

●Jul.20,2010

Ubuntu 10.04 Desktop インストール on VirtualBox 3.2.6...

[Ubuntu 10.4 on VirtualBox 3.2.6]

 先月上旬に VMware Workstation 7.1 で Ubuntu 10.04 を試してみました (新規インストールではあるものの気分は 9.04 からのアップグレード。) が, VMware では Compiz が不可能なのは周知の事実です。 それに対して, VirtualBox 3.2.6 では可能という話ですから, 今回は その VirtualBox を試してみました。 新からのインストールである上に傾向と対策は VMware で確立されていますから, 何も考えずに あっさりと VirtualBox Guest Additions や Wine のインストールも終了しています。

 さて, 件の Compiz ですが, 右上画像のように ちゃんと機能しています。 試しに glxinfo の情報を参照してみたところ, 逆に「はら, たった これだけの Extension で機能するの?」といった印象を受けてしまいました。 Windows ゲストと大同小異で VMware 7.1 辺りと比べると遙かに対応数が少ないものとなっています。 なので, Wine 上では DirectDraw 対応ソフトしか動作しませんでした。 Direct3D 対応ソフトは軒並み落ちます。 (落ちたのをトラップして Wine がエラーを報告する。)

この数の Extension で動作するのであれば VMware 7.1 辺りでも大丈夫そうに思えるのですが, あちらは あっさりハードウェアアクセラレーションを放棄して Mesa 3D の軍門に下っています。 …と, VirtualBox 上で色々やっていたら, ホストの描画が乱れ始めました。 ちょうど VMware Workstation 7β2 の頃に発生していた Aero (WDDM 版ドライバー。) と Direct3D 対応ソフトの混在不可の不具合と似たような感じです。 これが発生するとホストの再起動しかありません。

 ふむ。 Linux 方面での 3D については調整が済んでいないのかしら?  その辺りもあって VMware では 3D 方面をバッサリ切っているのかもしれませんね。 それはともかく, Ubuntu 10.04 自体の使い心地は VMware とあまり変わりませんでした。 のであれば, リバートのしやすい VMware のほうが個人的には都合は良さそうです。 (VMware では動作中だろうが何だろうが いつでもどこでもリバート可能なのに対して, VirtualBox では動作中に行うと転けることが多く, その場合, 仮想ディスクの掃除・整理の必要となることが多々。)

Jul.21,2010 追記

 ちなみに, お手軽モードの glxgears 辺りで計測すると, VMware 7.1 が 500 程度なのに対して VirtualBox 3.2.6 は 3950 前後となり, アクセラレーションの有無が如実に表れます。

Turbolinux Client 2008 on VMware Workstation 7.1...

[Turbolinux Client 2008 on VMware 7.1]

 turbolinux 10 desktop 辺りまでは Turbolinux 使いだった私ですが, FUJI の段階で変な方向へ進んでしまったことから, 今では Ubuntu へ乗り換えてしまい, 実機はおろか VMware Workstation のゲスト上ですら Turbolinux を使っていない状況となってしまっています。 とはいうものの, 好きなディストリビューションですから何かの機会に使ってみたいとは思っていました。 というわけで, 今更ながら この週末に Turbolinux Client 2008 を VMware Workstation 7.1 上で試してみました。

 とりあえずは Live CD で感じを掴んでおいて早速 (仮想) HDD へインストールします。 新のインストールですから突き進むだけです。 昔と違ってゲスト環境も素直なものですから, 何の問題もなく終了。 何もなさ過ぎて少々物足りない気がしないでも…と, ここまでは良かったのですが…。

「さて, VMware Tools のインストールをば…」と思ったところでエラーが。 あら, gcc が存在しないのね。 いや, いくらコンシューマー (さらに初心者) 向けの事務用ディストリビューションだからと言って, HDD インストールでは gcc くらい入れましょうよ。 何かとコンパイルの機会は発生するのですから。 それはともかく, gcc その他諸々を追加した上で VMware Tools のインストールが無事終了。 ようやくスタートラインに立ちました。

 ここまでで困ったのはただ 1 つ。 「ゲスト側ディスプレーの最大解像度を指定しておいても, ログオン画面でホストの解像度が そのまま採用される (当然ながら全画面表示ではない。) のは如何なものか」という点です。 VMware Tools を適用した後くらいは ちゃんと表示してほしいところです。

 「んでは, 次は Wine をば…」と思ったのですが, はら…。 どうやら GUI 経由の YUM ではリポジトリーを追加指定できない模様。 コマンドラインでは指定可能なのかもしれませんし, 直接コンパイルする手もありますが, ほかに試すこともありますし, 今日のところは ここで終了にしておきましょう。 ……何気に不便な製品仕様ですねぇ~。

 結果, 右上画像のような感じとなっています。 遊ぶには物足りないですが, 普通に使う分には十分かしら?  でも, それくらいで済むのであれば, わざわざ HDD へインストールする必要は無さそうですね。 反対に製品版を含めて HDD に入れて あれこれやりたいとなると, 少々自由度の低すぎる気がします。 初心者向けディストリビューションだけに, ユーザーのスキルを期待するのは無理があるでしょうし。

むぅ~。 昔の Turbolinux を想像しているとハマりそうですね, これは…。 もちろん, 上でも書いたように, コマンドラインを使って…だとか, 直接コンパイルして…とかすれば可能なのでしょうけれど, それが可能なレベルのユーザーとなると, 最初から他のディストリビューションに走っていそうです。

 昔は,初心者向けながら少々濃いユーザーも配慮した作りになっていたのですが, どうやら完全に初心者・お手軽ユーザー向けディストリビューションになってしまったみたいですね。 何か寂しいものがあります。(笑)

 余談ですが, 上で書いた「ほかに試すこと」というのは, KNOPPIX 6.2Parallels Desktop 4 for Win だったりするのですが, そちらについては また後日にでも。

●Jul.15,2010

VMware Workstation 2.0.4 復活...

[『WHITE ALBUM』on VMware 2.0]

 CD-ROM の発掘失敗により敗北した VMware Workstation 2.0.4 の動作確認ですが, その頃使っていた HDD を探しまくることでライセンス情報をサルベージすることが出来ました。 環境自体は VMware Workstation 3.1 以降に切り替わっていますので, レジストリー情報としてですけれど。 今度こそは困らないように しっかり保存しておきました。(笑)

 それではと, 再び 11 日に使用していた環境に VMware 2.0.4 をインストールします。 ちなみに, VMware 2.x は Windows XP 登場以前の製品なので, 親ゲストは Windows 2000 Professional SP4 を選択しています。 (SP4 くらいは大丈夫でしょう…ということで。)  5MB 程度 (今の 1/100 以下。 ^^;) ですから, インストールは速攻で終了です。 再起動後に忘れずライセンス情報も適用しておきます。

インストールも終了しましたので, 11 日と同じように適当に仮想マシンの設定だけ行ってゲストマシンを起動してみたところ…, VMware 2.0 がハングしてしまいます。 何度やってもハング。 試しに VirtualBox の VT 使用を無効にしてみると, 今度は (Win2k が) エラーダンプを吐き出して終了します。 どうやら VMware Workstation 3 同様, 現行マシンでの実行は出来ないようですね。 ただ, ゲストの起動時に「そんな CPU は知らない」と言ってきますから, 3.0 とは異なる理由によるものかもしれません。

「OS を変えたら?」と, 試しに VMware 3.0 確認用の Windows XP MCE 2005 ゲストへインストールしてみましたが, そちらでも同じでした。 ふむ。 Windows XP ホスト自体は大丈夫のようですね。

 仕方がないので, 今度は DynaBook G7/X19PDEW 上にインストールします。 同じようにゲストマシン (だけを) 作成して起動してみたところ…, こちらは ちゃんと BIOS によるテストまで進んで「FD がない」と申告した上で止まります。 どうやら Pen4M マシンは大丈夫のようです。 それでも, VMware 2.0.4 で初期の Pen4 に ようやく対応したくらいですから, Pen4「M」 については「知らない」と言ってきますけれど。

 正常に動作することが解りましたので, MO から VMware 2.0 で使っていたゲスト環境をコピーして実行してみたのが右上の画像です。 発売時期に合わせて お遊びで「WHITE ALBUM」を実行してみました。 もちろん, オリジナルのほうです。 DirectX に対応していませんから, せいぜい この辺りのソフトが動く程度です。 が, 動くのであれば当時の実機よりも体感速度は上になります。 (^^;;

 VMware や VirtualBox 辺りでは無理ですが, 「Pen4 相当」とか「1.4GHz 相当」とか指定できる PC エミュレーターが存在すれば, ゲスト上で VMware 2.0 や 3.0 を動作させることが可能かもしれませんね。 実機での場合を含めて, それに意味があるとは思えませんけれど…。 VMware が公式サイトで公開している VMware Workstation 4 以上を使えば何の問題もないわけですし。

●Jul.12,2010

VMware Workstation 2.0.4...

 先日, VMware Workstation 4.55.06.0 といった面々について VirtualBox 3.2.6Windows XP MCE 2005 ゲスト上へインストールする…といったテストを行いましたが, その延長で この週末には VMware Workstation 3~3.2 のテストを行いました。

VMware 3.1.1 と VMware 3.2.1 については特に問題なく動作したのですが, VMware 3.0 だけはゲストが立ち上がりません。 そういえば 3.0 には「2.2GHz 以上の CPU を使用した場合にゲストが起動できなくなる」という大バグがあったのでした。 そのために 3.1 がリリースされたわけですから。

ホストの CPU 速度を下げる…くらいで騙せた覚えはありませんし, 併せてシステムの返却値 (登録値) を変更してもダメだったはずですし, 別段苦労してまで VMware 3.0 の確認を行う必要は無さそうです。 3.1 との差は小さかったはずですので。 というわけで, とりあえず VMware Workstation 2 を先に試すことにしました。 ……ここまでは良かったのです。

 VMware 2.x の最新版は 2.0.4 ですので, それを保存用 MO から引っ張ってきます。 3.x 辺りも そうですが, この頃の VMware は配付用ファイルが恐ろしく小さいです。 2.x なんて 20MB6MB ありません。 (笑)  それはともかく, インストールは さくっと終了。 早速再起動してゲストマシンの作成を行おうとしたところ…「ライセンスを取得しなきゃダメ」と VMware が おっしゃる…。

ここへ至って思い出しました。 VMware 3.x 以降と異なり, VMware 2.x まではライセンスファイルが必要だったことに。 パッケージ版の場合は CD-ROM にファイルが入っているのですが, CD-ROM なんて今では行方不明です。 10 年も経って使うなど考えてもいませんから, MO にも保存していません。 当時使っていたホスト (DynaBook A1/570PMC。) の HDD は残っていますが, 中身は別物になってしまっています。 VMware Workstation 4 以降のライセンスであれば VMware のサイトで確認可能ですが, 向こうの体制変更に伴ってアカウント周りの情報がリセットされていますから, それより前の記録が残っていません。

 結果, VMware 2.x については玉砕したのでした。 しくしくしく…。 CD-ROM が出てこないかしら?  どうやら VMware 3.1 とセットで行方不明になっている模様です。 4.0 / 5.0 / 6.0 / 7.0 は手元に ちゃんとありますから。

Jul.28,2010 追記

 当時使っていた HDD を探しまくることで, レジストリーではありますがライセンス情報のサルベージを行えました。 今度は ちゃんと保存しておきました。(笑)

●Jul.07,2010

サイト引っ越し (@nsk → @nifty)...

 3 日の記事を公開しようとした際のことですが, とあるフルサイズ画像 (jpg なので 450KB400KB 程度。) のアップロード途中で固まるようになってしまいました。 いえ, 「しばらく黙りを決め込んだ後でエラーになる」というのが正解ですね。 「おろ?」と思いつつ もう一度やり直しても状況は変わらず。 と, 2 度も続けば心当たりは有りますから全体のサイズを確認してみたところ…, しっかり制限容量をオーバーしていました。 まぁ, 初期設定では たった 30MB でしかありません (10 年以上前から仕様が変わっていない。) から, むしろ「よく保った」と言えそうです。

さて, 一番簡単なのは容量追加ですが, これが意外と単価は高かったりします。 私は @nifty の一般接続会員でもありますので, はっきり言って @nsk で 20MB 容量を追加するよりも, @nifty の LaCoocan スタンダード (4GB) 辺りを契約するほうが安く付きます。 さらにライトなら @nsk の +10MB の 1/4 で済むのですが, まぁ, 現状使っていないとは言え CGI 等が無効なのは後で引っかかりそうですので。

んではと, さくっと契約しても良かったのですが, その前に旧版専用サイトとして使っている @nifty 側既存サービスの容量には少々余裕があったりします。 こちらも 100MB と少なめではありますが, 現状半分も使っていないことですし。 結果, @nifty サイトへの引っ越しで お茶を濁すことにしました。 2 年くらい保ってくれれば十分でしょう。

 というわけで, 旧サイト側となる html ファイルの修正等を行った上で, 昨日 @nifty への引っ越しを行いました。 いきなりリンク切れが発生すると何かと問題ですので, @nsk 側のファイルも年内は保持されますが, 更新はトップページを除いて行われません。 そのトップを含めて, (本来の) サイト内リンクは全て @nifty 側へ飛ぶようになっています。 多くの画像等も同じです。

 う~む。 上では 2 年と書きましたけれど, 実際には 1 年保つかしら?  調子に乗ってフルサイズ (1680x1050x32。) クラスの画像を連発すると速攻で 100MB (実質残り 30MB。) を超えそうです。 いや, 連発しなければ良いわけですけれど。 (笑)

WILLCOM 回線契約打ち切り (D4 編)...

 「WILLCOM D4 を買ったのは いつだったか…。」 いえ, 2 年前の 7 月 11 日なのですが, そう言いたくなるほど使っていません。 件の D4 は この 1 年で 5 回ほど起動されただけですし, その補助 (代わり?) として直後に買った WILLCOM 03 も, 「電源が入っているだけ」状態が続き ここ 2 ヶ月は電源すら入っていません。 いえ, そうなることが判っていて VAIO type P を買ったPocket WiFi を手に入れたりしたわけですけれど。

 そうなるに至った理由は はっきりしています。 まず諸悪の根源なのが WILLCOM D4 の有名な「電力漏れ」欠陥。 モバイル用途を謳っているにもかかわらず恐ろしく短い稼働時間。 「PC」ですから ある程度短いのは しようがないのですが, 「ポケコン・電子手帳の SHARP」だけに悲しいものが。 いえ, 過去の栄光であることは解っていますよ, もちろん。 でもね…。(^^;;

で, その辺りを補うためにも電源オフ時の電力漏れは防がないといけないわけですが, そちらのほうが酷いという体たらく。 我慢にも限度があるということで 1 年程度で SONY VAIO type P VGN-P91S を買うに至ってしまいました。 「代わり」として買っているわけですから, 当然ながら D4 の出番は なくなるわけで…。

その VAIO も本来は買うまでに至らなかったはずなのです。 D4 を補うために D4 購入直後に WILLCOM 03 を買っているのですから。 が, こちらは こちらで回線の遅さを助長する, 2x PC カードにも劣る 4x W-SIM のダメさ加減が命取りに。 ちょっと大きいサイトになると まともに表示されない (ブラウザーが表示を諦めたり回線が切れたりする。) ようでは, スマートフォンの意味がありません。 ああ, 4x PC カード (8x 含む。) の頃は良かった。(笑)

 というわけで, 昨日, D4 購入と同時に契約した AIR-EDGE 回線を, そのまま更新せずに解約しました。 これで AIR-EDGE 回線は全て解約, 残るは名実ともに「AIR-EDGE 回線よりも酷い」 WILLCOM CORE 3G 回線だけです。 こちらは VAIO type P 内蔵状態で あと 1 年余生を過ごす予定です。 …と言いつつ年内に解約するかもしれません。 違約金を取られたところで年貢 (解約までの合計。) よりも安いですから。

 ちなみに WILLCOM D4 と 03 ですが, 幸い双方とも無線 LAN が可能ですから, Pocket WiFi (D25HW) とセットで今後も使おうと思えば使えます。 ふむ。 D4 辺りは大容量バッテリーを常用すれば それなりに使えるかもしれませんね。 「モバイル」の立場は VAIO に譲っているわけですし。

●Jul.03,2010

VirtualBox 3.2.6 (on ゲスト) の OpenGL と Direct3D...

 先日, VMware Workstation 7.1Windows 7 ゲスト上に VirtualBox 3.2.6 をインストールして, そのゲスト上で Direct3D 対応ソフトを動作させてみましたが, その際は全ての描画が白抜きとなってしまっていました。 「BitBlt API 辺りで使用するビットマップの作成に失敗してしまい, その後の描画全てが白抜きか黒抜きとなってしまう」といったケースと似たような感じですね。 恐らくテクスチャーの作成で転けているのでしょう。

ただ, Satellite WXW/78DW (要は NVIDIA GeForce 8700M GT。) 上での VMware 7.1 の Windows 7 ゲスト…といいますか, WDDM 版ドライバーの使用には「推奨スペック (という名の要求スペック) を満たしていない」というハンデがありますので, それが影響して正常に描画されていない可能性があります。 というわけで, 今度は XPDM 版ドライバーで試してみました。

 使用する親ゲストですが, 本来なら Windows XP MCE 2005 ゲストを使用したいところですが, 開発用ゲストを弄るのはスナップショットが使えるとは言え避けたいところですので, 今回は Windows XP Mode ゲストを使用することにしました。 何かと小さめの仮想ディスク設定としている他のゲストに対して, こちらは (元々 Windows XP Mode が) 127GB 設定となっていますし。

子ゲストのほうは, VirtualBox 3.2.6 用に使用している Windows XP MCE 2005 ゲストを そのまま (親ゲストにコピーして) 使います。 一応ゲストマシン (設定ファイル。) 自体は作成し直しますが, 当該ゲスト上で動作している OS にとっては, 親がホストだろうが親ゲストだろうが全く同じ環境なのがミソとなっています。

 環境構築を必要としませんので, 早速実行してみた結果は以下のとおり。 左側画像が DxDiag のテスト画面, 右側が OpenGL Extensions Viewer 3.1.6 のテスト画面です:

まず左側, DxDiag の Direct3D テストですが, 前回と同様描画が全て白抜きとなってしまっています。 が, 前回でもそうだったのですがαチャンネル方面は正常に機能していて, ちゃんと透過・明度は変化しています。 元々 VirtualBox ではテクスチャーの作成が不安定ですから, その辺りが影響しているのでしょう。 以前から書いているように, 3DMark03 や『メギドベンチ』では失敗を通り越して一般保護エラーとなってしまいます。

次に右側, OpenGL Extensions Viewer のテストですが, こちらは対応を謳っている OpenGL 2.1 まで全て正常に描画されます。 もっと本格的なベンチやソフトを使えば不具合は出てくるわけですが, 少なくとも Direct3D に比べて対応度は段違いに高いものとなっています。

 この辺りは実は簡単な理屈で, 要は VirtualBox 3.0 以降, 現状では まず OpenGL 方面について実装が行われているからです。 Direct3D については ちょうど VMware Workstation 5 と同じような感じで, 余り精査や調整を行うことなく そのまま OpenGL に翻訳して処理しています。 そのため, 親が どれだけの Extension に対応しているかで大きく結果が異なってしまうのです。

比較的 OpenGL への対応も進んでいる VMware 7.1 とは言え, ホストに比べれば対応している Extension の数が段違いに少ないわけですから, その辺りの違いが大きく影響してしまうのでしょう。 まぁ, 実際には対応していない 2・3 の Extension が影響しているだけ…といった気がしますけれど。 今後, VMware 7.1 でも大丈夫な程度にまで Direct3D 方面の調整が進んでくれるのか興味のあるところです。

Sep.4,2012 追記

 2 年以上経った VMware Workstaion 9 + VirtualBox 4.2.0 RC3 の環境でも, 全く同じ結果でした。 もはや期待できそうにありません。 (^^;)