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今日の出来事 (May, 2009)

●May.31,2009

dynabook NXW/76HPW 購入...

[Windows Vista Business on dynabook NXW/76HPW]

 2 年半ほど使っている dynabook SS 1610 90C/2 ですが, 今となっては非力なのは良いとして, 光学ドライブが未搭載だと何かと不便…, いえ, その対策として USB パワーの外付けスーパーマルチドライブを入手してあったりもするのですが, やはり内蔵したものを…ということで, 21 日に表題の dynabook NXW/76HPW を衝動的にポチッとなしてしまい, それが 23 日に到着しました。(笑)

 Office 2007 付きとは言え意外とお安くならない NXW なので, 実売で ¥170k でした。 RX2 に走りたい気もしましたが, ¥300k 超えとなると さすがに費用対効果が…。 そんなに使用頻度が高いわけではありませんし。

 非常に大きく感じる (実際 A4 用紙サイズ。) のですが, その感覚とは裏腹に SS 1610 と あまり変わらない大きさだったりします。 1.5kg と 1.1kg の差が影響しているのでしょうね。 このサイズで dynabook SS LX/290DK と同じということもあって, 非常に重く感じますから。

 さて, 初期設定ですが…。 初期設定自体は大して時間も掛からず問題も発生しませんでした。 …が, その後の Windows Update が…死ぬほど時間が掛かりました。 Core 2 Duo の名を冠していても 1.2GHz ごときでは無意味なようです。 出荷状態での 3GB メモリーも役立たず…。 8 時間ほど掛かったような気がします, 朝から晩まででしたから。 いえ, 確かに体感速度自体は SS 1610 とは比べものにならないほど速いのですが…。 正直ここまで遅いとは思いませんでした。(笑)

 1 週間ほど使ってみての感想ですが…。 上で書いた遅さは良いとして, 最凶最悪なのが指紋認識です。 これ, 指紋認識ソフトが Windows XP 専用で Windows Vista に対応していません。 ご丁寧に「パスワード入力ではなく指紋認識を強制」させる設定が存在するにもかかわらず, UAC によるアカウント指定の際には指紋認識の手段が無くパスワード入力するしかありません。 ゲーマー御用達 PC と言われる Satellite WXW/78DW のほうが はるかにまともで, 笑うに笑えない状況です。

 リカバリー用 CD-ROM が同じということで内容的に同じと思われる RX2 では, この辺りは どうなっているのかしら? RX2 が まともなら, 年末くらいでの購入も選択肢となってくるのですけれど…。 (笑)

 それはともかく, 上で書いた遅さの参考までにスコアを上げておきます:

dynabook NXW/76HPW Satellite WXW/78DW dynabook SS LX/290DK
CPU Core 2 Duo SU9300 1.2GHz Core 2 Duo T7500 2.2GHz Pentium M740 1.73GHz
RAM PC2-5300 3.0GB PC2-5300 2.0GB PC2-4200 1.5GB
GPU Intel GMA 4500MHD NVIDIA GeForce 8700M GT NVIDIA Geforce Go 6200TE
V-RAM 256MB 256MB 64MB
基本スコア 3.2 4.8 2.8
プロセッサー 4.4 5.1 3.6
メモリー 4.5 4.8 4.4
グラフィックス 3.2 5.9 2.8
ゲーム用グラフィックス 3.3 5.5 3.2
ハードディスク 5.3 4.9 4.2

 スコアでもそうなっているとおり, Satellite に比べると非力なのですが, それでも LX/290DK よりは上のスコアを収めていて, 実際の体感速度も上となっています。 非力さの具合としては…Satellite の VMware Workstation ゲストと同じくらい…というのが近い感じかしら? (^^;;

Jun.22,2009 追記

 すっかり書き忘れていましたが, RX2 も指紋認識については NXW と同様でした…といいますか, 現行製品は全て同類でした。 「UAC に対応できない指紋認識を搭載して「Windows Vista 対応」を謳っていいのですか?」と言いたくなってしまいます。 (T_T)  >某社指紋認識モジュール搭載 Vista モデルノートを出している全メーカー

●May.24,2009

ForceWare 185.85...

 連休明けに NVIDIA GeForce 8700M GT にも対応したリファレンス版 ForceWare が登場しましたので, 3DMark Vantage での計測を行ってみました。 計測結果は以下のとおりです。 比較用として前回 (176.26) 及び出荷時 (156.16) での結果も載せてあります:

基本情報
計測日付 Apr 28, 2008 21:21 CDT ~ May.23, 2009 22:32 CDT
システム dynabook Satellite WXW/78DW
OS Microsoft Windows Vista SP1
タイプ 32-bit
マザーボード TOSHIBA ISRAA
HDD WDC WD3200BEVT-00ZCT0
メモリー 3,072 MB

CPU 情報
CPU Intel Core 2 Duo T7500
クロック 2,195 MHz
物理/論理 CPU 1/2
マルチコア 2 コア
FSB 不明

画面情報
GPU NVIDIA GeForce 8700M GT
ベンダー Nvidia Corp
VRAM 256 MB
コアクロック 625.0 MHz
メモリークロック 700.0 MHz

プログラム情報
バージョン 3DMark Vantage Revision 0 Hotfix 1
プリセット Entry

計測結果
ドライバー 7.15.11.8585 7.15.11.7626 7.15.11.5616
ステータス WHQL - WHQL Certified WHQL - Not FM Approved
総合スコア
3DMark Score E8680 E6117 E4544
CPU Score 10,002 3,881 3,841
Graphics Score 8,313 7,571 4,840
Graphics Tests
Jane Nash 22.97 FPS 19.82 FPS 7.62 FPS
New Calico 25.79 FPS 24.62 FPS 20.97 FPS
CPU Tests
AI Test 519.77 Operations/s 526.96 Operations/s 522.8 Operations/s
Physics Test 34.96 Operations/s 5.40 Operations/s 5.31 Operations/s
Feature Tests
Texture Fill Test 139.06 G Texels/s 137.44 G Texels/s 139.3 G Texels/s
Color Fill Test 1.10 G Pixels/s 1.10 G Pixels/s 1.07 G Pixels/s
Pixel Shader 4.82 FPS 3.57 FPS 1.47 FPS
Stream Out 6.92 FPS 5.67 FPS 4.71 FPS
GPU Particles 9.10 FPS 8.88 FPS 8.7 FPS
Perlin Noise 6.96 FPS 6.04 FPS 1.82 FPS

 比較的最新となるドライバーでの目玉は PhysX への対応ですので, それ専用のテストである Phisics Test が当然ながら桁違いの値となっています。 が, それだけではなく, 地味にチューンナップが施されているようで, 誤差の激しいテストでは数値の低下しているものもありますが, 全般的に描画は速くなっています。

 ただ, 今回の 185.xx 系ドライバーでは, 時々画面がちらつく (ノイズが走っているようにも見える。) 現象が発生します。 全画面表示だと大丈夫ですので, ウインドウ表示を司っている GDI 方面との相性が悪くなっているのかもしれません。

Jun.21,2010 追記

 ちらつき現象ですが, ForceWare 185.xx 系以降の版, つまり GPU を利用した PhysX に対応した Windows 7 世代のドライバーで発生します。 GeForce 8M や 9M が載っているノートパソコンの少なからぬ機種で発生していて, 特定のモデルに限られているわけではありません。 反対に同じ機種であっても発生しないケースも存在するようです。

実際の現象は「わりと頻繁に, ノイズが走っているような感じで画面が ちらつく」というものです。 ちょうど, 画面の解像度を変更した際に, 瞬間ノイズが乗ったように画面が乱れるのと同じ感じですね。 で, それだけなら良かったのですが, それが描画速度やシステムの動作等にも影響を与えてしまっています。 (動作の遅延が起こる。)

上では「全画面だと大丈夫」と書いていますが, 全画面でも発生します。 ただ, Aero がオフだと頻度が下がるようです。

●May.03,2009

Windows 7 RC Build 7100 公開...

[Windows 7 RC on Satellite TXW/69AW]

 1 日に Windows 7 の RC が公開されましたので, 早速落としてインストールしてみました。 よもや 2 日も掛ける結果になろうとは思いもよりませんでしたが。(笑)

 まずはダウンロード。 1 日の 22 時頃に落とし始めたのですが, 速度が 2.5 KB / s といった数値だったのは予定どおりでしたので, そのまま放置で さっさと就寝しました。 明け方頃には 250 KB / s くらいに改善していて, 結局 7 時頃に終了。 今回は少々遅めだったようです。

 さて, β版の時と同様何も考えずにインストール…し始めたところまでは良かったのですが, 門前払いを食らいました。 なんと, 「βだから」という点を抜きにして, Windows 7 からのアップグレードは選択できない模様。 そういえば, そのような文言をβの頃に見かけたような気もしますが, Home → Ultimate といったケースも存在するのですから, 選択可能にしておいてほしいものです。 反対に, Ultimate 等へのアップグレード時って大丈夫なのかしら? 私は最初から Ultimate 選択なので, 問題ありませんけれど。(^^;;

 チェックを無視させるなどの方法も存在しますが, どのみち製品版でも同じ目に遭うはずですので, ここは出荷状態の Windows Vista へ戻して, そこからアップグレードすることにしました。 そう。 この選択が全ての始まりだったのです。(笑)  それはともかく, Windows XP からのアップグレードが実質存在しないというのは大問題のような気が…。 Windows Vista をスキップしたユーザーが全滅ではないですか。 レジストリーと極一部のデーターだけの継承で移行できるユーザーなんて, ほんの一握りなのに…。

 というわけで, 0 キー押し電源オンでリカバリーを実行します。 相変わらず意外と時間を要して 20 分程度で終了しました。 余計なソフトを削除して Norton Internet Security 2009 と Office 2007 をインストール, さらに 70 個以上のパッチを Windows Update で適用…と, これだけで 5 時間ほど掛かりました。(笑)

 気を取り直して, Windows 7 のインストール…と思ったのですが, まだ門前払いです。 あららぁ。 正常動作しないという理由で, NIS 2009 が存在するとインストールできないようになっているようです。 さらに, SP1 が必要…って, SP1 当たっていないの?  どうやら, 自動配布されない状況に陥っている模様です。 仕方がないので, KB936330 をダウンロードしてインストール…に失敗しました。 KB947821 もダウンロードして, 無事解決。 さらに 80 分がロスとなりました。 ここまででロスに貢献したのは, SP1 と Framework 3.5 ですね。 この 2 つだけで 2 時間ほど掛かっていそうです。 (笑)

 ようやくスタートラインに立ちましたので, 今度こそ Windows 7 のインストールです。 30 分以上掛かりましたが普通に終了しました。 続けて, 個人的に今回の目玉である Windows XP Mode β と Windows Virtual PC β をインストールし, 最後に NIS 2009 もインストールして, ようやく全作業が終了しました。

 さて, XP Mode 等は別に項を設けるとして, 今回一番問題となっているのは NIS 2009 です。 βではガジェット方面で問題が出たものの普通に使えていたのですが, 今回は全く動作しません。 ヒューリスティック方面のドライバーが Windows 7 に対応していないため OS から弾かれてしまいます。 チェック・検疫・削除がまともに行われないだけに留まらず, LiveUpdate を介して最新になればなるほど動作しなくなるという結果に…。 多分, NIS 2010 で対応でしょうね。 RC 先行組の少なからぬユーザーが NIS 以外へ流れていくことでしょう。

Windows XP Mode β 動作確認...

[Windows XP Mode β]

 登場タイミングを合わせたということで, Windows 7 RC での目玉の一つ…と言えそうな Windows XP Mode ですが, β版という点を除いても, 良くも悪くも…いえ, 悪くも悪くも 昔と同じ Virtual PC といった感想でした。 USB とシームレス表示に対応した点のみかしら, メリットは。 それに対してデメリットが多すぎます。

 まず, 裏側で Windows Virtual PC のゲスト PC が起動しているのは周知の事実です。 そして その存在が見えるのも良いでしょう。 VMware Workstation 等でも同じですから。 が, 「ほかのゲスト PC が実行中は実質 XP Mode が使えない」というのでは使い物になりません。 さらに, シームレスで実行していたソフトを終了させてもゲスト PC が起動したまま…というのも巷のコンシューマーユーザーには誤解を与えそうですが, ある意味別ソフトと言える Windows Virtual PC を使わないと, そのゲスト PC を終了させられないというのではダメダメでしょう。 まぁ, Windows XP Mode だけを使うユーザーなら問題とはならないのかもしれませんけれど。

 Windows XP Mode という名前ではありますが, その実体は Virtual PC ですから, 相も変わらず Trio64 状態です。 しかも解像度と色数が固定です。 Direct3D どころか Direct Draw も使えず, SVGA モドキのハイカラー表示しかできません。 これでは, コンシューマーどころか, 企業ユーザーであっても使えないでしょうね。 このご時世, ハイカラーでは画像の一つも扱えません。 いったい, Microsoft は, どのようなソフトを想定して「最後の切り札」的な宣伝文句を謳っているのでしょう?

 そして, 今回の Windows Virtual PC は VT 必須の強制オンで, しかも, そちら周りの処理ルーチンが CPU 周りのリソースを Windows 7 以外の全てから奪います。 結果, その手のソフトとは 500% 並行動作不可に…。 Windows XP や Vista のライセンスは別途必要な上, XP Mode 用に NIS 等を用意しないと, XP Mode 側の対策は行われない点も Virtual PC ということで当然ですし, しかも Windows XP と Vista しか使えないとなると, 個人的には Windows Virtual PC 共々 Windows XP Mode を選択する必要性が全くない…どころか, -100% といった感覚です。 こんなの, 使う人がいるのかしら? (笑)

VMware Workstation 6.5.2 Build 156735 on Windows 7 RC...

[VMware 6.5.2 on Windows 7 RC]

 Windows XP Mode 及び Windows Virtual PC が使い物にならない…ということで, 個人的に唯一の選択肢となる VMware Workstation ですが, VPC 方面さえ起動していなければ普通に使えます。 反対に, 普通すぎて Windows Vista ホストとの差異がありませんので, 寂しいくらいです。 せめて, Windows 7 が軽い分, その軽さを実感できる程度の体感差くらい出てほしかったです。(笑)

 「普通すぎる」と書いてはいますが, 全く事情が同じ訳ではありません。 巷でもネタに上っていますが, Windows 7 ホストでは仮想 NIC である VMware NAT が正常動作しません。 どうやら, Web (外部) → NIC (ホスト) → VMware NAT という経路での, ホストから VMware NAT への変換が上手くいっていないようです。 Ping は返ってきますし, 名前解決等も正常ですから, 直ぐに修正されることでしょう。 気にするほどの問題では無さそうです。

 VMware が問題ないとなると, Windows Virtual PC が問題となるわけですが, 何かの間違いで Virtual PC 2007 が走ってくれないかしら? これが走れば, Windows 7 へ移行できるのですが…。 反対に, VMware が Aero に対応してくれれば, 年単位で Windows Vista のままとなるでしょうね。

Jun.17,2010 追記

 Windows 7 上での Virtual PC 2007 SP1 の実行が可能でしたので, ずっと それを使っていたのですが, 最終的には VPC 2007 環境を VMware Workstation 7.1 の Windows XP MCE 2005 ゲストへ移して, ホストには Windows Virtual PC を導入しています。 ちなみに, VMware Workstation 7 で Aero への対応化が行われました。